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愛の代理人⑭
しおりを挟む顔を赤く染めてためらっていたので、僕は強引に引き寄せた。
「あなたのすべてを見せてください」
彼女の唇を奪い、覆いかぶさるように、彼女の身体を押し倒していく。美しい裸体がバスタオルの上に横たわった。大きな窓から差し込む陽射しを受けて、真っ白な肌が光り輝いている。
「とてもきれいです。美紗緒さん」
僕は彼女の身体に重なり、水蜜桃を思う存分味わった。やわらかいふくらみを愛撫しながら、舌先でチェリーを転がす。
「ああ、いやっ」甘い悲鳴が上がる。
宮国さんに見守られながら、僕と美紗緒さんは二匹の大蛇のようにからみ合う。
両手の指先を柔肌に這わせながら、僕の唇と舌は少しずつ移動していく。水蜜桃から脇腹へ。尾骶骨辺りから太股の内側へ。美紗緒さんの美しい脚に手をかける。
「苦しかったら、仰ってください」
そう言って、彼女の左の足先を真っ直ぐ天井に向ける。
「ああっ」
潤みを帯びたザクロが露になる。でも、僕の舌先が這い回るのは、美しい脚だ。太股の内側から膝の裏側へ。ふくらはぎから踵、足の裏の土踏まずまで。
「いやっ、恥ずかしい」
気にせず、僕の舌は這い回る。皮膚の薄いところは特に重点的に愛撫する。宮国さんの熱い視線を感じながら。
美紗緒さんは、快感にのたうちまわっていた。おそらく、初めての感触なのだろう。身体をよじったり、腹筋を震わせたりしながら、悲鳴を上げ続けている。
女性の身体は本当にミステリアスだ。肉体的には成熟していても、未開発な性感帯がそこかしこに眠っている。それを掘り起こして差し上げるのも、コールボーイの役割の一つだ。
右脚を丹念に愛撫した後は、左脚にとりかかる。足の甲に舌先を這わせたり、足の指を口に含んだり。繊細な愛撫を行いながら、彼女をさりげなくうつ伏せにした。
さらに未開発の快感を覚えてもらうため、彼女の腰に手をかけて四つん這いにする。
可愛らしいヒップを左右に押し開くと、花びら状の果実が見えた。ザクロの体液を受けて、艶々と光っている。
「シュウくん、そこはダメっ」
僕の思惑を察したのだろう。美紗緒さんは抵抗するけど、僕は涼しい顔でスルーする。
花びらにキスをして、舌先で優しく愛撫した。収縮した力を柔らかく解きほぐす。皺を一本ずつ引き伸ばすように、丁寧に舐めて差し上げる。
「ああ、お願い、やめて、そんなことっ」
美紗緒さんは首を横に振って、すすり泣きを始めた。それでも快感があるのだろう。ザクロから体液をあふれさせながら、時折、ビクンと腰を跳ね上げる。
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