8 / 50
着ぐるみのお友達〈現代・着ぐるみプレイ〉
しおりを挟む
薄暗く広い洋館の中を、犬の着ぐるみのまま必死で逃げる。
自分の荒い呼吸がやけにうるさい。
これは狩りごっこである。
人間たちが数字を数え終わったら追いかけてきて、それにもし捕まってしまったら…。
想像して、ぶるりと寒気が走る。
「どーーこだあ?」
建物に楽し気な声が響いた。
予想よりも声が近い。
慌てて近場の部屋に入り、長いテーブルクロスが敷いてある机の下に隠れた。
「見つかんねえなあ」
「結構参加してたっぽいんだけど、どこ隠れた」
部屋の外から人の声。そしてバタバタと複数が走る音がした。
ガチャリ。
そしてとうとう、この僕が隠れている部屋の扉が開けられた。
暗かった部屋に、廊下の明りが差しこんでくる。
〈こっちに来るな!こっちに来るな!〉
できるだけ身を縮めて、息を整えるために静かに深呼吸する。
緊張で心臓がばくばくと鳴るから、外に聞こえてしまってるんではと心配になる。
テーブルクロスの隙間から、人間の靴が見えた。
「は~~~い見っけ!」
「わふう!?」
「可愛いわんちゃんじゃん。いいねえ」
テーブルから引きずり出され、一人に手を拘束され一人に馬乗りになられる。
もう一人はスマホでこちらを撮影していた。
「や、やめるワン!なにをするワン!?」
「解ってるくせに~。ん~ふわふわ気持ちいね~」
胸の辺りに顔を埋められぐりぐりと頬を押し付けられる。
どうやら僕を襲うとしてるのは三人だ。
「ぼ、僕はオスわんよ!?」
「知ってるよ~。かわいいね~」
「やめ、オスと交尾したって子供はできないワン!!」
「いいんだよ~。気持ち良くなるのが目的なんだから」
馬乗りになっている人が腰を揺らすと、僕のおチンチンに擦れる。
撮影してた人も空いてる手で僕の胸を揉み始めた。
その光景は、まるで薄暗がりの中から無数の手が伸びてくるようだった。
オスの僕にこんなことをして、なにが楽しいんだワン!?
そうは思っても、性器を刺激されてはびくびくと感じてしまう。
「あふうーーっ!やめるワン、やめるワン!」
「大丈夫大丈夫。痛いことはしないから、ね?」
「気持ちいことはいっぱいするけどな」
成す術もなく身体中をもみくちゃにされ、ひたすら悪戯される。
毛の中から乳首を探り当てられ、くりくりと指で摘ままれた。
「あうう、やめ、わふううぅ、み、ミルクなんて出ないワンよおお」
「はは、ミルクだって。えっちいの」
「頑張れば出るかもよ」
「乳絞りまくってみる?」
「あんっあんっあんっあん!おっぱい、おっぱい触らないでほしいのワンん…っ!」
揉まれたり引っ張られたり撫でられたり、本当にミルクを出そうとしてるんじゃないかというしつこい弄り方に息が荒くなる。
そっちに気を取られてる間に、おチンチンの所のファスナーが降ろされてしまった。
「ははは。こんなとこにファスナーついてるよ。やる気満々じゃん」
「えっちなわんちゃんだねえ」
「ケツの方にもファスナーついてんじゃん」
「ち、違うわん!そこはおトイレする用で…ああっ!擦らないでえ!」
二人掛かりでチンチンを苛めてくるので、身を捩ってその魔の手から逃げようとする。
「わーえっちな動き」
「早く犯して~ってよ。早くやっちまおうぜ」
「あああっ、ち、違うのにいぃっ」
もはや胸を苛めたりおチンチンを扱いたり、頭に自分たちのおチンチンを擦り付けたりとやりたい放題である。
更に僕を苛めている人たちの一人が、電マを持ってきた。
いけない、人間は僕たちのオトモダチなのに。
こんなえっちなことされちゃ駄目なのに。
「もうよすワン!こんなことしてええええぇアヒイーーッ!しび、しびれるうぅ!」
おチンチンにその電マを当てられ、注意する声は呆気なく喘ぎ声に変わった。
ぶるぶると機械的な振動が与える刺激にたまらず腰を振る。
「クウーンッ…クウウゥゥンッ…くふううぅぅんッ…!」
「甘えた声出してかわい~」
「なぁ、もうケツほぐそうぜ。我慢できね」
ケツ?ケツって…お尻?
