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心はヌーディスト⑤
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「この店って、コスプレもするんですね」
「うん、今週はキャンペーン中なの。他にナースや体操着,メイド服にOL風もあるよ。受付で聞かなかった?」僕が頷くと、真由莉は溜め息を吐いた。「どんな仕事も手抜きは困るよね。せっかくのキャンペーンが台無しだよ」
もっとも、そのセーラー服も部屋に入ったとたん、あっさり僕の手で脱がしてしまう。ともに全裸になって、情熱的に舌をからめていく。
「どうする、軽く汗を流す? それとも、このままやっちゃう?」真由莉さんは上目遣いで、悪戯っぽく微笑んだ。
「そうですね。軽く流してからにしましょうか?」
「こんなになってるのに、やせ我慢しちゃって」
もちろん、僕のバナナのことだ。恥ずかしいほど屹立したそれを握って、真由莉さんはタイル張りのスペースへと誘う。
ソープランドに入ったことのない方は、バスルームとベッドルームを合わせた部屋をイメージしてもらいたい。
まず、バスルームで、身体を洗ってもらう。真由莉さんは両手でつくった器に、ボディシャンプーの泡を山盛りにして、僕の手と腕を洗い始める。タオルやスポンジは使わない。やわらかな彼女の手が、僕の身体を優しく這いまわる。
唐突に、僕の胸にしがみつき、泡だらけの水蜜桃を密着させてきた。やわらかなふくらみをこすりつけながら、そっと指先をバナナにからめてきたりもする。その行為が前戯を兼ねていることは言うまでもない。
真由莉さんは軽めの愛撫を続けながら、クスクス笑っている。僕の戸惑いを面白がっているのか、それとも照れくさいのか。彼女の両腕は僕の脇の下をくぐって、身体をぴったり密着させたまま、僕の背中も優しく洗ってくれた。
何か妙な感じだった。マンションでのプレイと大きな違いが一つ。当たり前のことだけど、真由莉さんは僕をお客さんとして扱っている。
「とても丁寧に洗ってくれるんですね」
「ふふっ、気持ちいい?」
「ええ、とっても」
他のお客さんにも同じことを?などと余計なことは訊ねない。身体で商売をしている者同士、お互い様でもある。
「後で、お返しをしないといけませんね」
「うん、もちろん期待している。たっぷり吹かせて。ここならベッドでも、好きなだけできるしね」
もちろん、潮吹きのことだ。
「うん、今週はキャンペーン中なの。他にナースや体操着,メイド服にOL風もあるよ。受付で聞かなかった?」僕が頷くと、真由莉は溜め息を吐いた。「どんな仕事も手抜きは困るよね。せっかくのキャンペーンが台無しだよ」
もっとも、そのセーラー服も部屋に入ったとたん、あっさり僕の手で脱がしてしまう。ともに全裸になって、情熱的に舌をからめていく。
「どうする、軽く汗を流す? それとも、このままやっちゃう?」真由莉さんは上目遣いで、悪戯っぽく微笑んだ。
「そうですね。軽く流してからにしましょうか?」
「こんなになってるのに、やせ我慢しちゃって」
もちろん、僕のバナナのことだ。恥ずかしいほど屹立したそれを握って、真由莉さんはタイル張りのスペースへと誘う。
ソープランドに入ったことのない方は、バスルームとベッドルームを合わせた部屋をイメージしてもらいたい。
まず、バスルームで、身体を洗ってもらう。真由莉さんは両手でつくった器に、ボディシャンプーの泡を山盛りにして、僕の手と腕を洗い始める。タオルやスポンジは使わない。やわらかな彼女の手が、僕の身体を優しく這いまわる。
唐突に、僕の胸にしがみつき、泡だらけの水蜜桃を密着させてきた。やわらかなふくらみをこすりつけながら、そっと指先をバナナにからめてきたりもする。その行為が前戯を兼ねていることは言うまでもない。
真由莉さんは軽めの愛撫を続けながら、クスクス笑っている。僕の戸惑いを面白がっているのか、それとも照れくさいのか。彼女の両腕は僕の脇の下をくぐって、身体をぴったり密着させたまま、僕の背中も優しく洗ってくれた。
何か妙な感じだった。マンションでのプレイと大きな違いが一つ。当たり前のことだけど、真由莉さんは僕をお客さんとして扱っている。
「とても丁寧に洗ってくれるんですね」
「ふふっ、気持ちいい?」
「ええ、とっても」
他のお客さんにも同じことを?などと余計なことは訊ねない。身体で商売をしている者同士、お互い様でもある。
「後で、お返しをしないといけませんね」
「うん、もちろん期待している。たっぷり吹かせて。ここならベッドでも、好きなだけできるしね」
もちろん、潮吹きのことだ。
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