初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花

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2巻

2-1





 ある日突然、トラックにねられて死んでしまった俺、四宮楽しのみやらくは、神界しんかいおさであるサマディさんことサマディエラさんのはからいで、異世界に転生することになった。
 神界というのは、その名の通り神々が住む世界のことだ。どうやら俺が交通事故にったのは神々のうちの一柱による悪戯いたずらのせいだったらしい。サマディさんは、自分の部下が遊びで俺の命を奪ったお詫びとして、俺を転生させてくれることにしたそうだ。正直色々と理解が追いついてなかったんだけど、あんまり深く考えないことにしている。
 転生の際、サマディさんは不手際ふてぎわの穴埋めということで、俺が作ったスキルを三つまで持ち込んでいいと言ってくれた。悩んだ末に作成したのは、あらゆるものを鑑定できる『鑑定眼かんていがん』と、容量制限なしに物体を収納できる『便利ボックス』と、自分が生活に必要だと思ったスキルや魔法を自由に覚えられるようになる『生活魔法』の三つ。どれも本当に便利なスキルで、重宝している。
 そんなこんなで俺は銀髪の少年、ラルクとして転生したんだけど……いきなり外で目が覚めて、しかも家から追放されていると判明したときは本当にびっくりしたよ。一時はどうなることかと思ったが、なんとか近くの冒険者ギルドにたどり着いて、元Aランク冒険者のグルド・ヴォルトリスさんに助けてもらうことができた。
 俺とグルドさんは順調に親交を深め、やがて義理の親子になった。そしてグルドさん改め義父とうさんと俺は、一緒に暮らすことになったんだよな。過保護な義父さんはなかなか俺を王都の外に出したがらなかったが、喧嘩や話し合いを重ねてようやく外出を認めてもらえた。
 初めての外出は大変だったなあ……俺は森で遭遇したスライムを魔法で倒したのだが、そいつは実はバトルジャンキースライムという強力な敵だったらしく、大量の経験値を持っていた。
 こうしてレベル1だった俺は、一気にレベル38まで上がっちゃったんだけど……まあ、とにかく毎日楽しく過ごしている。



 1 賢竜けんりゅうシャファル


 初めての外出を終えてから、俺は休日になる度に義父さんと一緒に街の外へ出かけ、冒険者に必要な知識を実践的に学んでいった。
 今日も義父さんと森に行き、森で迷ったときの対処法や、薬草の見分け方などを教えてもらう。
 森での訓練が一通り終わったところで、義父さんが話しかけてきた。

「ラルク……一気にレベルが上がったおかげで、前より遥かに動けるようになっているな」
「はい。でもステータスが急激に高くなったせいで、魔法の威力の調整とかがまだちょっと難しいんですよね」
「そうなのか? 俺はあまり魔法を使わないから、そんなの意識したこともなかったな……」