お尻をどうするワン?
ジジーっとお尻のファスナーも降ろされ、ぬるぬるしたものを垂らされた。
「ちょ、ちょっと、そこをどうするわはああああっん!だめ、おチンチンのさきっちょっ、ぶるぶる当てちゃだめワンよおおおっ!!」
疑問を遮られるように電マで苛められ、悶えている間にお尻がどんどんぬちゅぬちゅにされていく。
一本二本三本…お尻の穴に入る指がどんどん増える。
そしてとうとう二人の指が僕のお尻を弄び、穴の中を好きなように動き回った。
「お?そっちも見つけたあ?」
「おうよ。そっちは…ネズミくんかあ。いいねえ」
話しかけてきた人の方を見れば、ネズミくんが歩きながらおチンチンをお尻に挿れられているのが目に入った。
ぐちゅ、ぐちゅっ。ぱん、ぱん。
粘り気のある音と共に、ネズミ君の穴に大きな人間のおチンチンが出入りしている。
「ぢゅうううぅぅっ!お尻がっお尻があああぁぁぁあっ!!」
「ほら、感じてないでしっかり歩けよ」
「あひっ、らめぇ、おチンポで感じてっ歩けないヂュウウぅぅっ!」
「ここの廊下一周するまでやめてやんねーぞ」
「ひいぃぃっ、ひどいチュウウゥっ!おチンポずぽずぽやめてっ、こんなのっ、きもちいのやめてチュウウゥっ!!おくまでぇっ、人間のおチンポでっおくまでイイのおぉ…っ!!」
やめてと言いながら腰を振り、人間のおチンチンを嬉しそうに味わうネズミ君を呆然と見つめた。
がくがくと震える足で、内股になりながら歩き、後ろから突かれている。
ネズミ君はおチンチンの所のファスナーは降ろされておらず、弄られていないはずなのにいやらしい液でぐっしょり濡れていた。
「ネズミく……アヒャアァーーーーーッ!?」
その光景に目を離せずにいたら、お尻に指ではないなにかゴム製の物が挿入され、僕は甲高い悲鳴を上げた。
「お友達のエロい姿みて興奮しちゃった?」
「早くわんちゃんもああなろうねえ」
「いやっ、いやああっ…なに、おほっ!?どんどん入って来るワンんんっ…!」
「すげえ長いディルドあったから使ってみた。どうよわんちゃん」
「アオオオーンッ!ぐねぐね動いてるっ…ひ、ひ、お尻があぁっ!」
長い道具をお尻に挿入され、びよびよと縄跳びでもするかのように動かされる。
先端が蛇の顔のような形をしているようで、動かされる度にナカを擦られ、じんじんと快楽が溜まっていく。
どんどんと奥へ侵入したかと思えばずるーっと引き抜かれ、先端の凸凹が引っかかりながらぽんっと抜けていく感覚は、足をバタつかせてしまうほどいい。
「ひおおおおーーっ!お‟おおおおぉーーっ!!?」
「あははは、すげえ声」
「でもイイみたいじゃん?チンコから白いの出てるし」
「ほーら、もう一回入れてやるよ」
「だめだめだめだめっ!これすごすぎっ…ワン!奥までくるのっ、抜けてくときへんになるのっ!ぼく、ぼくのお尻、ビクビク止まらなくなっちゃうワンんんっ…!!」
しかし抵抗も虚しく、また奥まで挿入された。
先程挿れた時よりも深く、奥をこんこんと突かれる感覚に腰が完全に抜けてしまう。
そして肉壁を抉りながら凸凹したものが尻を蹂躙しながら抜けていく。
僕のおチンチンが白いものを少しづつ漏らしてしまい、それが止まらない。
ゆっくりと出ていき、最後にぽんっと勢いよく抜かれた時には、目の前にちかちかと光が走った。
「おおおおぉぉぉぉーーーんっっ!!」
弓なりになりながら深く絶頂する。
僕は雌じゃないのに…なんでお尻がこんなにいいのだろうか。
人間にされると、こうなってしまうのだろうか。
「はあんっ、わん君、えっちすぎでチュウ……あっ!激しいのだめぇっ!!」
「余所見してるとか余裕あんねえ」
「はああダメっ!なんでそこばっかり的確にっ…いっ、いくいくいくイッチャウゥ!!」
隣でネズミ君が嬌声を上げる。
いつの間にか立ちバックから駅弁の体制に変わり、壁に押し付けられ犯されていた。
「もーガマンできね、俺一番だからもう挿れるわ」
「あ、ああ…、やめるワン…やめるんだワン…」
拘束され、雌のような絶頂を味わわされ弛緩し切った身体で、形だけの抵抗をする。
人間のおチンチンがお尻の穴に当たり、先っぽをちゅぽちゅぽ出し入れされ、甘く疼くようなもどかしい快感で腰が揺れてしまう。
僕はオスなのに。おチンチンなんて欲しくないのに。欲しくないはずなのに。
あれを挿れられてしまったら、またさっきみたいに変になってしまうのだろうか。
まるで早くとねだるように、穴がくぱくぱと収縮する。
「あおっん」
ぐぷ、と挿入が始まる。
それだけでぴゅっと精液が飛び出した。
「おー。えっちなわんちゃんだ。半分くらい挿れただけでイッちまった」
「いやいや言ってるけど口だけだよな。もうずっと腰使ってるし」
「おい早く順番回せよ。俺もう興奮しちゃってチンコ痛ぇ」
好き勝手言われて、顔に熱が集まる。
僕のお尻をいじくりまわしてるのは人間の方なのに。
僕たちは仲良くしたいだけなのに、なんでこんなえっちなことするんだワン。
ガタンと大きな音がして、今度はテーブルの上でぐちゅぐちゅにされているウサギ君がそこに居た。
「おふううぅっ、ゆるしてえっ!ゆるしてえっ!こんなことされたらっ、人間のチンポがないとイけなくなっちゃううピョんんんっ!!」
「はは、それ良いじゃん。人間にヤられないと満足できなくなっちゃえ」
「イヤアアアッ、いってるのにいいぃぃ!!!もういってるのにまたいくうぅう!!チンポお尻に出し入れされていくぅ……っ!!!」
「さすがウサギ君。万年発情期なだけあって精液搾り取る名器だわ」
「あんっ!あんっ!あんっあんっ!チンポいいピョンっ!人間のチンポすごすぎるおおおおぉーー…っ!!」
他にもあちこちで悲鳴のような、悦んでいるような声が聞こえてきた。
みんな、みんな捕まってしまったのか。
僕を犯している肉棒の抽挿が始まり、お尻から脳まで貫かれるような肉悦が、快楽が、身体を支配する。
「はおおおー…あおおおおぉーー…んっ!」
「ほらほら、ずっぽり入っちゃったぞ~?」
「はうっ、はうううっ!おチンチンっ、にんげんのおチンチンがっ、僕のお尻に、入っちゃったあぁっ!」
「そうだよ~。ほらズコズコするよ~」
「あおっ!わおっ!やめって、ワン!こんなのいけないんだワンんんっ…」
「いけないけど感じるんだよね~?」
「はぁぁっ、ちが、ああんっ!あひいぃんっ!そんな動きしちゃだめえっ!」
ずぷっずぷっずぷっずぷっとリズミカルに打ち付けられる腰。
こんなイイこと、みんなもされちゃってるの?
いやらしくてへんになりそうなこと、みんな人間に教えられてるの?
「あはぁっ、も、い、いやあああっ!!お尻で、お尻犯されていくうおおぉっ!!またイクっ、にんげんのおチンチンでメスにされちゃうワーーーーン♡!!!」
ここは着ぐるみを愛してやまない人たちが集まる快楽の饗宴会場(会員制)。
語尾には動物的にコミカルな語尾を付けるルール有り。
着ぐるみのオトモダチを犯し犯される催しが、ここでは定期開催されている。
尚、着ぐるみ側のウケとタチの日は交互に催されています。
自分の荒い呼吸がやけにうるさい。
これは狩りごっこである。
人間たちが数字を数え終わったら追いかけてきて、それにもし捕まってしまったら…。
想像して、ぶるりと寒気が走る。
「どーーこだあ?」
建物に楽し気な声が響いた。
予想よりも声が近い。
慌てて近場の部屋に入り、長いテーブルクロスが敷いてある机の下に隠れた。
「見つかんねえなあ」
「結構参加してたっぽいんだけど、どこ隠れた」
部屋の外から人の声。そしてバタバタと複数が走る音がした。
ガチャリ。
そしてとうとう、この僕が隠れている部屋の扉が開けられた。
暗かった部屋に、廊下の明りが差しこんでくる。
〈こっちに来るな!こっちに来るな!〉
できるだけ身を縮めて、息を整えるために静かに深呼吸する。
緊張で心臓がばくばくと鳴るから、外に聞こえてしまってるんではと心配になる。
テーブルクロスの隙間から、人間の靴が見えた。
「は~~~い見っけ!」
「わふう!?」
「可愛いわんちゃんじゃん。いいねえ」
テーブルから引きずり出され、一人に手を拘束され一人に馬乗りになられる。
もう一人はスマホでこちらを撮影していた。
「や、やめるワン!なにをするワン!?」
「解ってるくせに~。ん~ふわふわ気持ちいね~」
胸の辺りに顔を埋められぐりぐりと頬を押し付けられる。
どうやら僕を襲うとしてるのは三人だ。
「ぼ、僕はオスわんよ!?」
「知ってるよ~。かわいいね~」
「やめ、オスと交尾したって子供はできないワン!!」
「いいんだよ~。気持ち良くなるのが目的なんだから」
馬乗りになっている人が腰を揺らすと、僕のおチンチンに擦れる。
撮影してた人も空いてる手で僕の胸を揉み始めた。
その光景は、まるで薄暗がりの中から無数の手が伸びてくるようだった。
オスの僕にこんなことをして、なにが楽しいんだワン!?
そうは思っても、性器を刺激されてはびくびくと感じてしまう。
「あふうーーっ!やめるワン、やめるワン!」
「大丈夫大丈夫。痛いことはしないから、ね?」
「気持ちいことはいっぱいするけどな」
成す術もなく身体中をもみくちゃにされ、ひたすら悪戯される。
毛の中から乳首を探り当てられ、くりくりと指で摘ままれた。
「あうう、やめ、わふううぅ、み、ミルクなんて出ないワンよおお」
「はは、ミルクだって。えっちいの」
「頑張れば出るかもよ」
「乳絞りまくってみる?」
「あんっあんっあんっあん!おっぱい、おっぱい触らないでほしいのワンん…っ!」
揉まれたり引っ張られたり撫でられたり、本当にミルクを出そうとしてるんじゃないかというしつこい弄り方に息が荒くなる。
そっちに気を取られてる間に、おチンチンの所のファスナーが降ろされてしまった。
「ははは。こんなとこにファスナーついてるよ。やる気満々じゃん」
「えっちなわんちゃんだねえ」
「ケツの方にもファスナーついてんじゃん」
「ち、違うわん!そこはおトイレする用で…ああっ!擦らないでえ!」
二人掛かりでチンチンを苛めてくるので、身を捩ってその魔の手から逃げようとする。
「わーえっちな動き」
「早く犯して~ってよ。早くやっちまおうぜ」
「あああっ、ち、違うのにいぃっ」
もはや胸を苛めたりおチンチンを扱いたり、頭に自分たちのおチンチンを擦り付けたりとやりたい放題である。
更に僕を苛めている人たちの一人が、電マを持ってきた。
いけない、人間は僕たちのオトモダチなのに。
こんなえっちなことされちゃ駄目なのに。
「もうよすワン!こんなことしてええええぇアヒイーーッ!しび、しびれるうぅ!」
おチンチンにその電マを当てられ、注意する声は呆気なく喘ぎ声に変わった。
ぶるぶると機械的な振動が与える刺激にたまらず腰を振る。
「クウーンッ…クウウゥゥンッ…くふううぅぅんッ…!」
「甘えた声出してかわい~」
「なぁ、もうケツほぐそうぜ。我慢できね」
ケツ?ケツって…お尻?
