せめて最高の終焉を。

クールで無口な一匹狼、白石つぐみ。
青春を謳歌する周囲には目もくれない彼女にやたらと干渉する
明るく朗らかなクラスメート、宮代深凪。

正反対な二人だが、強引な深凪はつぐみの心を塞ぐ重い扉の鍵をこじ開けようと試みる。

その先に待つつぐみの孤独の理由を、深凪はまだ知らなかった。
つぐみは彼に、自分からは絶対に言わなかった。
知られてしまったらもう、うまく笑えないから。


「私の幸せって、なんだと思う?」

「分からない。でも、幸せにしたい」

「じゃあお願い。私に――せめて最高の終焉を」


孤独に生きて孤独に死ぬ――
そんな彼女の寂しすぎる生き方を変えたのは、果たして幸か不幸か。
これは、「幸せ」に振り回されたとある少女の物語。

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 病気、ところどころいじめの表現があります。ご了承ください。
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