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第2話:市民プールで溺れる
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さて、持っているタオルを置いて、プールに入る。足がつく場所で少し泳ぐ。実は、私はほとんど泳げない。私は運動は苦手なのよ。すぐにプールからあがって、プールサイドの端に置いてある鏡に映った水滴が全身に伝う自分の体を見る。濡れたハイレグ競泳水着を着た自分の体をみるとさらに色っぽい。水滴が私の悩ましいボディを垂れていくの、きれいな脚の表面を流れていくの、ちょっと足を開くと股間からポタポタとしずくが滴り落ちていくの。セクシーだわ。
この水着、ちょっと生地が薄いわね。体にぴったりと張り付いて、中が透けて見えそうな感じがする。そして、鏡に映った男の人たちが私を見ているわ、この色っぽい姿態を。水に濡れた私の体を。私の体を全て見てるの。顔も胸も腰もお尻も脚も。ますます興奮する私。
ああ、もっともっと私のセクシーな姿を見てほしいの、注目してほしいの!
すっかりいい気分になってまたさりげなくプールサイドを歩いている私。ああ、もう陶酔してきたわ、酔っぱらった感じがしてくる。ああ、みんな見てえ!
すると、プールサイドでスっ転んでしまった。
「キャア!」
そのまま、プールの中に、ザブン! と落ちてしまった。おまけに落ちた場所は水深が深くて、足がとどかない。パニックになる私。バシャバシャと水面を手で叩いていると、男性の監視員さんがプールの中に飛び込んできた。私をゆっくりとプールサイドまで誘導してくれた。
ああ、助かった。そして、この監視員さん、なかなかのイケメンじゃないの。監視員になるくらいだからスポーツマンタイプで胸が分厚いし、背も高い。私のタイプだわ。思わず、胸がドキドキする私。
「あの、すみませんが、ちょっと事務室まで来てくれますか」
「は、はい」
何だろう、まさかこれがきっかけで恋が芽生えるとか。最近、彼氏と別れて欲求不満なのよ。彼氏って言っても、さっき言った高校生時代の佐島君じゃなくて、別の男性。残念な別れ方をしちゃったのよ。
さて、期待していた私が事務室でされたのは、お説教。
「あの、ここは市民の方たちが泳ぎに来る場所で、そのような格好は相応しくないんですが」
「す、すみませんでした」
「それに、あなたは耳飾りをしてますね。外してほしいんですが」
「はい、すぐに外します。申し訳ありません……」
ああ、恋愛どころか怒られちゃった。それに、やっぱりハイレグ水着の角度がまずかったかしら。だいたい、耳飾りをしたまま市民プールに入るなよって感じかしら。怒られて、しょんぼりして家に帰ることにした私。事務室から、一旦、プールに戻って、落としたタオルを回収する。
その時、監視用の椅子に座っていた監視員さんは女性。なんとなく私を馬鹿にしたような感じで見てるわ。このナルシス女、ザマーミロって感じかしら。不愉快な感じで知らんぷりしている。この変態女って思ってるかも。違うわよ、私は性の探究者よ。でも、しつこく言うけど、他人の注目を浴びるって、やっぱり気持ちがいいのよ。
それに、さっきのあの男性の監視員さんは明らかに私の体を見ていたわ。大きい胸に引き締まった腰からきれいな形のお尻、そして、やや、むっちりとした太股から細く引き締まったふくらはぎまで全身を見ていたわ。肝心なところもね。きれいな私の体をじっくりと見てたの。
そう、私はイケメンさんからじっくりと私の全てを見られてたのよ!
ああ、また興奮してきた!
え? 見てないよって?
お前の勘違いだよって?
私の勘違いかしら。でも、男性ならやっぱり見ると思うわ。
ああ、何度も何度も言うけど人に見られるのって最高に気持ちいいわ。やっぱり変態かしらね、私。いや、違うわよ。そして、私はシャワーを浴びて更衣室に戻って着替える。
自宅の十五階建ての賃貸マンションに帰る。だいぶ古いマンションね。築五十年くらい。私の部屋は五階の五〇三号室。普段はブラック企業で働いているので、ストレス溜りまくりなのよ。だから、休日はプールに行って、他人に見られてストレスを発散してるのよ。
何で人に見られるとストレス解消になるのかって?
誰だって、そうじゃないの。
違うかしら。
注目されると気持ち良くならないのかしらね。
そして、本当は水着じゃなくて、もっと過激な格好を見られたいと思う。ベッドの下から、衣装ケースを取り出す。中にはいわゆるボンデージファッションの服装がどっさり。安物だけど。他にも薄い生地のレオタードとか。ニットのセーターとかもある。そのセーターを着て、下半身裸で着て鏡に映してうっとりとしてたわ。他にもおもちゃがどっさり。子供用じゃないわよ。
競泳水着は佐島君の趣味だったんだけどね。そして、いつの間にか、私の趣味になった。その後、いろんなセクシーな姿になったのよ。私の方から積極的にこういう服装になったわね。
部屋の中でいろんな格好になる。泳ぐには到底向いてないハイレグ水着はもちろん、どう見ても運動できそうもないデザインのレオタード、色っぽい黒い下着、それから私の大好きなボンデージファッション。黒いハイヒールやロングブーツを履いたり、ガーターストッキング、エナメルニーハイストッキング、コルセットを付けて腰を引き締めたりとか。他にも首輪をして、手枷や足枷も付けたり。ビニール製だけど。それを取っ替え引っ替え着ては、自分の全身が映る鏡に映してはうっとりとしている。スマホで自撮りもしてみたり。
そして、いろんないやらしいポーズを取っては興奮する私。大股を拡げたり、四つん這いになってみたり、壁に手をついてお尻を突き出したり。大勢の人に見られると想像すると興奮してくる。自撮りしてるんだけど、頭の中ではいろんな人が私を撮影してるの。
もっと美しい私を見てほしい。
もっと美しい私を撮影してほしい。
この変態女!
あら、また罵声が聞こえてきたわ。
でも、気持ちいいからやめられないわね。でも、ある日、このボンデージファッションのコレクションを最近まで付き合っていた彼氏に見せたら、振られちゃった。佐島君と違って真面目な人ね。本来なら喜んでもらってもいいと思うんだけど。男性ってそういう格好が好きじゃないの。違うのかしら。まあ、その人の趣味じゃなかったみたいね。おかげで、さらにストレスが溜ってしまった。
ああ、このいやらしい格好を他人に見られたい。私を見てほしい。本当に大勢の人に見られたいわ。私がボンデージファッションを着て、四つん這いになっている姿とか、大股開きにしている姿とかを自撮りして、ネットのサイトに男性名で投稿してみた。顔はソフトで変換してAI画像ってことにしたの。
すっかり興奮してしまう私。AI画像ってことにしているけど、実際は私の体そのものなのよ。いろんな人が私のいやらしい姿態を見ている。気持ちがいいわ。でも、自分の顔じゃないってのが気に食わない。コスプレ大会に行って、セクシーな姿を披露しようかと思ったけど、そこで写真撮影されて、会社の人にバレたらやっぱり恥ずかしいわね。別に悪い事はしてないけどね。でも、一度くらい行ってみようかしら、迷ってるわ。
そして、今日もボンデージファッションを着て自撮り。下着は無しよ。熱中して撮影する私。汗まみれになる私。ああ、濡れてきたわ。気が付けば床を汚しちゃった。
この水着、ちょっと生地が薄いわね。体にぴったりと張り付いて、中が透けて見えそうな感じがする。そして、鏡に映った男の人たちが私を見ているわ、この色っぽい姿態を。水に濡れた私の体を。私の体を全て見てるの。顔も胸も腰もお尻も脚も。ますます興奮する私。
ああ、もっともっと私のセクシーな姿を見てほしいの、注目してほしいの!
すっかりいい気分になってまたさりげなくプールサイドを歩いている私。ああ、もう陶酔してきたわ、酔っぱらった感じがしてくる。ああ、みんな見てえ!
すると、プールサイドでスっ転んでしまった。
「キャア!」
そのまま、プールの中に、ザブン! と落ちてしまった。おまけに落ちた場所は水深が深くて、足がとどかない。パニックになる私。バシャバシャと水面を手で叩いていると、男性の監視員さんがプールの中に飛び込んできた。私をゆっくりとプールサイドまで誘導してくれた。
ああ、助かった。そして、この監視員さん、なかなかのイケメンじゃないの。監視員になるくらいだからスポーツマンタイプで胸が分厚いし、背も高い。私のタイプだわ。思わず、胸がドキドキする私。
「あの、すみませんが、ちょっと事務室まで来てくれますか」
「は、はい」
何だろう、まさかこれがきっかけで恋が芽生えるとか。最近、彼氏と別れて欲求不満なのよ。彼氏って言っても、さっき言った高校生時代の佐島君じゃなくて、別の男性。残念な別れ方をしちゃったのよ。
さて、期待していた私が事務室でされたのは、お説教。
「あの、ここは市民の方たちが泳ぎに来る場所で、そのような格好は相応しくないんですが」
「す、すみませんでした」
「それに、あなたは耳飾りをしてますね。外してほしいんですが」
「はい、すぐに外します。申し訳ありません……」
ああ、恋愛どころか怒られちゃった。それに、やっぱりハイレグ水着の角度がまずかったかしら。だいたい、耳飾りをしたまま市民プールに入るなよって感じかしら。怒られて、しょんぼりして家に帰ることにした私。事務室から、一旦、プールに戻って、落としたタオルを回収する。
その時、監視用の椅子に座っていた監視員さんは女性。なんとなく私を馬鹿にしたような感じで見てるわ。このナルシス女、ザマーミロって感じかしら。不愉快な感じで知らんぷりしている。この変態女って思ってるかも。違うわよ、私は性の探究者よ。でも、しつこく言うけど、他人の注目を浴びるって、やっぱり気持ちがいいのよ。
それに、さっきのあの男性の監視員さんは明らかに私の体を見ていたわ。大きい胸に引き締まった腰からきれいな形のお尻、そして、やや、むっちりとした太股から細く引き締まったふくらはぎまで全身を見ていたわ。肝心なところもね。きれいな私の体をじっくりと見てたの。
そう、私はイケメンさんからじっくりと私の全てを見られてたのよ!
ああ、また興奮してきた!
え? 見てないよって?
お前の勘違いだよって?
私の勘違いかしら。でも、男性ならやっぱり見ると思うわ。
ああ、何度も何度も言うけど人に見られるのって最高に気持ちいいわ。やっぱり変態かしらね、私。いや、違うわよ。そして、私はシャワーを浴びて更衣室に戻って着替える。
自宅の十五階建ての賃貸マンションに帰る。だいぶ古いマンションね。築五十年くらい。私の部屋は五階の五〇三号室。普段はブラック企業で働いているので、ストレス溜りまくりなのよ。だから、休日はプールに行って、他人に見られてストレスを発散してるのよ。
何で人に見られるとストレス解消になるのかって?
誰だって、そうじゃないの。
違うかしら。
注目されると気持ち良くならないのかしらね。
そして、本当は水着じゃなくて、もっと過激な格好を見られたいと思う。ベッドの下から、衣装ケースを取り出す。中にはいわゆるボンデージファッションの服装がどっさり。安物だけど。他にも薄い生地のレオタードとか。ニットのセーターとかもある。そのセーターを着て、下半身裸で着て鏡に映してうっとりとしてたわ。他にもおもちゃがどっさり。子供用じゃないわよ。
競泳水着は佐島君の趣味だったんだけどね。そして、いつの間にか、私の趣味になった。その後、いろんなセクシーな姿になったのよ。私の方から積極的にこういう服装になったわね。
部屋の中でいろんな格好になる。泳ぐには到底向いてないハイレグ水着はもちろん、どう見ても運動できそうもないデザインのレオタード、色っぽい黒い下着、それから私の大好きなボンデージファッション。黒いハイヒールやロングブーツを履いたり、ガーターストッキング、エナメルニーハイストッキング、コルセットを付けて腰を引き締めたりとか。他にも首輪をして、手枷や足枷も付けたり。ビニール製だけど。それを取っ替え引っ替え着ては、自分の全身が映る鏡に映してはうっとりとしている。スマホで自撮りもしてみたり。
そして、いろんないやらしいポーズを取っては興奮する私。大股を拡げたり、四つん這いになってみたり、壁に手をついてお尻を突き出したり。大勢の人に見られると想像すると興奮してくる。自撮りしてるんだけど、頭の中ではいろんな人が私を撮影してるの。
もっと美しい私を見てほしい。
もっと美しい私を撮影してほしい。
この変態女!
あら、また罵声が聞こえてきたわ。
でも、気持ちいいからやめられないわね。でも、ある日、このボンデージファッションのコレクションを最近まで付き合っていた彼氏に見せたら、振られちゃった。佐島君と違って真面目な人ね。本来なら喜んでもらってもいいと思うんだけど。男性ってそういう格好が好きじゃないの。違うのかしら。まあ、その人の趣味じゃなかったみたいね。おかげで、さらにストレスが溜ってしまった。
ああ、このいやらしい格好を他人に見られたい。私を見てほしい。本当に大勢の人に見られたいわ。私がボンデージファッションを着て、四つん這いになっている姿とか、大股開きにしている姿とかを自撮りして、ネットのサイトに男性名で投稿してみた。顔はソフトで変換してAI画像ってことにしたの。
すっかり興奮してしまう私。AI画像ってことにしているけど、実際は私の体そのものなのよ。いろんな人が私のいやらしい姿態を見ている。気持ちがいいわ。でも、自分の顔じゃないってのが気に食わない。コスプレ大会に行って、セクシーな姿を披露しようかと思ったけど、そこで写真撮影されて、会社の人にバレたらやっぱり恥ずかしいわね。別に悪い事はしてないけどね。でも、一度くらい行ってみようかしら、迷ってるわ。
そして、今日もボンデージファッションを着て自撮り。下着は無しよ。熱中して撮影する私。汗まみれになる私。ああ、濡れてきたわ。気が付けば床を汚しちゃった。
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