 そうつぶやく義父さんは、中距離を得意とする俺とは違い、前衛でガッツリ戦うタイプ。身につけているよろいも防御力重視の作りだ。

「そういえば、義父さんのステータスって見たことないですね」
「以前鑑定してもらったときのステータスを記録しておいた紙を持ってるが、見たいか?」
「はい」

 俺がうなずくと、義父さんはふところから一枚の紙を取り出して見せてくれた。


【 レベル 】176
【 S P 】232
【  力  】10152
【 魔 力 】5632
【 敏 捷 】8448
【 器 用 】4928
【  運  】59


「全部写すのが面倒だったから能力値しか書いてないが、こんな感じだ」
「ありがとうございます……あれ?」

 義父さんのステータスが書かれた紙をジッと見た俺は、あることに気が付いた。
 自分自身に『鑑定眼』を使って、ステータスを表示させる。


【 名 前 】ラルク・ヴォルトリス
【 年 齢 】12
【 種 族 】ヒューマン
【 性 別 】男
【 状 態 】健康
【 レベル 】38
【 S P 】370
【  力  】3960
【 魔 力 】4552
【 敏 捷 】4256
【 器 用 】2865
【  運  】51
【 スキル 】『調理:3』『便利ボックス:3』『生活魔法:1』『鑑定眼:3』『裁縫:2』
      『集中:4』『信仰心:5』『魔力制御:3』『無詠唱:3』『合成魔法:3』
      『気配察知:3』『身体能力強化:3』『体術:3』『剣術:2』『短剣術:3』
      『毒耐性:1』『精神耐性:3』『飢餓耐性:1』『火属性魔法:3』
      『風属性魔法:4』『水属性魔法:2』『土属性魔法:2』『光属性魔法:1』
      『闇属性魔法:1』『雷属性魔法:1』『氷属性魔法:2』『聖属性魔法:1』
      『無属性魔法:2』
【特殊 能力】『記憶能力向上』『世界言語』『経験値補正:10倍』『神のベール』
      『神技:神秘の聖光』『神従魔魔法』
【 加 護 】『サマディエラの加護』『マジルトの加護』『ゴルドラの加護』
【 称 号 】『転生者』『神を宿し者』『加護を受けし者』『信仰者』『限界値に到達した者』
      『神者』

(もしかして、俺の能力値ってだいぶ高いんじゃないか?)
 義父さんのレベルは俺の四倍以上高いが、能力値はレベルほど大きく差が開いていない。

(そういえば能力値が上がりやすくなる称号を持ってるけど、その影響なのかな……)

 義父さんのステータスを見て、改めて自分の強さを認識したのだった。

「どうだ? レベル150超えはなかなかいないんだぞ?」

 義父さんが自慢げに言った。
 その言葉通り、俺達の住んでいるレコンメティス王国にはレベルが100を超えている人間はわりといるものの、150を超えている者は滅多にいないと以前聞いたことがある。レベルは高くなるほど上がりにくくなる性質があるので、それだけ150の壁を破るのが難しいということだろう。
 ちなみに、現在王国で一番レベルが高いのは国王であるアルスさんと言われている。アルスさんは以前、面白半分で自分のステータスを国民に公開したことがあるそうで、当時で、なんと200を超えていたらしい。
 前にその噂についてアルスさんに聞いたことがあるが、「たまにだけど、僕も魔物を狩ったりしてるから今はもっと上がってるよ」と笑顔で教えてくれた。
 ともあれ、俺は義父さんに能力値について確認してみる。

「義父さん。一つ質問していいですか?」
「ん? なんだ?」
「俺と同じくらいのレベルの人って、能力値の平均はいくつなんですか?」
「平均値か? う~む……努力次第で変わるから人それぞれだが、ラルクくらいのレベル帯だと、1500程度じゃないか? もちろん個人差があるから、もっと上の奴もいるとは思うが」

 その言葉を聞いて、俺は確信した。自分の能力値が異常に高いことを。

(サマディさん……もらった称号、強すぎですッ!)

 ついそう心の中でツッコんでしまった。

「それで、ラルクの能力値はどのくらいになったんだ?」

 義父さんが聞いてくる。
 うーん、ここで正直に喋って変に思われたら嫌だな……

「えっと……平均2000くらいですね」

 そう思って、つい嘘を言ってしまった。

「ほう、2000か。ということは基礎の上がり幅が高いんだな」

 感心したように言われて、少し胸がズキンとした。
 ちょっぴり罪悪感を覚えつつ、気になったことを尋ねてみる。

「あの、基礎の上がり幅ってなんですか?」
「能力値は日々の特訓だけでなく、レベルの上昇によっても上げられることはもう知ってるよな? で、レベルとともに上がる能力値の上がり幅は決まっているんだ。種族ごとにも違っていて、ヒューマンだと大体15~30と言われているな。あとは能力値に影響する加護や称号を持っている場合は、その補正分がステータスに反映される」
「なるほど、そういう仕組みなんですね」

