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0歳!異世界ライフ始まるよ!
叔母さん、ゲットしました!!8
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「あら、アナは寝たのね。
お部屋はもう少しかかりそうだわ。」
ヴァイスをもふってもふってと戯れていたら、お母さんが戻ってきました。
指示を出し終えたのか、少し疲れて見えます。
「あ、奥様、祖母のベッドなのですが...もう解体してありましたので、玄関脇に束ねて置いてありますわ。
後は、お布団や敷くものを買わなければなりませんが、どうなさいますか?」
「そうね、諸々のお買い物は、アニスちゃんが帰ってきてからにしましょう。」
兄様達もそろそろ帰って来ませんかねぇ。
3人で一緒に帰って来るらしいから、まだかかるのかな?
「さて、ティア?まだまだやることはあるだろう?
ヴァイスとリーンを連れてお行き。
アナはアタシが見ているからね。」
「リーノお婆さん、ありがとう。
リーンの着ていた服を、使えるものと使えないものとに分けないといけないわね。
双子だもの、服が沢山必要になるわ。」
「わん。
[リーンを背中に乗せて。]」
「リーンのお部屋に着いたらね。」
「わぅん。
[了解した。]」
「あーぃ!」
「リーノお婆さん、どのお茶を淹れましょうか?」
「そうだねぇ、この薬草茶を淹れてくれるかい?
最近のお気に入りなんだよ。」
「かしこまりました。
少々お待ちくださいね。」
そっか、新生児用とか半年位の分は、私もう着れないからね。
産まれてくる双子の赤ちゃんが両方男の子だったとしても、淡い黄色やオレンジくらいなら着れるよね?
流石にピンクは無理かな?
願わくば、女の子でお願いします。
この世界の服って、結構高価なのだよ。
赤ちゃん用の古着は、大体がかなり汚しちゃうからかなかなか売れ無いから...皆さんご近所さんとかにあげちゃうんだよねー。
私の着てた服は、お母さんとリーノお婆さんの手作りでした。
手縫いって、慣れるまでが辛いんだよねー。
「はい、ヴァイス!ここからよろしくね。
リーン?落ちないようにちゃんと掴まってるのよ?」
「あーぃ!」
「わん!
[了解!]」
あら、お部屋に着いてたのね。
ヴァイスの背中に跨がって、もふっとした首に抱き付いてます。
そろりそろりと忍び足で、お母さんに着いていくヴァイスの気遣いがありがたいです。
「結構溜まってるのよね...レイの後、結構空いちゃったからなぁ。
作るの楽しかったし...リーノお婆さんも沢山作ってくれたしね。
女の子の双子なら、なんとか賄えるかな?」
「うー、おーぇ!」
「ん?これ?」
「わぅん!わん。
[男の子も着れる!とな。]」
「あら、そうねぇ。
なら、男の子でも着れそうなのと、女の子用ので分けましょうか。
まだリーンが着れるのはこっちに...で、男の子用?がこっち...で、女の子用のがこっちね。」
「あぃ!おぃーゆにょ!」
「わふ。
[伏せるぞ。]」
「あーとーねー!」
「わぉん!
[構わぬ!]」
さぁ、ヴァイスから降りてお手伝いです。ヴァイスもヤル気満々で...はありませんでした。
うん、私の背凭れになってくれるのね。
ありがとう。気合い入れて頑張るよ!!
*
お部屋はもう少しかかりそうだわ。」
ヴァイスをもふってもふってと戯れていたら、お母さんが戻ってきました。
指示を出し終えたのか、少し疲れて見えます。
「あ、奥様、祖母のベッドなのですが...もう解体してありましたので、玄関脇に束ねて置いてありますわ。
後は、お布団や敷くものを買わなければなりませんが、どうなさいますか?」
「そうね、諸々のお買い物は、アニスちゃんが帰ってきてからにしましょう。」
兄様達もそろそろ帰って来ませんかねぇ。
3人で一緒に帰って来るらしいから、まだかかるのかな?
「さて、ティア?まだまだやることはあるだろう?
ヴァイスとリーンを連れてお行き。
アナはアタシが見ているからね。」
「リーノお婆さん、ありがとう。
リーンの着ていた服を、使えるものと使えないものとに分けないといけないわね。
双子だもの、服が沢山必要になるわ。」
「わん。
[リーンを背中に乗せて。]」
「リーンのお部屋に着いたらね。」
「わぅん。
[了解した。]」
「あーぃ!」
「リーノお婆さん、どのお茶を淹れましょうか?」
「そうだねぇ、この薬草茶を淹れてくれるかい?
最近のお気に入りなんだよ。」
「かしこまりました。
少々お待ちくださいね。」
そっか、新生児用とか半年位の分は、私もう着れないからね。
産まれてくる双子の赤ちゃんが両方男の子だったとしても、淡い黄色やオレンジくらいなら着れるよね?
流石にピンクは無理かな?
願わくば、女の子でお願いします。
この世界の服って、結構高価なのだよ。
赤ちゃん用の古着は、大体がかなり汚しちゃうからかなかなか売れ無いから...皆さんご近所さんとかにあげちゃうんだよねー。
私の着てた服は、お母さんとリーノお婆さんの手作りでした。
手縫いって、慣れるまでが辛いんだよねー。
「はい、ヴァイス!ここからよろしくね。
リーン?落ちないようにちゃんと掴まってるのよ?」
「あーぃ!」
「わん!
[了解!]」
あら、お部屋に着いてたのね。
ヴァイスの背中に跨がって、もふっとした首に抱き付いてます。
そろりそろりと忍び足で、お母さんに着いていくヴァイスの気遣いがありがたいです。
「結構溜まってるのよね...レイの後、結構空いちゃったからなぁ。
作るの楽しかったし...リーノお婆さんも沢山作ってくれたしね。
女の子の双子なら、なんとか賄えるかな?」
「うー、おーぇ!」
「ん?これ?」
「わぅん!わん。
[男の子も着れる!とな。]」
「あら、そうねぇ。
なら、男の子でも着れそうなのと、女の子用ので分けましょうか。
まだリーンが着れるのはこっちに...で、男の子用?がこっち...で、女の子用のがこっちね。」
「あぃ!おぃーゆにょ!」
「わふ。
[伏せるぞ。]」
「あーとーねー!」
「わぉん!
[構わぬ!]」
さぁ、ヴァイスから降りてお手伝いです。ヴァイスもヤル気満々で...はありませんでした。
うん、私の背凭れになってくれるのね。
ありがとう。気合い入れて頑張るよ!!
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