KANATA project - 死刑転生――壊れていく、この世界で――

2020年夏に引き起こした「東京五輪無差別殺人事件」の実行犯・室﨑歩夢(むろさきあゆむ)は死刑判決が下された。
それから数年後、長野拘置所で歩夢の死刑執行は粛々とおこなわれた。
彼には「解離性同一性人格障害」――いわゆる「多重人格」の精神鑑定がなされていたが、当時の政権が支持率確保のために司法と癒着し、彼を凶悪犯としてまつりあげた結果である。

……しかし、歩夢の肉体と魂は、異世界《ミエーナ・ナヴァリア》に転生した。《ミエーナ・ナヴァリア》は、転生者(エマナチアン)を異端視し、排斥することを正義とする世界だった。魔界のモンスターも、転生者の魂を喰らうことで強大な力を得る存在であり、新たなる転生者の存在によって地上への侵略を開始した。

不条理な死と転生を経て覚醒した歩夢は、超人教団の《転生者狩り》の魔の手と、強大な魔界の軍勢から生き延び、「もう一人の自分たち」を求めて苛酷な旅を決意する……。

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作品画像引用元/『失楽園』ギュスターヴ・ドレ より
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