若者たち

ザボン

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第0章◆◆◆本郷物語

#13

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3人の前には行列ができた。
3年の次に2年、そして1年も並んだ。
一番人気は紺野だった。
木下先輩は2年から「3人とも試してよいですか?」と聞かれ、「出来ないやつがいると可哀想だから、2回目は皆が一巡終わってからな」とその場でルールを作り伝えた。
水泳部男子が全員満足すると、3人の肛門はパックリと開いたままになった。

翌日、また5時間目が自習となった。
自習時間に入るとすぐに教室の後ろのロッカーの上にスマホの録画をセットして、俺はあえて抜け出し、廊下から覗いていた。
「今日は富永は休みかよ、つまんねー」「誰か代わりに脱げよ」など男子を中心に騒いでいる。
(ガラガラ)
後ろのドアが開き、米山先輩、吉田先輩、木下先輩が入ってくると、全員が注目した。
「よーし、男子は全員前に立て」と米山先輩が命令した。
「お前らが富永にさせたことを全員でやれ」
男子も女子もシーンとしている。
「おら、どーした。さっさと脱げ」
まず村上が脱ぎ出すと、周りもノソノソと脱ぎはじめた。
女子はヒソヒソと話し出した。
全員が全裸になった。男子はみんなうつむいている。涙を流しているやつもいた。
「おら、シゴけ」米山先輩が少し強めに言うと、村上がシゴきだした。
「射精するやつは、一歩前でて真ん中で、自分の名前を叫び“イきます”と申告してから飛ばせ。射精した奴から服着て席に戻っていーぞ」
前の真ん中だけ机と椅子がどかされ、射精場が作られ大射精大会が始まった。富永と俺を除く19人の射精が次々と繰り広げられる。
全員が勃起したところで、「全員ぺニスから手を離せ」と米山先輩が言った。「隣と長さを比べ長い方が窓側に移動しろ」
順番に比べて、移動していった。一番短い廊下側の奴は、顔を真っ赤にして涙をポロポロ流している。
結果を見て「背の高さとは比例しねーんだな」と呟き、「この順番をよく覚えておくように」と言ってオナニーを再開させた。
木下先輩と吉田先輩は全体をカメラで撮影していたが、一人目が射精場に向かうと、そこからは一台を射精場アングルに固定した。
半数くらいが射精した。「自習時間に間に合わないやつは、続きを3年の教室でやらせるからな」米山先輩が言うと、残りのやつらは全員手を動かすスピードをあげた。
女子たちは固唾をのんで見ている。
最後の二人になると、「負けた方には何してもらうかな」と米山先輩がボソッと言うと、隣を気にしつつ、すごいスピードで刺激しはじめた。
ようやく最後の一人が射精した。
「よし、お前はこの精液をかたずけておけ」とそいつに命じ、「女子も男子もスマホを出せ。今この場で富永の動画や写真を削除しろ。今後もしもそんな画像を見つけたら、1年3組の連帯責任で今日の動画を公開するからな」全員慌てて削除をはじめた。その様子も撮影して、富永に見せてやった。
富永は泣いて喜び俺への忠誠を誓った。
それ以来、富永は俺の忠実なシモベとなった。「あとは佐藤先生だな」俺は舌なめずりをした。
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