お尻をどうするワン?
ジジーっとお尻のファスナーも降ろされ、ぬるぬるしたものを垂らされた。
「ちょ、ちょっと、そこをどうするわはああああっん!だめ、おチンチンのさきっちょっ、ぶるぶる当てちゃだめワンよおおおっ!!」
疑問を遮られるように電マで苛められ、悶えている間にお尻がどんどんぬちゅぬちゅにされていく。
一本二本三本…お尻の穴に入る指がどんどん増える。
そしてとうとう二人の指が僕のお尻を弄び、穴の中を好きなように動き回った。
「お?そっちも見つけたあ?」
「おうよ。そっちは…ネズミくんかあ。いいねえ」
話しかけてきた人の方を見れば、ネズミくんが歩きながらおチンチンをお尻に挿れられているのが目に入った。
ぐちゅ、ぐちゅっ。ぱん、ぱん。
粘り気のある音と共に、ネズミ君の穴に大きな人間のおチンチンが出入りしている。
「ぢゅうううぅぅっ!お尻がっお尻があああぁぁぁあっ!!」
「ほら、感じてないでしっかり歩けよ」
「あひっ、らめぇ、おチンポで感じてっ歩けないヂュウウぅぅっ!」
「ここの廊下一周するまでやめてやんねーぞ」
「ひいぃぃっ、ひどいチュウウゥっ!おチンポずぽずぽやめてっ、こんなのっ、きもちいのやめてチュウウゥっ!!おくまでぇっ、人間のおチンポでっおくまでイイのおぉ…っ!!」
やめてと言いながら腰を振り、人間のおチンチンを嬉しそうに味わうネズミ君を呆然と見つめた。
がくがくと震える足で、内股になりながら歩き、後ろから突かれている。
ネズミ君はおチンチンの所のファスナーは降ろされておらず、弄られていないはずなのにいやらしい液でぐっしょり濡れていた。
「ネズミく……アヒャアァーーーーーッ!?」
その光景に目を離せずにいたら、お尻に指ではないなにかゴム製の物が挿入され、僕は甲高い悲鳴を上げた。
「お友達のエロい姿みて興奮しちゃった?」
「早くわんちゃんもああなろうねえ」
「いやっ、いやああっ…なに、おほっ!?どんどん入って来るワンんんっ…!」
「すげえ長いディルドあったから使ってみた。どうよわんちゃん」
「アオオオーンッ!ぐねぐね動いてるっ…ひ、ひ、お尻があぁっ!」
長い道具をお尻に挿入され、びよびよと縄跳びでもするかのように動かされる。
先端が蛇の顔のような形をしているようで、動かされる度にナカを擦られ、じんじんと快楽が溜まっていく。
どんどんと奥へ侵入したかと思えばずるーっと引き抜かれ、先端の凸凹が引っかかりながらぽんっと抜けていく感覚は、足をバタつかせてしまうほどいい。
「ひおおおおーーっ!お‟おおおおぉーーっ!!?」
「あははは、すげえ声」
「でもイイみたいじゃん?チンコから白いの出てるし」
「ほーら、もう一回入れてやるよ」
「だめだめだめだめっ!これすごすぎっ…ワン!奥までくるのっ、抜けてくときへんになるのっ!ぼく、ぼくのお尻、ビクビク止まらなくなっちゃうワンんんっ…!!」
しかし抵抗も虚しく、また奥まで挿入された。
先程挿れた時よりも深く、奥をこんこんと突かれる感覚に腰が完全に抜けてしまう。
そして肉壁を抉りながら凸凹したものが尻を蹂躙しながら抜けていく。
僕のおチンチンが白いものを少しづつ漏らしてしまい、それが止まらない。
ゆっくりと出ていき、最後にぽんっと勢いよく抜かれた時には、目の前にちかちかと光が走った。
「おおおおぉぉぉぉーーーんっっ!!」
弓なりになりながら深く絶頂する。
僕は雌じゃないのに…なんでお尻がこんなにいいのだろうか。
人間にされると、こうなってしまうのだろうか。
「はあんっ、わん君、えっちすぎでチュウ……あっ!激しいのだめぇっ!!」
