鳥籠の天使

 目つきも口調も悪く、態度もどこか横柄な神父、オーシュ。
 そのオーシュを幼い頃から傍で見つめる世話焼きシスター、アリサ。

 二人の元に送り込まれたのは、
 混合血を持ち、忌み児として死を強要された天使、セレジェイラだった。

 「三世界の禁忌」を抱えるセレジェイラには、ひた隠しにしたい闇がある。

 彼女が原因で乱れ始める天界と、地上界。


「籠の中に閉じ込められるのはもう嫌だ」

 と言う彼女の言葉に、オーシュは短い息を吐いた。

「……分かった。俺が何とかしてやる。だから、お前も諦めるなよ」
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