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第20章
④
しおりを挟むへーぇ。俺のことを抱きたいけど、俺に抱かれる気が満々だったってわけだ?えろいなぁ。
「入るかどうか……っ、やってみれば、いいだろ」
「じゃ、遠慮なく。息、大きく吐いて力を抜いてください。俺のチンコ、銀次さんのナカに入れますね」
煽られたんで、素直に乗ります。銀次さん、すっごく俺に早く入れてほしいみたいだし?俺もほら、我慢の限界だったところだったし?
やったぁ。ってね。
俺のを軽く扱いて、銀次さんの穴へあてがう。穴から染み出すヌルヌルをまとって、穴に先端を押し込む。「あ」と銀次さんの声が出た所で引っ込め、もう1回押し込んでクプッとくびれまで。
痛……くはなさそう。じゃあこのまま奥まで、行かずに抜く。
「え?どうして、何で抜いたんだ?俺は大丈夫だから、奥まで入れろよ」
銀次さんが不安そうに起き上がり、見つめてくる。可愛くて、思わずチュッ。チュッチュッと舌を舐めまわし、トンッと肩を押して押し倒した。
「ちょっとイジメてみたくて。フフフッ。可愛くおねだり、できますか?ちゃんとできたらコレ、奥までずっぷり入れてあげるんですけど……」
銀次さんの片足を持ち上げて俺の肩に乗せ、太ももの内側にキス。強く吸い付いて真っ赤な痕をつけながら、広げた穴にチンコの先が出たり入ったり。
もうこれだけでも気持ちいいんだけど、太もも美味しいし。舐め舐め。チラッと目を向けたら、もっと可愛かった。
「なんだよ、入れるのが怖いのかと思っちまったぜ。ネコだろうとタチだろうと、蛍樹と心も体も繋がれるのをずっと夢見ていたんだ。俺を蛍樹で満たして、夢を現実にしてくれよ」
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