32 / 33
第2章 『その優しい音色ったら』
9.間違ってる訳でもない
しおりを挟む
「おー、すごい人! 賑やか! うんうん、これぞ夏祭りって雰囲気だねぇ」
榎本さんが、キラキラと目を輝かせて言う。
辺りが薄暗くなり始めた頃、僕らは夏祭りの会場についた。
大きめの公園を中心とした、すぐ隣に河川も流れる、とても落ち着いた場所だった。
周囲の様相は思い出のそれを聊か変わっているものの、確かに懐かしく思うのは、それが間違いないものであるからだろう。
屋台の並びもその当時とは異なるけれど、どれも覚えのあるものばかりだ。
あそこでご飯ものを買って、あっちでお菓子類を調達して、あの頃は許されていた手持ち花火をやって――思い出せるだけでも、楽しいものだった。
「何から食べよっか?」
ワクワクを隠しきれない彼女が、ふんふん鼻を鳴らしながら興奮気味に尋ねる。
「何からしよっか、じゃない辺り、榎本さんらしいですね」
「わ、やな言い方。誰が食い意地張ってるって?」
「そこまで言ってませんよ。何か食べてる時の貴女が、楽しそうで羨ましいってだけです」
「むぅ、そんなに面白そうに食べてる?」
「というより、幸せそうです」
一緒に駄菓子を買いに行った時、手土産にぼうろを持っていた時、彼女は何でもないそれらに舌鼓を打ち、とにかくも楽しそうに食べていた。
口の中いっぱいに放り込んだものを、恥ずかし気もなく咀嚼して、豪快に飲み込むのだ。
遠慮のない、いや何かを食べるということそれ自体を楽しむような姿に、僕はひどく心を打たれた。
「悠希くん、夏祭りと言えば?」
「焼きそば」
「私はたこ焼き派! よし行くぞー、突撃ー!」
榎本さんの豪快な掛け声の元、しかしその身体を押すのは僕の加減。
人混みの中、慎重に慎重に彼女のことを運ぶ僕とは打って変わって、はやくはやくと急かす。
誰かに当たっても知りませんよ。そう言うと、ケラケラと上機嫌に笑いながらも落ち着いてくれた。
時間はまだまだある。
ゆっくり楽しめば良いんだ。
「たこ焼き一つ、じゃなくて二つ!」
「あいよ!」
挨拶の言葉も無しに注文をぶつける榎本さんに、屋台のおじさんは動じることなく同じくらいのテンションで快活な声と笑顔を返す。
白シャツに、頭に巻かれた無地のタオル。おお、これぞ屋台番のおっちゃんだ。
そんな当のおじさんは、人と接することには随分と慣れているらしい。
まあ、そうでないと屋台なんてやらないんだろうけれど。
内気で静かな屋台の店番なんて、見たことがない。
「って、二つも食べるんですか?」
「何言ってるの、君の分だよ」
「えっ、僕は焼きそばって――」
「大丈夫大丈夫! お祭り効果で幾らでもスルスル入って行くんだから」
自身のお腹をポンポコ叩きながら、榎本さんは上機嫌に笑う。
そう話す今の貴女自身が、既にお祭り効果に中てられているような。
「おう、若いの二人。お祭りデートかい?」
「えっ!? あ、いや、その――!」
違う、と言ってしまうのは簡単だった。
けれど――なぜか、そう言いたくないとも思った。
デートは服を見に行く時。それを初めてのデートにするつもりだ。
だからそれまでにもっと仲良くなるって……これは、その過程の一つであって……。
「おじさん、私たちは――」
「……デート、みたいなやつ、です」
小さく言った後で、彼女の言葉を制したことに気が付いた。
驚いた顔で振り返る彼女。
しまったと思った刹那、彼女はとても柔らかく――嬉しそう、と表現するには自惚れている感もあるけれど、それくらい柔らかく笑って、正面に顔を戻すのだった。
「そ、デートみたいなやつ。友達なんだ。こないだ知り合ったの」
「おうおう良いなぁ。俺の若ぇ頃なんて、女の子と出掛けることなんざしたことなかった」
「うそ、意外。ブイブイ言わせてたんじゃないの?」
「クラスの人気者っぽい感じですよね」
「あんがとさんだが、こんな見た目と話し方になったんだって、二十歳も見え始めたころだ。おうおう機嫌よくなった、一つはまけといてやる!」
「やった、タダ飯!」
「言い方」
「ははっ! 面白ぇやっちゃな! よし来た、どっちもまけといて――」
「やるなバカタレ! 腐っても商売でしょうが、一つだけにしときんさい!」
不意に飛んで来た平手打ち――にも動じないおじさんの手捌き。
彼女さん、いや奥さんかな。同じくらいの歳頃の女性が、腰に手を当て大きな溜め息を吐いた。
「悪いねー若いの、こいつ調子に乗り易いから。おまけは片っぽだけだ」
「十分です。ありがとうございます」
「ん、持って行きな」
ササっと袋に纏められたそれらとお金を、手渡し、手渡される。
あ、と小さく零した榎本さんのことは、敢えて無視をしておいた。
視線だけでも寄越すと、お金のことですぐに噛みつかれそうだ。
「毎度あり、お二人さん。またいつかどっかで会えたらいいな」
遠慮なく歯を見せて笑うおじさん。
隣に並んだ女性の方も、何だかんだと楽しそうに笑って送り出してくれた。
「ええ、またどこかで。ありがとうございました」
「美味しくいただきまーす!」
会釈と共に言う僕と、手を振り言う榎本さん。
この感じなんだろうな、人を惹きつける魅力ってやつは。
そんなことを思いながら、受け取った物は彼女に持ってもらって、僕の空いた手はハンドルに掛けた。
「おうあんちゃん」
身を翻し、屋台から離れ始めた僕のことを、おじさんが控えめな声で呼び留める。
顔だけで振り返った僕に、
「せっかくの祭りなんだ、楽しんで行けな」
優しく、そんなことを言うのだった。
大人の勘なのか、はたまた体験からか――僕らの関係なんて知るはずもないけれど、友達、知り合ったばかり、デート、なんて単語の数々から、僕が彼女のことを落そうとでもしていると解釈したような台詞だ。
――まあ、間違ってるとも言えないけれど。
もっと仲良くなりたい、とは思う。
でなきゃ、誘うこともなかったし。
「――はい」
頷き、確と返して、僕は再び歩き出した。
「どしたの?」
「……何でも」
彼女には聞こえていたのか、いなかったのか。
そう返す僕には、ふぅん、とだけ応えて、榎本さんはまた正面へと向き直った。
榎本さんが、キラキラと目を輝かせて言う。
辺りが薄暗くなり始めた頃、僕らは夏祭りの会場についた。
大きめの公園を中心とした、すぐ隣に河川も流れる、とても落ち着いた場所だった。
周囲の様相は思い出のそれを聊か変わっているものの、確かに懐かしく思うのは、それが間違いないものであるからだろう。
屋台の並びもその当時とは異なるけれど、どれも覚えのあるものばかりだ。
あそこでご飯ものを買って、あっちでお菓子類を調達して、あの頃は許されていた手持ち花火をやって――思い出せるだけでも、楽しいものだった。
「何から食べよっか?」
ワクワクを隠しきれない彼女が、ふんふん鼻を鳴らしながら興奮気味に尋ねる。
「何からしよっか、じゃない辺り、榎本さんらしいですね」
「わ、やな言い方。誰が食い意地張ってるって?」
「そこまで言ってませんよ。何か食べてる時の貴女が、楽しそうで羨ましいってだけです」
「むぅ、そんなに面白そうに食べてる?」
「というより、幸せそうです」
一緒に駄菓子を買いに行った時、手土産にぼうろを持っていた時、彼女は何でもないそれらに舌鼓を打ち、とにかくも楽しそうに食べていた。
口の中いっぱいに放り込んだものを、恥ずかし気もなく咀嚼して、豪快に飲み込むのだ。
遠慮のない、いや何かを食べるということそれ自体を楽しむような姿に、僕はひどく心を打たれた。
「悠希くん、夏祭りと言えば?」
「焼きそば」
「私はたこ焼き派! よし行くぞー、突撃ー!」
榎本さんの豪快な掛け声の元、しかしその身体を押すのは僕の加減。
人混みの中、慎重に慎重に彼女のことを運ぶ僕とは打って変わって、はやくはやくと急かす。
誰かに当たっても知りませんよ。そう言うと、ケラケラと上機嫌に笑いながらも落ち着いてくれた。
時間はまだまだある。
ゆっくり楽しめば良いんだ。
「たこ焼き一つ、じゃなくて二つ!」
「あいよ!」
挨拶の言葉も無しに注文をぶつける榎本さんに、屋台のおじさんは動じることなく同じくらいのテンションで快活な声と笑顔を返す。
白シャツに、頭に巻かれた無地のタオル。おお、これぞ屋台番のおっちゃんだ。
そんな当のおじさんは、人と接することには随分と慣れているらしい。
まあ、そうでないと屋台なんてやらないんだろうけれど。
内気で静かな屋台の店番なんて、見たことがない。
「って、二つも食べるんですか?」
「何言ってるの、君の分だよ」
「えっ、僕は焼きそばって――」
「大丈夫大丈夫! お祭り効果で幾らでもスルスル入って行くんだから」
自身のお腹をポンポコ叩きながら、榎本さんは上機嫌に笑う。
そう話す今の貴女自身が、既にお祭り効果に中てられているような。
「おう、若いの二人。お祭りデートかい?」
「えっ!? あ、いや、その――!」
違う、と言ってしまうのは簡単だった。
けれど――なぜか、そう言いたくないとも思った。
デートは服を見に行く時。それを初めてのデートにするつもりだ。
だからそれまでにもっと仲良くなるって……これは、その過程の一つであって……。
「おじさん、私たちは――」
「……デート、みたいなやつ、です」
小さく言った後で、彼女の言葉を制したことに気が付いた。
驚いた顔で振り返る彼女。
しまったと思った刹那、彼女はとても柔らかく――嬉しそう、と表現するには自惚れている感もあるけれど、それくらい柔らかく笑って、正面に顔を戻すのだった。
「そ、デートみたいなやつ。友達なんだ。こないだ知り合ったの」
「おうおう良いなぁ。俺の若ぇ頃なんて、女の子と出掛けることなんざしたことなかった」
「うそ、意外。ブイブイ言わせてたんじゃないの?」
「クラスの人気者っぽい感じですよね」
「あんがとさんだが、こんな見た目と話し方になったんだって、二十歳も見え始めたころだ。おうおう機嫌よくなった、一つはまけといてやる!」
「やった、タダ飯!」
「言い方」
「ははっ! 面白ぇやっちゃな! よし来た、どっちもまけといて――」
「やるなバカタレ! 腐っても商売でしょうが、一つだけにしときんさい!」
不意に飛んで来た平手打ち――にも動じないおじさんの手捌き。
彼女さん、いや奥さんかな。同じくらいの歳頃の女性が、腰に手を当て大きな溜め息を吐いた。
「悪いねー若いの、こいつ調子に乗り易いから。おまけは片っぽだけだ」
「十分です。ありがとうございます」
「ん、持って行きな」
ササっと袋に纏められたそれらとお金を、手渡し、手渡される。
あ、と小さく零した榎本さんのことは、敢えて無視をしておいた。
視線だけでも寄越すと、お金のことですぐに噛みつかれそうだ。
「毎度あり、お二人さん。またいつかどっかで会えたらいいな」
遠慮なく歯を見せて笑うおじさん。
隣に並んだ女性の方も、何だかんだと楽しそうに笑って送り出してくれた。
「ええ、またどこかで。ありがとうございました」
「美味しくいただきまーす!」
会釈と共に言う僕と、手を振り言う榎本さん。
この感じなんだろうな、人を惹きつける魅力ってやつは。
そんなことを思いながら、受け取った物は彼女に持ってもらって、僕の空いた手はハンドルに掛けた。
「おうあんちゃん」
身を翻し、屋台から離れ始めた僕のことを、おじさんが控えめな声で呼び留める。
顔だけで振り返った僕に、
「せっかくの祭りなんだ、楽しんで行けな」
優しく、そんなことを言うのだった。
大人の勘なのか、はたまた体験からか――僕らの関係なんて知るはずもないけれど、友達、知り合ったばかり、デート、なんて単語の数々から、僕が彼女のことを落そうとでもしていると解釈したような台詞だ。
――まあ、間違ってるとも言えないけれど。
もっと仲良くなりたい、とは思う。
でなきゃ、誘うこともなかったし。
「――はい」
頷き、確と返して、僕は再び歩き出した。
「どしたの?」
「……何でも」
彼女には聞こえていたのか、いなかったのか。
そう返す僕には、ふぅん、とだけ応えて、榎本さんはまた正面へと向き直った。
0
あなたにおすすめの小説
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
罪悪と愛情
暦海
恋愛
地元の家電メーカー・天の香具山に勤務する20代後半の男性・古城真織は幼い頃に両親を亡くし、それ以降は父方の祖父母に預けられ日々を過ごしてきた。
だけど、祖父母は両親の残した遺産を目当てに真織を引き取ったに過ぎず、真織のことは最低限の衣食を与えるだけでそれ以外は基本的に放置。祖父母が自身を疎ましく思っていることを知っていた真織は、高校卒業と共に就職し祖父母の元を離れる。業務上などの必要なやり取り以外では基本的に人と関わらないので友人のような存在もいない真織だったが、どうしてかそんな彼に積極的に接する後輩が一人。その後輩とは、頗る優秀かつ息を呑むほどの美少女である降宮蒔乃で――
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
Emerald
藍沢咲良
恋愛
教師という仕事に嫌気が差した結城美咲(ゆうき みさき)は、叔母の住む自然豊かな郊外で時々アルバイトをして生活していた。
叔母の勧めで再び教員業に戻ってみようと人材バンクに登録すると、すぐに話が来る。
自分にとっては完全に新しい場所。
しかし仕事は一度投げ出した教員業。嫌だと言っても他に出来る仕事は無い。
仕方無しに仕事復帰をする美咲。仕事帰りにカフェに寄るとそこには…。
〜main cast〜
結城美咲(Yuki Misaki)
黒瀬 悠(Kurose Haruka)
※作中の地名、団体名は架空のものです。
※この作品はエブリスタ、小説家になろうでも連載されています。
※素敵な表紙をポリン先生に描いて頂きました。
ポリン先生の作品はこちら↓
https://manga.line.me/indies/product/detail?id=8911
https://www.comico.jp/challenge/comic/33031
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる