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第2章
50.幸せ ※
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「力を抜いてろ」
「あ、あ、あぁ……っ!」
ライオネルが俺の身体を貫いていく。大きく脚を広げて、必死でそれを受け入れようとする。
「う、あっ……!」
濡れたオメガのそこは、ライオネルのものをゆっくりとのみ込んでいく。ライオネルが俺の中を進むたび、粘膜が擦れて俺は快感に身を震わせる。
今、俺はライオネルと繋がっている。
ずっと、ずっとライオネルとこうしたかった。ライオネルのものになりたかった。
「苦しくないか」
挿入したまま、ライオネルは俺を再び抱きしめてきた。こうしてライオネルに抱きしめてもらえると安心する。
「うん」
俺が頷くと、ライオネルは「可愛い」と俺の髪を撫でた。
ライオネルはゆっくりと抽挿を開始した。さっきまで余裕ぶってたライオネルが、腰を動かしながら甘い声を洩らす。
ライオネルが俺で気持ちよくなってくれている。さっきから俺ばかりよがっていたからライオネルが同じように感じてくれることが嬉しかった。
「あっ、んっ……あぁっ……!」
次第にライオネルの動きが大胆になる。
ライオネルに身体を揺さぶられ、俺は悶絶する。そんなに激しく動かれたら、おかしくなる……!
「これは……あぁ……! はぁっ……ノアっ……!」
「ライオネル、ライオネル……っ!」
我を忘れてお互いを求め合う。俺はライオネルに前も後ろも攻められて、達した。ライオネルは何度も俺を抱きしめキスをした。
「大好きだよ、ライオネル」
俺はライオネルの唇に軽くキスをする。
「俺もだ。ノアとこうしていられるのが夢みたいだ。夢なら醒めないでほしい……」
ライオネルは俺のキスに応えるようにキスを返してきた。
ライオネルは終わらせるのが嫌なのかもしれない。
この時間が終わっても、俺たちは離れることはないのに。
「夢じゃない。俺はずっとライオネルのそばにいるんだから」
俺の中には覚悟があった。
俺は一生ライオネルだけを愛していく。何があっても離れられないんだから、これからも絶対に無理だ。
この先、俺にどんなことが起きても、どんな姿になっても、ライオネルと離れるものか。
「ライオネル。中に出していいよ」
キスの合間に俺がライオネルの耳元で囁くと、俺の中のライオネルのライオネルが、わかりやすく反応を示した。
俺は何回も達しているのに、ライオネルはまだだ。俺を汚してくれていいのに、ライオネルは俺を気持ちよくしてばかりだ。
「俺をライオネルのものにして。ライオネルに愛されているって、俺の身体に教えて」
俺の言葉にライオネルが大きく目を開いた。それからライオネルは貪るように俺の身体を愛した。
「あぁっ、ノア……っ!」
「あっ、あっ……あぁぁぁーっ!」
肩を掴まれ、ライオネルに最奥まで穿たれる。ライオネルが俺の中に放つとともに、俺は何度目かもわからない絶頂に達した。
◆◆◆
乱れた服を整えたあと、小屋の中にあった木のベンチにライオネルとふたりで寄り添って座る。
俺はライオネルの厚い胸板に身体を預けている。こうしているとライオネルの心音が聞こえるから、とても穏やかな気持ちになる。さっきまでの情事のせいか、アルファのフェロモンを感じる。ここは俺のパラダイスだ。
「ノアは可愛い」
ライオネルはそんなことを言って俺の髪を撫でる。ライオネルは可愛い可愛い言い過ぎだ。さっきから何度そのセリフを言われたことだろう。
「ノアは俺の嫁か?」
「そうだよ。俺たちは正式に結婚したんだから」
「ノアと一緒に暮らせる?」
「うん。暮らせるよ。一緒に辺境の城に帰ろうな」
俺がライオネルの胸板に頬をすりすりすると、ライオネルが「ああ、そうしよう」と、俺を抱きしめてきた。
「ノアは頭が良くて行動力があるから、どんどん治世の改革をしてくれる。俺が街を歩いているだけでノアのファンに贈り物を渡してほしいと頼まれて、今や俺よりノアのほうが人気者だ」
「あれは自分のためだ。爵位を手にして俺が統治することになるって思ってやっていたことだよ」
俺の頭の中は、民のことより、納めてくれる税金のことを考えていた。その結果、きちんとした統治が必要だなという結論に至っただけだ。
それなのにライオネルは「謙遜するな」と微笑みかけてきた。
「ノアは賢くて、民にも慕われ、そのうえ可愛い。こんないい嫁をもらった俺は幸せ者だ」
ライオネルは大袈裟だなと思う。でも、ライオネルにそう言ってもらえるのは嬉しい。ライオネルには幸せになってもらいたいから。
