渉くんの育性日記

秋元智也

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第二十三話 歪んだ愛情

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「あっ…だめっ…でちゃう!…あぁっ!…っ…」
「まさか一人でイったのか?気持ち良かったか?」
「違うっ…ちゃんと入れるからっ…捨てないでっ!」
「ならちゃんと入れて見せてくれないとな?」
「えっ!はっ!享さっ!!…ん?」

渉の動揺する顔を見下ろしながら、揺れる腰を押さえつけると隙間に
ローションを無理矢理入れ込むと渉の手からディルドを取り上げて尻
の隙間を作り、そこにねじ込んでいく。
押さえつけた力で、中へもぐいぐいと入れていく。

自分だと加減してしまうが、俺には壊れたらその時と思っている分大事
な俺のコレクションではあるが、替えはいくらでもいる。

ここまで従順な子は初めてだが、それもそうやって育てればいいだけの
事だ。
壊れれば、そういうお店に売ればいい。
そうやって何人もしてきた。ここまで持った方だ。
悲鳴をあげて俺に爪を立ててきたが、お尻の穴は切れる事なく二本とも
飲み込んでいた。
どっちも動かすとベッドの上で自分から腰を振り悶えてみせてくれた。

お尻の中から二本のとってが蠢いている。
まるで中でもっと奥に入りたがっているように見えてきて俺は渉を捕ま
えると、ベッドに縫い付け、足で奥へと押し込んだ。

「やぁぁっぁぁああぁっっ!!」
「もっと奥に欲しいだろ?しっかり咥えろよ?そしたら俺のも飲ませ
 てやらからな?」

渉の瞳から無数の涙が溢れ落ちてきた。
必死にシーツを掴み耐えている。
10分経ったあと一気に引き抜くと放心状態になりながらビクビクっと
痙攣していた。

「俺のが欲しいか?」
「…ほし…れす…」
「なら、遠慮なく入れるからな!」
「うわぁっ!…あっ…気持ちいい…ですっ…あっ…もっと激しくっ…
 あんっ!」
「欲しいんだろ?もっと欲しがっていいんだぞ?腰振って、もっと!」

渉の必死に求める姿は俺にとっては理想的だった。
このまま成長してしまうのが実に惜しい。
中学に上がる前には壊してしまってもいいのかもしれない。
気を失うまで犯し続けるとついに糸が切れたように倒れ込んできた。

俺も若くないな…こんだけでバテるとはな…。
よいしょっと!
渉を持ち上げる。少し重くなったように思える。
それ以来毎日のように、限界までする日々が続いた。


「長瀬先生、そろそろ卒業式ですね。うちのクラスもなんだかちょっと
 寂しさが込み上げてきますよね~。」
「そうですか?俺は次の一年生のクラスのが楽しみですよ。」
「もう、ですか?なんか切り替え早いですね~」
「そうですかね~、まぁ、そんなもんでしょ?」

卒業式も難なくこなして次の一年生のクラスを受け持つ事になった。
先に生徒名簿を確認し、顔と名前を把握する。
そこには渉そっくりの生徒もいた。

これは…運命か!
渉を手放しても、すぐに替えがいるではないか!?

今日こそ、いっそ壊してしまおうか?あの日から何度も一番大きいので
試しているが、入る気配はない。
もう少しで先端だけでも入りそうというところまでは行くが、それ以上
は渉自身が暴れてしまい、実行出来ずにいたのだ。

「よし、今日こそは何がなんでもやろう!」
「何をするんですか?」
「え!あぁ、こっちの話ですよ!」

鈴木先生はとある毎に聞き耳を立てているようだった。
ローションを買い足すと家へと帰った。
玄関を開けるが中は真っ暗なままだった。

「渉~いないのか?」

出歩かないようにと言っておいたのに、こんな時間まで何をやっている
んだ?
電気をつけるがキッチンには食事の用意もされていない。

「渉!一体何をしてるんだ!」

寝室へと入るがそこには使った後のバイブやローターが転がっているだけ
で渉の姿はない。
そうなると風呂場しか思いつかない。
俺はため息を漏らすと、風呂場へと向かう。電気がつけっぱなしの浴室に
寝そべる影があった。
やっぱりここか…。
扉を開けると叱りつける勢いで叫んでいた。

湯は出しっぱなしで浴槽から溢れ出ていた。
そこには横になったまま動かない渉の姿があった。

「おい、渉!目を覚ましてくれよ!おいって!」

真っ青な唇に血の気が引いたような顔色。
俺が今日は無理にでも入れようとしていた大きめのディルドがすっぽり中
に収まっている。
が、その横から赤いものが流れ出ている。
完全に尻の穴が切れて無理矢理入れたせいかギチギチで取り出すのも苦労
しそうだった。

もしこのまま取り出したらどうなるのか?
これ以上裂けてしまう可能性もある。
そうなったら渉は…?いや、新しい子に替えるチャンスじゃないか?
だが、俺の中で渉を手放したくないと思っている自分がいる。
俺は渉を抱きしめると、スマホを取り出していた。

「すまん、今いいか?ちょっとやばい事になってな、頼めるか?」
「また壊れた子供の処理か?仕方ない連れてこい!」
「違う、助けて欲しい。まだ手放せないんだ…」
「ふ~ん、珍しいな…まぁいい、すぐに連れてこい」

そういうと電話を切って、バスタオルに身体を包むと抱き上げたまま車
に乗せた。

はじめての感情に動揺しながらも俺は渉を連れて昔からのツレの元に行
った。
状況は説明せずとも見て分かったようだ。

「おいおい、子供にこんなの入れさせんなよ。せめてもうちょっと成長
 してからって…お前の場合、この辺が限度か…。」
「いや、まだ手放したくない…」
「そうか?でも、しばらくはここに置いてけよ?縫う事になるが、完全
 に塞がるまで返さねーからな!返したら使うだろ?」
「そんな事…ない…」
「信用できるかよ!まぁ、いい。今日は帰っていいぞ。」

信用できる医者である。ただちょっと色々あって普通にやっていけない
人物ではあった。
なのでヤクザの主治医として生計を立てている。
その為、壊れた後の処理も頼んでいる。
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