寿命が尽きかけた暗殺者と俊足の騎士は恋に落ちる??!

アサシン――――ー闇に潜み、影を歩む者。死を運び、狙った獲物を確実に仕留める。

彼らは残酷で、無慈悲で、そしてなりよりも美しい。証拠を残さない彼らはまさに殺しのプロだ。アサシンの顔を知っている者はいない。彼らの顔を知る時は既にあの世に行っている。誰も生きては帰れない。

アサシンはどこにでもいる。隣の家に住む陽気なおばさんか?それとも外で楽しく走り回る子供か?はたまた路地裏で毛布に包まって寒さを凌ぐ放浪者か?誰がアサシンなのかわからない。

彼らは仕事の流儀として、暗殺する相手にいろいろな方法で、死の宣告をする。それを受けた者は必ず1週間以内に殺されるのである。

だが、一週間の間、逃げ切った者にはもう誰も手を出さない、と言った掟も存在する。

ドスガレス国の王国騎士バンス・レクザードは俊足の騎士という称号を持ち、その名を各地に轟かせていた。称号の通り、彼は足が早く、動きも俊敏で、目にも止まらぬ速さで、剣を振る。まるで、踊り子が躍るようにしなやかで、確実に敵を沈黙させる。注目を集める彼はドスガレス王国騎士団の次期団長と間違えない、と言われる中、遂にとあるアサシンに暗殺依頼が出されたのであった。

とあるアサシンと死を宣告されたバンスとの奇妙な物語が始まる。
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