緋色 秘め色 迷い鬼

巷では、半幽霊という奇妙な病が噂になっている。
それは、あるとき突然、肉体の一部が透けていく病だという。

半幽霊について捜査を始めた永井昭一は、消えた肉体の色を取り戻してくれると噂の、美馬高興を訪ねた。

大きな屋敷にひとりで住む高興は、男とも女ともつかない不思議な存在だった。
高興は、半幽霊を色鬼の仕業だと言う。

消えた高興の幼馴染。
消えていく肉体。
失くした色。

罪悪感に塗りつぶされた二人は、互いに惹かれあい、求め合う。

「私も、色鬼なのですよ」



表紙ははるちゃん(@aida_haruka7)よりいただきました。


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今回は「色」がテーマです。
モノを表す「色」、情事を示す「色」
仏教においての存在そのものを指す「色」
おもしろい言葉だと感じたのがきっかけです。

作中に使っている色の名称については
「暮らしの中にある日本の伝統色」大和書房
より、参考にさせていただきました。


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地雷回避用キーワード:
微グロ表現、複数、無理矢理、CP外の交渉あります。
苦手な方は回避してください。
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