もう涙はいりませんわ

夜桜

文字の大きさ
2 / 12

第2話 金の剣と夕餉の香り

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

剣士に扮した男爵令嬢は、幽居の公子の自由を願う

石月 和花
恋愛
 両親が亡くなって男爵家を叔父に乗っ取られた令嬢のアンナは、騎士だった父から受けた手解きのお陰で、剣を手に取り冒険者として日銭を稼ぎながら弟を育てていた。  そんなある日、ひょんな事から訳ありそうな冒険者ルーフェスと知り合ったのだった。  アンナは、いつも自分の事を助けてくれるルーフェスに、段々と心が惹かれていったが、彼女にはその想いを素直に認められなかった。  何故ならアンナの目標は、叔父に乗っ取られた男爵位を取り返して身分を回復し、弟に爵位を継がせる事だったから。この願いが叶うと、冒険者のルーフェスとは会えなくなるのだ。  貴族の身分を取り戻したい気持ちと、冒険者としてルーフェスの隣に居たい気持ちの間で悩み葛藤するそんな中で、アンナはルーフェスの重大な秘密を知ってしまうのであった…… ## ファンタジー小説大賞にエントリーしています。気に入って頂けましたら、応援よろしくお願いします! ## この話は、別タイトルで小説家になろうでも掲載しています。

離婚するはずの旦那様を、なぜか看病しています

鍛高譚
恋愛
「結婚とは、貴族の義務。そこに愛など不要――」 そう割り切っていた公爵令嬢アルタイは、王命により辺境伯ベガと契約結婚することに。 お互い深入りしない仮面夫婦として過ごすはずが、ある日ベガが戦地へ赴くことになり、彼はアルタイにこう告げる。 「俺は生きて帰れる自信がない。……だから、お前を自由にしてやりたい」 あっさりと“離婚”を申し出る彼に、アルタイは皮肉めいた笑みを浮かべる。 「では、戦争が終わり、貴方が帰るまで離婚は待ちましょう。   戦地で女でも作ってきてください。そうすれば、心置きなく別れられます」 ――しかし、戦争は長引き、何年も経ったのちにようやく帰還したベガは、深い傷を負っていた。 彼を看病しながら、アルタイは自分の心が変化していることに気づく。 「早く元気になってもらわないと、離婚できませんね?」 「……本当に、離婚したいのか?」 最初は“義務”だったはずの結婚。しかし、夫婦として過ごすうちに、仮面は次第に剥がれていく。 やがて、二人の離婚を巡る噂が王宮を騒がせる中、ベガは決意を固める――。

【完結】世間では悪女として叩かれていますが、小さな理解者がいるので大丈夫です。

甘海そら
恋愛
 人の幸せを妬む悪女。  それが王女、エメルダ・シェイルに対する世間の呼び声だった。  確かに、彼女の行いは悪に映るものであった。  国王の家臣への善意を、ことごとく台無しにしてきたのだ。    家臣に王家の子女を嫁がせるとなれば、それに異を唱え破棄にまで追い込んだ。  家臣への加増の話が決まれば、それを直前に取りやめさせた。  家臣への宝物の下賜といったことにも、徹底的に口をはさみ無かったことにさせた。    であれば、彼女は悪女だった。  ただ、そこに私情は無かった。  全ては、国と国民を思えばこその行動だった。  しかし、彼女に理解者はいない。  夜会において、陰口に辟易とすれば1人会場を抜け出すことになる。  そこで出会ったのだった。  庭園の樹木の陰から、その少年は現れた。  クレインと名乗ったその少年は、妙に落ち着いていれば理屈っぽく、そして……エメルダを悪女とすること無かった。

全てが中途半端な俺のお見合い顛末

黒木メイ
恋愛
伯爵家の四男の俺は、昔から全てが中途半端だった。 立場も、能力も。けれど、鬼才と名高い王国軍第三騎士団の団長の目に留まり、副団長に任命された。その日から俺についたあだ名は『ダヴィデ団長の世話係』。実際、俺は騎士としては半人前。他団の副団長は実力が伴っているが、俺は違う。周りからそう言われても仕方ない。と、割り切れなかった。 仕事量は多く、他団の団員からの嫌がらせは日常茶飯事。体力よりも精神が先に限界を迎えそうだった。そんな時に降って湧いた見合い話。俺は深く考えることなく、その話に飛びついた。 ※設定はふわふわ。 ※予告なく修正、加筆する場合があります。 ※小説家になろう様からの転載。 ※『病弱な妹と私のお見合い顛末』のエミリオ視点です。 ※他視点はいずれ投稿するかも?

