帝国の守護者

千年前、初代国王エルドラは帝国を築きあげた。エルフ、ドワーフ、ドラゴン、魔族。そのころはありふれた存在として人の傍にいた隣人だった。
初代国王エルドラが死去した日までは。
弔いの鐘が鳴り響く中、彼等は突如として陽炎の彼方に消え失せたのだ。
詳細は誰も知らぬまま、かつてはヒトが神や人以外の存在に近しかったとのみ記憶され、魔族やエルフ、獣人は架空の世界の話だと思われるようにすらなっていた。
平和を享受する帝国。しかし、帝国を虎視眈々と狙う北方の蛮族という敵が、突如として強襲し、神殿を破壊する。破壊された神殿の宝剣が魔導師によって異空間に送られたその日、現世と引き離されていた異界が人々の前に現われる。
魔族と獣人族は帝国の民を襲い、エルフは冷ややかにそれを見つめ、ドワーフは沈黙した。
混乱の最中戦場で蹂躙される帝国軍。勢いに乗って帝国軍を殲滅させようとする魔族と獣人に、帝国は苦戦を強いられる。
帝国軍は、守護の要である3人の伯爵によって指揮された軍隊でそれに立ち向かうが、戦局はジリジリと後退しつつあった。
戦火の中、都市から離れた村にも妖魔が跋扈していた。
食い尽くされる人々、逃げ惑う声の中、帝国軍を指揮する北方の守護者カイザリオン伯爵は、戦火の中で凄まじい戦闘をする少年に出会う。
傍らに儚げな少女を伴った少年を見た伯爵は、なぜか懐かしさを抱いてその少年を見つめるのだった。


初投稿です。本業の傍ら、少しずつ進行させます。
戦闘シーンに残虐行為ありになる予定です。エロい描写は後からになりますが、BLも含まれます。



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