拝啓、隣の君へ。

風船を離したら 瞼を閉じている数秒で届かなくなる
自分の手の中に、そばにいると思ってたらすぐ何処かへ行ってしまう
そんなのわかってる、わかってるはずなのにわからない

人が何度も言われたことを理解しているのに、とっさになると忘れるように
当たり前のことだとありがたみを忘れてしまうように、
相手の気持ちを知りすぎて、尊重して、逆にわからなくなる。

人間関係は風船を離すと飛んで戻ってこないように、一度亀裂が入るとなかなか戻らない。

けど飛んで行ってしまったというのは、飛んで行ってからじゃないとわからない。
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