Real Copy AVATAR ——アラサー男が、アバター越しに恋をした。——

 今年で33歳になる斉藤拓也は、中国のオンラインモールで『RC-AVATAR(リアル コピー アバター)』という商品を手に入れる。説明書も読まずに開封してしまった拓也は、自分と全く同じ形のコピーロボットを作ってしまう事になった。

・RC-AVATARの特徴
①自分そっくりのコピーロボットを作成出来る。
②そのコピーロボットの見た目をカスタマイズ出来る。
(「顔を小さく」や「足を長く」など、コピー元から逸脱した編集は不可能)
③5Dゴーグルという名のコントローラーで操作する事が出来る。
④AIによる自動運転も可能
※③と④は同時には出来ない。

 コピーロボットをカスタマイズ出来る事を知った拓也は、自分の理想とするルックスへと変えてしまう。元々は小太り気味だった拓也のコピーロボットは、そこそこのイケメンになったのだ。拓也は、そのコピーロボットに『タク』という名前を付けた。

 拓也は勤めていた文具メーカーを2年前に辞め、FXで生計を立てていた。だが成績は芳しくなく、少しでも収入を増やそうと『タク』を操作してアルバイトを始める。そのアルバイト先で、拓也は『タク』越しに白石さんという、1人の女性に恋心を抱いてしまう。

 その後、拓也とタクが取った行動とは……。
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