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322、皆気合いが入ってるよ(例外もいるよ)
しおりを挟む東メンバーはクラッシュが、西メンバーはセイジさんが連れて現地集合することになったクエスト当日。
インベントリに考えうる限りの必要なものを詰め込んでヴィルさんの部屋をノックすると、ヴィルさんは既にいなかった。きっとクラッシュの店に行ってるんだろうな。最近すごくクラッシュと仲良くなったらしいから。っていうかクラッシュ、弟子か何かだと思ってるっぽい。この間、肩を竦めながら「ヴィルって無鉄砲だからなんか放っておけないんだよね」と苦笑していたし。その顔はまるで、弟を見るお兄ちゃんのようだった。
ヴィデロさんはキッチンで鎧を着込み、腰にお父さんの形見の剣を下げている。カッコいい。
俺はいつものヴィデロさん装備を纏って、しっかりと調薬キットも錬金釜もインベントリに突っ込んでいる。腕にはしっかりとドイリーを巻き、今の俺は雷無効、MP半減装備。完璧。
どんな内容になるんだろうなあ。ドキドキする。メンバーがメンバーだから、そこまでピンチになることはないだろうけど。
ヴィデロさんも用意が終わったようなので、2人で並んでクラッシュの店に跳んだ。
やっぱりというかなんというか、ヴィルさんは既にクラッシュの店に来ていた……んだけど。
「ヴィルさんの装備……なんか、凄い……」
ヴィルさんは、今までの初期装備姿じゃなくて、モスグリーンの腰までのマントを肩からバサッと羽織って、その下にはシルバーの鎧を着ていた。本格的な鎧じゃなくて、胸と腕と腰と足が覆われるやつ。そして腰には滅茶苦茶強そうな細身の剣を下げていて、腕には数個のアクセサリーが付いている。腰に下げているちいさな袋がインベントリと繋がってるらしい。
「おはようマック。何とか装備は整えたよ。全て天使に見立ててもらったものだけどね。彼は目利きだね」
「何言ってんの。店を構える俺が物の良しあしを見定められなくてどうするっての」
「確かにそうだな」
そんなことを言っているうちに、またも店のドアが開いた。
今度はエミリさんが顔を出した。
「皆そろってたのね。そろそろ行く?」
そう言って笑顔で入って来たエミリさんも、気合が入った格好をしていた。
籠手とブーツと腰装備が頑丈そうな何かの革で出来ていて、絡まっている蔦がすごくかっこいい。胸当ては少し傷が入っているけれど、手入れがしっかりしているのか、すごく輝いている。腰にはやっぱり剣。
「エミリさんの得意なのって、魔法なんですか? 剣なんですか?」
「両方よ。でも私の場合、魔法は攻撃魔法のみよ。回復はどうも苦手なのよね」
うう、強い。エミリさんを怒らすとこの国が5秒で焦土と化すって誰が言ってたんだっけ。勇者だ。あの勇者にそんなことを言わしめるエミリさん、実はとんでもないよな。
ヴィデロさんとエミリさんとヴィルさんとクラッシュが剣を使うだろ。勇者も雄太も海里も剣、そしてユイは魔法はすごいし、ブレイブは飛び道具。しかも命中率はぴか一。『白金の獅子』のメンバーもとんでもない強さだし、戦闘で足手まといになるの、やっぱり俺だけっぽい。仕方ない。ここは大人しくひたすらアイテムばらまき係になろう。少しは役に立つだろ。
溜め息を吐きながらもう一度インベントリの中身を確認していると、クラッシュがいつもの格好のままカウンターの中から出てきて、「じゃあそろそろ行こうか」と俺たちに声を掛けた。
アレ、クラッシュ、装備は?
その疑問が顔に出たのか、クラッシュは俺の方を向いて、肩を竦めた。
「俺なんかの剣の腕で、このメンバーと並んで前衛なんて出来ないからね」
「クラッシュ結構剣使えたじゃん」
「でもこの間ヴィルと一緒に魔法の講習受けたら、そっちの方がしっくり来たから、今日は俺、後衛ね」
「後衛……って、魔法の講習受けたんだ」
「うん。その前はウノに跳んで素材の見分け方っていうのを一緒に受けたんだけど、結構ためになったよ」
ヴィルさんとクラッシュは一体何をしてるんだ。っていうかヴィルさんが何を目指しているのかわからない。さすが『探究者』だ。と感心していたら、ウノの街に行ったときに、ついでにジョブおっさんにヴィルさんは何が向いているのか訊いたらしいんだ。そしたら、おっさんの答えが「一つに絞るより色んな事をしてみた方がいいんじゃないか。視野が広がってさらに伸びそうだ」だったとか。だから片っ端から興味あることをやってみてるらしい。それに付き合うクラッシュも大変だ。お疲れ様。ってふと横を見たら、げんなりしたヴィデロさんの顔が目に入って、ヴィデロさんもなんか色々付き合わされてるんだってことがうかがい知れた。待って、ヴィデロさんと一緒に行動とか、ちょっとずるい羨ましい。ヴィデロさんは俺の大事な人なんだから。
少しだけムッとしたのでヴィデロさんにくっついてみる。途端に表情が緩むヴィデロさんに胸が高鳴る。好き。
とヴィデロさんの胸を堪能していたら、クラッシュに後ろから小突かれた。
「だから行くってば。それともマックはヴィデロと二人で行く?」
「それもいい」
クラッシュの冗談に真顔で答えると、半眼のクラッシュが「はいはい」とさっさとエミリさんとヴィルさんを連れて魔法陣で消えてしまった。
「俺たちを気遣ってくれたのかな?」
粋なことをする、と思ってると、ヴィデロさんが笑いながら「呆れただけのような気もするけど、そんな前向きなマックも可愛い」と呟いていた。
数分ほどクラッシュに遅れて現地に着くと、すでに西陣営の人たちも集まっていた。
そして雄太が呆れたような顔を俺に向けた。
「わざわざ二人で」
「クラッシュが気を利かせてくれたんだ」
「あまりにも目の前でイチャイチャしてたから、店主さんが呆れて置いてっただけじゃねえのか?」
「流石高橋。それだよそれ。もっと言ってやってよ」
雄太の言葉に、当のクラッシュが笑いながら肯定していた。あ、ヴィデロさんの言ってたことが正解だったのか。なんだ。ちょっと感動したのに。
無意識に口を尖らすと、クラッシュにその口を掴まれた。伸びる。伸びるから。
ヴィデロさんの迫力ある笑顔に「ごめんごめん」と手を引いたクラッシュに軽くキックをお見舞いしながらメンバーを見回す。
なんていうか。
俺、場違いなんじゃなかろうか、と思っちゃうような、最終決戦的な雰囲気のメンバーが集合していた。
セイジさんもボロボロだった外套を改め、すごく偉大な魔導士みたいなかっこいい雰囲気になってるし、雄太たちも全身装備を固めていつでも魔王を討てるぜおらあ、な雰囲気を出してるし、『白金の獅子』は静かに強者のオーラを醸し出してるし、勇者なんか、魔王討伐時に着ていた鎧を身に着け、気後れする程の覇気を出していた。
東陣営を見回して、鎧姿のエミリさんとヴィルさん、そしてヴィデロさんがまた、その雰囲気に負けてないほどかっこいい。そしていつもと変わらないクラッシュにふと目が留まる。
「何かクラッシュがクラッシュですごく安心する……」
「俺が何だよ。それを言ったらマックだろ。一人のほほーんとしてて安心する」
「これでも結構緊張してるんだよ?」
「緊張? どこが?」
「二人の会話を聞いてると和むからやめろ」
俺とクラッシュの会話にすかさず雄太が割って入る。
そんな俺たちを、魔王討伐メンバーは何だか子供を見守る親のような目で見ていた。……気がする。セイジさんは見た目俺たちとほぼ同じくらいなのになあ。やっぱりお父さんか。
入口に立って、祈りの形に手を組み、祝詞を唱える。
相変わらず岩には『更なる力を求めんとする者 ここに祈りを捧げ 奥の神殿にて力を示せ』と古代魔道語で書かれており、俺がとりあえず狭い岩場に立って祈ることになったんだけど。
祝詞を唱えても、古代魔道語は何の反応も見せなかった。相変わらずそこには『更なる力を求めんとする者 ここに祈りを捧げ 奥の神殿にて力を示せ』と描かれていた。
「『祈り』スキルの祈りじゃダメなのかな」
全然反応しない岩場に首を傾げて、その古代魔道語に手を触れる。すると、錬金釜に手を置いたときに魔力を入れるときのような感覚になった。
そして、頭の中に低い低い声が響いた。
『更なる力を求めんとする者 ここに祈りを捧げ 奥の神殿にて力を示せ』
祈り、祈りって、スキルの祈りじゃないんだ。
どんなだろう。
更なる力を求める祈り。
横で心配げに見ているヴィデロさんとクラッシュに目配せしてから、俺は口を開いた。
「この世界を救えるような力を求める」
声に出した瞬間、岩に触れていた指先が、その岩の中に吸い込まれ始めた。
うわ、勝手に入ってく!
俺は慌てて、下にも聞こえるように大声で叫んだ。
「岩に触れて魔力を注いだら、力が欲しいって祈って……!」
「マック……!」
慌ててヴィデロさんも岩に触れて、「マックを守れるほどの力を!」と叫ぶ。俺が岩に吸い込まれる前にヴィデロさんの手も岩の中に消え始めたので、安心して手を繋ぐ。
二人で一緒に岩に消えていくのを、クラッシュが苦笑して見ていた。
岩に身体が埋まってるのに手を引っ張られる感触しかしないまま、俺とヴィデロさんは暗い洞窟の中に出た。
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