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番外編 イベントの日 投稿15ヶ月記念小説 マッチングアプリとうさぎちゃん
しおりを挟むクリスマスなんて無くなればいい
割と長いことそう思っていた。
生まれもった強面の顔と、建築現場で鍛えられた肉体労働で筋肉がつくばかりでますます女が遠ざかる。
有料会員で登録したマッチングアプリは、どれも悲惨な結果しか残さなかった。自撮りの写真を送れば連絡が取れなくなるのはいい方で、会う約束をして待ち合わせ場所に向かえば『今向かってるよ』と連絡があったにも関わらず音信不通となる事もあった。会ってもメッセージのやり取りの最中とは違う終始敬語になった時は、この子もこれで終わりかと苦笑した。
そんな俺が最後にと決めたあの日、アイと名乗った彼女に手を引かれ電車に乗り込んだ。
元からこの格好で行くと言われていた服装は可愛らしく、俺よりも低い位置にある頭、大きな瞳は溢れそうで、頬を赤らめ興奮気味に一生懸命に説明する姿は可愛いの一言だ。
彼女の柔らかく弱々しい力で掴まれた手が俺の手に感触が残り、久しく女性との触れ合いがないことを思い出させる。
本来なら待ち合わせするはずだった本物のアイから約束を破ったのを『ありえない、信じられない』と罵詈雑言のメッセージを貰っても、彼女を前にしたら全てがどうでも良くなった。
彼女の友達とその彼氏とのトリプルデートは問題もなく、男同士は彼女との馴れ初めなど、こんこんと話し込むほど仲良くなく上辺だけの関係だったのも幸いした。また、かなえの彼氏役としているので、彼女の友達と自分から進んで話す必要もなかった。
そんなこんなで個別で行動する事になれば、不自然と思われないように彼女の手を握る事に成功した俺は、益々彼女を好ましく――いや、かなり好きになっていた。
マッチングアプリで重視されている学歴も、年収も、外見も、まるで見ようとしない彼女は、俺の側にいると楽しいと言ってくれた。
――その言葉だけでもいい
そうして彼女に告白され、全て俺が初めてと言われたら、年甲斐もなく浮かれ彼女を手放さないと決めた。
それからやってきた初めてのイベントの日。
そう、クリスマスだ。
11月に入ってから街中のイルミネーションは輝き、お店からはクリスマスソングが流れる。苦い想いしかなかったのに、恋人が出来たら、かなえと来たいな、などと、ミーハーな俺がいる。
交際2ヶ月で同棲、休みの日は一緒に過ごし、あちこち思い出を作った。それが今度は恋人達――家族だったり、友人だったりもするが――の一大イベントだ。年明けたらバレンタインもあるし、遅れてやってきた春に俺はめちゃくちゃに浮かれているのだ。
一人暮らしで殺風景だった部屋から、同棲してから季節ごとの飾りつけや、かなえの好む小物を目にすると、彼女が出来たのだと実感して心が温かくなり、何とも表現が難しい気持ちになる。12月に入り赤や緑、ライトが増え、小さなツリーもテレビの横に飾られるようになった。
【篤くん予約していたチキンを取りに行って欲しい】
土曜日もある仕事が終わり、メッセージが届いてるのに気がついた俺は、続いて彼女が送ったスタンプにニヤける顔を抑える事が出来ない。
「…親方…兄貴が笑ってます…」
「シッ、久しぶりに出来た女だ、ほっといてやれ」
にやにやと笑う俺に後輩のヤツの顔が青ざめ、親方はやれやれと呆れてる。
親方の家に集合してから現場まで来た車に乗り込み、後ろへと座って彼女へと返信をする。
【今終わった、チキン取りに行ってから帰る】
シンプルで面白味のない返信だが、彼女は気にしないだろう。後輩が運転する車が出発すると、彼女と過ごす甘いひと時を思い瞼を閉じて仮眠をする事にした。
