若者たち

ザボン

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第0章◆◆◆本郷物語

#5

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俺は家に帰る途中、公園から泣きながら大西先輩に電話をした。
「先輩、3年の木下から動画が送られてきたんです。昼間撮られた僕の恥ずかしい場面だけに編集して、学校中に配信するって」
俺は嗚咽するふりをして電話をした。
「あ、明日の放課後、旧視聴覚室へ来いと書いてあります。僕こんな動画が配信されたら生きていられない」
明日もまだ体育館が使えないので、部活がない。
すると大西先輩は「うん、うん」と聞いていて、「俺にもきた。同じ内容だ」と言った。大西先輩もどうして良いかわからないようだ。「うん、そうだな誰にも言えないよな、うん、うん」
大西先輩は自分に言い聞かせるように、繰り返した。

翌日の放課後、3年の3人と俺は綿密な打ち合わせの後、俺は放課後に大西先輩のクラスを訪ねた。一緒に旧視聴覚室へ行くためだ。
旧視聴覚室は、もう使われておらず、物置と化しているので、誰も来ない場所だ。
先輩が後輩を呼び出して、指導する場所として定着している。
「大西先輩」と呼んだ。
大西先輩は、重い表情で「あぁ、今行く」と言って教室から出てきた。
先輩は小柄なので俺の方が背は大きい。
しかし、先輩の後ろに隠れるように、旧視聴覚室に入って行った。
「おう、大西、待ってたぞ。お相手の1年もな」吉田先輩がニタニタしながら言った。
俺のスマホは、米山先輩に渡してある。
「二人とも動画を見たよな、よく撮れてんだろ?」俺は先輩の背中に隠れて泣き出した。
大西先輩は頭を撫でてくれた。幸せだ。
「もう止めてください。僕たちが先輩たちに何をしたと言うのですか?」大西先輩は必死に訴えた。
3人はニタニタしながら「大西、昨日お前はその1年に犯されたんだぞ、文句を言うのは俺たちではなく、その1年だろ」それを聞き俺はうろたえた。
泣きながら「だって、昨日は先輩たちが」と、そこまで言うと「お前は黙ってろ、俺らは大西と話してるんだ」と凄い剣幕で吉田さんに怒鳴られどつかれた。シュンとなった俺は、(吉田先輩が名演技だな、将来は俳優か?)と思った。
「なぁ大西、先輩として犯されっぱなしって訳にはいかないだろ、先輩としての威厳がなくなる、今日はお前がお返ししろ」
俺は頭の中が真っ白になった。大西先輩のペニスが俺に挿入される。俺が計画したことだが、考えただけで、もうそのまま死んでもいいと思った。
しかし、大西先輩は「許してください。土下座でもなんでもします。本郷はもう勘弁してやってください」と俺をかばってくれた。
俺は胸がいたくなったが、大西先輩のぺニスが挿入される妄想がそれを打ち消した。
「大西、お前が1年を犯さないと、お前だけではなく、その1年の恥ずかしい動画も公表されるんだぞ」木下先輩がそう言うと、「やだ、絶対にそれだけは嫌だ。大西先輩、あの動画が公表されるくらいなら、大西先輩に犯された方がよいです」俺は迫真の演技で号泣しながら大西先輩にすがった。さすがに大西先輩は腹を決めたようだった。俺は大西先輩に嫌われたくないので、おしりはきれいにしてきた。それに穴も自分でほぐしてきた。準備万端だ。大西先輩もボロボロ涙を流しながら「ゴメン」と言いながら、俺のズボンのベルトの留め金を外していった。
俺はもうひとつ発する言葉を吉田先輩に指示していた。
前回指示を忘れていたため少しモヤモヤしていた。
「おい大西、これから1年と愛し合うんだろ、キスぐらいしろ」
そう言われると、大西先輩は僕の唇に、先輩のそれを重ねてきた。「もっとほら、舌を絡めるとか、口のなかをなめ合うとか、やり方があるだろ」とイライラしながら吉田先輩が言った。大西先輩も僕も困った顔をしたが、これから犯し犯されることを考えると、大したことではないためか、大西先輩から舌を絡めてきた。
俺はすでに勃起していた。脱がされるまでにどう鎮めようか、悩んでいた。
大西先輩の爽やかな唾液をタップリ吸収し、改めてベルトの金具が外された。俺は慌てて、大西先輩のベルトを外し、ぺニスを刺激した。当然だが大西先輩のは萎えている。
「1年、昨日みたいに勃たせてやれ」と言われ(やっと言ってくれた)僕はパンツから大西先輩のぺニスを引っ張り出し、シャブリだした。
(昨日もこれで大西先輩のぺニスが勃起したのを見て、俺も勃起したという流れだったよな)そう思い、自分の股間を隠して必死に大西先輩にサービスした。
大西先輩は、勃起し「あ、あ、あー、あんっ」と喘ぎ声をあげてきた。ここで吉田先輩が、大西先輩の様子を見入ってしまい、次の台詞が出てこない。
このまま口と手でイかせる訳にはいかないので、俺は(やけになった)風に、自らズボンとパンツを下し「大西先輩が相手なら、俺も我慢でき、、いや、僕から望みます」と本心を叫び、横たわった。
木下先輩は、「はっ」として、僕のストーリーに合わせるように割り込んできた。
「なかなか潔いじゃないか。ほら大西、その体でお前の欲求を満たせ」と命じた。
それを聞いて吉田先輩も自分のミスを気づき、焦りだしていた。
大西先輩も俺がぺニスをシャブリあげたから、かなりムラムラきていて、俺のケツの穴に、いきなり挿入してきた。
(よかった、事前にほぐして、ジェル塗っておいて)俺は胸をなぜ下ろした。
大西先輩もなにかにとりつかれ、激しく腰を振っていた。俺は大西先輩のでかいぺニスをケツの穴で感じ、嬉しさで涙が出てきた。
その涙を見た大西先輩は「はっ」と我にかえった。俺の肛門の中で大西先輩のぺニスが萎んでいった。
(もう少しで大西先輩の分身を俺のなかに吸収できたのに)俺は今度は悔し涙をながした。
大西先輩は俺を抱き締め、「ゴメン、ゴメン」と何度も謝った。

吉田先輩は、俺のストーリー通りに大西先輩に射精させようと、「二人の動画、学校中にばらまくぞ」など凄んで見せたが、大西先輩は俺の胸に顔を埋め「ゴメン、ゴメン」と繰り返すばかりだった。さすがに吉田先輩も困ってしまい、僕の顔を見た。「じ、か、い、り、べ、ん、じ」と俺は口を動かし、なんとか指示を伝えた。
こういうところは木下先輩の凄いところだ。横から見ていて俺の口の動きを読み取り、「じゃあ大西、次回最後までイかなければ、その場で動画公表するからな」と言ってあとの二人を促し引き上げていった。
米山先輩は、いきなり引き上げると言われ、あたふたしてスマホを僕の鞄に入れるのを忘れ、引き返して来ていた。
俺は木下先輩を補佐役にして良かったと思った。米山先輩や吉田先輩だと、こういう機転が効かない。あの3人の中では一番頭がいいのだろう。身体のエロさでも木下先輩だが。
3人が完全に引き上げたことを確認し、まだ萎えたぺニスを俺の穴に挿したままの大西先輩に、「3年達はもう行ったので、服を着ましょう」と促した。
大西先輩は「はっ」として、また「ゴメン」と言って俺の穴からぺニスを抜いた。
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