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番外編 市太×つばさ=LOVE 2
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いつもより難航したメンツ集めに手間取って、あっという間に週末になってしまった。
向こうの希望人数にギリギリ到達したメンバーの中、居酒屋で俺の隣の席に座っているのは市太だ。
俺の意識は、目の前の肩出しニットの可愛い女よりも、隣のシンプルでクソダサいスウェットパーカーの市太に集中してしまう。
「市太君て手大っきいよね~。なんかイヤらし~♡」
「だよねだよね、指とか太くて長いし!前戯とか丁寧そうだよねぇ♡男の色気ある♡」
対面に座る女たちの視線が市太の手に集まる。さすがは性欲有り余ってる女の会話、下品過ぎて呆れる。
『目敏いね。こいつの前戯はしつこくイイとこだけ狙ってくるねちっこいスタイルなんだよ~』
と心の中で言い返す俺。
「そうかな。自分の手なんか気にしたこと無いけど・・・。女の子の手の方が綺麗でいいじゃん。男と違ってスベスベだし、小さい手でアソコ触られたらもうそれだけで俺ヤバイよ?」
テーブルにのせられた向かいの女の手の甲から指先までを すーっと撫でる市太。
おいおいおいおい!この前、俺の首にもそゆことしたよな!? なんなの!? は!?
「俺さ、手フェチなの。綺麗な手好きなんだよね。おねーさんみたいな白くて細い手なんかは特に」
「え・・・、ほんと? えー・・・じゃあ、今日期待してもいい?」
スケベそうな困り顔メイクの女が上目遣いで市太を見る。女に笑顔を返す市太を横目で見て、俺は深く吐き出してしまいそうになる溜息を飲み込み、腿の上で拳を作る。
・・・俺の手が好きだ、って言ったくせに・・・。
「え・・・」
突然、テーブルの下で拳を包み込む体温。
それが市太の手だとすぐにわかってしまう俺は、動揺を隠すようにビールをグイッと飲み込む。
「オイ、つばさそれ俺の!お前のはこっちの酎ハイだろ」
市太と逆隣りに座る友人が、俺の飲んでいた酎ハイのグラスを差し出して来る。
「え、あ、ごめ・・・んっ」
ビールジョッキをテーブルに置くのと同じタイミングで、市太の指が、握った指の隙間に強引に押し入る感触にぞわりと快感が走る。
「もう酔っ払っちゃってるの?可愛い~♡わたしつばさくんみたいな美形、すっごく好き~♡」
「は、はは・・・。ありがと。俺もデコルテとか綺麗な子めっちゃ好きなんだよね。すーげ舐めたいかもー」
テーブル向かいの肩出し女に笑顔で返す。
・・・けど、意識は俺の右手に絡み親指で手の甲を撫でる市太の大きな手に完全に持っていかれていた。
表面ではどうでもいい女と下ネタをベラベラと話しながら水面下では市太の手に翻弄されて。
いつも女と話す時、口説く時、誘われる時、俺はどんな風にしていたんだっけ?と頭で復習しながら笑顔を作る。
ああもう、手だけじゃなくて・・・なんなら少し先にある股間に触れてくれよ!
堪らず手を握り返すと、俺の手を振り解き、さっきまでここにあったそれで向かいの女の手を触る市太。
俺は気が抜けたように息を吐く。と同時に込み上げる胸クソ悪さと言い様のない苦しさ。
これ以上に酷い事なんて、今まで何度だってあったはずだろ。ついさっき俺が抱いてた女が他の男と帰って行ったり、俺のをしゃぶってた口で他の男とキスしたり・・・そんな光景の方が余っ程残酷で虚しかった、はず。
俺に触れてた手が、違うヤツの手に触れただけ。たったそれだけだ。キスしてるわけでもヤッてるわけでもない。
ないのに、今までのどの瞬間よりも見たくない光景で、心がバッキバキに折れてしまいそうになる。
「みんなイイ感じに酔ってるー?場所移動するけど、いい子ちゃんはここで帰りなね。ついてくるなら何があっても楽しむことー!」
サークル長の掛け声で皆が席を立ち、ゾロゾロと居酒屋を出る。
何人かに別れて次々にタクシーに乗るなか、目の前にある ベッタリと女を貼り付かせている市太の後ろ姿から目を逸らし、溜息しか出てきそうにない俺。
「センパイ俺、今日ちょーし悪いんでもう帰ります」
帰ろう。今日はもうメンタルが持ちそうにない。
「あーマジ?まあ無理させらんねーしな。メンツ揃えてくれてありがとな。気をつけて・・・」
「つばさくんは俺が責任持って面倒みます。まだ大丈夫だろ?行くよ、ホラ」
「あっ、ちょ・・・イチっ」
帰ろうとした俺は市太に腕を引っ張られて無理矢理タクシーに乗せられてしまった。
閉まるドアの外で、先輩が市太に「じゃあ後で」と手を上げる。
「何すんのオマエ。俺もう帰るとこ、」
「女の子の前でそういうサッムイこと言うんだ?いつからそんな真面目キャラになったんだよ」
市太がそう言うと、便乗したように同じタクシーに乗っていた女が
「つばさくん帰ろうとしてたのぉ?え~なにそれひどくなぁい?」
と甘えた声で頬を膨らませ精一杯作り込んだ拗ね顔で俺をわざとらしく睨んでくる。
クソめんどくせぇ。イチの奴、こんなゴリゴリのあからさまあざと女にくっつかれて鼻の下伸ばしてんじゃねぇよ!!クソヤリチンが!!
・・・って俺が言えた事じゃないけど。
実家が小金持ちだというサークルメンバーが所有するマンションの一室に女4人と男が8人。複数プレイが女側の希望だったために、女1人に対して男2人という振り分け。
最悪。
タクシーに一緒に乗っていたあざとい女と市太、俺の組み合わせになってしまった。
ソファに座る市太の膝の上に乗っかり、市太の胸に背を預ける女を、俺はしゃがんで正面から見上げる。
女のトップスの裾を胸の上まで捲り上げる市太。
嫌だ。見たくない。
淡い色のレースの下着に包まれた豊満な胸を、早く吸い付いてくれと言わんばかりに突き出す女の姿に、そいつの腹部を支える市太の手に、俺は嫉妬で気が狂いそうになった。
「早く触ってあげたら?」
女の背後で、何故か険しい顔の市太が呟く。
「つばさくんが触らないなら、俺がするけど」
「やるに決まってんだろ!お前は後ろでそうしてろよ!」
市太に触らせるくらいなら、俺がこの女とヤる!
レースの上から柔らかい膨らみを手で包むと、あん、と鼻にかかる声を出す女。
他の奴らは既におっぱじめていて、この状況を抜けるワケにもいかず、俺は女の胸に唇を近付ける。
「待って」
柔らかい感触に当たるはずだった俺の唇は、骨ばった硬い感触にぶち当たる。
「もう見てらんない。つばさくん、なに女抱こうとしてんの。ムカつくんだよ」
そう言われて、俺は女の胸を覆った市太の手の甲にぶち当たったんだと気付く。
「なんで俺がいんのにヤリコンに参加すんの?なんで俺が女にくっつかれてても平気で帰ろうとしたんだよ。どうして俺の前で女に触ろうとすんだよ!?」
市太は膝の上にのせていた女を退かし、「ごめん、あっちでヤッて」と言い放つ。「なんなのよ!」と言いつつ薄暗い部屋の中、それなりに相手を見つけた女の甘えた声がすぐに聞こえた。
床に膝を着いていた俺は市太に抱え上げられ正面から膝に乗せられて、性急な唇と舌で責め立てられる。
「ふぁ、イ・・・チ や」
皆がそこにいんのに!
こんな、市太とキスしてるとこなんか見られたら・・・マズイって!!
向こうの希望人数にギリギリ到達したメンバーの中、居酒屋で俺の隣の席に座っているのは市太だ。
俺の意識は、目の前の肩出しニットの可愛い女よりも、隣のシンプルでクソダサいスウェットパーカーの市太に集中してしまう。
「市太君て手大っきいよね~。なんかイヤらし~♡」
「だよねだよね、指とか太くて長いし!前戯とか丁寧そうだよねぇ♡男の色気ある♡」
対面に座る女たちの視線が市太の手に集まる。さすがは性欲有り余ってる女の会話、下品過ぎて呆れる。
『目敏いね。こいつの前戯はしつこくイイとこだけ狙ってくるねちっこいスタイルなんだよ~』
と心の中で言い返す俺。
「そうかな。自分の手なんか気にしたこと無いけど・・・。女の子の手の方が綺麗でいいじゃん。男と違ってスベスベだし、小さい手でアソコ触られたらもうそれだけで俺ヤバイよ?」
テーブルにのせられた向かいの女の手の甲から指先までを すーっと撫でる市太。
おいおいおいおい!この前、俺の首にもそゆことしたよな!? なんなの!? は!?
「俺さ、手フェチなの。綺麗な手好きなんだよね。おねーさんみたいな白くて細い手なんかは特に」
「え・・・、ほんと? えー・・・じゃあ、今日期待してもいい?」
スケベそうな困り顔メイクの女が上目遣いで市太を見る。女に笑顔を返す市太を横目で見て、俺は深く吐き出してしまいそうになる溜息を飲み込み、腿の上で拳を作る。
・・・俺の手が好きだ、って言ったくせに・・・。
「え・・・」
突然、テーブルの下で拳を包み込む体温。
それが市太の手だとすぐにわかってしまう俺は、動揺を隠すようにビールをグイッと飲み込む。
「オイ、つばさそれ俺の!お前のはこっちの酎ハイだろ」
市太と逆隣りに座る友人が、俺の飲んでいた酎ハイのグラスを差し出して来る。
「え、あ、ごめ・・・んっ」
ビールジョッキをテーブルに置くのと同じタイミングで、市太の指が、握った指の隙間に強引に押し入る感触にぞわりと快感が走る。
「もう酔っ払っちゃってるの?可愛い~♡わたしつばさくんみたいな美形、すっごく好き~♡」
「は、はは・・・。ありがと。俺もデコルテとか綺麗な子めっちゃ好きなんだよね。すーげ舐めたいかもー」
テーブル向かいの肩出し女に笑顔で返す。
・・・けど、意識は俺の右手に絡み親指で手の甲を撫でる市太の大きな手に完全に持っていかれていた。
表面ではどうでもいい女と下ネタをベラベラと話しながら水面下では市太の手に翻弄されて。
いつも女と話す時、口説く時、誘われる時、俺はどんな風にしていたんだっけ?と頭で復習しながら笑顔を作る。
ああもう、手だけじゃなくて・・・なんなら少し先にある股間に触れてくれよ!
堪らず手を握り返すと、俺の手を振り解き、さっきまでここにあったそれで向かいの女の手を触る市太。
俺は気が抜けたように息を吐く。と同時に込み上げる胸クソ悪さと言い様のない苦しさ。
これ以上に酷い事なんて、今まで何度だってあったはずだろ。ついさっき俺が抱いてた女が他の男と帰って行ったり、俺のをしゃぶってた口で他の男とキスしたり・・・そんな光景の方が余っ程残酷で虚しかった、はず。
俺に触れてた手が、違うヤツの手に触れただけ。たったそれだけだ。キスしてるわけでもヤッてるわけでもない。
ないのに、今までのどの瞬間よりも見たくない光景で、心がバッキバキに折れてしまいそうになる。
「みんなイイ感じに酔ってるー?場所移動するけど、いい子ちゃんはここで帰りなね。ついてくるなら何があっても楽しむことー!」
サークル長の掛け声で皆が席を立ち、ゾロゾロと居酒屋を出る。
何人かに別れて次々にタクシーに乗るなか、目の前にある ベッタリと女を貼り付かせている市太の後ろ姿から目を逸らし、溜息しか出てきそうにない俺。
「センパイ俺、今日ちょーし悪いんでもう帰ります」
帰ろう。今日はもうメンタルが持ちそうにない。
「あーマジ?まあ無理させらんねーしな。メンツ揃えてくれてありがとな。気をつけて・・・」
「つばさくんは俺が責任持って面倒みます。まだ大丈夫だろ?行くよ、ホラ」
「あっ、ちょ・・・イチっ」
帰ろうとした俺は市太に腕を引っ張られて無理矢理タクシーに乗せられてしまった。
閉まるドアの外で、先輩が市太に「じゃあ後で」と手を上げる。
「何すんのオマエ。俺もう帰るとこ、」
「女の子の前でそういうサッムイこと言うんだ?いつからそんな真面目キャラになったんだよ」
市太がそう言うと、便乗したように同じタクシーに乗っていた女が
「つばさくん帰ろうとしてたのぉ?え~なにそれひどくなぁい?」
と甘えた声で頬を膨らませ精一杯作り込んだ拗ね顔で俺をわざとらしく睨んでくる。
クソめんどくせぇ。イチの奴、こんなゴリゴリのあからさまあざと女にくっつかれて鼻の下伸ばしてんじゃねぇよ!!クソヤリチンが!!
・・・って俺が言えた事じゃないけど。
実家が小金持ちだというサークルメンバーが所有するマンションの一室に女4人と男が8人。複数プレイが女側の希望だったために、女1人に対して男2人という振り分け。
最悪。
タクシーに一緒に乗っていたあざとい女と市太、俺の組み合わせになってしまった。
ソファに座る市太の膝の上に乗っかり、市太の胸に背を預ける女を、俺はしゃがんで正面から見上げる。
女のトップスの裾を胸の上まで捲り上げる市太。
嫌だ。見たくない。
淡い色のレースの下着に包まれた豊満な胸を、早く吸い付いてくれと言わんばかりに突き出す女の姿に、そいつの腹部を支える市太の手に、俺は嫉妬で気が狂いそうになった。
「早く触ってあげたら?」
女の背後で、何故か険しい顔の市太が呟く。
「つばさくんが触らないなら、俺がするけど」
「やるに決まってんだろ!お前は後ろでそうしてろよ!」
市太に触らせるくらいなら、俺がこの女とヤる!
レースの上から柔らかい膨らみを手で包むと、あん、と鼻にかかる声を出す女。
他の奴らは既におっぱじめていて、この状況を抜けるワケにもいかず、俺は女の胸に唇を近付ける。
「待って」
柔らかい感触に当たるはずだった俺の唇は、骨ばった硬い感触にぶち当たる。
「もう見てらんない。つばさくん、なに女抱こうとしてんの。ムカつくんだよ」
そう言われて、俺は女の胸を覆った市太の手の甲にぶち当たったんだと気付く。
「なんで俺がいんのにヤリコンに参加すんの?なんで俺が女にくっつかれてても平気で帰ろうとしたんだよ。どうして俺の前で女に触ろうとすんだよ!?」
市太は膝の上にのせていた女を退かし、「ごめん、あっちでヤッて」と言い放つ。「なんなのよ!」と言いつつ薄暗い部屋の中、それなりに相手を見つけた女の甘えた声がすぐに聞こえた。
床に膝を着いていた俺は市太に抱え上げられ正面から膝に乗せられて、性急な唇と舌で責め立てられる。
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