『篤くん仕事あるし、疲れてるだろうから家でクリスマスパーティーをしよう!』
ホテルを取ろうとする俺に、彼女は首を横に振った。
――もちろん、2人きりで、だ
今まで名前しか知らなかった有名なチキン店で、予約した2人用の照り焼きチキンセットとサラダ、予約特典かおまけかは知らないがマグカップを取りに行ってから家へと帰ると、玄関のドアを開けた瞬間、暖かい空気が俺を包んで、冷えた身体が温かくなっていく。
「ただいま」
靴を脱ぎ短い廊下を歩くと、真っ白なエプロン姿のポニーテールの彼女がキッチンに立って、彼女がテレビから流れている音楽番組の曲に合わせて歌を口ずさんでいた。
背後から抱きしめると、持っていたチキン店のビニールが棚に当たる。
「おかえり、篤くん」
「ただいま」
彼女を抱きしめると、彼女の好む香水が鼻腔に広がる。うしろを振り向いた彼女の唇を軽く啄むと、ふふっ、と彼女が可愛らしく笑う。
「冷たい…まだ準備が終わらなくて…先にお風呂入る?」
そう言われて初めて、手洗いもうがいもしていない事に気がついた。
「風呂に入ってくるよ」
――ったく、浮かれすぎたろ
自分を笑いたくなる気持ちを隠し、渋々彼女から離れた。
「…豪華だな」
「でしょでしょ!食べれなかったら、また明日の分にすればいいよね」
台所の横に設置した4人掛けのテーブルに、シチュー、バゲットに、俺が取りに行った4本の照り焼きチキンがお皿に盛られ、サラダと小さいけどホールの"メリークリスマス"とチョコプレートに書かれたショートケーキがある。そしてワインとワイングラスに取り皿とカトラリーがそれぞれ2人が座る椅子の前にもセッティングされている。
白いエプロンを外した彼女は、俺が座る席の前に座るとスマホを取り出し写真を撮っていく。俺もテーブルの上にあったスマホで、綺麗に並べられた料理の写真を撮る。
さりげなく彼女も入れて撮ると、彼女はカメラに気がついてにっこりと笑ったのでしっかり撮った。
「ねっ、一緒に撮ろう!」
立ち上がった彼女が俺の方へ回り、俺は椅子を引くと彼女は俺の太ももに腰を掛けてカメラを反転させた。
彼女の画面に写る料理と彼女、顎髭を生やしたうんざりするほど凶悪な顔の俺。彼女は全てをカメラに収めようと、身体を動かしベストポジションを探す。彼女が落ちないように背後から抱きしめて彼女の肩に顎を乗せると、カシャカシャと何枚か彼女が写真を撮る。腕を下ろした彼女が全身の力を抜いて、俺に寄りかかると俺の胸板と彼女の背中がぴたりと密着した。
「メリークリスマス、篤くん」
「メリークリスマス、かなえ」
しっとりと濡れた彼女の声に、下半身が反応しそうになる。しばし見つめ合い啄むように軽く唇を重ねると、それ以上したくなったが、なんとか留まった。
「…食べようか」
「…うん」
最後に、と舌の絡まる口づけをすると、彼女は立ち上がった。
「…ぁっ…篤く…っ」
傷みそうな物だけを冷蔵庫に入れ、後片付けと皿洗いは明日やることにした。同棲するにあたり吟味して購入した特大のベッドに、白い下着姿で横たわる彼女が俺を潤む瞳で見上げてる。保安灯にしているが、リビングから漏れる灯りが手伝って彼女の身体をくっきりと見えるようにしてくれる。
白くて細い脚、細くくびれた折れそうな腰、綺麗な形に盛り上がった二つの谷間、それを支える真っ白な下着は純白で何にもしらないみたいで清楚な雰囲気を醸し出すのに、身体中に俺が付けた赤い印が男がいるだと教えてくれる。
めちゃくちゃにしたくなるのを、ぐっと堪えシンプルなTシャツとスウェットのズボンを脱ぎ捨て、彼女のいるベッドへと上がると、待っていた彼女がうっとりとした眼差しを俺に向けた。
