親友の女装姿がめちゃくちゃタイプでした。


ーー彼女が欲しい。

高校生になったら自然と彼女ができるはずと甘い想像をしていた青野恭介は、出会いなんてそう簡単にある訳でもない男子校で理想と現実のギャップに悶々とした日々を送ってた。そんな恭介とは対照的に親友の誠也は今日も隣の学校の女の子から声を掛けられている。どんなに可愛い子にアプローチされても、誠也はいつも塩対応。理想が高いと常々揶揄われていた恭介だが、逆にお前はどんな子がタイプなんだと突っ込まずにはいられない。ある日、恭介はふざけて撮ったという誠也の女装した写真を見る。

ちょっと、待って。俺の理想のタイプ過ぎない……?

衝撃の完成度に誠也の女装姿がしばらく頭から離れない。その夜、とうとう誠也が夢に出てきて……。

意識するなって言う方が無理! 親友の女装姿がめちゃくちゃタイプでした。

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