28 / 30
28:二人暮らし
しおりを挟む
アルノーは美味しそうな匂いで目が覚めた。しぱしぱする目を開ければ、ベッドがある部屋と隣接している狭い台所でダミアンが料理を作っていた。
ダミアンの家は狭いが、その狭さが逆に心地いい。すぐ側にダミアンがいるというのが最高である。
アルノーはのろのろと起き上がると、欠伸をしてからベッドから下りて、台所のダミアンの背中にくっついた。ダミアンが横を向いてアルノーの頬にキスをした。
「おはよう。アル。もうすぐ朝ご飯できるよ」
「おはよう。ダン。いい匂いがする」
「今朝はチーズ入りのオムレツがメイン。南瓜のスープと干し葡萄入りのパンもあるよ」
「最高。起こしてくれたら一緒に作ったのに」
「気持ちよさそうに寝てたから」
「むぅ。ダンは僕を甘やかし過ぎだ」
「あはは。ついついー。さて。出来た」
ダミアンが皿にオムレツを盛り付けた。ダミアンが腕の中でくるりと回り、アルノーの唇に優しいキスをした。アルノーも何度もダミアンの唇に吸いつき、つーっと舌先でダミアンの下唇をなぞった。
ダミアンが楽しそうに笑いながら、アルノーの鼻をやんわりと摘んだ。
「こーら。やらしいキスは夜にね」
「うーん。我慢する?」
「うん。朝ご飯が冷める前に食べちゃおう」
「うん。お腹空いた」
アルノーが朝食をテーブルに運んでいる間に、ダミアンが硝子のポットで紅茶を淹れてくれる。これはアルノーの宝物だから、持ってきていた。他の魔術書やアナニーのお供は貸倉庫に保管してある。
ダミアンが作ってくれた美味しい朝食を食べ、食後の紅茶を楽しみながら、今日の打ち合わせをする。
「ダン。今日の予定は?」
「んー。依頼されていた魔導具を引き取りに来る予定だから、俺は下で別の魔導具を作りつつ、接客かなぁ。魔導消音器の残数が心許ないから、アルは二階で魔導消音器を作ってくれない?」
「うん。僕も一緒に下で働けたらいいのに」
「んー。アルは美しすぎて目立つからねぇ。認識阻害の魔導具を着けてても、近くで見たらあんま意味ないし。アルに惚れる人がでたら嫌だから、あんまりアルを他人に見せたくないなぁ。子供じみた独占欲なんだけど」
「……そういうことなら、もっと歳をとって皺くちゃのお爺ちゃんになるまでは大人しく二階で仕事をするよ。僕はダンだけのものだから」
「うん。そうしてもらえると心配が一つ減るかな」
ダミアンが嬉しそうに笑ったので、アルノーもなんだか嬉しくなった。ダミアンがアルノーに対して独占欲を抱いているのがかなり嬉しい。アルノーは習って間がない後片付けを請け負うと、開店準備をしに行くダミアンとキスをしてから、食器類を台所へ運び、洗い始めた。
ダミアンと一緒に暮らし始めて10日になる。ダミアンと同じタイミングで起きて、朝食を一緒に作りたいのだが、まだできていない。
食事の後片付けは覚えたし、洗濯物を干すのにもちょっと慣れてきた。掃除はまだ習い始めたばかりである。
一般家庭の家事をするのは新鮮で、結構楽しい。
アルノーはご機嫌に朝食の後片付けを済ませると、ダミアンが仕掛けていた洗濯が終わる音が聞こえてきたので、狭い脱衣場へ行き、魔導洗濯機から洗濯物を取り出した。
狭いベランダに二人分の洗濯物を干し終えると、ダミアンから頼まれた魔導消音器を作り始める。
魔導消音器は、起動させたら室内の音を完全に聞こえなくするというもので、家族がいる夫婦の夜の必需品の一つだ。外からの音は聞こえる仕様になっている。ダミアンの店の売れ筋商品の一つだ。
アルノーは昼前まで作業をすると、昼食を作るべく、台所へ向かった。
サンドイッチくらいなら1人でも作れるようになった。朝に多めに焼いていたパンを薄めに切り、レタスを洗って、ベーコンをカリカリに焼く。ちょこっと焦げてしまったが、食べるのには問題ないだろう。卵を茹でて冷ましてから殻を剥き、適当な太さに切る。
パンに薄くバターを塗って、レタス、ベーコン、卵をのせ、軽く塩と黒胡椒を振り、パンをのせて、清潔な布で包んで、少しの間まな板を置いて落ち着かせる。
まな板をどけて布を開け、サンドイッチを慎重に半分に切る。なんとか崩れることなく上手く切れた。
アルノーは二人分のサンドイッチを作ると、ベーコンと野菜を細かく刻んだスープも作り、紅茶を淹れて、階下のダミアンを呼びに行った。
ちょうど客がいなかったので、ダミアンはすぐに二階に上がってきた。