「それに引き換え、ノアは生まれながらにハズレくじをひいたな」
「ハズレくじ?」
「こんな悪魔に呪われたアルファが運命の番で申し訳ない」
え? それはライオネルのせいじゃない。
「そんなこと関係ないよ。俺はライオネルを好きになった。ライオネルも俺が好き。それで一緒にいるんだろう? もう俺は何を言われても離れないからな」
俺は悔し紛れにライオネルに抱きついた。俺の幸せのためとか、悪魔がどうこうとか、そんなことで、これ以上ライオネルと離れ離れになってたまるか。
「ライオネルが側室を迎えても、俺は負けない。毎晩ライオネルに色目を使って俺のところに来させてみせるんだからな」
俺がいる限り、ライオネルは誰にも渡さないからな。他のオメガにライオネルを譲る気なんて毛頭ない。
「側室……? ああ。選抜隊に紛れていたノアが俺の怪我を治してくれたときの話か」
ライオネルは急に笑い出した。
でも俺には全然笑いごとじゃない。忘れもしない。あのときライオネルは俺という正室がいるにも関わらず、側室を迎えることについて「考えておく」だなんて前向きな発言をしたんだ。
あのとき、俺がどれだけショックを受けたか。
「あれは嘘だ」
「嘘っ?」
「ノアの様子を伺っていたんだ。ノアは俺がノアの正体に気がついていることを知らないようだったからな」
「ええっ? バレてたのっ?」
あのときの俺は顔を隠していたし、ライオネルとは目も合わせていない。それなのに、どうして俺が選抜隊に紛れ込んでいたことに気がついたんだ?
「わかるさ。ひとつひとつの仕草、微かに香るフェロモン、あのくらいで俺の目を誤魔化せるわけがないだろう?」
「……俺、フェロモンの匂いも花の香油で隠してたのに」
「香油の匂いも、ノアが選びそうな匂いだと思ったよ」
なんだよ。気がついてたんだ。うまく隠れていたと思ってたのに。
「ノアは、俺を心配してついてきてくれたんだろう?」
「へっ?」
「危険なところへ向かう俺の身を案じてノアは力を貸してくれた。俺は危険だからノアを城に置いておきたかったのに、ノアはそんなに俺が好きだった? 俺が死ぬのが嫌だったのか?」
「そうだよ悪いか」
俺は膨れっ面をする。
悔しいがそのとおりだ。俺はライオネルが好きで、好きで、仕方がない。
「悪くない。ノアが来てくれなかったら、ドラゴンとモンスターの群れに襲われて隊は全滅していた。ありがとう、ノア。ノアは俺に幸福を与えてくれる女神だ」
ライオネルは俺のこめかみにチュッと音を立ててキスをした。
「それなのにノアを試すようなことをしてすまない。俺が側室をとるかもしれないと聞いたノアは、ビクッと反応し、ひどく落ち込んでいる様子だった。俺のことが嫌いなら側室が来たら喜ぶはず。なのにノアはそうじゃなかった。俺は、ノアに好かれているかもしれないと思って内心小躍りしていたぞ」
「そんなことくらいで? そんなに俺に好かれたかった?」
「ああ。好かれたい。好きな人に好きになってもらいたいと思うのは自然なことだろう?」
「あっ!」
ライオネルはいきなり俺の膝の下に手を入れ、俺を持ち上げた。そして俺を自分の膝の上に座らせる。
「好きだよ、ノア。愛おしくてたまらない。死ぬ日が訪れるまでずっとこうやってノアとくっついていたい」
ライオネルは俺がそんなに好きなのか。
でも、実は俺もだ。俺も、ずっとこうしてライオネルと離れず過ごしたい。
「一緒にいよう、ライオネル……」
約束だ。これは俺の心の中だけの約束で念書にはしない。
俺はもうライオネルのそばから離れないよ。だからどうか、ライオネルも俺を見放さないで。
「あ、あ、あぁ……っ!」
ライオネルが俺の身体を貫いていく。大きく脚を広げて、必死でそれを受け入れようとする。
「う、あっ……!」
濡れたオメガのそこは、ライオネルのものをゆっくりとのみ込んでいく。ライオネルが俺の中を進むたび、粘膜が擦れて俺は快感に身を震わせる。
今、俺はライオネルと繋がっている。
ずっと、ずっとライオネルとこうしたかった。ライオネルのものになりたかった。
「苦しくないか」
挿入したまま、ライオネルは俺を再び抱きしめてきた。こうしてライオネルに抱きしめてもらえると安心する。
「うん」
俺が頷くと、ライオネルは「可愛い」と俺の髪を撫でた。
ライオネルはゆっくりと抽挿を開始した。さっきまで余裕ぶってたライオネルが、腰を動かしながら甘い声を洩らす。
ライオネルが俺で気持ちよくなってくれている。さっきから俺ばかりよがっていたからライオネルが同じように感じてくれることが嬉しかった。
「あっ、んっ……あぁっ……!」
次第にライオネルの動きが大胆になる。
ライオネルに身体を揺さぶられ、俺は悶絶する。そんなに激しく動かれたら、おかしくなる……!
