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14:ちょっと久しぶり
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季節は夏本番が近くなり、約二か月の出張に行っていたダミアンが帰ってきた。
帰ってくる予定日の今日は、アルノーはなんとなくそわそわしながら出勤した。
この二か月、アナニーしまくっていたが、どこか不完全燃焼感があった。ダミアン達には4日の連休を与えるつもりなので、アルノーもしれっと二連休にした。ダミアンとセックスができたら嬉しいような気がしないでもない。
アルノーは出勤すると、いつも通りバリバリ仕事を捌きながら、ダミアンが報告書を持ってくるのを待った。
昼過ぎのちょうど他に誰もいないタイミングで、ダミアンが報告書を持ってやって来た。アルノーは少し久しぶりに見るダミアンに、若干挙動不審になりながらも平静を装った。
「アルノー魔術師長。報告書です」
「ありがとう。どうだったかな?」
「街を覆うようにかけてある守護魔術がボロボロでしたねぇ。要になる魔導具が年代物の上に魔石も魔力切れの所があったので、領主にかけあって新しい魔石を用意してもらって、向こうの魔術師と一緒に魔導具を一から作り直しました」
「そう。それはお疲れ様。王都の守護魔術もそろそろ本格的に点検しないといけないなぁ。今の要の魔導具も古くなっているだろうから、いっそ最新のものに替えようかな。陛下に話してみるよ。予算が絡むことだから、早くても多分秋頃になるだろうけど、その時はよろしくね」
「分かりました」
「シーロ君と一緒に、明日から四連休だから、ゆっくり休んで」
「ありがとうございます」
「……後半の2日は、僕も二連休なんだけど……」
「おや。じゃあ、お邪魔してもいいですか?」
「……う、うん」
「楽しみにしてます。あ、これ。お土産です。じゃあ、研究室に戻ります」
「あ、うん。ありがとう」
ダミアンが可愛らしい小瓶を机に置いて、にこっと笑って去って行った。
小瓶を手に取れば、中には色んな形をした砂糖菓子が入っている。一つ取り出して食べてみれば、柔らかい甘さが口の中に広がり、さらっと溶けてなくなった。くどくない甘さが美味しい。紅茶にも合いそうだ。
アルノーは大事に食べようと机の引き出しに小瓶を入れると、確実に二連休を取るために、バリバリ仕事を捌き始めた。
アルノーが残業して仕事をしていると、ふらっとダミアンがやって来た。飴が入った小瓶を置いてから、またふらっと去って行く。
アルノーはダミアンを呼び止めた。
「ダミアン君」
「なんです? アルノー魔術師長」
「あ、いや。その、飴、ありがとう」
「いえ。土産のおまけです」
「……今日はこれでお終いだから、途中まで一緒に帰らない? 食事は、ご母堂が作ってらっしゃるだろう?」
「あー。ですね。確実に作ってますね」
「ご母堂の食事はちゃんと食べなきゃね。報告書を読んだけど、君が感じたことも聞きたいから、途中まで一緒に帰ろう」
「分かりました」
アルノーは内心ちょっとだけ浮かれながら、急いで帰り支度をした。
2人で職場を出て、ダミアンの出張先での話を聞きながら歩く。チラッと隣を歩きながら喋るダミアンを見れば、なんか普通である。二か月会わなかったとは思えないくらい普通である。なんとなくもやっとするが、何故もやっとするのか、理由は知りたくない。
仕事の話をしながら歩き、アルノーの家の前でダミアンと別れると、アルノーは玄関先で自分の家へと帰っていくダミアンの背中を見つめた。
いっそのことアルノーも四連休にすればよかった。いやでも、ダミアンが家族と過ごす時間も必要である。二か月も家に母親一人だったのだから、きっとお互いに心配していただろう。
アルノーは家の中に入ると、風呂に入ってから、台所へ行き、酒と肴のチーズを取り出した。
居間のソファーに座り、ちびちびと酒を飲みながら、ダミアンが書いた報告書を改めて読み始める。
とても丁寧かつ詳しく書かれた報告書だ。アルノーはしっかり書かれた報告書を読むと、今後の仕事の段取りを考えてから、酒を飲み干し、寝室へと向かった。