私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。

小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。 「マリアが熱を出したらしい」 駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。 「また裏切られた……」 いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。 「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」 離婚する気持ちが固まっていく。

老婆令嬢と呼ばれた私ですが、死んで灰になりました。~さあ、華麗なる復讐劇をお見せしましょうか!~

ミィタソ
恋愛
ノブルス子爵家の長女マーガレットは、幼い頃から頭の回転が早く、それでいて勉強を怠らない努力家。さらに、まだ少しも磨かれていないサファイアの原石を彷彿とさせる、深い美しさを秘めていた。 婚約者も決まっており、相手はなんと遥か格上の侯爵家。それも長男である。さらに加えて、王都で噂されるほどの美貌の持ち主らしい。田舎貴族のノブルス子爵家にとって、奇跡に等しい縁談であった。 そして二人は結婚し、いつまでも幸せに暮らしましたとさ……と、なればよかったのだが。 新婚旅行の当日、マーガレットは何者かに殺されてしまった。 しかし、その数日後、マーガレットは生き返ることになる。 全財産を使い、蘇りの秘薬を購入した人物が現れたのだ。 信頼できる仲間と共に復讐を誓い、マーガレットは王国のさらなる闇に踏み込んでいく。 ******** 展開遅めですが、最後までお付き合いいただければ、びっくりしてもらえるはず!

【完結】呪われ令嬢、王妃になる

八重
恋愛
「エリゼ、お前とは婚約破棄させてもらう」 「はい、承知しました」 「い、いいのか……?」 「ええ、私の『呪い』のせいでしょう?」 エリゼ・グローヴは自身の『呪い』のせいで、何度も婚約破棄される19歳の侯爵令嬢。 家族にも邪魔と虐げられる存在である彼女に、思わぬ婚約話が舞い込んできた。 「ヴィンセント王から婚約の申し出が来た」 「え……」 若き25歳の国王からの婚約の申し出に戸惑うエリゼ。 だがそんな国王にも何やら思惑があるようで──。 自身の『呪い』を気にせず溺愛してくる国王に、戸惑いつつも段々惹かれてそして、成長していくエリゼは、果たして『呪い』に打ち勝ち幸せを掴めるのか? 一方、今まで虐げてきた家族には次第に不幸が訪れるようになり……。 ※小説家になろう様が先行公開です ※以前とうこうしておりました作品の一部設定変更、展開変更などのリメイク版です

罪人聖女の幸せな身請け~「死んだ」私を探し続けた彼が、妻にしたいと迎えに来ました~

八重
恋愛
元伯爵令嬢であり教会で聖女として働くフィーネは、親友だと思っていた人に嵌められて、礼拝堂の火事の犯人にされてしまう。 神秘力も低く、『罪人聖女』の烙印を押された彼女は神父によって貴族に売られては、難癖をつけられて出戻る日々。 そんな時、王太子の従兄弟として王政を支えるオスヴァルト・エルツェ公爵が、フィーネを身請けしにくる。 「今日から私の妻だ、フィーネ」 大きな牙を覗かせた口で囁いた彼は、吸血鬼だった。 そして彼は、こう言う。 「まだ気づかない?」 その言葉を聞いたフィーネは、自分の過去と『ある少年』の存在を思い出す。 さらに、吸血鬼だったオスヴァルトの妻になって溺愛されるフィーネには実はある秘密があって……。 ※昔投稿した作品のリメイク版です ※昔の作品タイトル:「吸血鬼の花嫁」  (現作品の旧タイトル:罪人聖女の幸せな結婚) ※他サイトでも公開しております

処理中です...