女子大生の彼女を公園で孕ませ

Yuki

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空を掴む手

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 僕は東京の下町、古びたビルの二階で整体師をしている。小さな施術院の窓からは、今日も東京の空が広がる。曇っていても、晴れていても、その空を見上げると、僕の心は少しだけ軽くなる。ここが、僕の「居場所」だった。
 プロのサッカー選手を目指していた大学時代、僕は膝に大怪我を負い、その夢を断念した。リハビリの日々、僕の体を支えてくれたのは、一人の整体師の師匠だった。彼の手に触れるたび、僕は体が楽になるだけでなく、心の奥底から癒されるのを感じた。そして、気づけば僕も、誰かの「癒し」になりたいと強く思うようになっていた。挫折を経験したからこそ、僕は人の痛みに寄り添い、支えることに自分の存在意義を見出した。だけど、心の奥底には、ずっと「何か大きなことを成し遂げたい」という、ぼんやりとした渇望が燻っていた。
 僕の施術院は、昔ながらの商店街の一角にある。商店街には、八百屋のおばちゃんや、昔から続く定食屋の店主、近所の会社員たちが、それぞれの日々を生きている。でも、ここ数年、再開発の波が押し寄せていて、僕の施術院もいつまでこの場所にあるのか、不安が募るばかりだった。大家さんからは、そろそろ立ち退きも視野に入れてほしいと、それとなく言われることも増えていた。亡霊のような古びた看板だけが、この場所の歴史を語っているようだった。
 そんなある日、彼女はやってきた。スラリと伸びた体に、どこか鋭く、それでいて儚い光を宿した瞳。
「肩が凝って……」そう言って、彼女は静かに施術台に横たわった。
 僕はいつものように、彼女の肩に触れた。その瞬間、僕の手は、ただの筋肉のこりではない、もっと深い場所にある何かを感じ取った。それはまるで、彼女の心そのものが重い鎖に繋がれているかのような、言いようのない圧迫感だった。彼女の体には、計り知れない疲労と、心の奥に秘められた重圧が凝り固まっているようだった。
 施術中、彼女はほとんど喋らなかった。質問にも短い返事が返ってくるだけ。だけど、僕が丹念に彼女の肩や背中をほぐしていくたび、彼女の強張っていた体が少しずつ緩んでいくのを感じた。そして、その体の変化に呼応するように、僕の胸もざわめき始めた。それはまるで、彼女の体に、この濁った東京の空そのものが閉じ込められているような、そんな不思議な感覚だった。
施術が終わり、彼女は静かに頭を下げ、「ありがとうございました」とだけ言って去っていった。彼女の後ろ姿を見送りながら、僕は思った。この人は、ただの患者じゃない。彼女の肩には、僕がまだ知らない物語が、きっと詰まっている。そして、その物語が、僕の日常に小さな波紋を広げ始めたことを、この時の僕はまだ知らなかった。窓の外に広がる東京の空は、今日もどこか遠く、僕を見下ろしていた。
 朝美は週に一度、決まった曜日の決まった時間に、僕の施術院を訪れるようになった。彼女の肩は、毎回のように固く、施術のたびに僕は彼女の疲れの深さを感じ取った。僕は少しでも彼女の心を解きほぐしたくて、天気のこと、街のこと、いろんな話しかけをした。だけど、彼女の返事はいつも短い。「忙しいの?」「まあね」。そんなつれない返事ばかりが返ってきた。それでも、僕の手が彼女の体をほぐし、凝り固まった筋肉が緩む瞬間、彼女の表情が微かに、本当に微かに柔らかくなるのを、僕は見逃さなかった。そのわずかな変化が、僕にとっては何よりも嬉しかった。
 ある日、いつものように施術をしていると、朝美がポツリとつぶやいた。
「この世界、変わらないかな」
 その言葉に、僕はハッとした。彼女の体の奥底に、静かに、だけど確かに燃える情熱の炎を感じたのだ。施術後、会計を済ませた朝美がカバンから何かを取り出した。それは一枚のチラシだった。「青空の種」と書かれた、環境保護を訴える市民団体のチラシだった。
 彼女が帰った後、僕はすぐに「青空の種」についてネットで調べてみた。すると、驚くべきことに、朝美がその団体の若手リーダーであることがわかった。彼女は大学で環境科学を学び、気候変動や都市の緑地破壊に強い危機感を抱き、卒業後すぐにこの団体を立ち上げたのだという。彼女の活動は、大企業の不透明な開発や、工場からの有害物質の排出を告発する、決して穏やかではないものだった。彼女の肩の強張りは、単なる過労だけではなく、活動のプレッシャーや、世間の無理解に対する心の重圧の表れだったのだと、僕はようやく合点がいった。
僕は、彼女の内に秘めた情熱に強く惹かれた。施術の時間だけでは物足りなく、もっと彼女の話を聞きたい、彼女のことを知りたいと思うようになった。だから、ある夜、いつもの施術を終えた後、僕は思い切って声をかけた。
「もしよかったら、少し散歩しませんか?」
 彼女は少し驚いたような顔をした後、意外にも小さく頷いた。
 近くの小さな公園で、僕たちは並んでベンチに座った。東京の空は、ビルに囲まれてはいるけれど、この日は雲一つない満天の星空が広がっていた。僕が「きれいな空ですね」と言うと、朝美はふっと息を吐き、そして、ゆっくりと自分のことを話し始めた。
「私、子供の頃、田舎で暮らしてたんです。夜になると、本当に手が届きそうなぐらい、たくさんの星が見えて。東京の空は、いつも濁ってて、あの頃の空とは全然違う」
 彼女の声には、怒りと悲しみ、そして、それらを乗り越えようとする強い意志が混じっていた。
「でも、こうやって見上げるだけで、少しだけ自由になれるよね」
 僕がそう言うと、彼女は小さく笑った。その笑顔は、僕がこれまで見てきたどの笑顔よりも、透明で、そして切なかった。
「そうですね。空って、誰も奪えないですよね」
 その言葉と、その笑顔に、僕の心は完全に彼女に落ちた。彼女の言う「空」は、僕にとって特別な意味を持つようになった。
 その頃、僕の施術院がある商店街にも、再開発の波が本格的に押し寄せてきていた。大家さんからは、「早めに立ち退きを検討してほしい」と、具体的な話が出始めるようになった。古いビルが立ち並ぶ商店街は、僕にとって大切な場所だった。ここで僕は、多くの人々の体を癒し、笑顔を見てきた。僕の「居場所」だった。この場所を守るのか、それとも諦めるのか。僕は選択を迫られていた。
朝美の「世界を変えたい」という情熱。そして僕自身の「居場所を守りたい」という思い。二人の抱える問題は、形は違えど、どこかで繋がっているような気がした。僕たちは、それぞれが「変えたいもの」と戦っているのだと、はっきりと理解できた。この夜空の下で、僕たちは互いの心に、深く触れ合った。
 朝美の団体「青空の種」は、ネオ・シティ・コーポレーションの湾岸開発を止めるため、大規模なデモを計画していた。だが、その準備は決して順調ではなかった。団体内部では意見の対立が激しく、資金不足も深刻だった。朝美の体は、いつも以上に緊張でガチガチになっていた。施術中も、彼女の心は休まることなく、その重圧が僕の手を通してひしひしと伝わってきた。
 ある日の施術中、朝美はついに、堰を切ったように涙を流し始めた。
「何かを変えるなんて、無理なのかな。私、もう、疲れたよ」
 その言葉は、僕の胸を締め付けた。僕は彼女の肩を、いつもよりずっと優しく、そして力強くほぐしながら言った。
「朝美さんの体は、戦う力をちゃんと覚えてる。僕にはそれが分かる。だから、無理だなんて言わないで」
 僕の言葉が、彼女の心に届いたのか、彼女の目に微かな光が戻ったように見えた。
 僕は、朝美の活動に深く興味を持つようになり、デモの準備を手伝うようになった。施術の合間や休日に、チラシ配りをしたり、SNSでの情報発信を手伝ったりした。その中で、僕は彼女の情熱の強さと同時に、その脆さも知った。
「この開発が進めば、湾岸の湿地が消える。あそこは、たくさんの渡り鳥がやってくる場所なんだ。鳥も、植物も、全部なくなる。子供たちの未来の空まで奪われる」
 そう語る彼女の目に、僕は揺るぎない覚悟を見た。その言葉を聞くたび、僕の胸は熱くなった。僕も、彼女の「革命」の一部になりたいと、強く思うようになった。彼女の守りたい「空」を、僕も一緒に守りたい。
 一方、僕の施術院がある商店街への再開発の圧力は、日増しに強まっていた。大家さんからの立ち退き要求は具体性を帯び、商店街の仲間たちの間でも、諦めムードが広がり、意見が分裂し始めていた。僕自身も、過去のサッカー選手の挫折が頭をよぎり、また何かを失うのではないかという不安に襲われた。だけど、朝美の真っ直ぐな瞳を見るたびに、僕は「守りたいもの」のために戦う決意を固めていった。
 朝美の影響を受け、僕は商店街を守るための署名活動を始めた。最初は戸惑いもあったけれど、商店街の仲間たちも少しずつ協力してくれるようになった。施術院での会話を通じて、朝美は僕がサッカー選手を目指していたこと、怪我で夢を断念した過去を知った。僕が誰かの体を癒すことに、どれほどの意味を見出しているのか、そして、僕が「大きなことを成し遂げたい」と漠然と願っていたことが、今、彼女の「革命」を通して具体的な形になりつつあることも、彼女は理解してくれた。
 僕たちは、互いの夢を支え合う、かけがえのない関係へと近づいていった。僕が朝美の体の疲れを癒し、心の支えになるように、朝美は僕に「守る」ことの意味を教えてくれた。
 デモの前日、夜遅くに朝美が施術院にやってきた。彼女は不安で、体が震えていた。
「明日、失敗したら、全部無駄になる。そうなったら、もう立ち直れないかもしれない」
 僕は彼女の手を握り、僕の体温が彼女の不安を少しでも和らげられるようにと願った。
「朝美さんが空を見上げる限り、僕も一緒に戦うよ。大丈夫、きっとうまくいく」
 僕の言葉が、彼女の心に届いたのだろう。彼女は初めて、僕に抱きついてきた。その華奢な体が、僕の腕の中で小さく震えていた。
「ありがとう、慎也」
 彼女の囁くような声が、僕の耳元で響いた。その瞬間、僕たちの心は、どこまでも広がる空のように、一つになったのだと感じた。
 デモ当日。会場となった公園には、想像以上の人々が集まっていた。ネオ・シティ・コーポレーションの開発に反対するプラカードや横断幕が、風にはためいている。熱気と緊張が入り混じった空気の中、朝美が壇上に上がった。彼女はマイクを握り、その細い体からは想像もできないほど力強い声で演説を始めた。
「私たちは、子供たちが安心して空を見上げられる世界を取り戻したい!この湾岸開発は、大切な湿地を、生き物たちの命を、そして私たちの未来を奪うものです!私たちの空を、未来を、取り戻そう!」
 彼女の声は、空を突き抜けるように響き渡り、人々の心に深く響いた。群衆から、大きな歓声と拍手が沸き起こる。僕はその光景を、ただ見つめていた。僕の目の前で、朝美の「革命」が小さな一歩を踏み出している。彼女がこの世界を変えられると、僕は心から信じた。デモは成功し、メディアにも大きく取り上げられた。社会に「青空の種」の活動が認知され、世論は少しずつ動き始めた。
しかし、ネオ・シティ・コーポレーションの圧力は、依然として続いていた。彼らは巧みに情報を操作し、市民運動を矮小化しようと試みた。デモの成功に喜びを感じる間もなく、朝美はまた次の戦いに向けて走り出した。
 数日後、疲れ果てた朝美が、いつものように施術院にやってきた。彼女の体は、喜びと疲労が入り混じったような、複雑な凝り方をしていた。
「慎也の手に触れると、全部大丈夫な気がする」
 彼女が、そうポツリとつぶやいた。僕はその言葉に、胸が熱くなった。僕の手が、彼女の心の支えになっている。これ以上の喜びはなかった。
「君の空を守るために、僕の手はここにあるよ」
 僕は、心を込めて彼女の体をほぐし続けた。
 施術後、僕たちはいつものように屋上へと上がった。この屋上から見る空が、僕たち二人のお気に入りの場所だった。夕焼けが、東京の空を鮮やかなオレンジ色に染め上げていた。
「慎也のおかげで、空がもっと広く見えるようになった」
 朝美が、そう言って僕に微笑みかけた。その笑顔は、初めて会った時よりもずっと柔らかく、そして強かった。僕は迷わず、彼女の手を握った。彼女の小さな手が、僕の大きな手の中にすっぽりと収まる。
「これからも、君の空を守るよ。どんな空でも、君と一緒なら」
 彼女は何も言わず、ただ、僕にそっと寄り添った。夕焼けに染まる空の下、僕たちの愛は、言葉にはならない確かなものとして、そこにあった。空は、僕たちの未来を祝福しているかのようだった。
 数ヶ月後、朝美の団体「青空の種」は、小さな勝利を重ねていた。世論の支持を受け、ついにネオ・シティ・コーポレーションは、湾岸開発の一部見直しに応じると発表したのだ。それは、決して完全な勝利ではなかったけれど、確かな一歩だった。朝美の努力が実を結び、彼女の夢が少しずつ形になっていくのを、僕は誇らしく思った。
 僕の施術院がある商店街も、署名活動が功を奏し、一時的に再開発が保留になった。僕たちの声が、行政を動かしたのだ。この場所を守るための僕の小さな戦いは、ひとまず成功を収めた。
 僕の施術院は、朝美の仲間たちの「癒しの場」ともなっていた。デモや活動で疲れた彼らが、僕の施術を受けていく。彼らの笑顔を見るたび、僕は自分の仕事に新たな意味を見出すことができた。挫折から始まったこの道が、今、こんなにも多くの人々に貢献できている。それは、僕の人生にとって、何よりも大きな「成し遂げたこと」だった。
 ある夕暮れ、僕たちはいつものように屋上へと上がった。空は、幾重にも重なる雲の隙間から、まだ明るい光をこぼしていた。
「慎也と一緒なら、どんな空も怖くない」
 朝美が、僕の肩に頭を乗せて言った。
「君が空を見上げる限り、僕も一緒にいるよ」
 僕がそう言うと、彼女はふふっと笑った。
 物語は、それから数年後の、穏やかな午後の公園で終わる。
 僕と朝美は、公園の広場で子供たちと一緒に凧揚げをしていた。色とりどりの凧が、風に乗って高く高く舞い上がる。子供たちの歓声が、澄み切った青空に響き渡る。
「この空、子供たちに残したいね」
 朝美が、満面の笑顔で言った。その笑顔は、初めて会った頃の疲れた表情とはまるで違う、希望に満ちたものだった。僕はその笑顔に、僕たちの未来の希望を見た。
 空は、僕たちの愛と夢の象徴として、どこまでも、どこまでも広がっていた。そして、僕たちはこれからも、この空の下で、共に歩んでいくのだろう。たとえどんな困難があっても、空を見上げれば、僕たちはいつでも自由になれる。僕たちの手は、確かに、空を掴んでいた。
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