テーブルの上の昼食を見て、ダミアンが嬉しそうに笑った。
「美味しそう。アルは上達が早いね」
「そうかな? スープが冷めないうちに食べよう」
「うん。ん! 美味しい」
「ほんと?」
「嘘はつかないよ。ほんとに美味しい」
「よかった」
「晩ご飯は一緒に作ろうか。何が食べたい?」
「んーー。鶏胸肉と野菜を揚げて甘酢に漬けたやつがいいな」
「いいよ。スープは腸詰め肉と根菜にしようか。スープをお願いするよ。揚げ物はまだちょっと早い気がするから」
「うん。あとパンも作るよ」
「よろしくね。香草を入れたやつがいいな」
「頑張ってみる」
「うん。今夜はワインを飲んじゃう? 少しだけ。明日は店休日だから、買い物に行こうか」
「うん。あ、ダン。その、ご母堂に改めて挨拶がしたいんだ。どんな格好で行ったらいいのか分からないから、服を選んで欲しいんだけど」
「いいよ。アルの服を選ぶの楽しいから。この際だからお洒落しちゃおうよ。アルが今持ってる服って、無難だけどちょっと地味だから。似合ってるけど、折角だし、着飾らせたい」
「ダンに任せるよ。僕はお洒落はよく分からないから」
「明日は買い物デートということで。ふぅ。美味しかったー。ありがとう。アル」
ダミアンが嬉しそうに笑いながら、身を乗り出してアルノーの唇に触れるだけのキスをしてくれた。頑張った甲斐がある。まだ簡単な料理しか作れないが、アルノーにだってダミアンの為にできることがあるのである。
昼食の後片付けを一緒にすると、ダミアンは階下の店舗へ向かった。アルノーは午前中の作業の続きをしながら、明日の買い物デートが楽しみでワクワクしていた。
ダミアンと暮らし始めてから、初めてすることばかりで、新鮮ですごく楽しい。ダミアンから教えてもらって、少しずつ家事を覚えてきている。日中も階下に行けばいつでもダミアンの顔が見れるし、休みの日は『おはよう』から『おやすみ』までずっと一緒だ。
アルノーはダミアンとの二人暮らしを心から満喫している。
夕方まで作業をしたら、ベランダに干していた洗濯物を取り込む。服などの畳み方も習っているので、ちゃんとできる。我ながら器用な方なので、割とすんなり覚えることができた。
洗濯物を畳み終える頃に、ダミアンが上がってきた。一緒に狭い台所で夕食を作る。ダミアンから料理のコツを習いながら作り、夕食が完成したらテーブルに運ぶ。
他愛のない話をしながら美味しい夕食を楽しみ、一緒に後片付けをしてから、風呂に入る。
ダミアンの家の風呂は狭いので、一緒に浴槽のお湯に浸かるとみっちみちになる。ゆったり感はないが、ダミアンと密着するのは気分がいいので問題ない。
イチャイチャしながら身体が温まるまでお湯に浸かり、狭い脱衣場で身体を拭いて、全裸のままベッドに移動する。
明日は買い物デートだから、今夜のセックスは一回だけだ。それでも、ダミアンに触れてもらえて、繋がって一緒に気持ちよくなれるだけで嬉しい。
アルノーはダミアンと快感をじっくり味わうようなセックスをすると、ダミアンにゆるく抱きしめられて、穏やかな眠りに落ちた。
ダミアンの家は狭いが、その狭さが逆に心地いい。すぐ側にダミアンがいるというのが最高である。
アルノーはのろのろと起き上がると、欠伸をしてからベッドから下りて、台所のダミアンの背中にくっついた。ダミアンが横を向いてアルノーの頬にキスをした。
「おはよう。アル。もうすぐ朝ご飯できるよ」
「おはよう。ダン。いい匂いがする」
「今朝はチーズ入りのオムレツがメイン。南瓜のスープと干し葡萄入りのパンもあるよ」
「最高。起こしてくれたら一緒に作ったのに」
「気持ちよさそうに寝てたから」
「むぅ。ダンは僕を甘やかし過ぎだ」
「あはは。ついついー。さて。出来た」
ダミアンが皿にオムレツを盛り付けた。ダミアンが腕の中でくるりと回り、アルノーの唇に優しいキスをした。アルノーも何度もダミアンの唇に吸いつき、つーっと舌先でダミアンの下唇をなぞった。
ダミアンが楽しそうに笑いながら、アルノーの鼻をやんわりと摘んだ。
「こーら。やらしいキスは夜にね」
「うーん。我慢する?」
「うん。朝ご飯が冷める前に食べちゃおう」
「うん。お腹空いた」
アルノーが朝食をテーブルに運んでいる間に、ダミアンが硝子のポットで紅茶を淹れてくれる。これはアルノーの宝物だから、持ってきていた。他の魔術書やアナニーのお供は貸倉庫に保管してある。
