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第一章 幼少期編

第十話 ステータス確認&創造魔法

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 今日はミリィさんやニーナさんの家庭教師の日でもないので、部屋でステータスの確認と創造魔法の訓練に充てることにした。

「創造魔法って言ってもどんなことができるのだろ」

『ステータス』

 【名前】カイン・フォン・シルフォード
 【種族】人間族 【性別】男性 【年齢】五歳
 【称号】辺境伯家三男 転生者 神の使徒
 【レベル】8
 【体力】3,180/3,180
 【魔力】254,890/254,890
 【能力】SS
  -筋力 S
  -体力 S
  -知力 SS
  -敏速 SS
  -器用 SS
  -魔法行使力 SSS
  
 【魔法】
  創造魔法Lv.10
  火魔法Lv.10
  風魔法Lv.10
  水魔法Lv.10
  土魔法Lv.10
  光魔法Lv.10
  闇魔法Lv.10
  時空魔法Lv.10
  生活魔法
 
 【スキル】
  鑑定Lv.10
  無限収納アイテムボックスLv.10
  武術Lv.10
  体術Lv.10
  物理耐性Lv.10
  魔法耐性Lv.10

 【加護】
  創造神の加護Lv.10
  生命神の加護Lv.10
  魔法神の加護Lv.10
  大地神の加護Lv.10
  武神の加護Lv.10
  技能神の加護Lv.10
  商業神の加護Lv.10


 ありえないくらいの体力と魔力量の増加量だ……。能力もSSになっているし。

 この前、草原で戦闘は行ったが、そこまでレベルが上がるのはおかしい。
 倒したのホーンラビット二匹だけだし。
 目の前に表示されている、ステータスをタップしてみる。

 【称号】
 辺境伯家三男
 ▽グラシア領ガルム・フォン・シルフォード・グラシアの三男
「おっ。解説が出ている。次だ」
 転生者
 ▽異世界から記憶を持って産まれしもの。知力にプラスされる。
 神の使徒
 ▽経験値取得が10倍になる。レベルアップ時の上昇率も10倍になる。教会で神の声が聴ける。
 【能力】
 ▽筋力・体力・知力・敏速・器用・魔法行使力の平均値
  -筋力 S
  -体力 S
  -知力 SS
  -敏速 SS
  -器用 SS
  -魔法行使力 SSS


「……神の使徒が異常なレベルの上がり方をした原因か。何10倍って。しかも神の声って」

 あのじいさんたちの顔が浮かぶ。気にしたらいけない。とりあえずどんどん見ていこう。
 
 【魔法】
 創造魔法Lv.10
 ▽イメージすることにより、魔法を創造できる。創造の規模により魔力消費量が異なる。加護のランクにより消費量が削減される。Lv.2(10%削減)Lv.10(90%削減)
 火魔法Lv.10
 ▽全ての火魔法を行使することができる。
 風魔法Lv.10
 ▽全ての風魔法を行使することができる。

 ……全ての魔法が使えるってことだよね。属性魔法についてはわかった。
 ▽光魔法Lv.10
 死者の蘇生ができる。欠損部位の回復ができる。全ての異常を回復できる。
 便利だけど、蘇生なんかしたら、教会に連れて行かれるわ!
 ▽闇魔法Lv.10
 精神魔法・召喚魔法ができる。召喚したものは影に潜むことができる。
 おぉ!召喚魔法!これは是非やってみたい。ペットみたいなのが欲しい!
 ▽時空魔法Lv.10
 瞬間移動ができる。アイテムボックスの付与ができる。
 あ、これなら魔法袋つくれるかも!しかも瞬間移動!
 ▽生活魔法
 清潔清掃が使える。四元素の基礎魔法が使える。

