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ドラゴンソウル
第28話 インターミッション4
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アースドラゴンが倒され、魔龍の眷属も全て駆逐された。
人々は喜び半分、悲しみ半分。
ずっとここを守ってきた地竜は死んだのだ。
「これからどうやって生きていけばいいのか……」「俺達が頑張るしかないだろう」「どうやって!? 地竜様の守りが無いのに、この恐ろしい世界でどうすれば……」
「安心なさい。世界は守りの竜が救います。あなた方はそれを信じ、日常を取り戻すよう励めばよいのです。あなた方が作り上げた日常は、守りの竜が平和を取り戻した土地に広がります。やがて、またあなた方の時代が来るでしょう」
地に降りた巨大岩から、竜の巫女が告げた。
妙に威厳があるというか、上の立場から喋り慣れている。
地竜の民たちは、思わず聞き入ってしまった。
「竜の巫女様がそうおっしゃるなら……」「あれだけの力を見せた守りの竜……! 信じる価値ありますね!」「頑張ってみます!!」
ちょっと元気になる地竜の民なのだった。
そこへ降り立った守りの竜。
音もなく巨大岩に着地すると、竜は口を開いた。
『あ、ここで結晶の配分ができる。これはね、アーケードで遊ばれていた頃にはなかったシステムなんだけど、後年リメイクされてから追加されたんだって。ボムがないシンプルなゲームだったからね。やっぱり今の遊びに耐えるためには……』
「守りの竜が難しいことをおっしゃっている!!」「偉大な存在の言葉は難解なのだなあ……」
感心する地竜の民。
竜の巫女は慌てて、パタパタと守りの竜の下へ駆け寄っていった。
「遊~! ここで素に戻ってゲームの話をするのは! ほら、戻りましょう。ゲームセンターに戻りましょう!」
『あっ、そうだった』
守りの竜は尻尾を伸ばして、竜の巫女を岩の上まで持ち上げてやる。
二人が乗った岩は、ふわりと浮かび上がった。
そのまま、どこまでも高く上がっていく。
やがて、岩は消えてしまった。
「消えた!」「きっと次なる戦いに挑むんだ!」「ドラコニアに新しい伝説が始まった……!」
地竜の民たちは、とりあえず目の前で起こった事をポジティブに捉えるのが上手いのだった。
※
「戻ってきた……!」
「私、いきなりゲームの話をされて背中にすごく汗をかきました!」
「ご、ごめんごめん」
平謝りする遊なのだった。
ここはゲームセンター“ドリフト”。
第一ステージをクリアした二人はここに戻ってきたのだった。
「いいですか遊。ゲームの話が悪いんじゃありません。時と場合があってですね、皆さんを私が励ましているところなのですから、そこでウキウキにパワーアップの話題をされると空気がですね」
「確かに……!! ごめん、今度から注意します!!」
「よろしい。でも、遊はとってもカッコよかったので、それだけでも私は嬉しいです。今日は良い夢見れそうです」
「お客様、メイクラブはいけませんよ……!!」
「してません! まだ!」
「まだ……? 気を抜くとメイクラブしそうな気配がしたのですが」
店長が柱の陰からじっと見ている。
「んもー。雰囲気を壊されました」
「まあまあ。ちょっと外でジュース買ってくるからさ」
遊は笑いながら席を立った。
自分にはコーラ、セシリアにはサイダーを買う。
「ありがとうございます! ええと、これがインターミッション画面なのですよね」
「うん、そう。結晶を使ってパラメーターを上げたりできるんだ。これが入ったせいで、ヌルゲーになったって批判もあったけど」
「ヌルゲー?」
「簡単過ぎるゲームってこと。ゲームは難しければ難しいほどいい! っていう人は結構いてね」
「クリアできるのはいいことなのではありませんか? 私には分からない世界です……!」
「そうだねえ、趣味人の世界かもねえ」
遊は笑いながら、ドラゴンのパラメーターに結晶によって得られた数値を割り振っていく。
「弾速や弾のサイズも大事だけど、このゲームは自機の遅さがヤバいからね。まずはスピードアップ。ここで使い切っちゃう」
「ふんふん」
分からないなりに、遊が先を見据えて考えているんだろうと理解するセシリア。
サイダーの缶を両手で持って、ちびちび飲んでいる。
「アースドラゴンの結晶を得たでしょ。これが重要。ボスの結晶はスキルを得られる。選択式だね」
画面に表示されているのは。
1・耐久力向上(二回までの被弾に耐えられるようになる)
2・蒸気のブレス(一直線のブレスで薙ぎ払えるようになる。ショット、地上ショットボタン同時押し。薙ぎ払い中は移動不可)
3・地上ショット威力アップ
「3、と」
「一番地味そうですが……?」
「選択肢が増えてもね。地上には後々、厄介な敵も出てくる。だからこれで対処しやすくしておくんだ。シューティングゲームは一発の派手さより、継続力が大事だからね」
「奥深いのですねえ……」
セシリアは大変感心しながら、サイダーをごくごく飲んだ。
「というところでパワーアップは終わり! ……あの、店長。今回もこれで終わりですか? まだやれますよね……?」
