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こんなに痛いなんて、越えられる気がしない
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「いっっっっったああああああい!!!!」
ドゴォッ
…ドサッ
・・・・・あ。
「ご、ごごごご、ごめんシュウちゃん!」
蹴飛ばした勢いでベッドの下に落ちてしまった彼氏、シュウちゃんに慌てて駆け寄る。
「うぐぅ…」
どうやら起き上がれない程に、思いっきり腹部にかかとが入ってしまったらしい。
う・・・
・・・やってしまった・・・・・・。
。.。.+゜*.。.*゜+.。.。。.。.+゜*.。.*゜+.。.。
昨日のことを思い出し、講義も全然頭に入ってこない。
シュウちゃんとは、付き合って3カ月。お互い初めての彼氏彼女で、ついに一線を超える時がきた―――と思ったら、あの体たらく。
いや、わかってる。悪いのは私だって、
でも、そんなこといったって、痛いものは痛いんだもん。世の中の女性たち、ほんとにみんなこんなこと経験してるの?なんで平気なの?
ようやく、処女を捨てる時が来た!
女として彼に愛されて、色香が増しちゃうかも?
感じるってどんな気持ちなのかな?うっとりするような素敵な体験なのかな?
なーんて、思い描いてたんだけど、あっさり崩れ去ったよね。
昨日、いわゆる「濡れてる」っぽい状態になったと思った。それなのに、いざ入れようとしたら、まったく入る気がしなかった。なんとか頑張ってみようとお互いに思ったけど、ちょっとミチッとした感じがしたと思ったら本当に本当に耐えられないレベルで、身体が勝手に暴れてしまった。しかも、それだけなのに、今も股がヒリヒリしてる。
またあんな痛みがあるんだったら、そしてまた最愛の彼氏を蹴飛ばしてしまうようなことがあったらと思うと、もう一回チャレンジする気なんて、到底起きなかった。
「ミキ、かえろ」
はっと顔を上げると、シュウちゃんがそこにいた。
どうやら、いつのまにか講義は終わっていたらしい。別の講義を受けていて終わった彼が、迎えに来てくれたようだった。
なんて優しいの、シュウちゃん。
でも、でも、何話したらいいか・・・
それは彼も同じなようで、二人とも無言で歩き出した。いつもなら、一人暮らしの私のうちに寄ってご飯でも食べて帰るけど・・・
「じゃ、また明日な」
とだけシュウちゃんが言って、駅の改札に消えていった。
顔の横に挙げた手をへろへろと下ろしながら、ぎこちない作り笑いを解く。
コンビニに寄って家に帰り、ベッドへダイブ。
わーーーーー
きっっっまずーーーーー
怒ってはいないみたいだけど・・・
これからどう接したらいいんだろう
このまま、ぎこちなくなんとなく疎遠になって、そのままふられちゃったりするかも!?
やだやだやだやだ!!!!!
クッションを抱えてひとしきりジタバタした後、いてもたってもいられずにメッセージを送った。
『シュウちゃん、昨日はごめんね。蹴っちゃったとこ、まだ痛むかな・・・?本当にごめん。
私、シュウちゃんのこと大好きだから、頑張るから!』
送ってほとんど時間をあけずに、既読がついた。
『俺は大丈夫、こっちこそ無理やりごめん。ミキの気持ちが準備できてからでいいから、ゆっくりいこう』
うぅっ。
気持ちの準備なんて、
とっくにできてたんですよぅ。
はやく、
あなたに愛されたくて、
触って欲しくて仕方ないのに・・・
なんであんなことになっちゃったんだろ。
このままだとシュウちゃんが私に触れてくれなくなっちゃうかも、と急に不安に押しつぶされそうになり、握りしめたままのスマホで、悩みを打ち込んでみた。
ネットがあるこの世に感謝。
こんな友達にも聞き辛いようなことも、簡単に共有出来るんだもんね。
ちょっと検索するだけで、出てくる出てくる。
初体験。痛い。
同じような悩みだったり、アドバイスだったり。
「ん?」
ページを巡回しながら、ちょっと気になった記事があった。
痛いのは処女膜のせいではない・・・?
初めては痛いという思い込みや、緊張で身体が強ばってたり濡れてなかったりするのが原因・・・?
そうなの・・・?
で、
それを克服する方法はある、ですって?
私は夢中になってその記事を読み進めた。
ドゴォッ
…ドサッ
・・・・・あ。
「ご、ごごごご、ごめんシュウちゃん!」
蹴飛ばした勢いでベッドの下に落ちてしまった彼氏、シュウちゃんに慌てて駆け寄る。
「うぐぅ…」
どうやら起き上がれない程に、思いっきり腹部にかかとが入ってしまったらしい。
う・・・
・・・やってしまった・・・・・・。
。.。.+゜*.。.*゜+.。.。。.。.+゜*.。.*゜+.。.。
昨日のことを思い出し、講義も全然頭に入ってこない。
シュウちゃんとは、付き合って3カ月。お互い初めての彼氏彼女で、ついに一線を超える時がきた―――と思ったら、あの体たらく。
いや、わかってる。悪いのは私だって、
でも、そんなこといったって、痛いものは痛いんだもん。世の中の女性たち、ほんとにみんなこんなこと経験してるの?なんで平気なの?
ようやく、処女を捨てる時が来た!
女として彼に愛されて、色香が増しちゃうかも?
感じるってどんな気持ちなのかな?うっとりするような素敵な体験なのかな?
なーんて、思い描いてたんだけど、あっさり崩れ去ったよね。
昨日、いわゆる「濡れてる」っぽい状態になったと思った。それなのに、いざ入れようとしたら、まったく入る気がしなかった。なんとか頑張ってみようとお互いに思ったけど、ちょっとミチッとした感じがしたと思ったら本当に本当に耐えられないレベルで、身体が勝手に暴れてしまった。しかも、それだけなのに、今も股がヒリヒリしてる。
またあんな痛みがあるんだったら、そしてまた最愛の彼氏を蹴飛ばしてしまうようなことがあったらと思うと、もう一回チャレンジする気なんて、到底起きなかった。
「ミキ、かえろ」
はっと顔を上げると、シュウちゃんがそこにいた。
どうやら、いつのまにか講義は終わっていたらしい。別の講義を受けていて終わった彼が、迎えに来てくれたようだった。
なんて優しいの、シュウちゃん。
でも、でも、何話したらいいか・・・
それは彼も同じなようで、二人とも無言で歩き出した。いつもなら、一人暮らしの私のうちに寄ってご飯でも食べて帰るけど・・・
「じゃ、また明日な」
とだけシュウちゃんが言って、駅の改札に消えていった。
顔の横に挙げた手をへろへろと下ろしながら、ぎこちない作り笑いを解く。
コンビニに寄って家に帰り、ベッドへダイブ。
わーーーーー
きっっっまずーーーーー
怒ってはいないみたいだけど・・・
これからどう接したらいいんだろう
このまま、ぎこちなくなんとなく疎遠になって、そのままふられちゃったりするかも!?
やだやだやだやだ!!!!!
クッションを抱えてひとしきりジタバタした後、いてもたってもいられずにメッセージを送った。
『シュウちゃん、昨日はごめんね。蹴っちゃったとこ、まだ痛むかな・・・?本当にごめん。
私、シュウちゃんのこと大好きだから、頑張るから!』
送ってほとんど時間をあけずに、既読がついた。
『俺は大丈夫、こっちこそ無理やりごめん。ミキの気持ちが準備できてからでいいから、ゆっくりいこう』
うぅっ。
気持ちの準備なんて、
とっくにできてたんですよぅ。
はやく、
あなたに愛されたくて、
触って欲しくて仕方ないのに・・・
なんであんなことになっちゃったんだろ。
このままだとシュウちゃんが私に触れてくれなくなっちゃうかも、と急に不安に押しつぶされそうになり、握りしめたままのスマホで、悩みを打ち込んでみた。
ネットがあるこの世に感謝。
こんな友達にも聞き辛いようなことも、簡単に共有出来るんだもんね。
ちょっと検索するだけで、出てくる出てくる。
初体験。痛い。
同じような悩みだったり、アドバイスだったり。
「ん?」
ページを巡回しながら、ちょっと気になった記事があった。
痛いのは処女膜のせいではない・・・?
初めては痛いという思い込みや、緊張で身体が強ばってたり濡れてなかったりするのが原因・・・?
そうなの・・・?
で、
それを克服する方法はある、ですって?
私は夢中になってその記事を読み進めた。
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