 基礎の上がり幅なんていうのがあったんだな。しっかり記憶しておこう。
 その後、街に帰ることにして義父さんと一緒に森から出る。
 草原を歩いていると、フードを深く被った人がこちらに向かって歩いてくるのが見えた。
 冒険者かな? と思い、特に気にせず義父さんに話しかける。

「義父さん、今日の晩御飯は何がいいですか?」
「う~ん、そうだな……」

 他愛のない話をしながら、フードの人とすれ違う。
 そのとき、フードの人が小さな声で「見つけたぞ」と呟くのが聞こえた。
 次の瞬間、目の前の光景がいきなり草原からどこか暗い場所に変わる。

「えっ?」

 一瞬の出来事に何が起きたのか分からず、戸惑いながら辺りを見渡す。しかし、暗くて何も見えない。
 火属性魔法で明かりをけて辺りを確認すると、さらに驚くべき光景が。

「ッ……りゅ、竜!?」

 そう、目の前に俺の何倍も大きな銀色の竜がいたのである。
 先日、自宅の窓から目撃した銀色の影を思い出す。あのとき見たのはこの竜だったに違いない。
 あまりの威圧感に足が震えてしまい、俺は地面にドサッと尻もちをつく。ドラゴンなんて初めて見たが、ものすごい迫力だ。

「フッ、おぬしは奴とは違い、人間らしい反応をするのう……」
「ッ!」

 そのとき、嘲笑あざわらうかのような声がどこからか聞こえた。俺以外にも人間がいるのか?
 声を発した人物がどこにいるのかと、辺りを確認する。
 なぜかは分からないが、俺は現在、どこかの洞窟らしき場所に瞬間移動してきたようだ。しかし、いくら見回してみても、ここには俺と竜しかいない。

「何をキョロキョロしておる? 我はお主の前におるじゃろ」
「……えっ、まさかこの声、目の前の竜から!?」
「そうじゃよ。目の前の竜がしゃべっておるのじゃ。われは、この世界が始まった頃より存在する賢竜シャファル。人間は、我を銀竜と呼ぶこともあるのう。お主の名は、なんと言うのじゃ?」
「ら、ラルクですッ!」

 シャファルと名乗った竜に、俺は慌てて自分の名前を告げる。素直に答えなかったために機嫌をそこねて、食われたりしたら大変だ。
 というか、銀竜って実在してたんだな。あまりにも唐突とうとつに出会ったから、それほど実感はないけど。

「なるほど、ラルクと申すのか……っと、すまぬのう。雰囲気を出すために『威圧』スキルを出したままじゃった」

 シャファルがそう言った次の瞬間、今まで感じていた強い重圧がなくなった。威圧感の正体は、スキルによるものだったらしい。
 とにかく、話が通じるなら今の状況について質問してみよう。

「あっ、あの! なんで俺はここにいるんでしょうか? さっきまで義父ちちと草原にいたはずなんですけど」
「それは我の分身体を使って、お主をここに転移させたからじゃ」

 シャファルはそう答え、俺の目の前に草原で見かけたフードの人を出現させた。よく分からないが、あのフードの人はシャファルの魔法で生み出された分身だったということか? 竜が人間の分身を作れて、しかも転移魔法まで使えるとは驚きだ。
 でも、まだシャファルが俺をここに呼び寄せた理由が分からない。

「えっと、どうやって移動したかは分かったんですけど……そもそもなぜ、俺をここに連れてきたんですか?」
「うむ、本来は別の者に頼む予定じゃったのだが、用事があるから無理だと断られてのう。次の候補として考えていたお主のいる場所をそやつから聞いて、数ヶ月前から探しておったのじゃ。我も力がだいぶ落ちてのう、見つけるのに苦労したぞ」
「……それで、俺が呼ばれた理由は?」