なんとなく、今日はアナニーする気分じゃない。アルノーは大人しくベッドに上がり、布団に包まった。が、中々寝つけない。何故かワクワクドキドキして、ジタバタしたくなる。自分でも意味が分からない。理由を考えた方がいいのだろうが、気づきたくないことに気づきそうな予感がするから、何も考えない。
アルノーはベッドから下りると、魔術書を取りに行き、寝落ちるまで魔術書を読んだ。
2日後の夕方。今日は比較的早めに仕事が終わったので、軽やかな足取りで家へと帰る。明日から二連休だ。きっと、ダミアンが朝から来てくれるだろう。
アルノーがうきうきしながら歩いていると、玄関先に人の姿が見えた。ダミアンである。
アルノーは驚いて、ダミアンに駆け寄った。
「あ、アル。おかえりなさい」
「た、ただいま?」
「晩ご飯まだですよね。メインは家で作ってきたんで、スープだけ作りますよ。一緒に食いましょうよ」
「あ、うん。ありがとう。ご母堂と一緒に食べなくてよかったのかい?」
「あぁ。うちの母は最近できた友達と家で飲むそうなので大丈夫です」
「そ、そう。じゃあ、ありがたくご馳走になるよ」
「はい。台所、お借りしますね」
「うん」
「ベーコンと野菜たっぷりのトマトスープと南瓜のスープ、どっちがいいですか?」
「んー。どっちも捨てがたいなぁ。メインの料理はなに?」
「豚肉にニンニクと香草と塩を擦り込んで一晩寝かせたのを焼いたやつですね。パンにもワインに合うんですよ」
「おぉ。いいね。それなら、トマトスープがいいな」
「じゃあ、トマトスープで。汗かいてるでしょ。先に風呂に入っててくださいよ」
「ありがとう」
ダミアンがニッと笑った。アルノーは家の鍵を開けると、ダミアンと一緒に家の中に入った。
脱衣場の洗面台で手を洗ったダミアンが台所へ向かうのを見送ってから、風呂の湯を溜め始め、着替えを取りに寝室に向かう。
ちょっと久しぶりだからか、なんだかちょっとドキドキする。その理由は絶対に考えてはいけない。
アルノーはうきうきしながら、着替えを片手に階下の風呂場に向かい、うっすら汗ばんでいる身体を入念に洗った。
風呂から出れば、脱衣場にダミアンがやって来て、アルノーの髪を乾かして、香油を使って手入れをしてくれた。ダミアンの甘やかしは健在のようである。
食堂へ行けば、美味しそうな匂いがする料理が並んでいた。向かい合って座れば、ダミアンが洒落たワイングラスにワインを注いだ。
「あれ? そんなお洒落なグラスあったかな?」
「あぁ。お土産です。中々素敵でしょ?」
「うん。ありがとう」
「ワインの香りを引き立てるつくりになっているんですって」
「へぇー。いいね」
「硝子のポットとカップも買ってきてますから、明日からそれで紅茶を飲みましょうよ」
「そんなに色々買ってきてくれたのかい?」
「えぇ。気に入っちゃったので。焼き菓子やジャムも買ってきてますから、明日のお楽しみということで」
「ありがとう。楽しみにしておくよ。ん! これ、すごく美味しい」
「お口に合って何よりです。うん。美味い。パンにのせて食べても美味しいですよ」
「どれどれ……君は料理の天才なのかな? 本当にすごく美味しい」
「ははっ! ありがとうございます。母と一緒に作って正解でした。俺だけじゃ、ここまで美味くは作れないので」
「君とご母堂に感謝だなぁ。スープも美味しいよ。ここ最近、ちょっと暑さにバテてたけど、食べ過ぎるくらい食べられそう」
「しっかり食べてくださいね。アルは夏バテしやすい方なんです?」
「うん。割と。毎年夏場はちょっとだけ痩せるかなぁ。秋にはすぐに戻るけど」
「秋は過ごしやすいし、美味しいものが多いですからね」
「そうそう。君は夏バテしないのかい?」
「したことがないですねー。いつでもがっつり食べますね」
「羨ましいなぁ」
「夏場は熱いものや辛いものをよく食べてるんですよ。冷たいものを食べると、逆によくないらしいので」
「へぇー。そうなんだ。辛いもの……あんまり食べたことがないなぁ」
「今度、試しに作ってみます?」
「うん。お願い」
「はい。んー。鶏肉のピリ辛煮あたりがいいかな? エールとも合うんですよね」
「エール。飲んだことがないや」
「でしょうね。庶民の飲み物ですから」
「試してみたいな。君が美味しいと思うのなら、きっと僕も好きだろうから」
「ははっ。じゃあ、次回はエールも持ってきますね」
楽しそうに笑うダミアンを見ていると、なんだか胸の奥がむずっとする。
夏バテ気味で食欲が落ちていたが、アルノーは少し久しぶりに満腹になるまで美味しい夕食を楽しんだ。
帰ってくる予定日の今日は、アルノーはなんとなくそわそわしながら出勤した。
この二か月、アナニーしまくっていたが、どこか不完全燃焼感があった。ダミアン達には4日の連休を与えるつもりなので、アルノーもしれっと二連休にした。ダミアンとセックスができたら嬉しいような気がしないでもない。
アルノーは出勤すると、いつも通りバリバリ仕事を捌きながら、ダミアンが報告書を持ってくるのを待った。
昼過ぎのちょうど他に誰もいないタイミングで、ダミアンが報告書を持ってやって来た。アルノーは少し久しぶりに見るダミアンに、若干挙動不審になりながらも平静を装った。
「アルノー魔術師長。報告書です」
「ありがとう。どうだったかな?」
「街を覆うようにかけてある守護魔術がボロボロでしたねぇ。要になる魔導具が年代物の上に魔石も魔力切れの所があったので、領主にかけあって新しい魔石を用意してもらって、向こうの魔術師と一緒に魔導具を一から作り直しました」
「そう。それはお疲れ様。王都の守護魔術もそろそろ本格的に点検しないといけないなぁ。今の要の魔導具も古くなっているだろうから、いっそ最新のものに替えようかな。陛下に話してみるよ。予算が絡むことだから、早くても多分秋頃になるだろうけど、その時はよろしくね」
「分かりました」
「シーロ君と一緒に、明日から四連休だから、ゆっくり休んで」
「ありがとうございます」
「……後半の2日は、僕も二連休なんだけど……」
「おや。じゃあ、お邪魔してもいいですか?」
「……う、うん」
「楽しみにしてます。あ、これ。お土産です。じゃあ、研究室に戻ります」
「あ、うん。ありがとう」
ダミアンが可愛らしい小瓶を机に置いて、にこっと笑って去って行った。
小瓶を手に取れば、中には色んな形をした砂糖菓子が入っている。一つ取り出して食べてみれば、柔らかい甘さが口の中に広がり、さらっと溶けてなくなった。くどくない甘さが美味しい。紅茶にも合いそうだ。
アルノーは大事に食べようと机の引き出しに小瓶を入れると、確実に二連休を取るために、バリバリ仕事を捌き始めた。
アルノーが残業して仕事をしていると、ふらっとダミアンがやって来た。飴が入った小瓶を置いてから、またふらっと去って行く。
アルノーはダミアンを呼び止めた。
「ダミアン君」
「なんです? アルノー魔術師長」
「あ、いや。その、飴、ありがとう」
「いえ。土産のおまけです」
「……今日はこれでお終いだから、途中まで一緒に帰らない? 食事は、ご母堂が作ってらっしゃるだろう?」
「あー。ですね。確実に作ってますね」
「ご母堂の食事はちゃんと食べなきゃね。報告書を読んだけど、君が感じたことも聞きたいから、途中まで一緒に帰ろう」
「分かりました」
アルノーは内心ちょっとだけ浮かれながら、急いで帰り支度をした。
2人で職場を出て、ダミアンの出張先での話を聞きながら歩く。チラッと隣を歩きながら喋るダミアンを見れば、なんか普通である。二か月会わなかったとは思えないくらい普通である。なんとなくもやっとするが、何故もやっとするのか、理由は知りたくない。
仕事の話をしながら歩き、アルノーの家の前でダミアンと別れると、アルノーは玄関先で自分の家へと帰っていくダミアンの背中を見つめた。
いっそのことアルノーも四連休にすればよかった。いやでも、ダミアンが家族と過ごす時間も必要である。二か月も家に母親一人だったのだから、きっとお互いに心配していただろう。
アルノーは家の中に入ると、風呂に入ってから、台所へ行き、酒と肴のチーズを取り出した。
居間のソファーに座り、ちびちびと酒を飲みながら、ダミアンが書いた報告書を改めて読み始める。
とても丁寧かつ詳しく書かれた報告書だ。アルノーはしっかり書かれた報告書を読むと、今後の仕事の段取りを考えてから、酒を飲み干し、寝室へと向かった。
なんとなく、今日はアナニーする気分じゃない。アルノーは大人しくベッドに上がり、布団に包まった。が、中々寝つけない。何故かワクワクドキドキして、ジタバタしたくなる。自分でも意味が分からない。理由を考えた方がいいのだろうが、気づきたくないことに気づきそうな予感がするから、何も考えない。
