静かな夜に揺れる心:触れてはいけない想いと孤独の温度

しらかわからし

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第2話:孤独の温度

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唇が離れたあと、和聖は麻衣子の胸と太ももの間を愛撫しながら、首筋にキスをした。

麻衣子は全身の力が抜けていき、彼は彼女のスカートを捲り上げた。

あっという間に下着は丸見えになり、彼の手がショーツの中に滑り込み麻衣子の秘めた一点を優しく触った。

互いの微かに漂う酒の匂い。ぼってりと厚いヌラヌラとした舌が唇を割り、麻衣子の口中に滑り込んだ。

和聖の深く優しいキスにより彼女の力は抜けていった。彼女はソファに寝かされた。

耳元で囁く声。

「前からお継母さんと、こうなりたかった」

嘘でも嬉しかった麻衣子はその言葉のお礼のように、彼の怒張する威厳に手を添え硬くなっている感触を楽しんだ。あと数分の後に自身の中に入る怒張だ。湧き出る欲望を抑え切れず、和聖は自身でズボンとトランクスをずり下ろした。

彼女はゆっくりと左右の太ももを開くと彼の指が布越しを一撫でした。既に熱を帯び濡れていた。和聖は我慢が出来なくそのまま麻衣子の下着を一気に脱がした。

「あっ! あん!」

腰が浮いた。

「お継母さん……愛してます」
「私も愛してるわ」

そしてそのままグッと男の威厳が聖域に隠れると、卑猥な音をたてながら奥へ奥へと侵入した。ビクビクビクッと彼女の全身が震え、次に電流が頭の天辺から足の爪先まで流れた。

久々のたくましい感触だった。硬くて熱かった。

激しい抽送で麻衣子は「ダメッ、イッちゃう、イクぅ~!」と達した。しかしそれでもお構いなしに若気の至りで彼は腰を振り続けた。

一度、達した後に時間を置かずに責められると、快感の箍が外れたのか、もしくは壊れてしまったのか貫かれる度に頭が真っ白になって強力な快感が押し寄せ、本当に一突き毎に達していた。

その夜、麻衣子の中で何かが確かに動き始めていた。

それは、孤独の中で見つけた、静かなぬくもりだった。

つづく
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