「余所見してるとか余裕あんねえ」
「はああダメっ!なんでそこばっかり的確にっ…いっ、いくいくいくイッチャウゥ!!」
隣でネズミ君が嬌声を上げる。
いつの間にか立ちバックから駅弁の体制に変わり、壁に押し付けられ犯されていた。
「もーガマンできね、俺一番だからもう挿れるわ」
「あ、ああ…、やめるワン…やめるんだワン…」
拘束され、雌のような絶頂を味わわされ弛緩し切った身体で、形だけの抵抗をする。
人間のおチンチンがお尻の穴に当たり、先っぽをちゅぽちゅぽ出し入れされ、甘く疼くようなもどかしい快感で腰が揺れてしまう。
僕はオスなのに。おチンチンなんて欲しくないのに。欲しくないはずなのに。
あれを挿れられてしまったら、またさっきみたいに変になってしまうのだろうか。
まるで早くとねだるように、穴がくぱくぱと収縮する。
「あおっん」
ぐぷ、と挿入が始まる。
それだけでぴゅっと精液が飛び出した。
「おー。えっちなわんちゃんだ。半分くらい挿れただけでイッちまった」
「いやいや言ってるけど口だけだよな。もうずっと腰使ってるし」
「おい早く順番回せよ。俺もう興奮しちゃってチンコ痛ぇ」
好き勝手言われて、顔に熱が集まる。
僕のお尻をいじくりまわしてるのは人間の方なのに。
僕たちは仲良くしたいだけなのに、なんでこんなえっちなことするんだワン。
ガタンと大きな音がして、今度はテーブルの上でぐちゅぐちゅにされているウサギ君がそこに居た。
「おふううぅっ、ゆるしてえっ!ゆるしてえっ!こんなことされたらっ、人間のチンポがないとイけなくなっちゃううピョんんんっ!!」
「はは、それ良いじゃん。人間にヤられないと満足できなくなっちゃえ」
「イヤアアアッ、いってるのにいいぃぃ!!!もういってるのにまたいくうぅう!!チンポお尻に出し入れされていくぅ……っ!!!」
「さすがウサギ君。万年発情期なだけあって精液搾り取る名器だわ」
「あんっ!あんっ!あんっあんっ!チンポいいピョンっ!人間のチンポすごすぎるおおおおぉーー…っ!!」
他にもあちこちで悲鳴のような、悦んでいるような声が聞こえてきた。
みんな、みんな捕まってしまったのか。
僕を犯している肉棒の抽挿が始まり、お尻から脳まで貫かれるような肉悦が、快楽が、身体を支配する。
「はおおおー…あおおおおぉーー…んっ!」
「ほらほら、ずっぽり入っちゃったぞ~?」
「はうっ、はうううっ!おチンチンっ、にんげんのおチンチンがっ、僕のお尻に、入っちゃったあぁっ!」
「そうだよ~。ほらズコズコするよ~」
「あおっ!わおっ!やめって、ワン!こんなのいけないんだワンんんっ…」
「いけないけど感じるんだよね~?」
「はぁぁっ、ちが、ああんっ!あひいぃんっ!そんな動きしちゃだめえっ!」
ずぷっずぷっずぷっずぷっとリズミカルに打ち付けられる腰。
こんなイイこと、みんなもされちゃってるの?
いやらしくてへんになりそうなこと、みんな人間に教えられてるの?
「あはぁっ、も、い、いやあああっ!!お尻で、お尻犯されていくうおおぉっ!!またイクっ、にんげんのおチンチンでメスにされちゃうワーーーーン♡!!!」
ここは着ぐるみを愛してやまない人たちが集まる快楽の饗宴会場(会員制)。
語尾には動物的にコミカルな語尾を付けるルール有り。
着ぐるみのオトモダチを犯し犯される催しが、ここでは定期開催されている。
尚、着ぐるみ側のウケとタチの日は交互に催されています。
53
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる