54 / 718
ver.1.0 ~始まりの音色~
ver.1.1.1-46話 数の暴力、対抗するのは
しおりを挟む
‥‥‥それは突然、やってくる。
いつものように赤い夜が来るはずが、湧き出てくるアンデッドたちは一体も出てこず、音もしない静寂な空間が広がる。
ビシィッ!!
割れるような音がしたかと思えば、その音がした方向の空にひびが入り始め、それは徐々に大きくなってくる。
そして、大きくなった穴から這いずるような音が続けて出て、ひび割れからじわりじわりと赤黒い液体が染み出て地上へ滴りながらその体を出してくる。。
【グォォォォォォォオラァァァァァ!!】
咆哮がとどろき、ひび割れた空間が散らばって内部から化け物が飛び出してきた。
見よ、その巨体を山より大きな獣の姿を。
見よ、その肉が失せていたはずなのに、脈打つような血管が張り巡らされた身体を。
欠片として力を見せていた肉片が全て集まっていき、それは一つの巨大な怪物へと成り果てる。
かつては世界に名を響かせ、恐怖のどん底に陥れたとも言われる、巨体を誇るモンスター「オララゴン」は、その姿をついに見せ‥‥‥‥
「いよっしゃ狩るのデース!!」
「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」
「全員、あの怪物を叩きのめせぇぇぇ!!」
「「「「「ひぃやっはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」
…‥‥出て早々に、狂ったかのような大声を上げていた人々に、群がられるのであった。
「‥‥‥うわぁ、流石レイドバトル最終戦『オララゴン戦』とは言え、皆気合いが入っているな」
群がられ、その巨体で薙ぎ払い、ブレスによって吹き飛ばしつつもすべてを押しのけ切れていない巨体を見て、思わず僕はそうつぶやいた。
本日は休日前の夜8時頃であり、大体風呂や夕食なども済ませた人たちが入ってくるゴールデンタイムといえるような時間。そんな時間に運営から出現時間を予告されたのならば、皆準備万端の体制で攻め入ることが決まっていただろう。
全プレイヤー参加のレイドバトルということもあってか、本来であればパーティ単位でしかかからないようなバフなども、参加している全プレイヤーにかかるようですべてのパーティでのバフ付与が重ね掛けされているせいで、見たことが無いダメージ量や回復量を出してしまう。
ただ、その事も考慮されてなのかオララゴンの方のHPなども滅茶苦茶大量に設定されているで、現状は善戦しつつもまだまだ押し切れない状態のようだ。
「セレア、前衛の方で防御をしつつ、隙を見て攻撃してくれ。リン、そっちも混じりつつ攻撃をかわしながら相手の手を見ていこう」
【バルルルゥ!!】
【ガウガーウ!!】
元気よく返事をして、新しい装備品として大盾を構えるセレアが前に出て、リンが前衛の人達に混ざって攻撃を仕掛け始める。
「マリーは状態異常を試しつつ、ロロはHPがヤバそうな人へ向けて回復効果のあるクッキーを詰め込んでサポートを頼む」
【シャゲェ!!】
【了解デス】
素早い動きで毒の霧を発生させてオララゴンを狙いつつ、腕を変形させて詰め込み回復のサポートをして行くのも忘れない。
全プレイヤーが参加なので、最初は烏合の衆というか皆バラバラにやり合う者かと思っていたが、中々協力し合える状況となっており、効率的に攻めやすくなっているだろう。
攻めるのが苦手なプレイヤーたちは後衛支援として回復魔法やポーションを散布して手助けを行い、彼らがやられないように防衛の役目として上級職の守りに適したシールドマンやタンクマンといった者たちが請け負う。
そして攻める方に関しては遠距離から魔法攻撃を行う魔法使いや弓兵、その上級職が行い、近距離戦ではバーサーカー・狂戦士ギルドなどが連合を組んで積極的に攻めていく。
誰一人として身勝手に動かないというか、やらかしたら危険な巨大な敵だからこそ、自然と協力し合って一体感を生み出す。強大な敵を前にすると流石に誰もが手を取り合うのかもしれない。
まぁ、中には傍若無人に勝手に動くのが出るかもしれないが、その攻撃すらも利用して周囲がサポートを行い、好き勝手に動きつつも乱れることが無い攻撃が出来ているのだろう。
「とは言え、相手の山のような巨体の攻撃も中々辛いな‥‥‥」
見た目的には大きな山のようなオララゴン。
その姿を例えるのであれば、名前からなんとなく分かっていたドラゴンっぽい特徴だが、どちらかと言えばオオトカゲのような容姿といえなくもないだろう。
しかしながらトカゲに有らず、その口からは強力な炎のブレスが放たれ、巨大さを利用した尻尾を振り回す攻撃も広範囲をふっ飛ばしていく。
「回復、防御のバフがあるとは言え、それでも守りの方が辛いが…‥‥失う訳にもいかないようなNPCたちが混ざっているからなぁ」
プレイヤーたちに混ざって攻撃を仕掛けている様子が見えるのだが、NPCの生はこの世界では一度きり。やられても復活できるプレイヤーとは違って、終わったらそこでアウトなのに、攻撃に参加する意味があるのか?‥‥‥いや、その理由はあるのだろう。
戦闘を進めていくにつれて、ログ内にいつの間にかオララゴンに関する情報が開示されており、読むだけでもアレが生きて動いていた時の恐怖というのが存在していたことがうかがえる。
だからこそ、完全なる復活を果たされる前に打倒したいと‥‥‥
「‥‥‥って、あれでまだ、完全に復活していないという事か」
ある程度血肉が出来上がっているように見えるのだが、それでもあの状態ではまだアンデッドとしての仲間になるようで、死体が蠢いている状況といえるだろう。
それでもこうやって動き続けるのは、もうすぐ真の意味での復活を狙っているそうで、今宵ついに出てきたという事のようである。
敗北条件は、その真の復活をされてしまった時…‥‥現在進行形で貯まっているゲージのようなものが満タンになった瞬間に、全員一気に死亡判定扱いされるようだ。
なかなか鬼畜な判定のようだが、それでもNPCとはいえ親しくなった人たちがいるのもあって守りたい人たちが動き、協力してオララゴンを潰すことに専念する。
僕もまた、親しくなった人たちがいるからこそ全員で挑み、爆裂薬やロケットパンチガントレットなどで攻撃を支援しつつ、足りなくなってくる薬を作ったりしてのサポートを行い、全員の力を常に保てるように立ちまわる。
後は運営から正式なお仕置き用の称号も活かして、無理しすぎているNPCを見つければ、駄目になる前に避難させて回復を行う。
こういう時に干渉できるとなかなか便利だよね。
「しかし、姉妹揃ってペラペラ状態になって、それで生きているのが不思議だよね」
「のじゃぁ‥‥‥さ、参戦したのは良かったのじゃが、即潰されたのじゃ」
「これもある意味、一種の状態異常‥‥‥回復すれば、参戦できるのよね」
ペラペラの紙のように薄っぺらい身体になったエルフの姉妹、のじゃロリとその妹のロティさんを後方の治療用スペースに運びながらそう口にするのであった。
というか、ペラペラの状態異常って聞いたことが無いな。未知の状態異常攻撃にも注意しないといけないとなると、オララゴンはかなり手ごわそうだ‥‥‥‥
いつものように赤い夜が来るはずが、湧き出てくるアンデッドたちは一体も出てこず、音もしない静寂な空間が広がる。
ビシィッ!!
割れるような音がしたかと思えば、その音がした方向の空にひびが入り始め、それは徐々に大きくなってくる。
そして、大きくなった穴から這いずるような音が続けて出て、ひび割れからじわりじわりと赤黒い液体が染み出て地上へ滴りながらその体を出してくる。。
【グォォォォォォォオラァァァァァ!!】
咆哮がとどろき、ひび割れた空間が散らばって内部から化け物が飛び出してきた。
見よ、その巨体を山より大きな獣の姿を。
見よ、その肉が失せていたはずなのに、脈打つような血管が張り巡らされた身体を。
欠片として力を見せていた肉片が全て集まっていき、それは一つの巨大な怪物へと成り果てる。
かつては世界に名を響かせ、恐怖のどん底に陥れたとも言われる、巨体を誇るモンスター「オララゴン」は、その姿をついに見せ‥‥‥‥
「いよっしゃ狩るのデース!!」
「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」
「全員、あの怪物を叩きのめせぇぇぇ!!」
「「「「「ひぃやっはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」
…‥‥出て早々に、狂ったかのような大声を上げていた人々に、群がられるのであった。
「‥‥‥うわぁ、流石レイドバトル最終戦『オララゴン戦』とは言え、皆気合いが入っているな」
群がられ、その巨体で薙ぎ払い、ブレスによって吹き飛ばしつつもすべてを押しのけ切れていない巨体を見て、思わず僕はそうつぶやいた。
本日は休日前の夜8時頃であり、大体風呂や夕食なども済ませた人たちが入ってくるゴールデンタイムといえるような時間。そんな時間に運営から出現時間を予告されたのならば、皆準備万端の体制で攻め入ることが決まっていただろう。
全プレイヤー参加のレイドバトルということもあってか、本来であればパーティ単位でしかかからないようなバフなども、参加している全プレイヤーにかかるようですべてのパーティでのバフ付与が重ね掛けされているせいで、見たことが無いダメージ量や回復量を出してしまう。
