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第一章~雌に支配され
2 ~雄の選び方~
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晴美はそろそろ32才なので子供を作ろうと思い、街中をブラブラと歩きながらタイプの男を探している。
気になる男がいればその人にスマホをかざしIQを調べ、条件がクリアすればじっくりとマイナンバデータを確認する。
当然、女性省のホームページで写真や条件から検索もできるし、AIに選んでもらうこともできるが、出会いがあった方がドキドキするのでそうしている。
レジで対応してくれたコーヒーショップの店員がカッコいい。私は少し離れた席で眼鏡のスイッチを押した。この眼鏡は便利グッズだ。
スマホに連動できるので、かざす必要がない。
機能としては顔認証でその人物の候補が絞られ、埋め込まれたチップから発せられているBluetoothにより個人が確認されると簡単なプロフィールが眼鏡の内側に写し出される。ひと昔前だと顔認証だけだったので誤検索があったが、この方式だと例え双子であってもキチンと判別できるそうだ。
気になった店員の名前は村上信一という人物で21才だ。
IQはそれほどでもないが容姿が私の好みにピッタリだ。
データセンターからダウンロードされた詳細情報をスマホで確認した。
まずは証明写真を見てみた。
体も問題がない。
強いて言えば少し毛深いのと、勃起したペニスが中の小くらいだ。
次に掲示板でこれまでの女性履歴を覗いてみた。
けっこう記載がある。
この1年間だけでも
“顔がタイプだから種要求して私の前で射精させた。でもまだ子供ほしくないから種は捨てちゃった”
“リストから選んで会ってみたけど、イメージと違った”
“マイナセンターで、直種受けした。SEXは事務的でつまらなかった”
“これで三回目の提供してもらったが懐妊しない。種のせい?”
“外見はよいけど話すと面白味がない。全裸にさせて隅々まで観察してバイバイした”
いろんな女からの投稿が寄せられている。
(種提供総数)という欄は14回となっている。21才にしては多い。
もしもこの種で子供を産めば、何人の腹違いの兄弟ができるのやら、、
私は(種提供申請書)にその店員のナンバー、名前、希望日を入力して返事を待つことにした。
(ちょっと待って、あの男も良いかも)
帰りの電車のなかで申請し終わって何気なく周りを見渡すと、超イケメンの車掌が目に飛び込んできた。
私は眼鏡のスイッチを押した。
◇◇◇◇◇◇
僕はコーヒーショップの仕事を終えて着替えていると女性省の連絡通知がきた。
(またか)
僕はげっそりした。
内容を確認すると、やはり召集令状だ。
指示された日程はよほどの事がない限り断れない。
一度、親戚の法事だったのでそれを理由に断ったら、女性省の担当者が本当に法事なのか当日確認にきた。
なので嘘はつけない。
指定された日は コーヒーショップのバイトだったが「店長、すみません。今度の金曜、また呼ばれちゃって」
と相談をした。
男性の店長は状況は理解していて、「モテる男は大変だな」と少しからかわれた。
2才年上の店長こそモテそうだ。
(人の目にあまり触れないような仕事に転職した方がよいのだろうか?)
と、考えるようになっていた。
指定された日に僕は女性センターを訪れた。
今日は採取される時に本人も立ち会うそうだ。種直受か?
種直受けのときは本人と二人でことが進むが、それ以外は多くの(女性)スタッフの前で射精させられるので恥ずかしい。
不正がないか録画もされ、自分のデータベースに保存もされ、女性アプリなら誰でも閲覧が可能となる。
もうそんな動画は何十個も登録されているのでなれてしまっている。
最初は恥ずかしかった、、、
気になる男がいればその人にスマホをかざしIQを調べ、条件がクリアすればじっくりとマイナンバデータを確認する。
当然、女性省のホームページで写真や条件から検索もできるし、AIに選んでもらうこともできるが、出会いがあった方がドキドキするのでそうしている。
レジで対応してくれたコーヒーショップの店員がカッコいい。私は少し離れた席で眼鏡のスイッチを押した。この眼鏡は便利グッズだ。
スマホに連動できるので、かざす必要がない。
機能としては顔認証でその人物の候補が絞られ、埋め込まれたチップから発せられているBluetoothにより個人が確認されると簡単なプロフィールが眼鏡の内側に写し出される。ひと昔前だと顔認証だけだったので誤検索があったが、この方式だと例え双子であってもキチンと判別できるそうだ。
気になった店員の名前は村上信一という人物で21才だ。
IQはそれほどでもないが容姿が私の好みにピッタリだ。
データセンターからダウンロードされた詳細情報をスマホで確認した。
まずは証明写真を見てみた。
体も問題がない。
強いて言えば少し毛深いのと、勃起したペニスが中の小くらいだ。
次に掲示板でこれまでの女性履歴を覗いてみた。
けっこう記載がある。
この1年間だけでも
“顔がタイプだから種要求して私の前で射精させた。でもまだ子供ほしくないから種は捨てちゃった”
“リストから選んで会ってみたけど、イメージと違った”
“マイナセンターで、直種受けした。SEXは事務的でつまらなかった”
“これで三回目の提供してもらったが懐妊しない。種のせい?”
“外見はよいけど話すと面白味がない。全裸にさせて隅々まで観察してバイバイした”
いろんな女からの投稿が寄せられている。
(種提供総数)という欄は14回となっている。21才にしては多い。
もしもこの種で子供を産めば、何人の腹違いの兄弟ができるのやら、、
私は(種提供申請書)にその店員のナンバー、名前、希望日を入力して返事を待つことにした。
(ちょっと待って、あの男も良いかも)
帰りの電車のなかで申請し終わって何気なく周りを見渡すと、超イケメンの車掌が目に飛び込んできた。
私は眼鏡のスイッチを押した。
◇◇◇◇◇◇
僕はコーヒーショップの仕事を終えて着替えていると女性省の連絡通知がきた。
(またか)
僕はげっそりした。
内容を確認すると、やはり召集令状だ。
指示された日程はよほどの事がない限り断れない。
一度、親戚の法事だったのでそれを理由に断ったら、女性省の担当者が本当に法事なのか当日確認にきた。
なので嘘はつけない。
指定された日は コーヒーショップのバイトだったが「店長、すみません。今度の金曜、また呼ばれちゃって」
と相談をした。
男性の店長は状況は理解していて、「モテる男は大変だな」と少しからかわれた。
2才年上の店長こそモテそうだ。
(人の目にあまり触れないような仕事に転職した方がよいのだろうか?)
と、考えるようになっていた。
指定された日に僕は女性センターを訪れた。
今日は採取される時に本人も立ち会うそうだ。種直受か?
種直受けのときは本人と二人でことが進むが、それ以外は多くの(女性)スタッフの前で射精させられるので恥ずかしい。
不正がないか録画もされ、自分のデータベースに保存もされ、女性アプリなら誰でも閲覧が可能となる。
もうそんな動画は何十個も登録されているのでなれてしまっている。
最初は恥ずかしかった、、、
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