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セレモニー2
26 GAKU
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「あああ、あああ、き、きもちいい」
宮前は挿し込んでしまうと、相手の友達を気遣うこともできず、周りを気にする余裕もなく、恥ずかしがる理性もなく、ただ、ただ本能的に腰を振り続けている。
受ける田辺も始めは痛がり暴れたが、次第にほぐれて、馴れて、受け入れて、あえぎだした。脚を持ち上げ、田辺の体を押さえ込んでいた僕と高山も、目で合図をして、田辺の体から離れていった。
今は完全に宮前と田辺が自分達の意思で挿し挿されの関係となっている。
解放された田辺の両腕は、少しでも自分のアナルを広げ、少しでも奥まで宮前のぺニスが到達できるように、自分の脚をガッチリと抱え込み広げる方向に渾身の力を注いでいる。
宮前も負けじと、1ミリでも奥まで自分のぺニスを到達させるため、物凄い勢いでパチン、パチンと挿し入れ、そしてグリグリとこちらも渾身の力でアナルに押し付けている。
仲間に囲まれ、見守られながら田辺のぺニスが今日はじめて勃起している。その赤黒くそびえ勃つぺニスは血管が浮き出て、誰もさわっていないのに、いつの間にか、極限状態まで膨張を遂げていた。
二人の全身から汗が飛び散り、特に宮前の顔からは蛇口の壊れた水道のように汗が滴り落ちている。パジャマを着て布団に潜っていた山田も、出てきて一番外から背伸びをして見守っている。そこで見守る仲間たちは、先輩だとか後輩だとか、服を着ているだとか全裸だとか全く関係のない空間に存在しているように、ただただ仲間の行為を見守っている。手を出すものは誰もいない。この聖なる行為には、誰も手を出せないのだ。
「ピクッ、ピクッ」と微かに田辺のぺニスが今までと違う周波数で震えた。
周りから「ゴクリ」と固唾を飲む音が聞こえた。
それは二人の肌がぶつかり、擦れる音のちょうど合間だったため聞こえたのだ。
「あ、あ、あーーー」物凄い叫び声が田辺から発せられた。と、同時にどす黒い肉棒の先から少し黄がかった白い粘液がすごい勢いで発射された。そして間髪入れずに「うぉーーーー」と雄叫びが聞こえ、宮前と田辺の体がドクッ、ドクッと連動して震えた。
そして宮前は田辺の上に倒れこんだ。
僕も周りもしばらくは茫然と二人を眺めていたが、誰からともなく拍手が沸いてきた。
宮前は挿し込んでしまうと、相手の友達を気遣うこともできず、周りを気にする余裕もなく、恥ずかしがる理性もなく、ただ、ただ本能的に腰を振り続けている。
受ける田辺も始めは痛がり暴れたが、次第にほぐれて、馴れて、受け入れて、あえぎだした。脚を持ち上げ、田辺の体を押さえ込んでいた僕と高山も、目で合図をして、田辺の体から離れていった。
今は完全に宮前と田辺が自分達の意思で挿し挿されの関係となっている。
解放された田辺の両腕は、少しでも自分のアナルを広げ、少しでも奥まで宮前のぺニスが到達できるように、自分の脚をガッチリと抱え込み広げる方向に渾身の力を注いでいる。
宮前も負けじと、1ミリでも奥まで自分のぺニスを到達させるため、物凄い勢いでパチン、パチンと挿し入れ、そしてグリグリとこちらも渾身の力でアナルに押し付けている。
仲間に囲まれ、見守られながら田辺のぺニスが今日はじめて勃起している。その赤黒くそびえ勃つぺニスは血管が浮き出て、誰もさわっていないのに、いつの間にか、極限状態まで膨張を遂げていた。
二人の全身から汗が飛び散り、特に宮前の顔からは蛇口の壊れた水道のように汗が滴り落ちている。パジャマを着て布団に潜っていた山田も、出てきて一番外から背伸びをして見守っている。そこで見守る仲間たちは、先輩だとか後輩だとか、服を着ているだとか全裸だとか全く関係のない空間に存在しているように、ただただ仲間の行為を見守っている。手を出すものは誰もいない。この聖なる行為には、誰も手を出せないのだ。
「ピクッ、ピクッ」と微かに田辺のぺニスが今までと違う周波数で震えた。
周りから「ゴクリ」と固唾を飲む音が聞こえた。
それは二人の肌がぶつかり、擦れる音のちょうど合間だったため聞こえたのだ。
「あ、あ、あーーー」物凄い叫び声が田辺から発せられた。と、同時にどす黒い肉棒の先から少し黄がかった白い粘液がすごい勢いで発射された。そして間髪入れずに「うぉーーーー」と雄叫びが聞こえ、宮前と田辺の体がドクッ、ドクッと連動して震えた。
そして宮前は田辺の上に倒れこんだ。
僕も周りもしばらくは茫然と二人を眺めていたが、誰からともなく拍手が沸いてきた。
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