52 / 52
52話
しおりを挟む
あれから3ヶ月たった。
伊丹(あたし)は、葬式のとき、あたしの両親に「久仁子さんと付き合ってました」と自己紹介をした。両親は憔悴しきっている。
葬式のときに、あたし(久仁子)との思い出と、あたしから聞いていたと言う両親への思いを語った。
そのあとも何度もあたしの実家にお線香をあげに行き、伊丹(あたし)とあたしの両親は意気投合し(親子だから当たり前だ)、伊丹(あたし)は、しばらくあたしの実家に通いつめた。
やっと両親は落ち着きを取り戻していた。
あたしとしては、イケメン同士の営みが見たい!と言う行動は取り安くなった。
自分を「ゲイ」と位置付けると、そのような場面に度々出くわす。
それでも伊丹として生きていくのは窮屈だ。
まず、過去を知らない。
昔の話をされても、てんでわからない。
ただ、少しづつ伊丹が頭の中で囁いて助けてくれるようになった。
また、男として生きていくすべも、ちょくょく助けてもらってる。(たちションとか・・)
伊丹がいなければ生活できない!
ただ、バスケ部は「腰痛」という理由で退部し、マネージャーとなった。
五十嵐と高木とは秋山には内緒のまま、3人で集りエロく気持ちが良いことをしている。
伊丹(あたし)も加わるが、横で見ていることが多い。たまに二人と絡むこともあるが、伊丹に直接的に気持ちよさを味わせてあげられないことが申し訳ない。キャンプでのあの晩が最後になった。
営みの最中は伊丹は頭の中に出てこないでじっとしている。あのキャンプの夜を思い出しているのか!?
こうして二人三脚での生活が始まった。
ここからの歴史が増えていけば、伊丹は自然と消えていく、、のだろうか!!?
あたしは伊丹の体に満足していたが、これからはあたしがこの体をkeepしていかなければならない。
前のように「あたしの体に戻る」がないのだから。
まあ、これからも好美は事情を知る唯一の親友で、あたしの中の伊丹とも仲良くやっていきたいと思う。
そんなあたしの体験でした。
(完)
伊丹(あたし)は、葬式のとき、あたしの両親に「久仁子さんと付き合ってました」と自己紹介をした。両親は憔悴しきっている。
葬式のときに、あたし(久仁子)との思い出と、あたしから聞いていたと言う両親への思いを語った。
そのあとも何度もあたしの実家にお線香をあげに行き、伊丹(あたし)とあたしの両親は意気投合し(親子だから当たり前だ)、伊丹(あたし)は、しばらくあたしの実家に通いつめた。
やっと両親は落ち着きを取り戻していた。
あたしとしては、イケメン同士の営みが見たい!と言う行動は取り安くなった。
自分を「ゲイ」と位置付けると、そのような場面に度々出くわす。
それでも伊丹として生きていくのは窮屈だ。
まず、過去を知らない。
昔の話をされても、てんでわからない。
ただ、少しづつ伊丹が頭の中で囁いて助けてくれるようになった。
また、男として生きていくすべも、ちょくょく助けてもらってる。(たちションとか・・)
伊丹がいなければ生活できない!
ただ、バスケ部は「腰痛」という理由で退部し、マネージャーとなった。
五十嵐と高木とは秋山には内緒のまま、3人で集りエロく気持ちが良いことをしている。
伊丹(あたし)も加わるが、横で見ていることが多い。たまに二人と絡むこともあるが、伊丹に直接的に気持ちよさを味わせてあげられないことが申し訳ない。キャンプでのあの晩が最後になった。
営みの最中は伊丹は頭の中に出てこないでじっとしている。あのキャンプの夜を思い出しているのか!?
こうして二人三脚での生活が始まった。
ここからの歴史が増えていけば、伊丹は自然と消えていく、、のだろうか!!?
あたしは伊丹の体に満足していたが、これからはあたしがこの体をkeepしていかなければならない。
前のように「あたしの体に戻る」がないのだから。
まあ、これからも好美は事情を知る唯一の親友で、あたしの中の伊丹とも仲良くやっていきたいと思う。
そんなあたしの体験でした。
(完)
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる