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その声で③※
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……あ、アストルディア。多分また笑った。
だからその顔、俺に見せろって。
『番のこんな煽情的な声を聞いていて、自分を慰めずにいられると思うか?』
距離は離れていても、顔を見えなくても、アストルディアも自分と同じように声だけで興奮している。そう思ったら少しだけ、自分で慰めるしかない切なさが薄れた気がした。
『しかし、エディ。いつもあんなに気持ち良さそうにしていたのに、奥が弄れないのは辛いな。今度、俺の性器を型どったものを、エディに送ろうか。エディの中が、俺の形を忘れないように』
「……やだ……んんっ……本物のアスティのちんこがいい」
形を忘れないようにと言うが、そもそもアストルディアのちんこは胎内でどんどん大きくなっていくから、型をとっても再現はできないと思う。
それに指だけならともかく、道具を使ってアナニーをするのは、何というかこう、精神的にくるものがある。下手にそんなものを使って癖になるよりは、またアストルディアとヤれるようになると信じて待ちたい。多分アストルディア、孕ませオッケーになったら今まで以上にタガが外れて、道具なんか使う余裕与えてくれなくなると思うし。
『そうだな。俺もエディの中に俺以外のものを挿れさせたくはない。……それじゃあ、エディ。物足りないだろうが、前と後ろを同時に刺激してイクといい。俺も同時にイクようにするから』
「……オナニーでイったら……アスティの精液は、どうなんの?」
『どうなるも何も、当然外に出すしかないだろう。いつも通りなら射精は30分ほど続くから、こぼれないよう多めにタオルを用意しておく必要がありそうだな』
普段は長い時間をかけてお腹がパンパンになるまで俺の胎内に放出され、射精が終わってなお入口に栓をされて胎内にとどまり続けるアストルディアの精液が、ただタオルに出されてしまうのを想像したら、なんだかとても切なくなった。
妊娠させられないように調整させられている以上、どこに出されようと同じはずなのに、すごくもったいない気がしてしまう。
『番の中に出せない射精は虚しいが、こうやってエディと会話をしながらだと大分気持ちが慰められるな。……だがやっぱり、叶うことならお前の中に出したい』
「アス、ティ」
『瘤を入れて溢れ出てこないように蓋をして……ふっ……お前の胎内に溜まった精液を全て出しながら、繋がったままその背を抱いて過ごす時間は、たまらなく幸せなんだ……足りないものを取り戻したような、欠けたものが埋められたような……満ち足りた気分になる』
甘い睦言のようなアストルディアの言葉に疼いた奥を宥めるように指で前立腺を刺激しながら、俺はもう片方の手をちんこへと伸ばした。
結論から言えば、テレフォンセックスでも俺は十分イケた。アストルディアも、同じタイミングで射精していたようだし、通信を切った今も恐らく精液を出し続けていることだろう。
アスティの声が聞こえなくなった指輪を抱えながら、一人ため息を吐く。
「……なんかすげぇ変態的プレイをした感はあるのに、物足りねぇってどういうことだ」
倒錯的な特殊プレイも興奮するけど、やっぱりアストルディアの生ちんこには敵わない。すっかりそう言う風に体を作り変えられてしまったと、改めて思い知らされる。
「……早く結婚して、またヤりまくりてぇな……」
ーーいやいや結婚はあくまで、戦争回避の為であって、俺の満たされない性欲は二の次だ。
わかっちゃいるけど、どうしようもなく子宮が疼く。仕方ない、もう俺の尻穴は二度と排泄器官には戻れなくなっているのだから。俺をそう言う体にした、アストルディアが悪いのであって、俺は悪くない。
「向こうは向こうで順調に交易の準備が進んでいるらしいから、もしかしたら一年も待たなくていいかもしれないしな」
お試しから始まった鉱夫の派遣はトラブルなく続いていて、最近ではセネーバ行きを自ら希望する鉱夫も増えてきた。
ゼルさんの尽力のおかげで、派遣鉱夫達と鉱山の獣人達の仲は良好。魔石も傷がない質が良いものを手に入れられるようになり、辺境伯領を潤わせ始めている。
だからその顔、俺に見せろって。
『番のこんな煽情的な声を聞いていて、自分を慰めずにいられると思うか?』
距離は離れていても、顔を見えなくても、アストルディアも自分と同じように声だけで興奮している。そう思ったら少しだけ、自分で慰めるしかない切なさが薄れた気がした。
『しかし、エディ。いつもあんなに気持ち良さそうにしていたのに、奥が弄れないのは辛いな。今度、俺の性器を型どったものを、エディに送ろうか。エディの中が、俺の形を忘れないように』
「……やだ……んんっ……本物のアスティのちんこがいい」
形を忘れないようにと言うが、そもそもアストルディアのちんこは胎内でどんどん大きくなっていくから、型をとっても再現はできないと思う。
それに指だけならともかく、道具を使ってアナニーをするのは、何というかこう、精神的にくるものがある。下手にそんなものを使って癖になるよりは、またアストルディアとヤれるようになると信じて待ちたい。多分アストルディア、孕ませオッケーになったら今まで以上にタガが外れて、道具なんか使う余裕与えてくれなくなると思うし。
『そうだな。俺もエディの中に俺以外のものを挿れさせたくはない。……それじゃあ、エディ。物足りないだろうが、前と後ろを同時に刺激してイクといい。俺も同時にイクようにするから』
「……オナニーでイったら……アスティの精液は、どうなんの?」
『どうなるも何も、当然外に出すしかないだろう。いつも通りなら射精は30分ほど続くから、こぼれないよう多めにタオルを用意しておく必要がありそうだな』
普段は長い時間をかけてお腹がパンパンになるまで俺の胎内に放出され、射精が終わってなお入口に栓をされて胎内にとどまり続けるアストルディアの精液が、ただタオルに出されてしまうのを想像したら、なんだかとても切なくなった。
妊娠させられないように調整させられている以上、どこに出されようと同じはずなのに、すごくもったいない気がしてしまう。
『番の中に出せない射精は虚しいが、こうやってエディと会話をしながらだと大分気持ちが慰められるな。……だがやっぱり、叶うことならお前の中に出したい』
「アス、ティ」
『瘤を入れて溢れ出てこないように蓋をして……ふっ……お前の胎内に溜まった精液を全て出しながら、繋がったままその背を抱いて過ごす時間は、たまらなく幸せなんだ……足りないものを取り戻したような、欠けたものが埋められたような……満ち足りた気分になる』
甘い睦言のようなアストルディアの言葉に疼いた奥を宥めるように指で前立腺を刺激しながら、俺はもう片方の手をちんこへと伸ばした。
結論から言えば、テレフォンセックスでも俺は十分イケた。アストルディアも、同じタイミングで射精していたようだし、通信を切った今も恐らく精液を出し続けていることだろう。
アスティの声が聞こえなくなった指輪を抱えながら、一人ため息を吐く。
「……なんかすげぇ変態的プレイをした感はあるのに、物足りねぇってどういうことだ」
倒錯的な特殊プレイも興奮するけど、やっぱりアストルディアの生ちんこには敵わない。すっかりそう言う風に体を作り変えられてしまったと、改めて思い知らされる。
「……早く結婚して、またヤりまくりてぇな……」
ーーいやいや結婚はあくまで、戦争回避の為であって、俺の満たされない性欲は二の次だ。
わかっちゃいるけど、どうしようもなく子宮が疼く。仕方ない、もう俺の尻穴は二度と排泄器官には戻れなくなっているのだから。俺をそう言う体にした、アストルディアが悪いのであって、俺は悪くない。
「向こうは向こうで順調に交易の準備が進んでいるらしいから、もしかしたら一年も待たなくていいかもしれないしな」
お試しから始まった鉱夫の派遣はトラブルなく続いていて、最近ではセネーバ行きを自ら希望する鉱夫も増えてきた。
ゼルさんの尽力のおかげで、派遣鉱夫達と鉱山の獣人達の仲は良好。魔石も傷がない質が良いものを手に入れられるようになり、辺境伯領を潤わせ始めている。
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