 まだよく理解できずに聞き返すと、シャファルは詳しく説明してくれた。

「……我は先ほど、この世界が始まった頃から存在すると言ったじゃろう? なぜそれほど長い間生きているのかと言うと、我はたとえ死んでしまったとしても、転生することができるのじゃよ。間隔としては数百年に一度じゃな。ここは、我が転生する際に使う場所……転生の間とでも言おうかの」
「て、転生ですか……」

 そんなことが可能なのかと思わず驚いてしまったが、そういえば俺も一度転生しているんだよな、と思い直す。しかも、地球から異世界にやってきているわけだから、ケースとしては俺のほうがレアかも。
 シャファルはさらに言葉を続ける。

「で、転生して幼体となった我は、成体に成長するために大量の魔力を補給しなければならん。ある程度成長したら自分の力で魔力を手に入れることができるのじゃが、幼体の間はそれも難しくてのう。他の竜や魔物や人間などから、魔力をもらわなければならないのじゃ」
「……えっと、ようするに、一定の大きさになるまでは、誰かにお世話してもらわないといけないってことですか?」
「まあ、平たく言えばそうじゃな。しかし、我はこう見えても竜種の中ではかなり上位の存在であるがゆえ、他の者からほどこしを受けるのは嫌でのう。昔は転生したあと他者の力に頼らず生きようとした時期もあったのじゃが、いつも成長する前に魔物に襲われて死んでしまい、うまくいかなかったのじゃ」

 シャファルが苦々しい表情で言った。
 まあ、確かにいくら伝説の竜といえども、生まれたばかりは弱くて当然か。

「でも、今は普通に成長してますよね。結局、他の存在から魔力の施しを受けることにしたんですか?」

 俺が尋ねると、シャファルは首を横に振る。

「いや、そうではない。数百年前、我はとある人間の一族から契約を持ちかけられたのじゃよ。一族の者は幼体の我に魔力を提供する代わりに、転生したあとに残る我の亡骸なきがらを素材として渡し、我が成体になった際に一族をあらゆる危険から守ってほしい、という条件でな。我としても、対等な立場で魔力を得られるのは願ってもなかったことじゃからのう。その契約を結ぶことにしたんじゃ」
「……? それは分かりましたけど、それと俺にどういう関係が……」
「なんじゃ、ここまで話をしても分からぬのか? つまりお主は我と契約した一族の子孫で、我はお主から魔力をもらいたいと言っておるのじゃよ」
「えっ!?」

 驚きのあまり、大声を出してしまった。
 つまり、俺を捨てた父親か、若くして亡くなった俺の母親のどちらかが、かつて銀竜と契約を結んだ一族の血を引いているということか。まさか、こんなタイミングで自分の家系の秘密が判明するとは……

「で、でも、どうして俺がその一族だと分かるんですか?」
「その魔力の感じと銀髪……間違えようがないわ。お主は我と契約した者の子孫じゃ」
「ま、マジですか……」

 狼狽ろうばいする俺を見て、シャファルは愉快ゆかいそうに言う。

「お主は前に呼んだ者とはまったく性格が違うのう。こっちのほうが話しやすくていいが、少々驚きすぎじゃと思うぞ……それで、どうじゃ? 我が成長するまでの間、我に魔力を分けてくれぬか? そろそろ寿命が尽きそうじゃから転生しないとヤバいんじゃが」

 シャファルに懇願こんがんされ、俺はしばらく考える。
 うーん、困っている人……というか竜はなるべく助けたいよね。悪い竜ではなさそうだし、分けてあげるくらいだったら構わないかな?

