若者たち

ザボン

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第0章◆◆◆本郷物語

#6

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俺は事務所に来ていた。
いまは、米山先輩がオナニーをしている。
オモチャを穴に入れる事を木下先輩が実践してから、この3人の中では流行だし、米山先輩もまさに今、オモチャを穴でくわえ込んでいる。
僕は吉田先輩に相談した。
「次回同じような展開に持っていき、大西先輩のぺニスを僕の穴に挿入させたとして、俺が涙を流さなければうまくいくと思う。だけど」俺は言うか言わないか迷ったあげく吉田先輩には相談することにした。
「だけど、脅されることなく、俺を受け入れてくれないか、一度試してみたいと思う」
大西先輩は、多分ノンケだ。しかし、俺に対する愛情が少しでもあるなら、そうなっても、おかしくないじゃん。俺の単なるエゴだ。俺と大西先輩は、最近ギクシャクしている。それは仕方がないと思う。
1度大西先輩を味わったら、もうそれでいい、と思っていた。
あとはあの3人に引かせて。
しか俺は、大西先輩の体だけではなく心まで欲しくなった俺を少しでも(後輩)だけでなく(大事な人)=(性的対象)と見てくれることを期待した。
吉田先輩は「承知いたしました」と言った。

俺は大西先輩の家を訪ねた。
お母さんが出てきて「あ、誠のお友だち?ちょっとコンビニにいってるので上がって待っててね」と言われ、リビングでジュースをごちそうになった。弟が返ってきた。リビングに入ってきたので挨拶をしつつ観察した。大西先輩とそっくりだ。そして、この地区で一番偏差値が高い高校の制服を着ていた。

しばらく待っているのと大西先輩が帰ってきた。多分、母親から連絡がいっていたようで、俺が来ていることを驚かなかった。
「部屋に行こう」と言われ、2階に上がった。部屋は兄弟一緒らしく、弟がいたので「チッ」と言って、「ちょっと下にいっててくれないか?」と弟に言った。
弟は「まぁ、別にいいよ」と言って部屋を出ていった。
大西先輩は、俺の方を振り返り、「大丈夫か?」と聞いた。
大西先輩だって、いっぱいいっぱいのはずだ。なのに最初の一言が僕の事を心配して「大丈夫か?」と聞いてくれた。俺が仕組んでるのに。。
俺は申し訳なさと、先輩の優しさに感動して
涙を溢れさせ、「先輩」と、抱きついた。
「お前も辛かったな、ゴメンな」と俺の涙を勘違いして、大西先輩は優しかった。

俺は準備してきた言葉を言った。「僕は脅されていたとはいえ、先輩を犯してしまった。後悔しています。3年達は、今度は大西先輩に僕を犯させようとして、次回持ち越しとなりました」そこまで言うと、大きく息を吸ってから吐き、続けた。「僕は、先輩に犯されても仕方がない。いや、先輩とこれからずっとよい関係でいたいから、犯してほしい。それでおあいこだと思える。ただ、あいつらに脅されてではなく、ちゃんと先輩を僕の身体に受け入れたい」俺なりに力説した。

大西先輩は俺の力説を無表情で聞いていた。
言い終わり、嫌な間があった。
(まあ、これでダメならもとの計画通り、あの三人に脅させて、俺の穴にもう一回ぶちこませるか)   と考えていると、「わかった。俺は本郷を愛してみるよ」と言って、大西先輩のカッコいい顔が近づいてきて、俺はキスをされた。「えっ」と言ったあと、今度は俺からキスをした。

大西先輩の部屋の二段ベッドの下の段で、俺らは裸で抱き合っていた。
今度は大西先輩の指が、優しく俺の穴をほぐしている。俺は大西先輩のぺニスをしゃぶった。唾液でベタベタにしておかないと、ジェルがないので穴に入らないと思った。
そして、自分の指で唾液を肛門に送り込み、受け入れ体制を整えていった。
できれば、誰かに大西先輩を指導してもらいたい。
大西先輩は、勃起した自分のぺニスを俺の穴に挿入した。ギリギリ受け入れられた。
腰を動かし、俺の穴を攻めてくる。
俺も負けじと、ケツの穴を締め付ける。
そんなことをしていたら「ガラッ」と扉が開き、「兄貴、国語辞典かし、、」そこで言葉を詰まらせた。

また、最後まで大西先輩にイってもらえなかった。「クソッ」俺は欲求不満で家には帰らず、事務所に行き、木下先輩を呼び出した。事務所には若いのが一人留守番でいて、すでに木下先輩が全裸で待っていた。「ちょっと奥の部屋借ります」と言って木下先輩を促して奥の部屋に行った。
木下先輩は、なぜ自分だけ呼び出されたのかわからず、戸惑っていた。
そんなことは気にせず、奥の部屋に入り、扉を閉めたとたんに、俺は木下先輩に、キスをしながらぺニスをシゴいた。
木下先輩は驚いていたが、俺を払いのけることはできるわけなく、されるがままだった。
俺は自分で服を脱ぎ捨てて、木下先輩の手を俺の勃起したぺニスに誘導した。しばらく舌を絡ませあいながら、お互いのぺニスをシゴきあった。
すると、木下先輩の舌が、首すじ、乳首、と下りてきて俺のぺニスをシャブリだした。
俺は気持ちがよくて「あぁ、んふ、あーいぃっ」と喘いだ。

僕のスマホに着信があった。呼び出し音は登録してある大西先輩からの音楽だ。俺はあわててぺニスにしゃぶりついている木下先輩を押し退け、「はい」と電話にでながら部屋を出た。若いやつが覗いていたらしく、ぶつかりそうになった。
「さっきは急に弟がすまなかった。今どこだ。会いたい」俺は海岸のトンネルを指定して、あわてて自分の服をかき集め、事務所を飛び出した。
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