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第8章
③
しおりを挟むほどこうともがけばより一層締まってしまう。そうこうしているうちに胸元の汗を舐めとられ、熱い吐息がかかりながらさらに熱い舌がヌルヌルと這い回る。
「俺以外の、他のキャストにもこんなことをしているんですか?」
「そんなことはお前が知らなくていいことだ。お前は俺様のこの体、味、感覚を全て知って記憶しろ。そして、求めろ。俺様の求めに応じろ」
手を出している可能性がある。その相手が、ハスキーさんでないことをとにかく祈る。
キモチワルイ。嫌。嫌で嫌でたまらないのに。オーナーが指で、手のひらで、舌で触れるところが痺れて、熱くなる。
元々体が興奮していたせいもあって、快感を感じ始めるのに時間がかからなかった。今更ながらに酔いが回ってきてさらに力が抜ける。
腹、腰のあたりに強く吸い付かれ赤い花を咲かされた。1つ、2つ、3つ……
やがてズボンとベルトが下ろされれば俺のチンコがお目見え。が、酔いのせいでフニャフニャ。これで諦めて捨ててくれるか?
「へぇ。これは俺様の腕の見せどころか。面白い」
関係なかったらしい。むしろやる気になってしまった。笑ってるよ、この悪魔。
次に取り出したのは筒状の機械。車の中に全部常備してるのか?ローションを、その機械の穴の中に垂らすと俺のフニャチンに機械をかぶせた。
全くやる気のないフニャチンの根元まで機械が進むと、カチッと音がした。
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