官能小説短編集 子宮の疼き

文字の大きさ
上 下
4 / 5

常識異常世界 喪女撲滅法 または三十路処女四つ子出産 後編

しおりを挟む
「あんっ! すごいのぉ……万太郎君のオチ〇ポォ」
 強制執行室にゆかりの甘い嬌声が響いた。すっかりお腹の大きくなったゆかりが全裸で万太郎に抱かれている。髪を振り乱し、涎をたらしだらしないアヘ顔をさらしたその姿にかつて処女を守り通した淑女の面影はなかった。

 ゆかりは後背位の形で背後から万太郎に抱かれ、彼女の尻タブと万太郎の腰が派手に衝突してパンパンと音をたてた。淫靡な蜜の甘い香りと気だるい熱が執行室を満たしていた。

 妊娠しているので子宮口は完全に閉じていたが、相変わらず敏感な性感帯であることに変わりはなく、ゴツゴツ突かれるたびに電流の様な快感が走った。

「出産前にマ〇コをガバガバにしてあげた私に感謝していますか?」
 ハゲ頭をキラリと光らせた野獣が邪悪な笑みを浮かべてそう尋ねた。
「うんっ♡ 私の出産を楽にするための万太郎君の優しさ、嬉しいの♡ 女の子の賞味期限が切れても抱いてくれるんだよね♡」
「ふふっ……どうでしょう? でも、チ〇ポの食べ過ぎですっかりおバカになったゆかりちゃんも可愛いですよ」

 突きこまれた極太ペニスは赤黒く、血の入ったソーセージを思わせる。ゆかりは自分で腰を動かして膣をかき混ぜた。ガバガバになった膣からグチャグチャというだらしない姫鳴りが響く。



「もう出産間近ですねえ」
「うんっ♡ 四つ子なんだよぅ♡ 男の子は万太郎君似でぇチ〇ポが凄くてカッコ良くてぇ♡ 女の子は私に似てちょっと引っ込み思案なのぉ」
 ゆかりのお腹の中には男の子が二人に女の子が二人、子宮が大きかったため間引くことなくそのまま四つ子を妊娠した。

 巨大に膨れ上った腹部はもう臨月を過ぎ正産期に入ろうかという時期だった。にもかかわらず万太郎とゆかりは毎日のようにセックスをしていた。胎教にセックスが良いという万太郎の出鱈目をゆかりは真剣に信じていた。

「ああっ……イクっ! イクっ! イキますぅ! 妊娠オマ〇コに極太ペニスぶちこまれて! ゆかりはイキますぅ!」
「私もイキますよ。だらしないガバガバマ〇コにたっぷり出しますからねぇ」
 二人はピクピクと痙攣しながら絶頂に達した。万太郎は実に気持ち良さそうにゆかりに精を吐き出した。
「ガバガバマ〇コのボテ腹女というのもたまには良いですねえ」

 三発の中だしエッチを終え、万太郎はベッドに横になると枕元に置いてあったタバコに火を付けた。紫煙をくゆらせ、さて、くつろごうかと思ったその時である。それは始った。
「あれっ? ゆかりお腹が痛いよ? いたっ! イタタっ! 万太郎君っ! 凄く痛いのぉ」
「おやっ? 陣痛ですか、ちょっと待ってなさい」
 手慣れた様子でナースコールをする万太郎、しばらくすると医師とナースが執行室に駆けこんで来た。

 男性産婦人科医師にナースが数名、婦長も来ていた。ゆかりは動かすのも危険であったので、執行室でそのまま出産となった。

「さあ、息を吸って……吐いて……」
「あぐぅっ! くううぅっ!」
 ぶしりっと音をたてて破水した。激しい陣痛にゆかりが白目を剥く。万太郎もこんな時はお父さんの気持ちになっているのか、汗を流しながら目を白黒させている。

 ゆかりの羊水は生臭く量も多かったので、すぐに部屋中が魚の卸し売場のような臭いになった。
「あっ! 赤ちゃん出てきました」
 ナースが甲高い声をあげながら、ゆかりの胯間を指さす。見れば赤ちゃんの頭の先が秘部からのぞいていた。赤いから赤ちゃんというのも納得できるような、鮮やかな血の色あいをしたボールの様な頭部が見える。