ダミアンが作ってくれた美味しい朝食を食べ、食後の紅茶を楽しみながら、今日の打ち合わせをする。
「ダン。今日の予定は?」
「んー。依頼されていた魔導具を引き取りに来る予定だから、俺は下で別の魔導具を作りつつ、接客かなぁ。魔導消音器の残数が心許ないから、アルは二階で魔導消音器を作ってくれない?」
「うん。僕も一緒に下で働けたらいいのに」
「んー。アルは美しすぎて目立つからねぇ。認識阻害の魔導具を着けてても、近くで見たらあんま意味ないし。アルに惚れる人がでたら嫌だから、あんまりアルを他人に見せたくないなぁ。子供じみた独占欲なんだけど」
「……そういうことなら、もっと歳をとって皺くちゃのお爺ちゃんになるまでは大人しく二階で仕事をするよ。僕はダンだけのものだから」
「うん。そうしてもらえると心配が一つ減るかな」
ダミアンが嬉しそうに笑ったので、アルノーもなんだか嬉しくなった。ダミアンがアルノーに対して独占欲を抱いているのがかなり嬉しい。アルノーは習って間がない後片付けを請け負うと、開店準備をしに行くダミアンとキスをしてから、食器類を台所へ運び、洗い始めた。
ダミアンと一緒に暮らし始めて10日になる。ダミアンと同じタイミングで起きて、朝食を一緒に作りたいのだが、まだできていない。
食事の後片付けは覚えたし、洗濯物を干すのにもちょっと慣れてきた。掃除はまだ習い始めたばかりである。
一般家庭の家事をするのは新鮮で、結構楽しい。
アルノーはご機嫌に朝食の後片付けを済ませると、ダミアンが仕掛けていた洗濯が終わる音が聞こえてきたので、狭い脱衣場へ行き、魔導洗濯機から洗濯物を取り出した。
狭いベランダに二人分の洗濯物を干し終えると、ダミアンから頼まれた魔導消音器を作り始める。
魔導消音器は、起動させたら室内の音を完全に聞こえなくするというもので、家族がいる夫婦の夜の必需品の一つだ。外からの音は聞こえる仕様になっている。ダミアンの店の売れ筋商品の一つだ。
アルノーは昼前まで作業をすると、昼食を作るべく、台所へ向かった。
サンドイッチくらいなら1人でも作れるようになった。朝に多めに焼いていたパンを薄めに切り、レタスを洗って、ベーコンをカリカリに焼く。ちょこっと焦げてしまったが、食べるのには問題ないだろう。卵を茹でて冷ましてから殻を剥き、適当な太さに切る。
パンに薄くバターを塗って、レタス、ベーコン、卵をのせ、軽く塩と黒胡椒を振り、パンをのせて、清潔な布で包んで、少しの間まな板を置いて落ち着かせる。
まな板をどけて布を開け、サンドイッチを慎重に半分に切る。なんとか崩れることなく上手く切れた。
アルノーは二人分のサンドイッチを作ると、ベーコンと野菜を細かく刻んだスープも作り、紅茶を淹れて、階下のダミアンを呼びに行った。
ちょうど客がいなかったので、ダミアンはすぐに二階に上がってきた。
テーブルの上の昼食を見て、ダミアンが嬉しそうに笑った。
「美味しそう。アルは上達が早いね」
「そうかな? スープが冷めないうちに食べよう」
「うん。ん! 美味しい」
「ほんと?」
「嘘はつかないよ。ほんとに美味しい」
「よかった」
「晩ご飯は一緒に作ろうか。何が食べたい?」
「んーー。鶏胸肉と野菜を揚げて甘酢に漬けたやつがいいな」
「いいよ。スープは腸詰め肉と根菜にしようか。スープをお願いするよ。揚げ物はまだちょっと早い気がするから」
「うん。あとパンも作るよ」
「よろしくね。香草を入れたやつがいいな」
「頑張ってみる」
「うん。今夜はワインを飲んじゃう? 少しだけ。明日は店休日だから、買い物に行こうか」
「うん。あ、ダン。その、ご母堂に改めて挨拶がしたいんだ。どんな格好で行ったらいいのか分からないから、服を選んで欲しいんだけど」
「いいよ。アルの服を選ぶの楽しいから。この際だからお洒落しちゃおうよ。アルが今持ってる服って、無難だけどちょっと地味だから。似合ってるけど、折角だし、着飾らせたい」
「ダンに任せるよ。僕はお洒落はよく分からないから」
「明日は買い物デートということで。ふぅ。美味しかったー。ありがとう。アル」
ダミアンが嬉しそうに笑いながら、身を乗り出してアルノーの唇に触れるだけのキスをしてくれた。頑張った甲斐がある。まだ簡単な料理しか作れないが、アルノーにだってダミアンの為にできることがあるのである。
昼食の後片付けを一緒にすると、ダミアンは階下の店舗へ向かった。アルノーは午前中の作業の続きをしながら、明日の買い物デートが楽しみでワクワクしていた。
