ネガタエプロジェクト

meru智

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第一章 人狼ゲーム

3日目 食堂に訪れる危険な兆候

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天火side   食堂


俺はいつも通り腹が減ったので
食堂でご飯をもぐもぐとしていた

育ち盛りなのかわからないが、なんかいつも腹が空くのだ!
うぬっ!毎回、食堂に西園寺がいるのは慣れたものだ!ははっ!


「天火様いつも、いらっしゃいますよね?」
「うぬっ!そうだな!かく言う西園寺もいるな!はははっ!」
「別にここには綺麗な景色がないですもの。どこも一緒ですわ?」
「そうだな!」もぐもぐ

すると、食堂に新堂が来た
なぜかルンルンでこっちに向かってきてる

「こんにちわ~!うちと仲良くしたいって奏ちゃんから聞いたけどほんと~?」

なんのことだか全く分からないが話すことは
悪くないので、話すことにした

「うぬっ!そうだな!話がしたい!」
「やった~嬉しい~仲良くしよう~!」
「よろしく頼むっ!」

いろんな人と仲良くできるのはとてもいいことだ
だが、隣に少し離れたところに座っていた西園寺が
会話に割り込んできた


「こんな殺し合いの中で、仲良くなるのはどうかと思われますけど?」
「なんでそんなこと言うの~?」
「仲良くなって情が入り込んだりしたら、困りませんか?それに、仲良くって何をもって仲良くなりたいって、おっしゃってるんですか?この殺し合いの中で。」

「確かにそうかも~?でも話さないとわからないこともあると思うよ~?」
「例えば、どのようなことでしょか?」
「う~ん?なぜこのプロジェクトに参加したとか~?」
「知ってどうするんですか?もしその人に同意したのなら、自害するということでしょうか?それとも、その人の叶えたい夢を背負ってその相手を殺しますか?」

「なんで意地悪な質問するの~?」
「意地悪をしたつもりはないのですが、まぁ捉え方次第ではそうなるのでしょうね」
「そんな、イジワルしちゃう子にはお仕置きが必要かな?」
「わたくし、お仕置きが必要な年齢じゃないので結構ですわ」

「天火ちゃん、あんな悪い人と会話してはいけないよ~?わかった?」
「俺は仲良くできたらなんでも良しだ!」

「その天火様の言ってることも理解できませんけどね。」
「すまなかった!ワハハ」
「うちは、いいと思う!うん」
「ありがとうっ!」

俺はあんまり自分の意見はないのかもしれない
ただ平和な世界に、笑顔になれる世界になればいいと思ってる。
俺の願いはただそれだけである

だから俺も笑顔で元気にいなくてはならない
だから俺の願いは誰かに届けよう

「俺、ちょっとやることがある!だからここを出る!」
「あらそうなの?もうちょっと話したかったけど残念ね~」
「うぬっ!それじゃまただ!」


そう言い残し部屋を出た。
議論開始まであまり時間がない
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感想 4

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みんなの感想(4件)

マルラー
2024.09.05 マルラー

うへー。しらさぎの能力デタラメじゃんw
チート級すぎるってwww

解除
マルラー
2024.09.01 マルラー

なんかストーリーがサクサク進んでいてちょっと展開が早い気がする。もうちょっと深掘りして欲しいです!

2024.09.01 meru智

感想ありがとうございます

少し20名と言う設定が多すぎて、物語をどんどん進めないとなかなか終わらないことに気づいて、展開を早くしております。ただこれからは、どんどんと内容が重くしていく予定ではいますので楽しみにして頂けると嬉しいです。

解除
マルラー
2024.08.22 マルラー

奏くんの深海オーラ強すぎ!拷問も強すぎて草
早く違う人のオーラ戦見たい

解除

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