渉くんの育性日記

秋元智也

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第十五話 二人だけの時間

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食事を終えてえると食器を置きにいき片付け終わると、席へと
帰ってきた。
渉くんの尻に触れるとビクッと震えだす。
そろそろ中に入れたまま行動するのもキツくなってきたのだろう。

「さぁ、行こか?」
「うん…お姉さん達またね~」
「渉くんまたね~」

手を振って歩き出すが足元がふらついてやばいと思った時には俺の
腕の中にいた。
恥ずかしくて見上げてくる渉くんを俺はなんともなしに持ち上げると、
抱き上げた。

「少し休んだ方がいいね?」
「大丈夫?涼しいところ行った方が?」
「大丈夫です。俺がついてるので。涼しい所で休ませますから。」

俺は渉くんを抱いたまま多目的トイレへと向かった。
原因はわかっている。トイレに入るとパンツごとズボンを脱がすとお尻
を突き上げさせた。

「こんなの入れたままはきついだろ?」
「でも…享さんの入れるのに一日中入れてた方が気持ちいいでしょ?」
「もう、限界じゃないか?足がガクガク言ってるじゃないか?他のアナル
 プラグもあっただろ?」

中のを抜き出すと奥まで太めのが入っていた。
これをつけたまま動いているのは大人でもきつい。
それを、この小さな身体でやるには無理がありすぎる。
すると渉くんのリュックの中から別のアナルプラグが出てきた。
やっぱり持ってきていたのか…。

「取り変えるぞ?」
「待って…一回入れて…我慢できない…」
「ここでか?声抑えれるか?」
「うん…多分…」
「仕方ないな…ほらっこれ咥えてて」

そういうとハンカチを丸めて渉くんの口に噛ませる。
ずっとブラグを咥えていた下の穴はポッカリ空いたまま、入り口をヒク
つかせていた。
硬くなった俺のをゆっくりと挿入するとちゅぽっちゅぽっ と音をたて
ながら抜き差ししてから渉くんを抱えると一気に差し入れた。

「んんんっ!!…んっ…んっ!…っ!!…」
「くっ……きついな…」

つい力を入れたせいか一気に締め付けると渉くんの中が痙攣していた。

「これからはもうちょっと考えなさい」
「は~い。でも…これってドキドキするよね!」

なんだが楽しんでいるように見えた。
俺も確かにスリルがあってドキドキするが、せめて人目のつかないよ
うなところのがよかったと考えていた。
その後も、しばらく回ると楽しそうな渉くんの姿が見れて写真に残す
と部屋にでも飾ろうかと考えていた。

「この写真って現像したら部屋に飾ってもいいですか?」
「あぁ、構わないが…飾りたいか?」
「はい!もっと大きく伸ばして貰って飾りたいです」
「そうか…帰ったらそうしようか?」

夕方になると涼しくなり、暗くなる前にと車へと戻った。
横浜の夜景スポットへと向かうと助手席ですやすやと寝はじめている。

やっぱり子供なんだな~、たまに大人びて見える事もあるけど、こう
やってみると、まだまだ幼く見える。
そこがいいのだが、このままでずっといてほしい…俺の願いはきっと
届かないのだろうな~。

「渉…わたる!…着いたよ~起きれるか?」
「ん?……んん…寝てた?」
「疲れてたんだな~もうすぐ点くからな!」

そういうと、しばらくして一気に点灯する。
ここから見る夜景は綺麗で、昔彼女とも来たことがある。
あの時は別れ話を言う為に最後の夜景だったけど、今日は違う。
自分の性癖を知って、我慢せずにいる事を誓ったあの時から何年が
たったのだろう。

「綺麗だね?享さんは前にも来たことあるの?それとも…」
「渉とのはじめての夜景に!」

車から見る景色は本当に綺麗だった。
シートベルトを外し背もたれを倒すと助手席側へと移った。
渉を見下ろすように覆い被さると服の中へと手を入れて行く。

「いいかい?」
「…うん」

渉も俺へ手を伸ばすと首に腕を絡めるとキスを強請った。
何度もキスをしながら服を取り払っていく。まるで獣のように彼の
身体中にキスを落としながら舐め回す。

「ははっ…いつもよりくすぐったいっ…車汚しちゃうね?」
「いいよ、レンタカーだし…渉の匂いでいっぱいにしよう?」
「享さんのもでしょ?…いっぱい中に出して?」
「仰せのままに…」

暗い車内で時折り車が揺れるが気になるほどではない。
中で何をやっていようがわざわざ覗くもの好きもいない。いたとしても
見えはしないだろう。
いつも蛍光灯の下でしていた行為も、暗いところでは手探り状態だった。
入れるところは身体をなぞって行けばすぐにたどり着いた。
もし、汚してたとしても夜だから分かりゃしないだろう。

「誰かに見られるかも知れないけど、大丈夫?」
「暗くて分からないよ~」
「声は抑えてくれよ?車内って言っても聞こえるからな?」
「うん…頑張る…」

俺はいつも以上に興奮していたのかもしれない。

「わたる…愛してるよっ!」
「僕も…あっ…あぁっ!奥気持ちいいからっ…えっ…ふぇっ!あっ…
 まって…!?やぁあぁっ!うぐっ~んんっ!んんん!!」

渉くんの中に入ると少し出入りさせると一気に奥へと突き入れた。
声が上擦ったように、悲鳴に変わる前に手で口を塞ぐと奥まで入れ込
んだ。
いつもは最奥までは入れないのだが、今日は全部入れてしまいたくな
った。最初に彼を拉致したときは無茶苦茶に抱いてしまおう、依存し
てしまうくらい酷く、そしてトラウマを残すくらいにと毎日、奥まで
入れ続けたが、最近は愛おしきて渉くんが気持ち良さそうなところま
でで制御していた。それでも俺自身気持ちよかったので気にも留めな
かったが、今日は俺自身が気づかぬうちに奥へと全部押し込んでいた。

渉くんの中に精液を出して落ち着いた頃には中が痙攣したまま気絶し
ているのに気づいた。

揺すっても起きないのには少し焦ったが、脈は正常だったし呼吸もち
ゃんと正常だった。

「やり過ぎたか…まぁ、今日は気持ちよかったしいいか!おやすみ渉
 くん…」
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