『窓』 白金~アルビノ~零足壱

 青海真由は、誰もが優等生と認める高校一年生であり、誰もが謗るであろう悪だった。そのまま進めば、白紙の進路調査書には『悪党』なんて書いたかもしれないが、蛇の道で出逢うのは蛇である。彼女の自身の悪行によって冬眠から覚めた蛇である。
 そして彼女の人生は大いに曲がる。片恋の末の狂心か、それとも非合理への渇望か。とにもかくにも大いに曲がる。あくまでも、この世という地獄で喘いだ彼女の息は、いつしか微風となって、伝染させる。

 本編『白金~アルビノ~零』に繋がる短編、その第壱番。
※訳あって、非道な乱文、御寛恕を。 
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