「これは……あぁ……! はぁっ……ノアっ……!」
「ライオネル、ライオネル……っ!」
我を忘れてお互いを求め合う。俺はライオネルに前も後ろも攻められて、達した。ライオネルは何度も俺を抱きしめキスをした。
「大好きだよ、ライオネル」
俺はライオネルの唇に軽くキスをする。
「俺もだ。ノアとこうしていられるのが夢みたいだ。夢なら醒めないでほしい……」
ライオネルは俺のキスに応えるようにキスを返してきた。
ライオネルは終わらせるのが嫌なのかもしれない。
この時間が終わっても、俺たちは離れることはないのに。
「夢じゃない。俺はずっとライオネルのそばにいるんだから」
俺の中には覚悟があった。
俺は一生ライオネルだけを愛していく。何があっても離れられないんだから、これからも絶対に無理だ。
この先、俺にどんなことが起きても、どんな姿になっても、ライオネルと離れるものか。
「ライオネル。中に出していいよ」
キスの合間に俺がライオネルの耳元で囁くと、俺の中のライオネルのライオネルが、わかりやすく反応を示した。
俺は何回も達しているのに、ライオネルはまだだ。俺を汚してくれていいのに、ライオネルは俺を気持ちよくしてばかりだ。
「俺をライオネルのものにして。ライオネルに愛されているって、俺の身体に教えて」
俺の言葉にライオネルが大きく目を開いた。それからライオネルは貪るように俺の身体を愛した。
「あぁっ、ノア……っ!」
「あっ、あっ……あぁぁぁーっ!」
肩を掴まれ、ライオネルに最奥まで穿たれる。ライオネルが俺の中に放つとともに、俺は何度目かもわからない絶頂に達した。
◆◆◆
乱れた服を整えたあと、小屋の中にあった木のベンチにライオネルとふたりで寄り添って座る。
俺はライオネルの厚い胸板に身体を預けている。こうしているとライオネルの心音が聞こえるから、とても穏やかな気持ちになる。さっきまでの情事のせいか、アルファのフェロモンを感じる。ここは俺のパラダイスだ。
「ノアは可愛い」
ライオネルはそんなことを言って俺の髪を撫でる。ライオネルは可愛い可愛い言い過ぎだ。さっきから何度そのセリフを言われたことだろう。
「ノアは俺の嫁か?」
「そうだよ。俺たちは正式に結婚したんだから」
「ノアと一緒に暮らせる?」
「うん。暮らせるよ。一緒に辺境の城に帰ろうな」
俺がライオネルの胸板に頬をすりすりすると、ライオネルが「ああ、そうしよう」と、俺を抱きしめてきた。
「ノアは頭が良くて行動力があるから、どんどん治世の改革をしてくれる。俺が街を歩いているだけでノアのファンに贈り物を渡してほしいと頼まれて、今や俺よりノアのほうが人気者だ」
「あれは自分のためだ。爵位を手にして俺が統治することになるって思ってやっていたことだよ」
俺の頭の中は、民のことより、納めてくれる税金のことを考えていた。その結果、きちんとした統治が必要だなという結論に至っただけだ。
それなのにライオネルは「謙遜するな」と微笑みかけてきた。
「ノアは賢くて、民にも慕われ、そのうえ可愛い。こんないい嫁をもらった俺は幸せ者だ」
ライオネルは大袈裟だなと思う。でも、ライオネルにそう言ってもらえるのは嬉しい。ライオネルには幸せになってもらいたいから。
「それに引き換え、ノアは生まれながらにハズレくじをひいたな」
「ハズレくじ?」
「こんな悪魔に呪われたアルファが運命の番で申し訳ない」
え? それはライオネルのせいじゃない。