彼女の太ももの横に片足を、彼女の腕の側に右手をつけ、パンツ一丁の俺は彼女に覆い被さると、ベッドにつけていた腕を彼女が触れて肩まで手のひらで移動した。もう片方の手も上がり、首に巻きつかれたほっそりとした腕は、弱い力で俺を屈むように要求する。彼女の腕に誘われるがまま屈むと、柔らかな唇が俺の唇に当たり、彼女の舌が俺の口を開けさせ口づけが始まる。さっき食べた照り焼きとワインの味が混ざり合うキス。彼女の口内にあるすべてに舌を這わし堪能していると、彼女もお返しとばかりに俺の口内に舌を這わす。自然と溢れる唾液を彼女へと送ると、ゴクンと飲み干す。
彼女の柔らかな唇を断腸の想いで離し、首筋、肩のライン、鎖骨へと舌を這わし、キツく吸い付くと新たな赤い印が生まれ、薄くなっている所をもう一度濃くするために同じ箇所を上塗りする。俺の唇が彼女の肌に当たるたびに、彼女の唇以上に柔らかな肌に、もう溺れているのを強烈に感じた。
寂しい、恋人が欲しい。
それだけで始めたマッチングアプリから、彼女と出会ってからは
雁字搦めにして、俺だけ見て欲しい、絶対に離さない。
と今まで感じたことのない、ドロドロとした感情が俺の中を渦巻く。
柔らかな2つの谷間に俺の顔が到達すると、彼女の手が俺の頭を抱きしめ、膝が曲がり俺の身体を挟む。
彼女の両脇に手を置き、チラッと彼女を上目遣いで見ると、頬を赤らめ口が薄く開いていた。
――キスしてぇな、いや、この胸も味わいたい
俺がもう1人いれば…と思っても、結局彼女を気持ちよくさせているもう1人の俺がいれば、ムカついて自分に嫉妬するなと、毎回同じ結論に達する。
膝に体重を掛けて彼女の身体を触ると、背中を上げた彼女の背中に手を這わす。ブラのホックを外し、自由になった彼女の2つの胸の頂を口に含む。固くなったそれを舌で転がし甘く噛むと、彼女の口から甘い喘ぎ声が溢れて頭が真っ白になりそうだ。
――中学生かよ
いとも簡単に降参した俺の身体は、彼女を欲しがり下着を押し上げ痛いほど勃ち上がる。永遠に彼女の胸を可愛がりたい気持ちを宥め、すべすべ肌の彼女の身体に手のひらで這わせ、小さなお尻を揉むと彼女の腰が上がる。この機会を見逃さずに起き上がった俺は、彼女の下着を勢いよく脱がして投げ捨てた。自分のパンツを下ろし、俺の胸への愛撫だけでしとどに濡れた蜜口に己の先端を添えると、無意識に揺れる彼女の腰が艶かしい。
「ん…んっ」
早く彼女の中に一気に入れたいのをぐっと堪え、昂りの先端を彼女の蜜口に押しつけ広げていく。ぬるぬるした彼女の中は、俺のを美味しそうに包み込んでぎゅうぎゅうと締め付ける。彼女の左足首を掴み、脚を大きく開かせると結合していく所がはっきりと俺の視界に入る。
「や、っんんっ」
顔を両手で隠してそっぽ向く彼女が愛おしいのに、繋がるこの瞬間の幸せなときを見て欲しいと意地悪をしたくなる。
「っ…かな…えっ、見て」
彼女の下生えの上に手のひらを添えて、親指で繋がっていく所から出る小さな粒を上からこねると、彼女の背中が弓のようにのけ反り小さく震える。まだ彼女の最奥まで繋がっていないのにぎゅうぅっと締め付けられ、果てそうになるのをぐっと奥歯を噛み締め、彼女の力が抜けるのを待つ。少しずつ力が抜けていくと、彼女がイッているのにも構わず、ズズッと奥へと腰を進める。
ああっ、と彼女の口から漏れた短い嬌声は、辛うじてつながっていた俺の理性をプツリと切った。
「かなえっ、かなえっ…きだっ、す…きだっ」
「ぁ、っ、ん、ん…私っ…もっ、すきっ!好きぃっ」
うわ言のように彼女の名を呼び、持ち上げた彼女の左足をふくらはぎの裏や足首に舌を這わし甘噛みしては強く吸い付き、彼女の中へと欲情の証を注ぐ事しか考えられなくなる。
腰を前後に揺らし、彼女の蜜壺を刺激すれば、溢れる蜜が俺の腰や下生えに絡みつき、ねちゃっ、ねちゃっ、と粘音がこの部屋にいる俺たちの声に混じり鳴り響く。
揺れる細い身体が俺から逃げださぬよう、空いた右手できっちりと彼女の腰を掴めば、繋がりは深くなり彼女の声が高くなる。
