美少年!天然コンビの恥ずかし物語

ザボン

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エピローグ

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僕は修くんと夜の新宿を歩いていた。
出無精な僕たちには、滅多にないことだ。
人が多くて、声かけられて面倒くさい時間がつづき「早く帰ろう」と言った。
しかし修くんは「もうちょっとき合って」と言って、僕を誘った。
 そして地下のバーに入った。
そこは、居心地が悪くて、修くんが行くような店とは到底思えなかった。
「この店、どんな店なの?」と小声で聞くと、「ゲイ向けのバー」と答えた。
僕はすれ違う度にお尻を触られた。

しばらく二人で飲んでいると「いらっしゃいませ、メニューをお持ちしました」と、店員がきた。メニューはテーブルにあるのに。
それをもらってなかを見て驚いた。いろいろな年代のイケメン男性の卑猥な姿が並んでいる。
「この中から相手を選ぶんだよ」と修くんが教えてくれた。「えっ、えっ」と僕が理解できないでいると、「ゴメンなこんなところに付き合わせて」と小声で修くんが言った。
(なにしに来たのだろう?修くんには僕がいるのに)
僕は理解ができなかった。
修くんがメニューを見進めると、僕は愕然とした。
「健にいちゃん・・・」
僕は無意識に言っていた。

そのあと僕たちは「気に入った奴がいない」と言って店を出た。少しもめたが、なんとか出てこれた。
修くんは無言のまま家路についた。

家につくと、おばさんからのLINEを見せてくれた。
【母】あれから健は、吹っ切れたみたい
【修】それは良かった。
【母】でも会社やめて東京へ行くと言ってる
【修】?
【母】東京で何やってるか、調べてよ。
「なるほど、、世話の焼ける健にいちゃんだね」と僕が言うと「本当に」と言ってから、「でも健にいちゃんは、ある意味有名人だから、情報は溢れかえっていて、、」そう言って、チラシを見せてくれた。
そこには(あのクリニックの患者(兄)が、当店に登録、皆様をお待ちしています)
と書いてあった。「これがさっきの店か」
と僕が言うと修くんは頷いた。

僕たちは倉田ドクターの力を借りた。
倉田ドクターがその店に行き、健にいちゃんを指名した。自分より若くてイケメンの倉田ドクターから指名されて、健にいちゃんは少し舞い上がっていたようだ。連絡先を交換していた。僕は「そのときの動画は?」と聞いたが、さすがに無理だっようだ。
そして倉田ドクターから健にいちゃんを呼び出してもらった。僕たちのマンションだ。
弟の住んでいる場所も知らない(それはお互い様だが)
僕達は部屋での二人の様子をベランダから伺っている。修くんは僕のパンツの中に後ろから手を突っ込み、中指第一間接まで僕の肛門に挿し込んで、ブルブルさせながら覗いていた。倉田ドクターと健にいちゃんがまさにひとつになろうとしたときに、そのまま部屋に入っていき、少し悲しい目をして言った。
「健にいちゃん、なにやってるんだよ」
それが、修くんの一言目だった。
「健にいちゃん、一人でずるい」
これが、僕の一言目だ。
続けて「倉田先生は、僕のだよ」と言った。

健にいちゃんは、僕らの前に全裸で座り涙を流していた。
「健にいちゃん、そんなにお金ないの?」と僕は言った。
ブルブルと首を振り、「そんなんじゃない」と言った。
「ならどおして?、俺も望もいるのに」
この発言は微妙だ。
健にいちゃんも、「俺にもわからないんだ、いけないと思いながらも修との事を思い出してしまう。その事を忘れたいと思い、相手を探して関係を持って、修との記憶を他の記憶で曖昧にしようと・・」そこまで健兄ちゃんが言うと、修くんは左腕で健兄ちゃんの頭を抱きよせ「俺との記憶、忘れてほしくないっ」と涙を流して言った。
抱きよせた瞬間、僕の肛門には中指第二間接までズボッと入った。

◇◇◇

あれから健兄ちゃんは新宿の店はやめて、メンクリの専属モデルとなり、僕たちのマンションで一緒に暮らしている。
でも、修くんと僕が「一緒に気持ちよいことしよう」と誘っても、全然乗ってこない。
「このままだと、また心が病んじゃうのではないか?」と修くんは心配している。さすがに兄貴想いだ。
なので毎晩健にいちゃんが眠ったら、パンツを脱がして、アナルに挿入したりぺニスをくわえ込んだりして射精をさせている。
そうすればきっと、夢の中で思う存分実弟を犯せる!
修くんとのセックスが盛り上がって精魂尽き果ててしまった夜は、男根玩具を使って健兄ちゃんの前立腺を刺激して射精をさせている。
一度寝たら起きないのは昔と全然かわらない。
健にいちゃんは、大体自分の腹に射精するので、あとはウエットティッシュで綺麗に拭き取っている。
また、健にいちゃんのアナル内に射精した精液は、最後指でかき出して、翌朝目が覚めても違和感が無いようにした。
「全く世話のやける健にいちゃんだ」と言うのが僕らの口癖になってしまった。

健にいちゃんが完全に立ち直ったら、この苦労話を聞かせてやろうと、スマホで撮影してクラウドに保存してある。
ここまでしてくれていたんだ!と感謝されること間違いない。
クラウドの容量も増やした。
誠もクラウドの動画を見て、状況を理解し、たまに泊まりがけで遊びに来ては真珠入りペニスで健にいちゃんの欲求の捌け口を協力してくれる。
毎晩のことなので、マンネリ化しないように修くんが会社から色々なグッズを持ち帰り
使ってみている。
たまに良く撮れた時は、その動画をグッズのPRに使っているようだ、修くんの会社のホームページで見かける。メンクリの専属モデルだが、まぁ固いことは言わない。

相変わらず、仕事場では看護師達と飲み会をやっている。たまに「毎晩健にいちゃんが寝るの待ってるので、寝不足なんですよ」と愚痴を言う。そのときはクラウドの動画を見せ、僕の苦労を説明する。美容外科の看護師達は、動画を見て盛り上がっている。
「あっ、それはダメなやつ」と言った時には、すでに看護師長は僕のスマホで勝手に違う動画を再生していた。
「え、えっ、倉田ドクター??えーーっ」
大騒ぎになってしまった。
僕は「あーらら、ここだけの話にしておいてくださいね」と言った。
僕のスマホからは「ジャー、ブシュ、ブシュ」と浣腸後に倉田ドクターが排出する音が鳴り響いた。

END
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