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【転移41日目】 所持金1000億ウェン 「女なんてどれも一緒で区別が面倒なんだから、識別が付き易いブスは利便性で優っているんだよ。」
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俺への報告はずっと伏せられていたのだが、この馬車の周囲には1万人の娼婦が侍っているらしい。
連邦中の娼婦が殆ど集まったとの事である。
理由は簡単、ヒルダが1日1万の日当で娼婦を集めていたからである。
「客を取っても取らなくても、どちらでも良い。
兎に角、1万ウェンをくれてやるから、ミュラー軍に集え!」
そんなスローガンの元、ヒルダが連邦全土に檄を飛ばした。
国土貧しく現金収入が乏しい連邦での話である。
参集する騎士達を追い抜いて娼婦たちがヒルダの下へ集結した。
維持費、1日1億ウェン。
ヒルダ・コリンズを指揮官とする娼婦師団が完成した。
故事に詳しいカインやキーンも眼を剥いて驚嘆している。
「史上、娼婦で軍隊を編成した話など聞いた事がありません!」
だろうな。
俺も地球に居た頃は歴史書籍を好んだが…
いや、多分実例は無いんじゃないかな?
俺は中国史(魏晋南北朝が好き)とか、近代ヨーロッパ史とかかなり詳しい方だぞ?
…娼婦の軍隊?
聞いた事がない。
彼女達は単なる売春婦なので、当然戦闘が出来ない。
武器も携帯出来ないし、隊列も組めない。
ただ、給与の支給形態がヒルダによる直接支給のみなので、必死の形相で行軍に食らい付いてくる。
==========================
俺も先程、たまたま馬車幌が破れて、初めてあの光景を見たが…
まるで餓鬼行列のような…
凄惨な絵面だった。
1万人の売春婦たちが1万ウェン欲しさに、歯を喰いしばって、眉間に大皺を刻んで、咆哮しながら馬車を追走して来る。
まさに地獄絵図である。
『ひ、ヒルダ!
さっきのあれは何だ!?』
「淫売ですね。
慈悲を乞うて来たので、営業を許可し、日銭をくれてやってます。」
『か、数が多すぎないか!?』
「…でしょうね。
連邦全土の娼婦を集めましたから。
営業実態がある娼婦の大半はここに居るのではないでしょうか?」
『ぜ、全員!?
そんなに集めてどうするんだ!?』
「どうする、ですか?
確かに淫売共には客を取るしか能がありません。
ですが、我々が淫売を独占しているという事実が必要なのです。」
『い、意味がわからない。』
「傭兵に限った事ではありませんが…
カネを手に入れた男は、必ず娼婦を買います。」
『い、いや。
そりゃあ娼婦を買う者も居るだろうが…
絶対というのは言い過ぎじゃないか?』
「絶対です。
生まれた時から宿屋業に従事していた私が言うのですから間違いありません。
私は、こと男性の生理については男性以上に把握しております。
自慰のタイミングや、羞恥心のメカニズムや、娼婦を買う前後の精神状態の推移。
私がどれだけのサンプルを観察して来たと思っているのですか?
少なくともリンよりも遥かに男性という生き物を熟知しております。
そんな私が断言します。
カネを手に入れた男は、必ず娼婦を買います。
生命の危険に晒されている兵士共には欠かす事が出来ないのです。」
『…。』
「なので。
娼婦を先に抑えてしまえば、付近の傭兵は我が軍に参集せざるを得ません。
我々の幕下でしか女が買えないからです。
心の飢餓は、思想や宗教観、政治信条のハードルを簡単に越えますよ。
現に、あれだけ旗幟が不鮮明であった雷鳴傭兵団やグリンウェル戦士隊が忠誠宣言を提出して参りました。
我が軍の軍門に下らねば女は買えないのです。」
『は、話について行けない。』
「要は経済戦争ですよ。
教団がやっている事の見様見真似でやってみました。
その国の基幹産業を掌握すれば、国家など自由自在に操れるのです。
連邦の場合はわかり易いですね。
大した産業が無いので男は傭兵業に従事し、女は売春婦としてそれに寄生する。
極めて原始的な社会です。
なので、売春婦を囲い込む事によって、彼らの基幹産業である傭兵業者も同時に掌握しておきました。
ライプチヒ伯爵とライナー侯爵が無駄な抵抗を試みているようですが、一両日中にも討ち取る事が出来るでしょう。」
『な、なるほど。』
「傭兵軍が戦争主体の連邦内において、傭兵に不可欠である娼婦を囲い込んだ時点で我々の勝利は確定しました。
確実に障害を抹殺してから、自由都市に入りましょう。」
『は、はい。
で、でも何もこの馬車の周囲に娼婦を配置しなくても…』
「リン、ここは敵地なのですよ?
いつ襲撃があるか解りません。
保険として肉の壁があるに越した事はないでしょう?」
あ!?
ヒルダ、そこまでやるか!?
どうして娼婦が俺達のキャラバンを取り巻いているのか分からなかったが。
コイツラの群れが完全にブラインドになっている。
いざ奇襲を受けても、娼婦の悲鳴がセンサーとなり、娼婦の命が盾となる。
そしてヒルダは襲撃の反対方向へ馬車を走らせる。
邪魔な娼婦を轢き殺しながら。
…これが、策か。
『いいですか、リン。
これは戦争なのです。
勝つか負けるかか等と云う甘い結末はありません。
殺るか殺られるか以外の決着は考えてはなりませんよ。』
その時、1人の少女が馬車脇に駆けて来てヒルダに何事かを耳打ちした。
「リン、お喜び下さい。
ライナー侯爵は居城を落とされ自害。
後はライプチヒ伯爵を始末すれば、我々の進軍ルートは確保出来ます。」
《178億ウェンの配当が支払われました。》
==========================
【所持金】
847億ウェン
↓
1025億ウェン
↓
1000億ウェン
※178億ウェンの配当を受け取り。
※25億ウェンを軍事枠に移行
※前回同様に全決済権をヒルダ・コリンズに譲渡
==========================
「リン。
配慮はありがたいですが、軍事費にはまだ余裕がありますよ?」
『まあ、あるに越したことないし。』
ふふふw
区切りが良くなってちょっとスッキリww
「わかりました。
有効活用可能な策を練っておきます。
それでは淫売共に日当を支給して参りますので
リンは養生に努めるように。」
ヒルダの周囲に武装した女子が駆け付けてきた。
恐らくはあれが彼女の親衛隊なのだろう。
いずれも大柄で敏捷そうな女性ばかりが揃っている。
==========================
今、連邦で凄い事が起っているらしい。
娼婦と傭兵とそれに伴う経済活動が、このミュラー軍(実はキャラバン)に追従している。
ふと、捲れた幌の隙間から目を凝らしてみると、娼婦を相手にした露店や行商まで集まって来ている。
もはやちょっとした街じゃないか!?
まだ理解が追い付かない。
ただ、戦況はこちら側に大きく傾いたようだ。
==========================
「あーあ、リンには内緒って言ったのに。」
『コレットは知っていたのか?』
「うん。
私もお姉さん達にお給料払う作業してたし。」
『いや、まあカネの使い道は指定してなかったからな…』
「綺麗な人も結構居たでしょ?」
コレットが無表情で俺を覗き込んで来る。
何だ? 嫉妬しているのか?
幌越しにちょっと見ただけだぞ?
「私、全然美人じゃないし。
リンがああいう仕事している女の人に惹かれたら嫌だな
って思っただけ。」
『あ、いや。
俺はコレットのこと、可愛いと思うぞ。』
「…。」
それは客観的事実。
コレットが日本に住んでいれば地下アイドルやメイド喫茶のNO2店員くらいにはすぐになれる。
ただ、この異世界はルックスレベルが結構高い。
なので、この中ではコレットは凡庸よりやや下になってしまうのかも知れない。
俺は十分魅力を感じているのだが、肝心の本人がその事に強烈なコンプレックスを抱えている。
「まあ、男の人がそういう生き物だって知ってるけどね。」
『あ、うん。』
子供の癖に大人びた口を利く女だ。
ヒルダがそうであったように、物心ついた時から接客業に従事しているとそうなるのだろうか。
「でも、リンが他の人と違う事も知っているんだよねー。」
『まあ、あのスキルもあるし。』
「ふふっ、それとは別の話w」
ん?
スキルではない?
この女は何を言ってるんだろう?
俺から【複利】を取ったら何も残らないぞ?
「あーあ、もっと美人に生まれたかったな。」
『だから、コレットは美人だって。』
「だから、そんなことないよ。」
まあ美醜は相対評価であり、かつ最後は自意識の問題だからな。
本人が劣等感を感じている以上、彼女は不美人なのだ。
あのなあ、コレット。
女なんてどれも一緒で区別が面倒なんだから、識別が付き易いブスは利便性で優っているんだよ。
クラスの女子の中でも唯一見分けが楽な和田和子の名前だけは、俺も憶えられてたしな。
連邦中の娼婦が殆ど集まったとの事である。
理由は簡単、ヒルダが1日1万の日当で娼婦を集めていたからである。
「客を取っても取らなくても、どちらでも良い。
兎に角、1万ウェンをくれてやるから、ミュラー軍に集え!」
そんなスローガンの元、ヒルダが連邦全土に檄を飛ばした。
国土貧しく現金収入が乏しい連邦での話である。
参集する騎士達を追い抜いて娼婦たちがヒルダの下へ集結した。
維持費、1日1億ウェン。
ヒルダ・コリンズを指揮官とする娼婦師団が完成した。
故事に詳しいカインやキーンも眼を剥いて驚嘆している。
「史上、娼婦で軍隊を編成した話など聞いた事がありません!」
だろうな。
俺も地球に居た頃は歴史書籍を好んだが…
いや、多分実例は無いんじゃないかな?
俺は中国史(魏晋南北朝が好き)とか、近代ヨーロッパ史とかかなり詳しい方だぞ?
…娼婦の軍隊?
聞いた事がない。
彼女達は単なる売春婦なので、当然戦闘が出来ない。
武器も携帯出来ないし、隊列も組めない。
ただ、給与の支給形態がヒルダによる直接支給のみなので、必死の形相で行軍に食らい付いてくる。
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俺も先程、たまたま馬車幌が破れて、初めてあの光景を見たが…
まるで餓鬼行列のような…
凄惨な絵面だった。
1万人の売春婦たちが1万ウェン欲しさに、歯を喰いしばって、眉間に大皺を刻んで、咆哮しながら馬車を追走して来る。
まさに地獄絵図である。
『ひ、ヒルダ!
さっきのあれは何だ!?』
「淫売ですね。
慈悲を乞うて来たので、営業を許可し、日銭をくれてやってます。」
『か、数が多すぎないか!?』
「…でしょうね。
連邦全土の娼婦を集めましたから。
営業実態がある娼婦の大半はここに居るのではないでしょうか?」
『ぜ、全員!?
そんなに集めてどうするんだ!?』
「どうする、ですか?
確かに淫売共には客を取るしか能がありません。
ですが、我々が淫売を独占しているという事実が必要なのです。」
『い、意味がわからない。』
「傭兵に限った事ではありませんが…
カネを手に入れた男は、必ず娼婦を買います。」
『い、いや。
そりゃあ娼婦を買う者も居るだろうが…
絶対というのは言い過ぎじゃないか?』
「絶対です。
生まれた時から宿屋業に従事していた私が言うのですから間違いありません。
私は、こと男性の生理については男性以上に把握しております。
自慰のタイミングや、羞恥心のメカニズムや、娼婦を買う前後の精神状態の推移。
私がどれだけのサンプルを観察して来たと思っているのですか?
少なくともリンよりも遥かに男性という生き物を熟知しております。
そんな私が断言します。
カネを手に入れた男は、必ず娼婦を買います。
生命の危険に晒されている兵士共には欠かす事が出来ないのです。」
『…。』
「なので。
娼婦を先に抑えてしまえば、付近の傭兵は我が軍に参集せざるを得ません。
我々の幕下でしか女が買えないからです。
心の飢餓は、思想や宗教観、政治信条のハードルを簡単に越えますよ。
現に、あれだけ旗幟が不鮮明であった雷鳴傭兵団やグリンウェル戦士隊が忠誠宣言を提出して参りました。
我が軍の軍門に下らねば女は買えないのです。」
『は、話について行けない。』
「要は経済戦争ですよ。
教団がやっている事の見様見真似でやってみました。
その国の基幹産業を掌握すれば、国家など自由自在に操れるのです。
連邦の場合はわかり易いですね。
大した産業が無いので男は傭兵業に従事し、女は売春婦としてそれに寄生する。
極めて原始的な社会です。
なので、売春婦を囲い込む事によって、彼らの基幹産業である傭兵業者も同時に掌握しておきました。
ライプチヒ伯爵とライナー侯爵が無駄な抵抗を試みているようですが、一両日中にも討ち取る事が出来るでしょう。」
『な、なるほど。』
「傭兵軍が戦争主体の連邦内において、傭兵に不可欠である娼婦を囲い込んだ時点で我々の勝利は確定しました。
確実に障害を抹殺してから、自由都市に入りましょう。」
『は、はい。
で、でも何もこの馬車の周囲に娼婦を配置しなくても…』
「リン、ここは敵地なのですよ?
いつ襲撃があるか解りません。
保険として肉の壁があるに越した事はないでしょう?」
あ!?
ヒルダ、そこまでやるか!?
どうして娼婦が俺達のキャラバンを取り巻いているのか分からなかったが。
コイツラの群れが完全にブラインドになっている。
いざ奇襲を受けても、娼婦の悲鳴がセンサーとなり、娼婦の命が盾となる。
そしてヒルダは襲撃の反対方向へ馬車を走らせる。
邪魔な娼婦を轢き殺しながら。
…これが、策か。
『いいですか、リン。
これは戦争なのです。
勝つか負けるかか等と云う甘い結末はありません。
殺るか殺られるか以外の決着は考えてはなりませんよ。』
その時、1人の少女が馬車脇に駆けて来てヒルダに何事かを耳打ちした。
「リン、お喜び下さい。
ライナー侯爵は居城を落とされ自害。
後はライプチヒ伯爵を始末すれば、我々の進軍ルートは確保出来ます。」
《178億ウェンの配当が支払われました。》
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【所持金】
847億ウェン
↓
1025億ウェン
↓
1000億ウェン
※178億ウェンの配当を受け取り。
※25億ウェンを軍事枠に移行
※前回同様に全決済権をヒルダ・コリンズに譲渡
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「リン。
配慮はありがたいですが、軍事費にはまだ余裕がありますよ?」
『まあ、あるに越したことないし。』
ふふふw
区切りが良くなってちょっとスッキリww
「わかりました。
有効活用可能な策を練っておきます。
それでは淫売共に日当を支給して参りますので
リンは養生に努めるように。」
ヒルダの周囲に武装した女子が駆け付けてきた。
恐らくはあれが彼女の親衛隊なのだろう。
いずれも大柄で敏捷そうな女性ばかりが揃っている。
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今、連邦で凄い事が起っているらしい。
娼婦と傭兵とそれに伴う経済活動が、このミュラー軍(実はキャラバン)に追従している。
ふと、捲れた幌の隙間から目を凝らしてみると、娼婦を相手にした露店や行商まで集まって来ている。
もはやちょっとした街じゃないか!?
まだ理解が追い付かない。
ただ、戦況はこちら側に大きく傾いたようだ。
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「あーあ、リンには内緒って言ったのに。」
『コレットは知っていたのか?』
「うん。
私もお姉さん達にお給料払う作業してたし。」
『いや、まあカネの使い道は指定してなかったからな…』
「綺麗な人も結構居たでしょ?」
コレットが無表情で俺を覗き込んで来る。
何だ? 嫉妬しているのか?
幌越しにちょっと見ただけだぞ?
「私、全然美人じゃないし。
リンがああいう仕事している女の人に惹かれたら嫌だな
って思っただけ。」
『あ、いや。
俺はコレットのこと、可愛いと思うぞ。』
「…。」
それは客観的事実。
コレットが日本に住んでいれば地下アイドルやメイド喫茶のNO2店員くらいにはすぐになれる。
ただ、この異世界はルックスレベルが結構高い。
なので、この中ではコレットは凡庸よりやや下になってしまうのかも知れない。
俺は十分魅力を感じているのだが、肝心の本人がその事に強烈なコンプレックスを抱えている。
「まあ、男の人がそういう生き物だって知ってるけどね。」
『あ、うん。』
子供の癖に大人びた口を利く女だ。
ヒルダがそうであったように、物心ついた時から接客業に従事しているとそうなるのだろうか。
「でも、リンが他の人と違う事も知っているんだよねー。」
『まあ、あのスキルもあるし。』
「ふふっ、それとは別の話w」
ん?
スキルではない?
この女は何を言ってるんだろう?
俺から【複利】を取ったら何も残らないぞ?
「あーあ、もっと美人に生まれたかったな。」
『だから、コレットは美人だって。』
「だから、そんなことないよ。」
まあ美醜は相対評価であり、かつ最後は自意識の問題だからな。
本人が劣等感を感じている以上、彼女は不美人なのだ。
あのなあ、コレット。
女なんてどれも一緒で区別が面倒なんだから、識別が付き易いブスは利便性で優っているんだよ。
クラスの女子の中でも唯一見分けが楽な和田和子の名前だけは、俺も憶えられてたしな。
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