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14.快感
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絵梨香のキスは私と違って、凄く優しいキスだった。
私の唇は奪われ、身も心も絵梨香に染まりかけてしまう。
そんな、優しいキス。
一度唇が離れる。
「じゃあ、舌入れていい・・?」
「うん・・」
絵梨香は私に確認を取ると私の両手を掴み、恋人繋ぎをした。
慣れているのか段取りは凄く上手い。
私は絵梨香を受け入れるかのように、目を瞑り絵梨香を待つ。
ぷにっとした感触があったと思ったら、今度は口の中に濡れたやわらかい物が入って来た。
やわらかい物は私の舌を見つけると飴のように舐め回し、やがて絡ませてきた。
絡ませてきたのに応答するように、私はやわらかい物を舐めようと舌を動かす。
しかし、そのやわらかい物は口の中に入って10秒ほどで出て行ってしまった。
けれど、10秒ほどしか居なかったのに、感じられた快感は計り知れない。
一昨日、いや一昨日以上の快感を感じられたと行って良いほどに。
「くちゅ」といやらしいリップ音とともに絵梨香の顔は私の顔から離れた。
絵梨香の口と私の口で唾液による糸ができている、それはなんと表現すれば分からないがいやらしい。
「ハァハァ・・どう・・?はーちゃん、イっちゃった?」
「イクって言うのがどうゆうものか分からないけど・・凄く気持ちよかった・・」
「そう・・よかった・・」
絵梨香は安心して肩の力が抜けたのか、背もたれに背中をべったりとくっ付けた。
「ねぇ絵梨香、もう一回シよ・・?」
「も、もう一回・・?」
「うん。」
絵梨香は「もう勘弁して」と言いたげだか、そんなの気にしない。
今は、ただ気持ちよくなりたい、さっきの快感が忘れられない。
「じゃあ、私からするからさ?」
「うぅ・・もうわかったよ・・」
絵梨香は渋々納得すると、私の方に体を寄せる。
それを、私は優しく包み込むように絵梨香の首に手を回した。
「なんか・・ドキドキするね・・?」
「もう・・はーちゃん焦らさないで!」
「怒ってる絵梨香すっごく可愛い・・」
「もう・・」
「もう誰にも渡さないからね。」
「私もはーちゃんの事誰にも渡さない。」
「愛してる。」
二人は同時に愛を誓った。
そして、さっきよりも熱く濃厚なキスをした。
「んちゅ、ぶちゅ」といったいやらしい音が病室内に響く。
『誰かに見られたら』なんてことは考えない、今は私と絵梨香の二人だけの幸せな時間。
舌を絡める度背中に電気なような物が走る、しかし痛みは無くむしろ快感になっていた。
もう何回キスをしたか分からない、それでもお互いに唇を求めあっているから終わりが見えない。
唇があ互いの唾液でべちょべちょになった所で幸せな時間は終わった。
お互いの唇が離れると口と口の間で唾液の糸が出来る。
これが凄くいやらしくて、見るだけでゾクゾクしてしまう。
「ハァハァ・・すっごく気持ちよかったよ・・はーちゃん・・」
「わ、私も・・頭おかしくなりそうだった・・」
「はーちゃん・・」
「なに・・?」
「また、シてくれる・・?」
「もちろん、また絵梨香と大人なキスしたい。沢山シたい。」
「私も、はーちゃんと沢山シたい・・」
「あ、時間だ。私帰るね。」
「行っちゃうの・・?」
「うん、パパとママとご飯食べに行く予定があってね。」
「そうなんだ・・また来てくれる・・?」
「もちろん!」
「じゃあ、行くね。」と絵梨香は言い、ティッシュで口を拭いてから席を立ち上がった。
寂しいなと私が思っていると、絵梨香は腰を曲げて私の唇にキスをした。
「今度は・・私がリードするから、覚悟しててね・・?」
絵梨香は私の耳元で囁くと病室から出て行った。
キスからの囁きのコンボで私はまた気持ち良くなってしまった。
私は、ここで気が付いた。
ズボンの股が濡れていることを。
私の唇は奪われ、身も心も絵梨香に染まりかけてしまう。
そんな、優しいキス。
一度唇が離れる。
「じゃあ、舌入れていい・・?」
「うん・・」
絵梨香は私に確認を取ると私の両手を掴み、恋人繋ぎをした。
慣れているのか段取りは凄く上手い。
私は絵梨香を受け入れるかのように、目を瞑り絵梨香を待つ。
ぷにっとした感触があったと思ったら、今度は口の中に濡れたやわらかい物が入って来た。
やわらかい物は私の舌を見つけると飴のように舐め回し、やがて絡ませてきた。
絡ませてきたのに応答するように、私はやわらかい物を舐めようと舌を動かす。
しかし、そのやわらかい物は口の中に入って10秒ほどで出て行ってしまった。
けれど、10秒ほどしか居なかったのに、感じられた快感は計り知れない。
一昨日、いや一昨日以上の快感を感じられたと行って良いほどに。
「くちゅ」といやらしいリップ音とともに絵梨香の顔は私の顔から離れた。
絵梨香の口と私の口で唾液による糸ができている、それはなんと表現すれば分からないがいやらしい。
「ハァハァ・・どう・・?はーちゃん、イっちゃった?」
「イクって言うのがどうゆうものか分からないけど・・凄く気持ちよかった・・」
「そう・・よかった・・」
絵梨香は安心して肩の力が抜けたのか、背もたれに背中をべったりとくっ付けた。
「ねぇ絵梨香、もう一回シよ・・?」
「も、もう一回・・?」
「うん。」
絵梨香は「もう勘弁して」と言いたげだか、そんなの気にしない。
今は、ただ気持ちよくなりたい、さっきの快感が忘れられない。
「じゃあ、私からするからさ?」
「うぅ・・もうわかったよ・・」
絵梨香は渋々納得すると、私の方に体を寄せる。
それを、私は優しく包み込むように絵梨香の首に手を回した。
「なんか・・ドキドキするね・・?」
「もう・・はーちゃん焦らさないで!」
「怒ってる絵梨香すっごく可愛い・・」
「もう・・」
「もう誰にも渡さないからね。」
「私もはーちゃんの事誰にも渡さない。」
「愛してる。」
二人は同時に愛を誓った。
そして、さっきよりも熱く濃厚なキスをした。
「んちゅ、ぶちゅ」といったいやらしい音が病室内に響く。
『誰かに見られたら』なんてことは考えない、今は私と絵梨香の二人だけの幸せな時間。
舌を絡める度背中に電気なような物が走る、しかし痛みは無くむしろ快感になっていた。
もう何回キスをしたか分からない、それでもお互いに唇を求めあっているから終わりが見えない。
唇があ互いの唾液でべちょべちょになった所で幸せな時間は終わった。
お互いの唇が離れると口と口の間で唾液の糸が出来る。
これが凄くいやらしくて、見るだけでゾクゾクしてしまう。
「ハァハァ・・すっごく気持ちよかったよ・・はーちゃん・・」
「わ、私も・・頭おかしくなりそうだった・・」
「はーちゃん・・」
「なに・・?」
「また、シてくれる・・?」
「もちろん、また絵梨香と大人なキスしたい。沢山シたい。」
「私も、はーちゃんと沢山シたい・・」
「あ、時間だ。私帰るね。」
「行っちゃうの・・?」
「うん、パパとママとご飯食べに行く予定があってね。」
「そうなんだ・・また来てくれる・・?」
「もちろん!」
「じゃあ、行くね。」と絵梨香は言い、ティッシュで口を拭いてから席を立ち上がった。
寂しいなと私が思っていると、絵梨香は腰を曲げて私の唇にキスをした。
「今度は・・私がリードするから、覚悟しててね・・?」
絵梨香は私の耳元で囁くと病室から出て行った。
キスからの囁きのコンボで私はまた気持ち良くなってしまった。
私は、ここで気が付いた。
ズボンの股が濡れていることを。
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