――好きだっ、好きだっ俺だけだっ
一気に昂った気持ちを放出するために、ズンッと最奥へと留まれば、のけ反った彼女は絶頂へと達した。ぎゅうぅっと今まで以上に強い締め付けをされ、俺の頭が真っ白になり彼女の中へと射精をした。ドクドクと身体中が一体化したみたいに、注ぐ音が頭の中にまで聞こえる。彼女に覆い被さり胸に顔を埋めると、柔らかな感情が俺の頬や鼻を挟む。
――いい、匂いだ
最後の一滴まで出した腰を揺らし、彼女の蜜壺の内側に塗り付けていると、現金な昂りはむくむくと大きくなっていった。
仰向けに寝かされた俺に、俺のお腹の上に跨りベッドボートに手から両手をつけたかなえが熱心に俺にキスをする。彼女の柔らかく弾力のある胸が、俺の鎖骨に彼女が顔の角度を変えて口づけするたびに当たる。心地よい膨らみと彼女の匂いに大人しく待てが出来るはずもなく、彼女が口づけに夢中なのをいい事に俺の手が彼女を触る。ベッドに膝をつけた所から太ももへ、腰からくびれへ、胸を揉むつもりだったが下へ移動して、小さなお尻を揉むことにした。俺の手から逃げるように彼女の身体が動くが、それは全くの逆効果で誘っているように胸が鎖骨に押し付けられる。
「ん、っやっ…今っ私がっ」
少しだけ俺の唇から離れた彼女が抗議の言葉を発するが、口を開くたび俺の唇に触れている。今度は俺から彼女の下唇を喰めば、彼女は嬉しそうに俺の舌に自分の舌を絡める。また口づけに夢中になった彼女へ、俺はお尻の割れ目から指を忍び込ませると蜜で濡れた蜜口に指先が触れた。流れるように彼女の蜜口に指を入れ、ピクンッと動いた彼女と同時に指先がぎゅうぎゅうと締め付けられた。
「…なぁ、もう一度」
軽くイッいる彼女の耳に囁くと、ぼぅっとした彼女からコクンと小さな頷きで了承を貰った。俺の胸板に両手を付けた彼女が起き上がった時、快感で濡れた瞳、微かにあがる息づかい、真っ赤な印ばかりと白い肌に形のよい丸い二つの膨らみ、あまりの美しさに目を奪われた。
「…篤くん?」
「…っ…あ…ああ」
甘えた彼女の声に我に返り、彼女の腰を浮かせ、そそり立つ己の分身を彼女の中へと入れた。下から突き上げるたびに、甘い声が俺を追い込む。何度か果てたはずなのに、この欲情はまるで鎮まる気配を感じず、彼女に溺れてる。ぱんぱんと下から腰を上げ、彼女は俺のお腹へ両手をつける。髪が彼女の顔を隠し、彼女の顔を見たいと思い手を伸ばすと、彼女の上体が屈み俺の胸板に頬をつけた。
「ん、んっ、んぁっ、あぁっ」
俺に抱きつき、俺の攻めに耐え切れずに彼女がイく。ぎゅうぎゅうと締め付ける彼女の蜜壺の中に、俺の昂りが弾けて熱い液体を注いだ。
「旅行でしょ、テーマパークにも行きたいし、世界遺産に行くのもいいね」
俺たちのクリスマス・イブからクリスマスへと変わる頃、彼女と冬休みの話になり、休日の話になって2人で行きたい所の話になった。俺の胸に頬をつけた彼女は、俺と話をして嬉しいのか、にこにこしている。
「…でも…別にどこにも行かなくてもいいよ…篤くんとなら」
その言葉で俺は泣きそうになる。
「…全部行こう、絶対に」
それだけ言うのがいっぱいで、かなえにこの情けない顔を見せられず、彼女の頭に唇を押し付けた。
――ああ、これが幸せか
彼女に捨てられないように、泣いて縋って死ぬまで離さない。ずっしりした重い愛を、彼女だけに。
かなえを愛した篤は彼女を溺愛し、かなえは彼の愛に応えた。お互いしか見えてない2人は、初めての同棲生活を外出せず、とことん楽しむ事にしたのだった。
いつもは使わない有給を、彼女の休みに合わせ使い切って働く篤に、同僚は笑い親方は憐れんだとさ。
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