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新人くんとやさしい隊長
7.特別なマッサージ ☆
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僕も同じように口でしたいとお願いしたが、許してもらえなかった。それは後のお楽しみに取っておきたいのだそうだ。
「それに、1番最初はこちらの口で飲み込んで欲しい」
スルリと後ろの窄まりを撫でられ、ビクッと腰が跳ねた。
練習と同じように四つん這いになっただけで入口がムズムズする。隊長は練習の時より丁寧にお尻を揉んだり舐めたりした。キスも色々な強さでたくさんしてくれて、軽く齧られると背中にくすぐったい痺れが走った。
そしていつも蕾と呼んでいるところにまでキスをして、襞の一つ一つをなぞるように舐めてから、舌を伸ばして中へ差し込んだ。まるで蜜を舐めているみたいにピチャピチャと音を立てて、時々ジュッと吸った。
隊長の舌から与えられる刺激は気持ち良すぎる。ヌルヌルしてちょっとザラついてて熱くて、触れたところはドロドロに溶けていくような気分になる。
「た、隊長ぉ……、あんっ、舌……すごい……」
練習の時から未体験の快楽をたくさん与えられて、これ以上すごいことは無いんじゃないかと思っていたのに。
今日初めて迎え入れる隊長のペニスは、この舌よりもっとすごいのだろうか。全く想像できないのに期待してしまって、思わず蕾にキュッと力が入ってしまった。
「そろそろ『特別なマッサージ』を始めようか。チイの可愛らしい下の口が催促しているからな」
隊長がそっと項にキスをしてくれる。それから、初めてなら今の姿勢のほうが楽だが、向かい合わせの方が表情を確認できて安心感があるのでどちらがいいか選ばせてくれた。
「隊長のお顔が見える方がいいです」
「――そうか。私もそう思う」
蕩けるように甘くやさしく微笑んで、深い深いキスをしてくれた。
練習の時と同じように後孔を丁寧に解した後、腰の下にクッションを置いて僕の姿勢が辛くないように準備してくれた。
膝を立てて開いた両脚の間に来た隊長は立派なペニスを僕へ見せるようにしながら手で扱いた。
一体どうなるのかドキドキしながらじっと見ているとそっと僕の蕾に先端を当てた。
ジェルと隊長の唾液でヌルヌルしているそこは吸い付くように熱い亀頭を受け止めた。
緊張して呼吸が浅くなっている僕の頬を「大丈夫だ」と撫でてくれる。ホッとした瞬間、極太の熱い棒がゆっくりと挿入ってきた。
先端の張り出したところがググッと内側を押し広げる。束にした指よりも何倍も大きな圧迫感に悲鳴をあげそうになった。
隊長は僕に覆い被さり安心させるように頬を撫でながら、少し止まって様子を見たり、それからまたじわじわと奥に進んだりしてペニスの半分くらいまで入れた。
ふと、体内の質量が増えたぶんだけ隊長と繋がっているのだと気付くと、キツさが満ち足りた気持ちへと変わり、嬉しさで身体がフルフルと震えた。顔が緩んで、ついヘラリと笑ってしまった僕のことをギュッと抱きしめてキスして、頭を撫でてくれた。
「私を迎え入れてくれたな。いい子だ。これから動くが……出来るだけやさしくする」
僕を抱きしめたまま隊長はゆっくりと腰を動かし始めた。痛いこともあるって聞いたけど、ちっともそんなことはない。
それどころか、内側の壁の気持ちいい部分を全部一気に擦られて訳がわからないほどの快感が押し寄せた。
「たい、ちょ……あぁっあっ、すごい……っ」
綺麗な銀色の髪が額に降りてきていつもよりセクシーに見える隊長が、目の前で熱の籠った視線を僕に向けてくれている喜びに顔が熱くなる。
その時、浅いところを捏ねまわしていた熱根の切先が一際敏感な部分を擦った。
その場所が僕のお気に入りだということを隊長はよく知っている。だからペニスの張り出したところで引っ掛けるようにしてグリグリと刺激してくれた。
「ぁああっ――――! やぁんっ……あぁ」
強烈な快感で身体に力が入って、ギュッと背中を反らしてしまう。すると突き出すようになった胸の先端を隊長が親指で捏ねた。
「――――――っ!」
まだ体内の刺激すら受け止めきれていないのに別のところまで良くされてしまって、何が何だかわからなくなった。
「ああ……チイ、こんなに素直に感じてくれるとは、なんて愛らしいんだ」
耳に心地よく響く隊長の低い声が何もかも包み込んでくれるような気がした。混乱していた気持ちが落ち着き、与えられた快楽をそのまま受け取れるようになってきた。
気付けば、欲しがるように腰をガクガクと揺らし、熱の集まるペニスから溢れる蜜を隊長の逞しい腹筋に擦り付けていた。誘うように胸を突き出して首に腕を絡め、舌を出してキスをせがんだ。
やさしい隊長は僕のおねだりを全て叶えてくれたから、欲張ってもうひとつお願いをしてみた。
「全部……隊長のペニスを全部、僕の中に入れてください」
「――……初めてなのだから、無理はよくない。これでも十分奥まで入っているんだ」
「僕、少しくらい無理してでも隊長の全部と繋がりたい……僕の中を隊長のものでいっぱいにして欲しいんです。お願いです……」
隊長は険しい顔をしてしばらく黙っていた。我儘を言ったから怒らせてしまっただろうかと不安になってくる。
「こんなところまで頑張り屋じゃなくてもいいんだぞ。…………だが、そこまで言われたらもう遠慮なくいこう。何かあったら責任持って介抱する」
ニヤリと迫力ある笑顔を見せると、深くて激しいキスをくれた。粘膜も舌も唾液も全て掬い取られて食べられてしまいそうな勢いで貪られた。これだけで、今までかなり手加減してくれていたのが実感できた。
キスに溺れそうになりながら必死に応えていると、体内の圧迫感が増したように感じた。ペニスがさっきよりも大きくなって、狭い内側をこじ開けながら奥に進んでいく。
とうとう突き当たりまで辿り着いて、僕自身も知らない場所が全て隊長で埋め尽くされたように感じた。
「全部、入ったぞ……」
「たいちょ……嬉しい……」
知らず知らずのうちに浅くなっていた呼吸を落ち着かせる。内臓を押し上げられて苦しいけど、自分の中に隊長の存在を大きく感じられることが嬉しくてたまらない。
大きな熱塊がゆっくりと動き始めた。甘い疼きを高めるように引き抜かれ、満ち足りた快感と共に最奥に戻って来る。
次第に早く力強くなる律動に合わせて喘ぎ声が高くなり、うわ言のように隊長を呼ぶ。
「あっあぁっ、隊長……すき、大好き……! 僕の中っ……たいちょ、いるの、うれしぃ……!」
最奥を貫いたまま混ぜるように腰を捩じ込まれると、もうそこから溶け合ってくっついてしまいそうだった。
「ひゃぁんっ! すごい、きもちぃ……たいちょ……も、きもちくなってぇ」
「――――っああ、とても、とても気持ちが良い。私の愛するチイは何もかもが最高だ」
蜜を垂らしながらフルフルと震える僕のペニスを大きな手で握り、容赦なく扱いた。逞しい杭を全て呑み込ませ、さらに激しく腰を打ちつける。その勢いのままグリグリと中を捏ねられるともう限界だった。
「ひぃっ……いいっ、イくっ、イく――――!」
僕のペニスから白濁が弾けた。頭の中が真っ白になり全身がブルブルと震えて手足も体内にもギュッと力が入った。
隊長が低く呻いて僕を抱きしめる腕に力を込めたかと思うと、お腹の中に熱いものが広がった。
(隊長が僕の中に精液を出したんだ……)
完全に僕が隊長のものになれた気がして嬉しくなった。
その後も、何度も何度も中に注いでくれた。お腹の中だけじゃなくて口の中にも出してくれたから呑み込んだ。苦かったけど、お酒を飲んだ時みたいにフワフワした気持ちになった。
身体中に強くキスをして隊長のものになった印もたくさんつけてくれた。
次の日の昼頃に目を覚ますとまだ隊長のベッドの中だった。裸のままだったけど身体とベッドは綺麗になっていた。
隊長が見当たらなくて焦っているうちにどこかから戻ってきた。食堂から食事を持ってきてくれたのだった。
駐屯地に戻るまでの数日間、僕はずっと隊長の部屋で過ごした。隊長はたまに仕事のために他の部屋に行く事もあったけど、一緒にいる間は僕と恋人として過ごす時間にしてくれた。
だから僕はずっと隊長の膝に座っていたし、シャワーも一緒に浴びて、ベッドでは抱き合って眠った。
それから時間に関係なくセックスもたくさんした。たくさん身体を繋げて、心もそれ以上に繋がったと思う。
心身が昂まるやり方を色々と教えてもらったから、上手にできるようになりたい。やさしい隊長にたくさん気持ち良くなってもらえるように頑張りたいと思った。
「それに、1番最初はこちらの口で飲み込んで欲しい」
スルリと後ろの窄まりを撫でられ、ビクッと腰が跳ねた。
練習と同じように四つん這いになっただけで入口がムズムズする。隊長は練習の時より丁寧にお尻を揉んだり舐めたりした。キスも色々な強さでたくさんしてくれて、軽く齧られると背中にくすぐったい痺れが走った。
そしていつも蕾と呼んでいるところにまでキスをして、襞の一つ一つをなぞるように舐めてから、舌を伸ばして中へ差し込んだ。まるで蜜を舐めているみたいにピチャピチャと音を立てて、時々ジュッと吸った。
隊長の舌から与えられる刺激は気持ち良すぎる。ヌルヌルしてちょっとザラついてて熱くて、触れたところはドロドロに溶けていくような気分になる。
「た、隊長ぉ……、あんっ、舌……すごい……」
練習の時から未体験の快楽をたくさん与えられて、これ以上すごいことは無いんじゃないかと思っていたのに。
今日初めて迎え入れる隊長のペニスは、この舌よりもっとすごいのだろうか。全く想像できないのに期待してしまって、思わず蕾にキュッと力が入ってしまった。
「そろそろ『特別なマッサージ』を始めようか。チイの可愛らしい下の口が催促しているからな」
隊長がそっと項にキスをしてくれる。それから、初めてなら今の姿勢のほうが楽だが、向かい合わせの方が表情を確認できて安心感があるのでどちらがいいか選ばせてくれた。
「隊長のお顔が見える方がいいです」
「――そうか。私もそう思う」
蕩けるように甘くやさしく微笑んで、深い深いキスをしてくれた。
練習の時と同じように後孔を丁寧に解した後、腰の下にクッションを置いて僕の姿勢が辛くないように準備してくれた。
膝を立てて開いた両脚の間に来た隊長は立派なペニスを僕へ見せるようにしながら手で扱いた。
一体どうなるのかドキドキしながらじっと見ているとそっと僕の蕾に先端を当てた。
ジェルと隊長の唾液でヌルヌルしているそこは吸い付くように熱い亀頭を受け止めた。
緊張して呼吸が浅くなっている僕の頬を「大丈夫だ」と撫でてくれる。ホッとした瞬間、極太の熱い棒がゆっくりと挿入ってきた。
先端の張り出したところがググッと内側を押し広げる。束にした指よりも何倍も大きな圧迫感に悲鳴をあげそうになった。
隊長は僕に覆い被さり安心させるように頬を撫でながら、少し止まって様子を見たり、それからまたじわじわと奥に進んだりしてペニスの半分くらいまで入れた。
ふと、体内の質量が増えたぶんだけ隊長と繋がっているのだと気付くと、キツさが満ち足りた気持ちへと変わり、嬉しさで身体がフルフルと震えた。顔が緩んで、ついヘラリと笑ってしまった僕のことをギュッと抱きしめてキスして、頭を撫でてくれた。
「私を迎え入れてくれたな。いい子だ。これから動くが……出来るだけやさしくする」
僕を抱きしめたまま隊長はゆっくりと腰を動かし始めた。痛いこともあるって聞いたけど、ちっともそんなことはない。
それどころか、内側の壁の気持ちいい部分を全部一気に擦られて訳がわからないほどの快感が押し寄せた。
「たい、ちょ……あぁっあっ、すごい……っ」
綺麗な銀色の髪が額に降りてきていつもよりセクシーに見える隊長が、目の前で熱の籠った視線を僕に向けてくれている喜びに顔が熱くなる。
その時、浅いところを捏ねまわしていた熱根の切先が一際敏感な部分を擦った。
その場所が僕のお気に入りだということを隊長はよく知っている。だからペニスの張り出したところで引っ掛けるようにしてグリグリと刺激してくれた。
「ぁああっ――――! やぁんっ……あぁ」
強烈な快感で身体に力が入って、ギュッと背中を反らしてしまう。すると突き出すようになった胸の先端を隊長が親指で捏ねた。
「――――――っ!」
まだ体内の刺激すら受け止めきれていないのに別のところまで良くされてしまって、何が何だかわからなくなった。
「ああ……チイ、こんなに素直に感じてくれるとは、なんて愛らしいんだ」
耳に心地よく響く隊長の低い声が何もかも包み込んでくれるような気がした。混乱していた気持ちが落ち着き、与えられた快楽をそのまま受け取れるようになってきた。
気付けば、欲しがるように腰をガクガクと揺らし、熱の集まるペニスから溢れる蜜を隊長の逞しい腹筋に擦り付けていた。誘うように胸を突き出して首に腕を絡め、舌を出してキスをせがんだ。
やさしい隊長は僕のおねだりを全て叶えてくれたから、欲張ってもうひとつお願いをしてみた。
「全部……隊長のペニスを全部、僕の中に入れてください」
「――……初めてなのだから、無理はよくない。これでも十分奥まで入っているんだ」
「僕、少しくらい無理してでも隊長の全部と繋がりたい……僕の中を隊長のものでいっぱいにして欲しいんです。お願いです……」
隊長は険しい顔をしてしばらく黙っていた。我儘を言ったから怒らせてしまっただろうかと不安になってくる。
「こんなところまで頑張り屋じゃなくてもいいんだぞ。…………だが、そこまで言われたらもう遠慮なくいこう。何かあったら責任持って介抱する」
ニヤリと迫力ある笑顔を見せると、深くて激しいキスをくれた。粘膜も舌も唾液も全て掬い取られて食べられてしまいそうな勢いで貪られた。これだけで、今までかなり手加減してくれていたのが実感できた。
キスに溺れそうになりながら必死に応えていると、体内の圧迫感が増したように感じた。ペニスがさっきよりも大きくなって、狭い内側をこじ開けながら奥に進んでいく。
とうとう突き当たりまで辿り着いて、僕自身も知らない場所が全て隊長で埋め尽くされたように感じた。
「全部、入ったぞ……」
「たいちょ……嬉しい……」
知らず知らずのうちに浅くなっていた呼吸を落ち着かせる。内臓を押し上げられて苦しいけど、自分の中に隊長の存在を大きく感じられることが嬉しくてたまらない。
大きな熱塊がゆっくりと動き始めた。甘い疼きを高めるように引き抜かれ、満ち足りた快感と共に最奥に戻って来る。
次第に早く力強くなる律動に合わせて喘ぎ声が高くなり、うわ言のように隊長を呼ぶ。
「あっあぁっ、隊長……すき、大好き……! 僕の中っ……たいちょ、いるの、うれしぃ……!」
最奥を貫いたまま混ぜるように腰を捩じ込まれると、もうそこから溶け合ってくっついてしまいそうだった。
「ひゃぁんっ! すごい、きもちぃ……たいちょ……も、きもちくなってぇ」
「――――っああ、とても、とても気持ちが良い。私の愛するチイは何もかもが最高だ」
蜜を垂らしながらフルフルと震える僕のペニスを大きな手で握り、容赦なく扱いた。逞しい杭を全て呑み込ませ、さらに激しく腰を打ちつける。その勢いのままグリグリと中を捏ねられるともう限界だった。
「ひぃっ……いいっ、イくっ、イく――――!」
僕のペニスから白濁が弾けた。頭の中が真っ白になり全身がブルブルと震えて手足も体内にもギュッと力が入った。
隊長が低く呻いて僕を抱きしめる腕に力を込めたかと思うと、お腹の中に熱いものが広がった。
(隊長が僕の中に精液を出したんだ……)
完全に僕が隊長のものになれた気がして嬉しくなった。
その後も、何度も何度も中に注いでくれた。お腹の中だけじゃなくて口の中にも出してくれたから呑み込んだ。苦かったけど、お酒を飲んだ時みたいにフワフワした気持ちになった。
身体中に強くキスをして隊長のものになった印もたくさんつけてくれた。
次の日の昼頃に目を覚ますとまだ隊長のベッドの中だった。裸のままだったけど身体とベッドは綺麗になっていた。
隊長が見当たらなくて焦っているうちにどこかから戻ってきた。食堂から食事を持ってきてくれたのだった。
駐屯地に戻るまでの数日間、僕はずっと隊長の部屋で過ごした。隊長はたまに仕事のために他の部屋に行く事もあったけど、一緒にいる間は僕と恋人として過ごす時間にしてくれた。
だから僕はずっと隊長の膝に座っていたし、シャワーも一緒に浴びて、ベッドでは抱き合って眠った。
それから時間に関係なくセックスもたくさんした。たくさん身体を繋げて、心もそれ以上に繋がったと思う。
心身が昂まるやり方を色々と教えてもらったから、上手にできるようになりたい。やさしい隊長にたくさん気持ち良くなってもらえるように頑張りたいと思った。
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