ただ、その事も考慮されてなのかオララゴンの方のHPなども滅茶苦茶大量に設定されているで、現状は善戦しつつもまだまだ押し切れない状態のようだ。
「セレア、前衛の方で防御をしつつ、隙を見て攻撃してくれ。リン、そっちも混じりつつ攻撃をかわしながら相手の手を見ていこう」
【バルルルゥ!!】
【ガウガーウ!!】
元気よく返事をして、新しい装備品として大盾を構えるセレアが前に出て、リンが前衛の人達に混ざって攻撃を仕掛け始める。
「マリーは状態異常を試しつつ、ロロはHPがヤバそうな人へ向けて回復効果のあるクッキーを詰め込んでサポートを頼む」
【シャゲェ!!】
【了解デス】
素早い動きで毒の霧を発生させてオララゴンを狙いつつ、腕を変形させて詰め込み回復のサポートをして行くのも忘れない。
全プレイヤーが参加なので、最初は烏合の衆というか皆バラバラにやり合う者かと思っていたが、中々協力し合える状況となっており、効率的に攻めやすくなっているだろう。
攻めるのが苦手なプレイヤーたちは後衛支援として回復魔法やポーションを散布して手助けを行い、彼らがやられないように防衛の役目として上級職の守りに適したシールドマンやタンクマンといった者たちが請け負う。
そして攻める方に関しては遠距離から魔法攻撃を行う魔法使いや弓兵、その上級職が行い、近距離戦ではバーサーカー・狂戦士ギルドなどが連合を組んで積極的に攻めていく。
誰一人として身勝手に動かないというか、やらかしたら危険な巨大な敵だからこそ、自然と協力し合って一体感を生み出す。強大な敵を前にすると流石に誰もが手を取り合うのかもしれない。
まぁ、中には傍若無人に勝手に動くのが出るかもしれないが、その攻撃すらも利用して周囲がサポートを行い、好き勝手に動きつつも乱れることが無い攻撃が出来ているのだろう。
「とは言え、相手の山のような巨体の攻撃も中々辛いな‥‥‥」
見た目的には大きな山のようなオララゴン。
その姿を例えるのであれば、名前からなんとなく分かっていたドラゴンっぽい特徴だが、どちらかと言えばオオトカゲのような容姿といえなくもないだろう。
しかしながらトカゲに有らず、その口からは強力な炎のブレスが放たれ、巨大さを利用した尻尾を振り回す攻撃も広範囲をふっ飛ばしていく。
「回復、防御のバフがあるとは言え、それでも守りの方が辛いが…‥‥失う訳にもいかないようなNPCたちが混ざっているからなぁ」
プレイヤーたちに混ざって攻撃を仕掛けている様子が見えるのだが、NPCの生はこの世界では一度きり。やられても復活できるプレイヤーとは違って、終わったらそこでアウトなのに、攻撃に参加する意味があるのか?‥‥‥いや、その理由はあるのだろう。
戦闘を進めていくにつれて、ログ内にいつの間にかオララゴンに関する情報が開示されており、読むだけでもアレが生きて動いていた時の恐怖というのが存在していたことがうかがえる。
だからこそ、完全なる復活を果たされる前に打倒したいと‥‥‥
「‥‥‥って、あれでまだ、完全に復活していないという事か」
ある程度血肉が出来上がっているように見えるのだが、それでもあの状態ではまだアンデッドとしての仲間になるようで、死体が蠢いている状況といえるだろう。
それでもこうやって動き続けるのは、もうすぐ真の意味での復活を狙っているそうで、今宵ついに出てきたという事のようである。
敗北条件は、その真の復活をされてしまった時…‥‥現在進行形で貯まっているゲージのようなものが満タンになった瞬間に、全員一気に死亡判定扱いされるようだ。
なかなか鬼畜な判定のようだが、それでもNPCとはいえ親しくなった人たちがいるのもあって守りたい人たちが動き、協力してオララゴンを潰すことに専念する。
僕もまた、親しくなった人たちがいるからこそ全員で挑み、爆裂薬やロケットパンチガントレットなどで攻撃を支援しつつ、足りなくなってくる薬を作ったりしてのサポートを行い、全員の力を常に保てるように立ちまわる。
後は運営から正式なお仕置き用の称号も活かして、無理しすぎているNPCを見つければ、駄目になる前に避難させて回復を行う。
こういう時に干渉できるとなかなか便利だよね。
「しかし、姉妹揃ってペラペラ状態になって、それで生きているのが不思議だよね」
「のじゃぁ‥‥‥さ、参戦したのは良かったのじゃが、即潰されたのじゃ」
「これもある意味、一種の状態異常‥‥‥回復すれば、参戦できるのよね」
ペラペラの紙のように薄っぺらい身体になったエルフの姉妹、のじゃロリとその妹のロティさんを後方の治療用スペースに運びながらそう口にするのであった。
というか、ペラペラの状態異常って聞いたことが無いな。未知の状態異常攻撃にも注意しないといけないとなると、オララゴンはかなり手ごわそうだ‥‥‥‥
56
あなたにおすすめの小説
薬漬けレーサーの異世界学園生活〜無能被験体として捨てられたが、神族に拾われたことで、ダークヒーローとしてナンバーワン走者に君臨します〜
仁徳
ファンタジー
少年はとある研究室で実験動物にされていた。毎日薬漬けの日々を送っていたある日、薬を投与し続けても、魔法もユニークスキルも発動できない落ちこぼれの烙印を押され、魔の森に捨てられる。
森の中で魔物が現れ、少年は死を覚悟したその時、1人の女性に助けられた。
その後、女性により隠された力を引き出された少年は、シャカールと名付けられ、魔走学園の唯一の人間魔競走者として生活をすることになる。
これは、薬漬けだった主人公が、走者として成り上がり、ざまぁやスローライフをしながら有名になって、世界最強になって行く物語
今ここに、新しい異世界レースものが開幕する!スピード感のあるレースに刮目せよ!
競馬やレース、ウマ娘などが好きな方は、絶対に楽しめる内容になっているかと思います。レース系に興味がない方でも、異世界なので、ファンタジー要素のあるレースになっていますので、楽しめる内容になっています。
まずは1話だけでも良いので試し読みをしていただけると幸いです。
(更新終了) 採集家少女は採集家の地位を向上させたい ~公開予定のない無双動画でバズりましたが、好都合なのでこのまま配信を続けます~
にがりの少なかった豆腐
ファンタジー
突然世界中にダンジョンが現れた。
人々はその存在に恐怖を覚えながらも、その未知なる存在に夢を馳せた。
それからおよそ20年。
ダンジョンという存在は完全にとは言わないものの、早い速度で世界に馴染んでいった。
ダンジョンに関する法律が生まれ、企業が生まれ、ダンジョンを探索することを生業にする者も多く生まれた。
そんな中、ダンジョンの中で獲れる素材を集めることを生業として生活する少女の存在があった。
ダンジョンにかかわる職業の中で花形なのは探求者(シーカー)。ダンジョンの最奥を目指し、日々ダンジョンに住まうモンスターと戦いを繰り広げている存在だ。
次点は、技術者(メイカー)。ダンジョンから持ち出された素材を使い、新たな道具や生活に使える便利なものを作り出す存在。
そして一番目立たない存在である、採集者(コレクター)。
ダンジョンに存在する素材を拾い集め、時にはモンスターから採取する存在。正直、見た目が地味で功績としても目立たない存在のため、あまり日の目を見ない。しかし、ダンジョン探索には欠かせない縁の下の力持ち的存在。
採集者はなくてはならない存在ではある。しかし、探求者のように表立てって輝かしい功績が生まれるのは珍しく、技術者のように人々に影響のある仕事でもない。そんな採集者はあまりいいイメージを持たれることはなかった。
しかし、少女はそんな状況を不満に思いつつも、己の気の赴くままにダンジョンの素材を集め続ける。
そんな感じで活動していた少女だったが、ギルドからの依頼で不穏な動きをしている探求者とダンジョンに潜ることに。
そして何かあったときに証拠になるように事前に非公開設定でこっそりと動画を撮り始めて。
しかし、その配信をする際に設定を失敗していて、通常公開になっていた。
そんなこともつゆ知らず、悪質探求者たちにモンスターを擦り付けられてしまう。
本来であれば絶望的な状況なのだが、少女は動揺することもあせるようなこともなく迫りくるモンスターと対峙した。
そうして始まった少女による蹂躙劇。
明らかに見た目の年齢に見合わない解体技術に阿鼻叫喚のコメントと、ただの作り物だと断定しアンチ化したコメント、純粋に好意的なコメントであふれかえる配信画面。
こうして少女によって、世間の採取家の認識が塗り替えられていく、ような、ないような……
※カクヨムにて先行公開しています。
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
つまみ食いしたら死にそうになりました なぜか王族と親密に…毒を食べただけですけど
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私は貧しい家に生まれた
お母さんが作ってくれたパイを始めて食べて食の楽しさを知った
メイドとして働くことになれて少しすると美味しそうなパイが出される
王妃様への食事だと分かっていても食べたかった
そんなパイに手を出したが最後、私は王族に気に入られるようになってしまった
私はつまみ食いしただけなんですけど…
【完結】国外追放の王女様と辺境開拓。王女様は落ちぶれた国王様から国を買うそうです。異世界転移したらキモデブ!?激ヤセからハーレム生活!
花咲一樹
ファンタジー
【錬聖スキルで美少女達と辺境開拓国造り。地面を掘ったら凄い物が出てきたよ!国外追放された王女様は、落ちぶれた国王様゛から国を買うそうです】
《異世界転移.キモデブ.激ヤセ.モテモテハーレムからの辺境建国物語》
天野川冬馬は、階段から落ちて異世界の若者と魂の交換転移をしてしまった。冬馬が目覚めると、そこは異世界の学院。そしてキモデブの体になっていた。
キモデブことリオン(冬馬)は婚活の神様の天啓で三人の美少女が婚約者になった。
一方、キモデブの婚約者となった王女ルミアーナ。国王である兄から婚約破棄を言い渡されるが、それを断り国外追放となってしまう。
キモデブのリオン、国外追放王女のルミアーナ、義妹のシルフィ、無双少女のクスノハの四人に、神様から降ったクエストは辺境の森の開拓だった。
辺境の森でのんびりとスローライフと思いきや、ルミアーナには大きな野望があった。
辺境の森の小さな家から始まる秘密国家。
国王の悪政により借金まみれで、沈みかけている母国。
リオンとルミアーナは母国を救う事が出来るのか。
※激しいバトルは有りませんので、ご注意下さい
カクヨムにてフォローワー2500人越えの人気作
勇者パーティーを追い出された大魔法導士、辺境の地でスローライフを満喫します ~特Aランクの最強魔法使い~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
クロード・ディスタンスは最強の魔法使い。しかしある日勇者パーティーを追放されてしまう。
勇者パーティーの一員として魔王退治をしてくると大口叩いて故郷を出てきた手前帰ることも出来ない俺は自分のことを誰も知らない辺境の地でひっそりと生きていくことを決めたのだった。
異世界に移住することになったので、異世界のルールについて学ぶことになりました!
心太黒蜜きな粉味
ファンタジー
※完結しました。感想をいただけると、今後の励みになります。よろしくお願いします。
これは、今まで暮らしていた世界とはかなり異なる世界に移住することになった僕の話である。
ようやく再就職できた会社をクビになった僕は、不気味な影に取り憑かれ、異世界へと運ばれる。
気がつくと、空を飛んで、口から火を吐いていた!
これは?ドラゴン?
僕はドラゴンだったのか?!
自分がドラゴンの先祖返りであると知った僕は、超絶美少女の王様に「もうヒトではないからな!異世界に移住するしかない!」と告げられる。
しかも、この世界では衣食住が保障されていて、お金や結婚、戦争も無いというのだ。なんて良い世界なんだ!と思ったのに、大いなる呪いがあるって?
この世界のちょっと特殊なルールを学びながら、僕は呪いを解くため7つの国を巡ることになる。
※派手なバトルやグロい表現はありません。
※25話から1話2000文字程度で基本毎日更新しています。
※なろうでも公開しています。
墓守の荷物持ち 遺体を回収したら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアレア・バリスタ
ポーターとしてパーティーメンバーと一緒にダンジョンに潜っていた
いつも通りの階層まで潜るといつもとは違う魔物とあってしまう
その魔物は僕らでは勝てない魔物、逃げるために必死に走った
だけど仲間に裏切られてしまった
生き残るのに必死なのはわかるけど、僕をおとりにするなんてひどい
そんな僕は何とか生き残ってあることに気づくこととなりました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる