牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!

ほじにほじほじ

文字の大きさ
43 / 80
色々ありましたが2年が経ちました

3 フェルディ様とクレイ様の場合

しおりを挟む
「モノア!おそい!」

プンプンと怒っているのはフェルディ様。
腕を組んで、僕を睨んでくる。腕を組むのはロイドミール様の真似かな?ロイドミール様はよく腕を組んでいるから。そういう所をみると親子だな。って微笑ましくなる。

「モノア、だっこ。」

クレイ様は、プンプンと怒るフェルディ様の横を過ぎて僕に両手を伸ばして抱っこを強請る。怒りっぽいフェルディ様に比べてクレイ様は口数は多い方じゃないけどおっとりしている。少し眠そうな垂れた目が可愛い。

僕は、両膝を着いてクレイ様を抱きしめてから抱っこするとクレイ様は満足そうに僕の首に腕を回して肩におでこを置いてすりすりとしてくる。クレイ様に会うといつもしてくれるけどー

「ふふ、クレイ様こしょばいですよ。」

「だめ、におい、つけてる」

匂いをつける?
いつもしてくれるけど匂いをつけてどうするんだろ?自分の匂いをつけるって言うことは僕って臭うのかな?クレイ様は僕が臭くて、自分の匂いで僕の匂いを消そうと…してるのかな?

「ク、クレイ様?僕って臭いですか?」

「モノア、くさくない。いいにおい。」

「本当ですか?」

「うん、すき」

僕の首に回していた腕にさらに力が入りぎゅーとクレイ様が抱きついてさらにおでこを擦り付ける。こしょばいと言ってもやめてくれないのはいつもなのでこう言う時は満足するまでやらせてあげる方がいい。


クイクイー

ズボンをクイクイと引っ張られる感覚に目線を向けるとその犯人はフェルディ様で、上目遣いでキッ!と僕を睨んでいる。


「フェ、フェルディ様?」

「そいつばっか、ずるいぞ!」

そいつとはこの状態からしてクレイ様のことだろう。

「フェルディ様、そいつじゃないですよ。クレイ様ですよ。」

「そいつで、じゅうぶん!」

そう言いながら、クレイ様の服を引っ張ってクレイ様を下ろそうとするフェルディ様。負けじと、僕にしっかり抱きつくクレイ様。このままじゃコケてしまう…危ない。

「フェルディ様!落ち着いて!」

「うーーー!!」

フェルディ様の力は凄いのでこのままじゃ本当にコケてしまう。

「じゅ、順番子でしましょう!」

「「じゅんばんこ?」」

「はい、今はクレイ様なので次はフェルディ様、その次はクレイ様みたいな感じです。」

「…いやだ」

「へ?」

「ずっと、がいい」

クレイ様が、肩元に顔を埋める。
うぅ、可愛い…。でも、このままじゃフェルディ様が拗ねてしまう。フェルディ様が拗ねてしまうと少し面倒なので…クレイ様にお願いする。

「…クレイ様、お願いします。」

「…うぅ。なでなで…」

「なでなでですか?なでなでしたら良いですか?」

…コクンー

「ありがとうございます。クレイ様。」

僕はクレイ様の頭を撫でてあげる。撫でるなんて、こっちからお願いしたいぐらいクレイ様の髪はサラサラツヤツヤで指通りがいいのでさわり心地が抜群だ。白銀の髪が冷たいように錯覚させるから尚のこと気持ちいいのだ。

僕はクレイ様を下ろして、フェルディ様の元に行く。フェルディ様は、僕に背を向けながら3角座りをしていた。

「フェルディ様。」

「…」

「フェルディ様?」

「…」

あ、これは拗ねちゃったかな。

「抱っこしないんですか?」

「…」

「仕方ないですね、次の順番のフェルディ様が抱っこ嫌ならその次のクレイ様を抱っこしてきますね。」

「!だめ!」

バッ!と背を向けていたフェルディ様が僕の方に振り向く。僕は両手をひらげて、フェルディ様が来るのを待つ。少し、視線をウロウロさせて俯きながら僕の方へとゆっくり歩いてくる。そして、僕の元にやってくると僕はフェルディ様を優しく抱きしめるとフェルディ様も首に腕を周りしてぎゅーと抱きしめてくれる。さっきまで拗ねていたのに、結局抱っこはして欲しいフェルディ様。そんなフェルディ様が可愛くて僕は自分の顔より下にあるフェルディ様の黒髪に頬ずりする。クレイ様とはまた違った髪質でフェルディ様の髪もすごく気持ちいい。

「やめろよ…」

そう言葉で否定しながらも、頬ずりしている僕のほっぺたに頭を押し付けてくるフェルディ様。

「ふふふ」

「笑うなよ…」

「だって、フェルディ様が可愛いんですもん。フェルディ様を見ているだけで笑顔になってしまいます。」

「…ふん!」

そう言うと、僕の方にフェルディ様は顔を押し当ててしまった。でも、髪の間から見えている首や耳が濃く色づいているのを見るのに照れているんだろうなって思う。本当に可愛い方だな。


その後は、フェルディ様の機嫌も治ってクレイ様とフェルディ様を順番に抱っこして、空いた手で片方の頭を撫でて上げたり、2人同時に僕の手で手遊びを始めたりとシャルティー様達が夕食に読んでくださるまで仲良く過ごしたのであった。
しおりを挟む
感想 20

あなたにおすすめの小説

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

僕の、しあわせ辺境暮らし

  *  ゆるゆ
BL
雪のなか3歳の僕を、ひろってくれたのは、やさしい16歳の男の子でした。 ふたりの、しあわせな辺境暮らし、はじまります! ふたりの動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵もあがります。 YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。 プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

優しくて知的な彼氏とサークルの合宿中我慢できなくて車でこっそりしたら、優しい彼氏が野獣になってしまった話

ゆなな
BL
Twitterで連載していたタイトルそのまんまのお話です。大学のサークルの先輩×後輩。千聖はいろさん@9kuiroが描いて下さったTwitterとpixivのアイコン、理央はアルファポリスのアイコンをモデルに書かせてもらいました。

聖獣召喚に巻き込まれた俺、モフモフの通訳をしてたら冷徹騎士団長に外堀を埋められました

たら昆布
BL
完璧っぽいエリート騎士×無自覚な愛され系

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新 プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

僕はただの妖精だから執着しないで

ふわりんしず。
BL
BLゲームの世界に迷い込んだ桜 役割は…ストーリーにもあまり出てこないただの妖精。主人公、攻略対象者の恋をこっそり応援するはずが…気付いたら皆に執着されてました。 お願いそっとしてて下さい。 ♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎ 多分短編予定

過保護な父の歪んだ愛着。旅立ちを控えた俺の身体は、夜ごとに父の形で塗り潰される

中山(ほ)
BL
「パックの中、僕の形になっちゃったね」 夢か現か。耳元で囁かれる甘い声と、内側を執拗に掻き回す熱。翌朝、自室で目覚めたパックに、昨夜の記憶はない。ただ、疼くような下腹部の熱だけが残っていた。 相談しようと向かった相手こそが、自分を侵食している張本人だとも知らずに、パックは父の部屋の扉を開く。 このお話はムーンライトでも投稿してます〜

処理中です...