「えっと……はい。魔力を分けることで俺に悪い影響がなければ、大丈夫です。一つ確認しておきたいんですけど、魔力ってどれくらい提供すればいいんですか?」
「ふむ、助かる。実を言うと成長に必要な魔力は莫大ばくだいで、とても人間が一日で提供できる量ではない。そのため、しばらくの間我はお主と一緒に過ごすことになる。もちろんその間の生活はお主に合わせるが、それでも構わぬか?」
「はい」

 俺の返答にシャファルは満足そうに頷いて、いきなりドサッと倒れた。
 何事かと思った次の瞬間、目の前の空間が光りだす。
 やがて光が収まると、俺の頭に乗せられるくらいの小さな竜が出現した。全長は50センチくらいかな?

「あの……シャファル……さん、ですか?」
(うむ、そうじゃよ)

 俺が尋ねると、シャファルの声が頭に響いた。

「うわぁ! 脳内に直接声が!」
(おっとすまん。言い忘れておったが、転生して間もなくは喋れないから念話でやり取りをするぞ。とりあえず、ラルクよ。さっそく我に魔力を分けてくれぬか?)

 びっくりしてしまったが、気を取り直してシャファルの指示に従うことにする。
 でも、どうやって分けるんだ? と考えていると、またもや念話が脳内に届いた。

(我に手を向けて、魔力を発せばよい。あとは我がコントロールする)

 言われた通りに両手をかざして魔力を出すと、シャファルは魔力を吸収して気持ち良さそうに体を伸ばした。

(ふぅ、ひとまずもうよいぞ。助かった。これ以上はお主の負担じゃろ?)
「いえ、まだ大丈夫ですから、足りなければ言ってください」
(ほう、かなり魔力が多いんじゃな。それでは、追加でもらえるか?)

 ということで、さらに魔力を分け与える。
 シャファルはまた気持ち良さそうに吸収したが、結構分けたにもかかわらず体が大きくなる気配はない。先ほど聞いた通り、成長するには相当たくさんの魔力を提供しないといけないみたいだ。
 さて、話がまとまったことだし、義父さんにあまり心配をかけたくないから早く帰ろうかな、と思ったが――そういえば俺、どうやって帰るんだ?
 まあ、また転移してもらえばいいか。

「あの、一つ頼みたいことがあるんですが……」
(なんじゃ? 今の我にできることなら、なんでも言ってくれ)
「王都に帰りたいんですけど、さっき俺をここに連れてきたみたいに、転移させてくれませんか?」

 俺は気軽にそう言ったが、なぜか返事がない。
 嫌な予感がし始めたとき、ようやく再び念話が聞こえてきた。

(……すまぬ、幼体となった今の我には、転移魔法を使うだけの魔力がないのじゃ。転生を急ぐあまり、帰るときのことを忘れておった……)
「……マジですか?」
(し、しかし、ここは王都のすぐ近くじゃから、帰ろうと思えばすぐに帰れるぞッ! それに我は、賢竜の二つ名通り賢き竜じゃ。王都までの道案内もできるから安心するがよい)

 ……こんな初歩的なミスをしておいて、賢竜と呼べるのか?
 まあ、道は分かるらしいから別にいいか。それなら早めに行動しよう。
 洞窟を出ようとしたとき、シャファルが念話を飛ばしてきた。

(待てラルク。我の亡骸はどうする? 解体して持ち帰ってもよいぞ)
「そうですね……」

 確か、竜種の鱗や牙はいい武具の素材になるんだよな。解体は後回しにするとして、とりあえず『便利ボックス』で持って帰るか。
 シャファルの亡骸に両手をかざし、『便利ボックス』を発動させる。滅茶苦茶デカいから入るのかどうか少し不安だったが、無事に収納できた。

(なんと……我の体が丸ごと入るほどの収納スキルを持っておるのか?)
「こんなに大きなものをしまうのは初めてだったのでちょっぴり不安だったんですけど、意外と入りましたね」
「なんじゃ、自分のスキルの効果をちゃんと理解しておらぬとは……」

 呆れられてしまった。
 ともかく、俺は小さくなったシャファルを頭に乗せて洞窟から出たのだった。


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