「そんなこと関係ないよ。俺はライオネルを好きになった。ライオネルも俺が好き。それで一緒にいるんだろう? もう俺は何を言われても離れないからな」
俺は悔し紛れにライオネルに抱きついた。俺の幸せのためとか、悪魔がどうこうとか、そんなことで、これ以上ライオネルと離れ離れになってたまるか。
「ライオネルが側室を迎えても、俺は負けない。毎晩ライオネルに色目を使って俺のところに来させてみせるんだからな」
俺がいる限り、ライオネルは誰にも渡さないからな。他のオメガにライオネルを譲る気なんて毛頭ない。
「側室……? ああ。選抜隊に紛れていたノアが俺の怪我を治してくれたときの話か」
ライオネルは急に笑い出した。
でも俺には全然笑いごとじゃない。忘れもしない。あのときライオネルは俺という正室がいるにも関わらず、側室を迎えることについて「考えておく」だなんて前向きな発言をしたんだ。
あのとき、俺がどれだけショックを受けたか。
「あれは嘘だ」
「嘘っ?」
「ノアの様子を伺っていたんだ。ノアは俺がノアの正体に気がついていることを知らないようだったからな」
「ええっ? バレてたのっ?」
あのときの俺は顔を隠していたし、ライオネルとは目も合わせていない。それなのに、どうして俺が選抜隊に紛れ込んでいたことに気がついたんだ?
「わかるさ。ひとつひとつの仕草、微かに香るフェロモン、あのくらいで俺の目を誤魔化せるわけがないだろう?」
「……俺、フェロモンの匂いも花の香油で隠してたのに」
「香油の匂いも、ノアが選びそうな匂いだと思ったよ」
なんだよ。気がついてたんだ。うまく隠れていたと思ってたのに。
「ノアは、俺を心配してついてきてくれたんだろう?」
「へっ?」
「危険なところへ向かう俺の身を案じてノアは力を貸してくれた。俺は危険だからノアを城に置いておきたかったのに、ノアはそんなに俺が好きだった? 俺が死ぬのが嫌だったのか?」
「そうだよ悪いか」
俺は膨れっ面をする。
悔しいがそのとおりだ。俺はライオネルが好きで、好きで、仕方がない。
「悪くない。ノアが来てくれなかったら、ドラゴンとモンスターの群れに襲われて隊は全滅していた。ありがとう、ノア。ノアは俺に幸福を与えてくれる女神だ」
ライオネルは俺のこめかみにチュッと音を立ててキスをした。
「それなのにノアを試すようなことをしてすまない。俺が側室をとるかもしれないと聞いたノアは、ビクッと反応し、ひどく落ち込んでいる様子だった。俺のことが嫌いなら側室が来たら喜ぶはず。なのにノアはそうじゃなかった。俺は、ノアに好かれているかもしれないと思って内心小躍りしていたぞ」
「そんなことくらいで? そんなに俺に好かれたかった?」
「ああ。好かれたい。好きな人に好きになってもらいたいと思うのは自然なことだろう?」
「あっ!」
ライオネルはいきなり俺の膝の下に手を入れ、俺を持ち上げた。そして俺を自分の膝の上に座らせる。
「好きだよ、ノア。愛おしくてたまらない。死ぬ日が訪れるまでずっとこうやってノアとくっついていたい」
ライオネルは俺がそんなに好きなのか。
でも、実は俺もだ。俺も、ずっとこうしてライオネルと離れず過ごしたい。
「一緒にいよう、ライオネル……」
約束だ。これは俺の心の中だけの約束で念書にはしない。
俺はもうライオネルのそばから離れないよ。だからどうか、ライオネルも俺を見放さないで。
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