「いぎっ! うぐぅっ! あぐぅぅぅっ!」
 ゆかりが呻きを上げるごとに赤ちゃんが少しずつ出てくる。
「ほらっゆかりさん、頑張って」
 ナースはゆかりを叱咤激励しながら、彼女のバイタルサインに目を光らせている。
「おおっ膣圧が低いせいか思ったより順調だな」
 産婦人科医師は思ったより、安定を示す母休の様子に安堵したようだ。
「あぐぅ! うぐぅっ! ひっひぃぃぃっ!」
 ゆかりは獣の様な声を絞り出し、まず一人目の女の子をひり出した。

 苦しそうにしているが、その顔がアクメ顔であることに万太郎は気付いた。ガバガバマ〇コのエロ妊婦は出産でしっかり感じていたのだ。

 おぎゃぁぁぁと長女は元気な泣き声をあげる。この時ばかりは万太郎も感動した様子で目を潤ませていた。数日後にはそんな感動も忘れてゆかりのアナルで変態プレイに走るのだが、そんな変態ハゲオヤジも感動するくらいゆかりの四つ子出産は凄かった。

 次の長男は足から出てきたのだが、頭が途中で引っかかってしまった。赤ちゃんが足先だけで苦しそうにもがいた。
「先生、どうしましょう?」
 ナースも青い顔だ。まだ若い男の産婦人科医も慌ててしまい打つ手を出せずにいた。

「こういう時はこうするんじゃ―!」
 突然あがった怒声に全員の視線が集まる。そこにはゆかり以上に女としての賞味期限が終わっている婦長が仁王立ちしていた。ただでさえ子供が泣き出す様なホラーテイスト溢れる相貌に、般若の表情が浮かんでいた。

「おっしゃぁぁぁぁっ!」
 婦長は赤ちゃんの足を掴むと奇声をあげて引っ張った。
「うほぉぉぉおっ! うっぎゃぁぁぁ」
 ゆかりの悲鳴が響きわたる。その声は南国の奇っ怪な鳥が発情期にあげる鳴き声の様だった。強烈な出産の痛みにMっ気のあるゆかりはまたまたアクメしてしまう。

「イっクぅぅぅぅのぉぉぉっ!」
 長男は回転しながらゆかりの膣から飛び出しほぎゃぁぁぁと凄まじい泣き声をあげた。執行室は罵声と赤ちゃんの泣き声、ゆかりの呻き声がこだまする地獄の様な場所になった。これが赤ちゃんのバーストラウマにならなければいいがと万太郎は一人思った。

 その後の二人は特に問題なく生まれ、ゆかりは無事四つ子の母となった。初めて見た自分の赤ちゃんにゆかりは目を潤ませた。その姿は賞味期限が切れた女とは思えない聖母の様な美しさをたたえていた。

 こうして三十路処女だったゆかりは母になった。

 数日後。ゆかりは赤ちゃんを抱きながら万太郎と二人病室でまったりしていた。

「ご苦労様でした。ゆかりちゃん、あの時は凄い出産で私も感動しましたよ」
「万太郎君も忙しいのにわざわざ来てくれてありがとうね」
 実は万太郎は身体は丈夫で知能指数もぼちぼち高かったが、醜悪な外見のせいで種付けのオフォーは少なかった。でも、ゆかりにとっては王子様なので、ゆかりは万太郎が引く手あまたの種付け執行官なのだと信じていた。

「母乳の出も良いそうですねぇ」
 ゆかりの乳房は大きく張りだし、甘味の強い母乳を出していた。四つ子は次々にゆかりの乳房に吸いつき、ゲップをしては眠りについた。ちなみに万太郎も時々母乳を吸っては美味い美味いとキモく喜んだ。

 ハゲオヤジとオマ〇コの賞味期限が切れた。喪女喪男コンビはその後も仲良く暮らしたとさ……。

 常識異常世界 喪女撲滅法 または三十路処女四つ子出産 おしまい。
しおりを挟む