アルノーはベッドから下りると、魔術書を取りに行き、寝落ちるまで魔術書を読んだ。
2日後の夕方。今日は比較的早めに仕事が終わったので、軽やかな足取りで家へと帰る。明日から二連休だ。きっと、ダミアンが朝から来てくれるだろう。
アルノーがうきうきしながら歩いていると、玄関先に人の姿が見えた。ダミアンである。
アルノーは驚いて、ダミアンに駆け寄った。
「あ、アル。おかえりなさい」
「た、ただいま?」
「晩ご飯まだですよね。メインは家で作ってきたんで、スープだけ作りますよ。一緒に食いましょうよ」
「あ、うん。ありがとう。ご母堂と一緒に食べなくてよかったのかい?」
「あぁ。うちの母は最近できた友達と家で飲むそうなので大丈夫です」
「そ、そう。じゃあ、ありがたくご馳走になるよ」
「はい。台所、お借りしますね」
「うん」
「ベーコンと野菜たっぷりのトマトスープと南瓜のスープ、どっちがいいですか?」
「んー。どっちも捨てがたいなぁ。メインの料理はなに?」
「豚肉にニンニクと香草と塩を擦り込んで一晩寝かせたのを焼いたやつですね。パンにもワインに合うんですよ」
「おぉ。いいね。それなら、トマトスープがいいな」
「じゃあ、トマトスープで。汗かいてるでしょ。先に風呂に入っててくださいよ」
「ありがとう」
ダミアンがニッと笑った。アルノーは家の鍵を開けると、ダミアンと一緒に家の中に入った。
脱衣場の洗面台で手を洗ったダミアンが台所へ向かうのを見送ってから、風呂の湯を溜め始め、着替えを取りに寝室に向かう。
ちょっと久しぶりだからか、なんだかちょっとドキドキする。その理由は絶対に考えてはいけない。
アルノーはうきうきしながら、着替えを片手に階下の風呂場に向かい、うっすら汗ばんでいる身体を入念に洗った。
風呂から出れば、脱衣場にダミアンがやって来て、アルノーの髪を乾かして、香油を使って手入れをしてくれた。ダミアンの甘やかしは健在のようである。
食堂へ行けば、美味しそうな匂いがする料理が並んでいた。向かい合って座れば、ダミアンが洒落たワイングラスにワインを注いだ。
「あれ? そんなお洒落なグラスあったかな?」
「あぁ。お土産です。中々素敵でしょ?」
「うん。ありがとう」
「ワインの香りを引き立てるつくりになっているんですって」
「へぇー。いいね」
「硝子のポットとカップも買ってきてますから、明日からそれで紅茶を飲みましょうよ」
「そんなに色々買ってきてくれたのかい?」
「えぇ。気に入っちゃったので。焼き菓子やジャムも買ってきてますから、明日のお楽しみということで」
「ありがとう。楽しみにしておくよ。ん! これ、すごく美味しい」
「お口に合って何よりです。うん。美味い。パンにのせて食べても美味しいですよ」
「どれどれ……君は料理の天才なのかな? 本当にすごく美味しい」
「ははっ! ありがとうございます。母と一緒に作って正解でした。俺だけじゃ、ここまで美味くは作れないので」
「君とご母堂に感謝だなぁ。スープも美味しいよ。ここ最近、ちょっと暑さにバテてたけど、食べ過ぎるくらい食べられそう」
「しっかり食べてくださいね。アルは夏バテしやすい方なんです?」
「うん。割と。毎年夏場はちょっとだけ痩せるかなぁ。秋にはすぐに戻るけど」
「秋は過ごしやすいし、美味しいものが多いですからね」
「そうそう。君は夏バテしないのかい?」
「したことがないですねー。いつでもがっつり食べますね」
「羨ましいなぁ」
「夏場は熱いものや辛いものをよく食べてるんですよ。冷たいものを食べると、逆によくないらしいので」
「へぇー。そうなんだ。辛いもの……あんまり食べたことがないなぁ」
「今度、試しに作ってみます?」
「うん。お願い」
「はい。んー。鶏肉のピリ辛煮あたりがいいかな? エールとも合うんですよね」
「エール。飲んだことがないや」
「でしょうね。庶民の飲み物ですから」
「試してみたいな。君が美味しいと思うのなら、きっと僕も好きだろうから」
「ははっ。じゃあ、次回はエールも持ってきますね」
楽しそうに笑うダミアンを見ていると、なんだか胸の奥がむずっとする。
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