 とりあえずなんとなくわかった。

 次はスキルか。
 ▽鑑定Lv.10
 対象の物・人問わず詳細な情報が得られる。レベルにより鑑定できる範囲が変わる。
 人も全部見えるのか。今度試してみよっと。
 ▽無限収納アイテムボックスLv.10
 物を収容できる。但し生き物は不可。ランクによって入る量は異なる。Lv.10(無制限)
 Lv.10はやっぱり異常だよね。何無制限って。
 ▽武術Lv.10
 剣術・槍術など武器全般を統括したもの。持った武器の使い方が全てわかる。
 武器チートだっ!!
 ▽体術Lv.10
 素手の場合、体が自然に反応する。
 ▽物理耐性Lv.10
 物理攻撃を軽減する。
 Lv.10ってほとんどダメージ食らわないんじゃ……。
 ▽魔法耐性Lv.10
 魔法攻撃を軽減する。

 加護については、本当は見たくない。Lv.10ってなんだよ。
 ただでさえチートなのに。転生して適度な強さで冒険者が出来ればいいなって思っただけなのに。
 覚悟を決めて加護をタップする。

 【加護】
 創造神の加護
 ……鑑定結果を表示できません。
 
「なにっ!」
 表示できないって、いったいなんだよ。

 生命神の加護
 自然回復力強化・回復魔法強化。レベルにより強度が異なる。
 魔法神の加護
 魔法威力強化・継続時間強化・演唱短縮強化・魔力消費軽減。レベルにより強度が異なる。
 大地神の加護
 植物魔法強化・性質変化。レベルにより強度が異なる。
 武神の加護
 武技スキルの強化・スキル取得簡易化。レベルにより強度が異なる。
 技能神の加護
 器用度強化・作成順序鑑定。レベルにより強度が異なる。
 商業神の加護
 アイテムボックス使用可能・契約魔法使用可能。レベルにより内容量が異なる。

 他の加護については見えた。
 創造神だけに何があるかわからない。
 教会に行ったら、神の声が聞けるって言ってたし今度連れて行ってもらおう。
 ステータスについてはなんとなく理解できた。
 
 一番わかったことは自分が人外だってことだ。
 あと、ステータスは人には見せてはいけないってことだけは良くわかった。

 ステータスを閉じて一息ついた。
 今日はやってみたいことがあった。もちろん創造魔法だ。

 何ができる?何を知りたい……。
 
 知りたいことを調べる魔法だ!

 頭の中でイメージを浮かばせる。
 知りたいこと。グー○ルか!
 深呼吸して魔力を循環させる。
 現世ではまだ外の世界を知らない。前世のほうが趣味で読んでいたラノベの影響で色々と調べたことがある。

『我求む。現世と前世の知識の全てを示せ。世界辞書ワールドディクショナリィ
 
 魔力が拡散したと同時に、視界の端に検索サイトみたいのが出た。

 「おぉ。何かでた。これで出来たのかな?検索してみるか」

 検索欄にイメージする。

『検索:シルフォード家』
『検索結果:シルフォード家の生い立ち』
 ▽シルフォード家は現在のガルム・フォン・シルフォード・グラシアで八代目となる。初代は冒険者としてドラゴンを倒し、名を馳せ男爵に叙勲された。五代目より辺境伯となりグラシア領を統治している。

「おぉ!すげぇ!!!」
 
 思わず飛びあがった。その瞬間に眩暈が。
 あ、ダメだ。魔力消費しすぎた。
 ステータスを開いてみる。魔力量が20万減っていた。
 やっぱり新しい魔法を作るのはきついよな。

 そのままベッドに倒れこみ、意識を手放した。



 気づいたら、その日の夕方だった。

「カイン様、お疲れのようで。そろそろ夕飯の準備が整いました」

 シルビアが呼びに来てくれた。
 創造魔法で一気に魔力を使ったことによって、一時的に気を失ったようだった。
 新しく創る時は気を付けないとな。寝る前に作れば問題ないか。
 
 そう思いながら部屋を出て行ったカインであった。

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