413 / 744
連載
496、『魔魚の肝』で試行錯誤
しおりを挟むログインした後朝起きて一緒に朝ご飯を食べて、行ってらっしゃいとヴィデロさんを送り出した俺は、早速調薬の部屋に向かった。
昨日愛し合ったあと布団に潜り込んでログアウトした俺は、ネットを駆使して毒抜き関係をひたすら調べたせいで、ちょっと寝不足である。
欠伸を噛み殺しつつ肝を一つ取り出して、テーブルの上に置いた。
向こうとこっちでは魔素とかそういう不確定要素が入ってくる分、調べた知識も意味ないかもしれないけど、行き当たりばったりよりはましだよな、と色々器具を並べていく。
「まずはオーソドックスにキュアポーションに漬けてみるか」
キュアポーションの蓋を開けて、そのまま直に切り刻んだ小さな肝を入れてみる。
肝って言っても本当の魚の肝みたいに生モノ的見た目じゃなくて、鉱石と間違えそうな感じの硬い見た目の物質だ。でもナイフで普通にさくっと切れるし、特に硬いと感じることもない。
そしてもう一つの猛毒を消せる獣人の村で大活躍した毒消しを取り出して、同じようにコロンと入れた。
あとは、何に漬けてみようかな。
考えて、水と塩水と聖水を取り出した。
だんだん楽しくなってきた。
しばらく放置して鑑定眼を使ってみると、水と塩水につけた物は全く変わらず、毒消しとキュアポーションに漬けたやつは黒っぽい色だったものが薄くなっていて、聖水に漬けた物に至っては、透明になっていた。どういうことだろう。
「キュアポーションは……『魔魚を形成する部位の一欠片。毒含有率54%。使うと毒が含まれたものが出来上がる』ダメだね。次は毒消し、と。『魔魚を形成する部位の一欠片。毒含有率24%。使うと毒が含まれた物が40%の確率で出来上がる。スタミナ上限値微上昇』……あれ?」
二つの欠片を並べて、もう一度鑑定眼を使う。キュアポーションだとスタミナ上限値の表示もなくなるってことは、キュアポーションで毒消しする場合はメリットがなくなるのか。
これはダメだな、と溜め息をつきながら聖水に入った物を取り出して鑑定する。
『魔魚を形成する部位の一欠片を浄化した物。魔素含有率17%』
鑑定眼で出てきた文字を読んで、これこそアウトだ、と溜め息を吐く。浄化されて何一つ成分が残ってないみたいな感じだ。ってことは、ダガーの糧にはなるってことかな。でもそれだと何で雄太たちが俺に渡したのかわからなくなるよなあ。漬けるのは間違いなのか。
透明になった肝のひとかけらはとても綺麗だけど、それだけじゃ何にもならないもんなあ。魔素が含まれていても、スタミナ上限値が上昇しないんじゃ却下。
「水にさらす系は違うのか。ってことは、擂り下ろして調薬してみる?」
あれだけさくっと切れたんだから、擂るのもそんなに難しくないかも。そう思ったのは正解で、硬い肝をスリコギで潰すと、ちゃんと潰れた。
ゴリゴリしながら何と調薬してみよう、と考える。何のレシピにも載ってないんだよなあ。まだ手に入れてないレシピとか。それとも調薬する物じゃないとか。
頭を悩ませながら粉末状にすると、それをとりあえず毒消しの作用のあるブルベルの実と混ぜてみる。
あ、黒くならない。ってことは、一応調薬できるってことか。
あとは何を入れてみようかな。
思いつくままに入れていくと、月光草を入れたところで調薬キットの中身が黒くなった。
「失敗した……それまではいい感じだったのに」
でも調薬でも使えるってことかな。
成功してないからまだレシピにはなってないけど。
取り合えず調薬といえばヒイロさんだろ、と頷いて、俺はいま混ぜ合わせた材料と調薬キットをインベントリにしまい込んで、獣人の村に行くことにした。
最近獣人の村に向かう人が多すぎる、ということで、洞窟の裏手の方に転移で出てきた俺は、近くにプレイヤーがいて魔物と戦ってるのをマップで確認しつつそっと洞窟に入った。
長光さんの刀があるから、洞窟内の魔物たちも結構簡単にいなせるのが助かる。
一人でも進むのが楽で、たまにはソロで魔物の道を歩くのもいいのかもな、なんて足を速めた。
途中ゆったり歩くパーティーや、魔物と戦ってる人たちとすれ違いつつ、走って奥に進むと、ジャル・ガーさんがいる石室の前になぜか列が出来ていた。
一番後ろに並んでいる人に「これ、どうしたんですか?」と訊くと、垂れ目の戦士風のプレイヤーが「獣人の村に行けるか審査待ちの列。行ったことあるならこっちの列じゃなくて、部屋の中にもう一つ列があるから、そっちだ」と教えてくれた。丁寧にありがとうございます。
お礼を言って並んでる脇を抜けていくと、確かに数人だけが並んでいる列がもう一本あった。
その先には、ユイルたちの住んでいるナム村の獣人じゃない狸の獣人さんが立っていた。
ジャル・ガーさんも石化を解かれて一人一人に声をかけている。
「お、マックじゃねえか。どうなってんだよ一体、この人だかりは」
「それは俺のセリフです」
ジャル・ガーさんが少しだけ疲れたような顔をして、息を吐く。
多分アレだ。週末は人が集まるんだよな。
「休みを利用しねえとゆっくり獣人の村を堪能できねえからな」
「そうだそうだ! ってか結構はぶかれてんな……基準は何なんだよ!」
ジャル・ガーさんの列に並ぶ人の間から声が跳ぶ。確かに、動物好きには獣人の村なんて垂涎の聖地だよね。
次々判定が下されてるんだけど、半数くらいが「出直してこい!」とジャル・ガーさんに追い出されるので、並んでる人たちは少しだけ腰が引けているようだった。
誰も文句言わないのかな、なんて思ってたら、昨日「何でダメなんだよ大人しく村に入れろよ!」と喚いた人がジャル・ガーさんの咆哮ひとつで死に戻りさせられたそうだ。
その人、どうやら獣人を捕まえて無理やりパーティーに入れようとか画策してたらしい。自分から一緒に行きたいって言うんだったらきっとジャル・ガーさんもオランさんも止めないとは思うけど、無理やりはダメだよ。
その話を聞いて思わずあきれ顔を向けてしまうと、周りの人たちが目を逸らした。
そして、その目を逸らした人たちは大分おかえり願われたようだった。
これだけ人がいたら、勝手に村に行くのもよくないよな、と村に行く人の列で待ってると、そこに待機していた獣人さんが俺を手招きした。
「前に持ってきた菓子くれるんならすぐに送ってやるぞ」
「賄賂ですね」
「ああ。めっちゃうめえからな。出来ればジャル様の分も頼む。さっきからこの騒動で朝飯くいっぱぐれてるんだ。腹減って……」
「了解です」
別に賄賂として渡したいわけじゃないけど、腹減ったと言われたら出したくなるよね。
「昨日魚をたんまり釣ってきたから、その料理もあるけど食べます?」
「魚? 魚って……うめえのか?」
「めちゃうまです」
なんか裏取引してね? とかいう声を聞き流しながら、俺はインベントリからふわふわドーナツを10個くらい取り出した。
ふわっといい香りが部屋を満たす。
ごくりと喉のなる音がしたけど、これは目の前の獣人さんたちの分だから。
ついでに作りすぎてインベントリ行きになった魚料理も皿ごと取り出して、手渡しする。
ジャル・ガーさんにも渡すと、ジャル・ガーさんは嬉しそうに破顔した。よほど腹が減っていたらしい。
ドーナツと煮魚のおいしそうな匂いが洞窟に充満する。
並んでる人たちが「俺も腹減った……」とか呟いてるけど、皆の分はさすがにないよ。
狸の獣人さんは恐る恐る煮魚をフォークで突き刺して、一口食べる。
そして、目を見開いて、「う、うめえ……!」と一気に骨ごと口に突っ込んだ。
「え、なに、魚ってどこで狩れるんだ? 俺、今度狩ってこよう」
「狩るんじゃなくて、釣るんですけど」
「釣る? どうやって?」
「釣り竿で」
「今度じっくり教えてくれ」
ぺろりと口周りを舐めた狸の獣人さんは、ドーナツを懐にしまい込んで、俺の手を掴むと、ジャル・ガーさんに「ちょっくら置いてきます」と声をかけて魔法陣を描いた。
すぐにナム村の森に着く。
狸の獣人さんがまたな、と戻って行ったので、村に向けて足を進めた。
「何だこりゃ。『魔魚の肝』?」
ヒイロさんに見せると、ヒイロさんは面白そうに肝を手に取って眺めてみたり匂いを嗅いでみたり爪で突いてみたりした。
「毒素……聖水に」
「漬けたら肝心の成分もなくなりました」
「キュアポーションで」
「漬けたら毒成分が中途半端に残って肝心の成分はなくなりました」
「前のアレの毒消しで」
「漬けたら成分は消えなかったけど毒素も残りました」
「ひと通りやったのか」
「はい。でもってこれ」
さっき途中まで作ってたレシピを手書きした物をヒイロさんに差し出すと、ヒイロさんは首を傾げた。
「なんだって中途半端だな」
「その後月光草を入れたら失敗したんで」
「これに月光草を入れたら魔力過多で失敗すんのは当たり前だろ?」
ヒイロさんがなんてことないように言うので、俺は衝撃を受けた。
え、もしかしてヒイロさん、色んな素材の内包魔力とかそんなのまで覚えてたりする……?
思わず指さしてそう言うと、ヒイロさんは「普通覚えるだろ? じゃねえと失敗しちまう」とさらっと答えていた。
な、なんてことだ……調薬って、奥が深い。どこまで調べてどこまで覚えればいいんだ調薬。
床に手をついて項垂れていると、ヒイロさんがカラカラと笑った。
「そんな硬くなるなよ。すぐ覚えるって。だって鑑定眼で見えるだろ? 内包魔力の量」
「見えません……」
さらに項垂れると、ヒイロさんはさっきの俺と同じように衝撃を受けた顔をして、動きを止めた。
2,385
あなたにおすすめの小説
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
全8話
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /c
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
できるかぎり毎日? お話の予告と皆の裏話? のあがるインスタとYouTube
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【完結】この契約に愛なんてないはずだった
なの
BL
劣勢オメガの翔太は、入院中の母を支えるため、昼夜問わず働き詰めの生活を送っていた。
そんなある日、母親の入院費用が払えず、困っていた翔太を救ったのは、冷静沈着で感情を見せない、大企業副社長・鷹城怜司……優勢アルファだった。
数日後、怜司は翔太に「1年間、仮の番になってほしい」と持ちかける。
身体の関係はなし、報酬あり。感情も、未来もいらない。ただの契約。
生活のために翔太はその条件を受け入れるが、理性的で無表情なはずの怜司が、ふとした瞬間に見せる優しさに、次第に心が揺らいでいく。
これはただの契約のはずだった。
愛なんて、最初からあるわけがなかった。
けれど……二人の距離が近づくたびに、仮であるはずの関係は、静かに熱を帯びていく。
ツンデレなオメガと、理性を装うアルファ。
これは、仮のはずだった番契約から始まる、運命以上の恋の物語。
嫌われ魔術師の俺は元夫への恋心を消去する
SKYTRICK
BL
旧題:恋愛感情抹消魔法で元夫への恋を消去する
☆11/28完結しました。
☆第11回BL小説大賞奨励賞受賞しました。ありがとうございます!
冷酷大元帥×元娼夫の忘れられた夫
——「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」
元娼夫で現魔術師であるエディことサラは五年ぶりに祖国・ファルンに帰国した。しかし暫しの帰郷を味わう間も無く、直後、ファルン王国軍の大元帥であるロイ・オークランスの使者が元帥命令を掲げてサラの元へやってくる。
ロイ・オークランスの名を知らぬ者は世界でもそうそういない。魔族の血を引くロイは人間から畏怖を大いに集めながらも、大将として国防戦争に打ち勝ち、たった二十九歳で大元帥として全軍のトップに立っている。
その元帥命令の内容というのは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。
ロイは妻であるリネ・オークランスを亡くし、悲しみに苛まれている。あまりの辛さで『奥様』に関する記憶すら忘却してしまったらしい。半ば強引にロイの元へ連れていかれるサラは、彼に己を『サラ』と名乗る。だが、
——「失せろ。お前のような娼夫など必要としていない」
噂通り冷酷なロイの口からは罵詈雑言が放たれた。ロイは穢らわしい娼夫を睨みつけ去ってしまう。使者らは最愛の妻を亡くしたロイを憐れむばかりで、まるでサラの様子を気にしていない。
誰も、サラこそが五年前に亡くなった『奥様』であり、最愛のその人であるとは気付いていないようだった。
しかし、最大の問題は元夫に存在を忘れられていることではない。
サラが未だにロイを愛しているという事実だ。
仕方なく、『恋愛感情抹消魔法』を己にかけることにするサラだが——……
☆お読みくださりありがとうございます。良ければ感想などいただけるとパワーになります!
【完結済】「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
【完結】悪役令息の従者に転職しました
* ゆるゆ
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました。
皆でしあわせになるために、あるじと一緒にがんばるよ!
透夜×ロロァのお話です。
本編完結、『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました!
時々おまけを更新するかもです。
『悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?』のカイの師匠も
『悪役令息の伴侶(予定)に転生しました』のトマの師匠も、このお話の主人公、透夜です!(笑)
大陸中に、かっこいー激つよ従僕たちを輸出して、悪役令息たちをたすける透夜(笑)
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
もう殺されるのはゴメンなので婚約破棄します!
めがねあざらし
BL
婚約者に見向きもされないまま誘拐され、殺されたΩ・イライアス。
目覚めた彼は、侯爵家と婚約する“あの”直前に戻っていた。
二度と同じ運命はたどりたくない。
家族のために婚約は受け入れるが、なんとか相手に嫌われて破談を狙うことに決める。
だが目の前に現れた侯爵・アルバートは、前世とはまるで別人のように優しく、異様に距離が近くて――。
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。