ダミアンと暮らし始めてから、初めてすることばかりで、新鮮ですごく楽しい。ダミアンから教えてもらって、少しずつ家事を覚えてきている。日中も階下に行けばいつでもダミアンの顔が見れるし、休みの日は『おはよう』から『おやすみ』までずっと一緒だ。
アルノーはダミアンとの二人暮らしを心から満喫している。
夕方まで作業をしたら、ベランダに干していた洗濯物を取り込む。服などの畳み方も習っているので、ちゃんとできる。我ながら器用な方なので、割とすんなり覚えることができた。
洗濯物を畳み終える頃に、ダミアンが上がってきた。一緒に狭い台所で夕食を作る。ダミアンから料理のコツを習いながら作り、夕食が完成したらテーブルに運ぶ。
他愛のない話をしながら美味しい夕食を楽しみ、一緒に後片付けをしてから、風呂に入る。
ダミアンの家の風呂は狭いので、一緒に浴槽のお湯に浸かるとみっちみちになる。ゆったり感はないが、ダミアンと密着するのは気分がいいので問題ない。
イチャイチャしながら身体が温まるまでお湯に浸かり、狭い脱衣場で身体を拭いて、全裸のままベッドに移動する。
明日は買い物デートだから、今夜のセックスは一回だけだ。それでも、ダミアンに触れてもらえて、繋がって一緒に気持ちよくなれるだけで嬉しい。
アルノーはダミアンと快感をじっくり味わうようなセックスをすると、ダミアンにゆるく抱きしめられて、穏やかな眠りに落ちた。
245
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
騎士×妖精
「これからも応援してます」と言おう思ったら誘拐された
あまさき
BL
国民的アイドル×リアコファン社会人
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
学生時代からずっと大好きな国民的アイドルのシャロンくん。デビューから一度たりともファンと直接交流してこなかった彼が、初めて握手会を開くことになったらしい。一名様限定の激レアチケットを手に入れてしまった僕は、感動の対面に胸を躍らせていると…
「あぁ、ずっと会いたかった俺の天使」
気付けば、僕の世界は180°変わってしまっていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
初めましてです。お手柔らかにお願いします。
幼馴染みのハイスペックαから離れようとしたら、Ωに転化するほどの愛を示されたβの話。
叶崎みお
BL
平凡なβに生まれた千秋には、顔も頭も運動神経もいいハイスペックなαの幼馴染みがいる。
幼馴染みというだけでその隣にいるのがいたたまれなくなり、距離をとろうとするのだが、完璧なαとして周りから期待を集める幼馴染みαは「失敗できないから練習に付き合って」と千秋を頼ってきた。
大事な幼馴染みの願いならと了承すれば、「まずキスの練習がしたい」と言い出して──。
幼馴染みαの執着により、βから転化し後天性Ωになる話です。両片想いのハピエンです。
他サイト様にも投稿しております。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
溺愛の加速が尋常じゃない!?~味方作りに全振りしたら兄たちに溺愛されました~
液体猫(299)
BL
毎日投稿だけど時間は不定期
【《血の繋がりは"絶対"ではない。》この言葉を胸にクリスがひたすら愛され、大好きな兄と暮らす】
アルバディア王国の第五皇子クリスは冤罪によって処刑されてしまう。
次に目を覚ましたとき、九年前へと戻っていた。
巻き戻す前の世界とは異なるけれど同じ場所で、クリスは生き残るために知恵を振り絞る。
かわいい末っ子が過保護な兄たちに可愛がられ、溺愛されていく。
やり直しもほどほどに。罪を着せた者への復讐はついで。そんな気持ちで新たな人生を謳歌する、コミカル&シリアスなハッピーエンド確定物語。
主人公は後に18歳へと成長します(*・ω・)*_ _)ペコリ
⚠️濡れ場のサブタイトルに*のマークがついてます。冒頭のみ重い展開あり。それ以降はコミカルでほのぼの✌
⚠️本格的な塗れ場シーンは三章(18歳になって)からとなります。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる