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After Story
何パーティー?
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更新が続かず申し訳ありません、、、
ひとまず3日に1度を目標に頑張ってまいります。
お待たせしてしまい本当に申し訳ありません……
******************
今日は騎士団入団試験の合格発表の日です! 午前中に発表があって、午後からはサダン君とお茶をする約束なのです! 朝ダグを見送った僕はいそいそと騎士さんやお手伝いの神官さんの手も借りてパーティーの用意です!
なんのパーティーか? まだ未定です! サダン君が受かったかどうかはサダン君より先に知るのはって思ったからまだ教えてもらってなくてわからないので、受かってたらおめでとうパーティーだけど、万が一! 万が一落ちてたら再会やったねパーティーなのです。お昼ご飯食べてからパーティーだから、お昼にダグに教えてもらうのです……!
「これはこちらでよろしいですか?」
「うん、ありがとう」
新たに机を持ってきてもらってそこにケーキを中心にいろんなお菓子を並べて……もちろんまだフードカバーは外してないけどね! あとは部屋中にお花を飾ったりしてうんと華やかにしました! さすがに紙で作った鎖飾りとかは使ってないよ!
一通り準備が終わり、まったりとしていると合格発表が済んだダグが戻ってきました。ぴょんっと飛びついたら軽々抱きとめてくれたダグにグリグリと擦り寄って最後に頰にちゅっとキスを。お返しに唇にキスされました! 嬉し恥ずかしだね!
「ただいま、ユキ」
「おかえりなさい!」
「今日はもう休みだ。午後から楽しみだな」
「うん!」
一昨日の試験中と昨日の会議中、それから今日の合格発表の間ダグは僕の側にいられなかったからって今日の午後と明日丸一日お休みなのです! アルバスさんが調整してくれたんだよ。今度お礼にお菓子焼きます!
上着を脱いでから僕を抱えたままカウチに座ったダグはさっきまでのとろりとした甘さを感じさせない真剣な顔になった。
「サダンの結果、聞くか?」
「……ん、聞く」
緊張でドクドクと心臓が鳴るのがわかります。まるで自分の合否判定を聞く時みたいに緊張して、喉もカラカラです。
緊張してゴクリと喉を鳴らす僕に、ダグはたっぷりと間を開けてからニヤリと笑って口を開いて────
「────合格だ!」
「……っ、やったぁああああ!!」
やった! やった! サダン君が受かった! サダン君、ヴィルヘルムの騎士になるんだ!!
嬉しさのあまりガバリとダグに抱きついた僕を、ダグもギュッと抱き返してくれて、2人でギュウギュウと抱きしめ合います。
ひとしきり抱きしめあってちょっと冷静になったらダグがもう少し詳しく教えてくれました。
「かなり優秀な成績で満場一致の合格だったんだ。実力もさることながら瞬時に周囲の状況を理解する理解力とそれに応じて即座に動く判断力もなかなかのものだ。あいつはまだまだ強くなるぞ」
「サダン君すごい! 僕も負けてられない……!」
「はは、ほどほどにな。ユキの魔法は十分強い」
魔法の腕を褒められて嬉しいけど、だからといって怠けるわけにはいきません……! 魔法を制御する力が衰えないようにちゃんと日頃から訓練しないといけないのです。戦闘職種じゃないから騎士さんほど本格的にではないけどね。自分の身と、身の回りの人くらいは守れるようでなくちゃ。
「ね、今度手合わせして? 久しぶりに実戦形式で魔法使いたい」
ダグは僕にほとんど魔法を撃ってこないけれど、それでも何もしないよりは訓練になるからね。ちゃんと狙ったところに魔法が撃てるかの確認と調節にもなるのです。
「わかった。ユキが元気な時にな」
今も元気なのに明日、と言わないのは……も、もしかして今夜……ちらりと窺うようにダグを見てみると若干ニヤリと笑っていて……うぅ、絶対そうだ。今日の夜、寝かせてもらえない……! 明日の僕が元気とは言い難い状態になるまでされるんだ……!
「~~っ、ごはん!」
「くっくっくっ……そうだな、昼食にしよう。着替えてくるから待っててくれ」
夜どうなるかなんて今考えちゃだめだめ! 下手したら今からそういう雰囲気になっちゃいます……お昼からサダン君との約束があるんだし邪念は振り払うべし!!
どうにかこうにか邪念を振り払い、ダグといつも通りの甘さの空気の中でご飯を食べ終え、ついにサダン君との約束の時間がやってきました! 待ち合わせ場所は僕の部屋へ繋がる廊下の入り口です。僕の護衛騎士さんのうちの1人が連れてきてくれることになっているのです!
随分早めに着いちゃって、そわそわと待っていると向こうから前よりも少したくましくなったサダン君の姿が! 久しぶりで嬉しくて嬉しくて、つい飛びついてしまいました。
「サダン君!!」
「うおっ、と……っぶねぇ……ダグラスさんみたいに軽々受け止められねぇからそんな飛びつくなよ」
仕方ねぇな、といった顔をしたサダン君が懐かしくてぎゅうぎゅうと抱きついてしまいます。微妙に何か言いたげな視線を後ろから感じるけど今だけ許してダグ! ポンポンと頭を撫でてくれるサダン君をぎゅーっと思いっきり抱きしめて満足してから離れるとすかさずダグに抱き上げられました。気にせずサダン君に話しかけます!
「サダン君久しぶり!」
「おう。元気にしてたか?」
「うん! サダン君も元気だった?」
「ああ。……相変わらず溺愛されてんなぁ」
サダン君がそう言ったのはサダン君と話してる間もダグが僕を抱きしめて頭や頬やおでこ……いたるところにキスをしたり、髪に顔を埋めて匂いを嗅いでくるからです。汗かいてないからいいけど……匂いを嗅がれるのはちょっと恥ずかしいです。まぁサダン君に抱きついたことでダグの独占欲が発動したんだろうし好きなようにさせてあげましょう。……少しでも癒しておかないと夜が怖いなんて思ってないよ!!
「あはは……とりあえず僕の部屋行こ? いっぱいお菓子用意してるんだ」
「お、そりゃ楽しみだ」
ふふ、実はラギアスが作ったお菓子も紛れ込ませてるんだよね。あれからもラギアスにはお菓子作りをちょくちょく教えて来たからね! 大分手際よくいろんなお菓子を作れるようになったんだよ。
え、ダグ? ……んー、要監視、かな? 見てないと砂糖と間違えて塩を入れようとしたり……小麦粉と間違えて片栗粉を入れようとしたり……材料を計るところまで僕がやったらあとはある程度出来るようになったよ! 進歩してるはず!
部屋へ着くと、サダン君の目が一気にキラキラと輝きました。お菓子を並べてる机に釘付けになり、チラチラとこっちを見てきます。
「ふふ、合格おめでとう、サダン君。沢山食べてね!」
「おう、ありがとな! 頂きます!」
よし、を得た瞬間サダン君は飛ぶように机に向かい、バイキング形式に並んだスイーツを好きなだけ取り皿にのせ始めました。ラギアスが作ったお菓子ももちろん取っていて、ついつい僕はニマニマと笑ってしまいます!
「うま! 最高にうめぇ! ……っておいユキ、1人じゃ寂しいだろうが。お前もこっち来いよ」
「はーい!」
ダグに降ろしてもらい、僕もお皿を、と思えばリディアがいくつか乗せたお皿を渡してくれました。僕とサダン君はそれを持ってラグの上でまったりと食べることに。
「うめぇ……あー、疲れた身体に効く……」
「お疲れ様。サダン君かっこよかったよ」
大事な試験だったんだもん。気も張ってただろうし疲れて当然です。いっぱい甘いものを食べて癒されてください!
「ん、ありがとな。なんとか受かってよかったよ」
「サダン君優秀だったってダグ言ってたよ? ね、ダグ?」
「ああ、その通りだ。いい動きだったぞ」
「あ、ありがとうございます……!」
憧れの騎士のダグに褒められてサダン君凄く嬉しそうです。僕がおめでとうって言った時より嬉しそうじゃない? ちょっと複雑ですよサダン君!
ひとまず3日に1度を目標に頑張ってまいります。
お待たせしてしまい本当に申し訳ありません……
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今日は騎士団入団試験の合格発表の日です! 午前中に発表があって、午後からはサダン君とお茶をする約束なのです! 朝ダグを見送った僕はいそいそと騎士さんやお手伝いの神官さんの手も借りてパーティーの用意です!
なんのパーティーか? まだ未定です! サダン君が受かったかどうかはサダン君より先に知るのはって思ったからまだ教えてもらってなくてわからないので、受かってたらおめでとうパーティーだけど、万が一! 万が一落ちてたら再会やったねパーティーなのです。お昼ご飯食べてからパーティーだから、お昼にダグに教えてもらうのです……!
「これはこちらでよろしいですか?」
「うん、ありがとう」
新たに机を持ってきてもらってそこにケーキを中心にいろんなお菓子を並べて……もちろんまだフードカバーは外してないけどね! あとは部屋中にお花を飾ったりしてうんと華やかにしました! さすがに紙で作った鎖飾りとかは使ってないよ!
一通り準備が終わり、まったりとしていると合格発表が済んだダグが戻ってきました。ぴょんっと飛びついたら軽々抱きとめてくれたダグにグリグリと擦り寄って最後に頰にちゅっとキスを。お返しに唇にキスされました! 嬉し恥ずかしだね!
「ただいま、ユキ」
「おかえりなさい!」
「今日はもう休みだ。午後から楽しみだな」
「うん!」
一昨日の試験中と昨日の会議中、それから今日の合格発表の間ダグは僕の側にいられなかったからって今日の午後と明日丸一日お休みなのです! アルバスさんが調整してくれたんだよ。今度お礼にお菓子焼きます!
上着を脱いでから僕を抱えたままカウチに座ったダグはさっきまでのとろりとした甘さを感じさせない真剣な顔になった。
「サダンの結果、聞くか?」
「……ん、聞く」
緊張でドクドクと心臓が鳴るのがわかります。まるで自分の合否判定を聞く時みたいに緊張して、喉もカラカラです。
緊張してゴクリと喉を鳴らす僕に、ダグはたっぷりと間を開けてからニヤリと笑って口を開いて────
「────合格だ!」
「……っ、やったぁああああ!!」
やった! やった! サダン君が受かった! サダン君、ヴィルヘルムの騎士になるんだ!!
嬉しさのあまりガバリとダグに抱きついた僕を、ダグもギュッと抱き返してくれて、2人でギュウギュウと抱きしめ合います。
ひとしきり抱きしめあってちょっと冷静になったらダグがもう少し詳しく教えてくれました。
「かなり優秀な成績で満場一致の合格だったんだ。実力もさることながら瞬時に周囲の状況を理解する理解力とそれに応じて即座に動く判断力もなかなかのものだ。あいつはまだまだ強くなるぞ」
「サダン君すごい! 僕も負けてられない……!」
「はは、ほどほどにな。ユキの魔法は十分強い」
魔法の腕を褒められて嬉しいけど、だからといって怠けるわけにはいきません……! 魔法を制御する力が衰えないようにちゃんと日頃から訓練しないといけないのです。戦闘職種じゃないから騎士さんほど本格的にではないけどね。自分の身と、身の回りの人くらいは守れるようでなくちゃ。
「ね、今度手合わせして? 久しぶりに実戦形式で魔法使いたい」
ダグは僕にほとんど魔法を撃ってこないけれど、それでも何もしないよりは訓練になるからね。ちゃんと狙ったところに魔法が撃てるかの確認と調節にもなるのです。
「わかった。ユキが元気な時にな」
今も元気なのに明日、と言わないのは……も、もしかして今夜……ちらりと窺うようにダグを見てみると若干ニヤリと笑っていて……うぅ、絶対そうだ。今日の夜、寝かせてもらえない……! 明日の僕が元気とは言い難い状態になるまでされるんだ……!
「~~っ、ごはん!」
「くっくっくっ……そうだな、昼食にしよう。着替えてくるから待っててくれ」
夜どうなるかなんて今考えちゃだめだめ! 下手したら今からそういう雰囲気になっちゃいます……お昼からサダン君との約束があるんだし邪念は振り払うべし!!
どうにかこうにか邪念を振り払い、ダグといつも通りの甘さの空気の中でご飯を食べ終え、ついにサダン君との約束の時間がやってきました! 待ち合わせ場所は僕の部屋へ繋がる廊下の入り口です。僕の護衛騎士さんのうちの1人が連れてきてくれることになっているのです!
随分早めに着いちゃって、そわそわと待っていると向こうから前よりも少したくましくなったサダン君の姿が! 久しぶりで嬉しくて嬉しくて、つい飛びついてしまいました。
「サダン君!!」
「うおっ、と……っぶねぇ……ダグラスさんみたいに軽々受け止められねぇからそんな飛びつくなよ」
仕方ねぇな、といった顔をしたサダン君が懐かしくてぎゅうぎゅうと抱きついてしまいます。微妙に何か言いたげな視線を後ろから感じるけど今だけ許してダグ! ポンポンと頭を撫でてくれるサダン君をぎゅーっと思いっきり抱きしめて満足してから離れるとすかさずダグに抱き上げられました。気にせずサダン君に話しかけます!
「サダン君久しぶり!」
「おう。元気にしてたか?」
「うん! サダン君も元気だった?」
「ああ。……相変わらず溺愛されてんなぁ」
サダン君がそう言ったのはサダン君と話してる間もダグが僕を抱きしめて頭や頬やおでこ……いたるところにキスをしたり、髪に顔を埋めて匂いを嗅いでくるからです。汗かいてないからいいけど……匂いを嗅がれるのはちょっと恥ずかしいです。まぁサダン君に抱きついたことでダグの独占欲が発動したんだろうし好きなようにさせてあげましょう。……少しでも癒しておかないと夜が怖いなんて思ってないよ!!
「あはは……とりあえず僕の部屋行こ? いっぱいお菓子用意してるんだ」
「お、そりゃ楽しみだ」
ふふ、実はラギアスが作ったお菓子も紛れ込ませてるんだよね。あれからもラギアスにはお菓子作りをちょくちょく教えて来たからね! 大分手際よくいろんなお菓子を作れるようになったんだよ。
え、ダグ? ……んー、要監視、かな? 見てないと砂糖と間違えて塩を入れようとしたり……小麦粉と間違えて片栗粉を入れようとしたり……材料を計るところまで僕がやったらあとはある程度出来るようになったよ! 進歩してるはず!
部屋へ着くと、サダン君の目が一気にキラキラと輝きました。お菓子を並べてる机に釘付けになり、チラチラとこっちを見てきます。
「ふふ、合格おめでとう、サダン君。沢山食べてね!」
「おう、ありがとな! 頂きます!」
よし、を得た瞬間サダン君は飛ぶように机に向かい、バイキング形式に並んだスイーツを好きなだけ取り皿にのせ始めました。ラギアスが作ったお菓子ももちろん取っていて、ついつい僕はニマニマと笑ってしまいます!
「うま! 最高にうめぇ! ……っておいユキ、1人じゃ寂しいだろうが。お前もこっち来いよ」
「はーい!」
ダグに降ろしてもらい、僕もお皿を、と思えばリディアがいくつか乗せたお皿を渡してくれました。僕とサダン君はそれを持ってラグの上でまったりと食べることに。
「うめぇ……あー、疲れた身体に効く……」
「お疲れ様。サダン君かっこよかったよ」
大事な試験だったんだもん。気も張ってただろうし疲れて当然です。いっぱい甘いものを食べて癒されてください!
「ん、ありがとな。なんとか受かってよかったよ」
「サダン君優秀だったってダグ言ってたよ? ね、ダグ?」
「ああ、その通りだ。いい動きだったぞ」
「あ、ありがとうございます……!」
憧れの騎士のダグに褒められてサダン君凄く嬉しそうです。僕がおめでとうって言った時より嬉しそうじゃない? ちょっと複雑ですよサダン君!
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