店長はにっこり微笑んだ。
「閉店です」
「そんなー」
外に追い出される遊とセシリアなのだった。
人々は喜び半分、悲しみ半分。
ずっとここを守ってきた地竜は死んだのだ。
「これからどうやって生きていけばいいのか……」「俺達が頑張るしかないだろう」「どうやって!? 地竜様の守りが無いのに、この恐ろしい世界でどうすれば……」
「安心なさい。世界は守りの竜が救います。あなた方はそれを信じ、日常を取り戻すよう励めばよいのです。あなた方が作り上げた日常は、守りの竜が平和を取り戻した土地に広がります。やがて、またあなた方の時代が来るでしょう」
地に降りた巨大岩から、竜の巫女が告げた。
妙に威厳があるというか、上の立場から喋り慣れている。
地竜の民たちは、思わず聞き入ってしまった。
「竜の巫女様がそうおっしゃるなら……」「あれだけの力を見せた守りの竜……! 信じる価値ありますね!」「頑張ってみます!!」
ちょっと元気になる地竜の民なのだった。
そこへ降り立った守りの竜。
音もなく巨大岩に着地すると、竜は口を開いた。
『あ、ここで結晶の配分ができる。これはね、アーケードで遊ばれていた頃にはなかったシステムなんだけど、後年リメイクされてから追加されたんだって。ボムがないシンプルなゲームだったからね。やっぱり今の遊びに耐えるためには……』
「守りの竜が難しいことをおっしゃっている!!」「偉大な存在の言葉は難解なのだなあ……」
感心する地竜の民。
竜の巫女は慌てて、パタパタと守りの竜の下へ駆け寄っていった。
「遊~! ここで素に戻ってゲームの話をするのは! ほら、戻りましょう。ゲームセンターに戻りましょう!」
『あっ、そうだった』
守りの竜は尻尾を伸ばして、竜の巫女を岩の上まで持ち上げてやる。
二人が乗った岩は、ふわりと浮かび上がった。
そのまま、どこまでも高く上がっていく。
やがて、岩は消えてしまった。
「消えた!」「きっと次なる戦いに挑むんだ!」「ドラコニアに新しい伝説が始まった……!」
地竜の民たちは、とりあえず目の前で起こった事をポジティブに捉えるのが上手いのだった。
※
「戻ってきた……!」
「私、いきなりゲームの話をされて背中にすごく汗をかきました!」
「ご、ごめんごめん」
平謝りする遊なのだった。
ここはゲームセンター“ドリフト”。
第一ステージをクリアした二人はここに戻ってきたのだった。
「いいですか遊。ゲームの話が悪いんじゃありません。時と場合があってですね、皆さんを私が励ましているところなのですから、そこでウキウキにパワーアップの話題をされると空気がですね」
「確かに……!! ごめん、今度から注意します!!」
「よろしい。でも、遊はとってもカッコよかったので、それだけでも私は嬉しいです。今日は良い夢見れそうです」
「お客様、メイクラブはいけませんよ……!!」
「してません! まだ!」
「まだ……? 気を抜くとメイクラブしそうな気配がしたのですが」
店長が柱の陰からじっと見ている。
「んもー。雰囲気を壊されました」
「まあまあ。ちょっと外でジュース買ってくるからさ」
遊は笑いながら席を立った。
自分にはコーラ、セシリアにはサイダーを買う。
「ありがとうございます! ええと、これがインターミッション画面なのですよね」
「うん、そう。結晶を使ってパラメーターを上げたりできるんだ。これが入ったせいで、ヌルゲーになったって批判もあったけど」
「ヌルゲー?」
「簡単過ぎるゲームってこと。ゲームは難しければ難しいほどいい! っていう人は結構いてね」
「クリアできるのはいいことなのではありませんか? 私には分からない世界です……!」
「そうだねえ、趣味人の世界かもねえ」
遊は笑いながら、ドラゴンのパラメーターに結晶によって得られた数値を割り振っていく。
「弾速や弾のサイズも大事だけど、このゲームは自機の遅さがヤバいからね。まずはスピードアップ。ここで使い切っちゃう」
「ふんふん」
分からないなりに、遊が先を見据えて考えているんだろうと理解するセシリア。
サイダーの缶を両手で持って、ちびちび飲んでいる。
「アースドラゴンの結晶を得たでしょ。これが重要。ボスの結晶はスキルを得られる。選択式だね」
画面に表示されているのは。
1・耐久力向上(二回までの被弾に耐えられるようになる)
2・蒸気のブレス(一直線のブレスで薙ぎ払えるようになる。ショット、地上ショットボタン同時押し。薙ぎ払い中は移動不可)
3・地上ショット威力アップ
「3、と」
「一番地味そうですが……?」
「選択肢が増えてもね。地上には後々、厄介な敵も出てくる。だからこれで対処しやすくしておくんだ。シューティングゲームは一発の派手さより、継続力が大事だからね」
「奥深いのですねえ……」
セシリアは大変感心しながら、サイダーをごくごく飲んだ。
「というところでパワーアップは終わり! ……あの、店長。今回もこれで終わりですか? まだやれますよね……?」
店長はにっこり微笑んだ。
「閉店です」
「そんなー」
外に追い出される遊とセシリアなのだった。
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